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この品種は、「興津早生」の一樹変異で、果皮着色が早く、8~9月における減酸が速く進む極早生種である。樹姿は中間、樹の大きさ及び樹勢は中である。葉身の大きさは中、翼葉は線形で大きさは小、花弁の長さは長、幅は中、花粉はない。果形はやや扁円(果形指数131)、果頂部は平垣、果梗部は平面、中心柱は多角で小である。果実の大きさは約120gで中である。果皮は9月中旬から着色し始め、10月上旬3分、下旬に完全着色となり、「興津早生」より2週間以上早くかつ濃い。果面は滑、果皮は薄、じょうのう膜は軟らかく、果汁は多い。甘味は糖度11度で中、酸味は少、8~9月の減酸が速く、10月上旬には1.1%程度となり「石塚早生」より0.1~0.2%、「興津早生」より0.2~0.3%低く推移する。また、10月下旬以隆、減酸速度は鈍り11月上旬においてもす上りはみられない。浮皮、裂果は少である。成熟期は育成地(静岡県浜松市)において10月上旬とみられる。「興津早生」と比較して、成熟期が早いこと、酸味が少なく減酸が速いこと等で、「石塚早生」と比較して、酸味が少なく減酸が速いこと等で区別性が認められる。 |