登録品種データベース

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詳細情報  
作物区分 果樹
農林水産植物の種類 Castanea Mill.
(和名:クリ属
登録品種の名称 人丸
(よみ:ヒトマル  )
出願公表時の品種名称
出願番号 959
出願年月日 1983/10/12
出願公表の年月日 -
登録番号 833
登録年月日 1985/07/06
育成者権の存続期間 18
育成者権の消滅日 1997/07/08
品種登録者の名称及び住所
吉岡次男 (286-0823 千葉県成田市小泉469番地2)
登録品種の育成をした者の氏名
吉岡次男
輸出する行為の制限
指定国
生産する行為の制限
指定地域
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「筑波」と「丹沢」の混植園で発見した偶発実生であり、果皮が光沢のある赤褐色をした、やや早生の品種である。樹姿はやや開張性、樹勢はやや強、枝梢の粗密は密、葉身は長楕円状披針形でやや大きい。雄花穂は長く、雄花穂の姿勢はやや開張している。きゅう果は扁球形、きゅう肉はやや厚く、とげの長さは中で、とげの密度はやや粗である。果実の大きさは中で、「丹沢」と同程度、側果側面は帯円三角、側果横面は尖円、中果側面・中果横面は三角、中果底面はく形である。果皮は赤褐色で光沢があり、座の大きさは中、接線の形は直である。果肉は黄色で、粉質、甘味は多い。成熟期は育成地(千葉県成田市)において9月中旬で、「丹沢」の終り頃から「筑波」の5日前頃までである。きゅう梗の離脱は難、渋皮の剥皮は難、クリタマバチ耐虫性は中で「筑波」と同程度である。「丹沢」と比較して、果皮が赤褐色であること、成熟期が遅いこと等で、「筑波」と比較して、果実が小さいこと、成熟期が早いこと等で、「伊吹」、「銀鈴」及び「国見」と比較して、果皮が赤褐色であること等で区別性が認められる。

出願品種の画像