草姿は中、出穂期は中、穂の形は紡錘状、穂の長さは中、芒の有無は長芒有り、穂の先端の芒の長さはやや長、穂の色は着色、原麦粒の色は赤、まき性は秋まき型、稈の長さは中、ふの色は褐、粒の形は円、千粒重はやや大、うるち・もちの別はうるち、成熟期は中、粒質は中間質である。
出願品種「ナンブキラリ」は、対照品種「銀河のちから」と比較して、Glu-A1遺伝子座にある対立遺伝子の発現がバンド無しであること、Glu-D1遺伝子座にある対立遺伝子の発現がバンド2+12であること、粒質が中間質であること等で区別性が認められる。対照品種「ゆきはるか」と比較して、穂の色が着色であること、原麦粒のフェノール反応による着色の濃淡が濃であること等で区別性が認められる。対照品種「ネバリゴシ」と比較して、芒の有無が長芒有りであること、穂の色が着色であること、稈の長さが中であること等で区別性が認められる。
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