登録品種データベース

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詳細情報  
作物区分 工芸作物
農林水産植物の種類 Camellia sinensis (L.) Kuntze
(和名:茶種
登録品種の名称 鳳春
(よみ:ホウシュン  )
出願公表時の品種名称
出願番号 16618
出願年月日 2004/02/04
出願公表の年月日 2004/12/17
登録番号 14534
登録年月日 2006/12/14
育成者権の存続期間 30
育成者権の消滅日
品種登録者の名称及び住所
京都府 (602-8570 京都府京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町)
登録品種の育成をした者の氏名
上辻久利
村上宏亮
荻安彦
植田和郎
輸出する行為の制限
指定国
生産する行為の制限
指定地域
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「さみどり」の自然交雑実生から選抜して育成されたものであり、育成地(京都府宇治市)におけるほう芽期及び摘採期が早の玉露向きの品種である。樹姿はやや直、樹勢及び株張は中、葉層の厚さはやや厚である。摘採期の茶芽の揃いはやや揃、芽数はやや多、摘芽長はやや長、摘芽の本葉の開葉数及び百芽重は中である。新葉の形は長楕円、大きさはやや大、厚さはやや厚、色は緑、光沢は中、葉質はやや軟である。成葉の形は長楕円、大きさは中、色は緑、葉面のしわは中、葉縁の波はやや少、反転度はやや小である。枝条の分枝数はやや多、節間長は中、着葉角度はやや鋭、ほう芽期及び摘採期は早である。製品の外観の形状、色沢、内質の香気、水色及び滋味は中上である。科学成分のアミノ酸及びタンニンは中、輪斑病抵抗性は強である。「やぶきた」と比較して、成葉の反転度が小さいこと、ほう芽期が早いこと、輪斑病抵抗性が強いこと等で、「さみどり」と比較して、樹姿がやや直であること、ほう芽期が早いこと、輪斑病抵抗性が強いこと等で区別性が認められる。

出願品種の画像
16618_3_2 , 16618_3_3