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この品種は、早熟系の「白鳳」の枝変りであり、果実の外観等は「白鳳」に似ているが、成熟期が「白鳳」より遅く、果実の日持ちが良い中生種である。樹姿は中間型、樹の大きさ、樹勢、枝梢の太さ、節間長はともに中である。葉の大きさは中、花は普通咲で単弁、花弁は淡桃色、花粉は有る。果実の形は円ないし扁円、梗あの深さ・広さは中、縫合線の深さは果頂部、赤道部ともに中である。果実の大きさは280~320gで大、果皮の地色は乳白で、果皮の着色は多く濃い。果肉は乳白色、果肉内・核周囲の着色は少、果肉の繊維は少、果肉の粗密は密、果皮の剥皮性は中であるが、やや剥きにくく、肉質は溶質、甘味は多く、酸味は少ない。核と果肉の粘離は粘核、核は楕円形、核面は粗である。成熟期は満開から111~120日の範囲にあり、育成地(山梨県中巨摩郡櫛形町)において8月上旬で、「西野白桃」及び「山根白桃」とほぼ同時期かやや遅い。果実の核割れは少、裂果は無、果実の日持ちは良い。「白鳳」及び「あかつき」と比較して、成熟期が遅いこと等で、「西野白桃」と比較して、花粉を有すること等で、「山根白桃」と比較して、果実の日持ちが良いこと、無袋において裂果が少ないこと等で区別性が認められる。 |