登録品種データベース

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詳細情報  
作物区分 食用作物
農林水産植物の種類 Oryza sativa L.
(和名:稲種
登録品種の名称 八反錦1号
(よみ:ハッタンニシキ1ゴウ  )
出願公表時の品種名称
出願番号 793
出願年月日 1983/03/24
出願公表の年月日 -
登録番号 589
登録年月日 1984/09/05
育成者権の存続期間 15
育成者権の消滅日 1999/09/06 ※期間満了
品種登録者の名称及び住所
広島県 (730-8511 広島県広島市中区基町10番52号)
登録品種の育成をした者の氏名
前重道雅
鳥生久嘉
江戸義治
龍廣徳男
輸出する行為の制限
指定国
生産する行為の制限
指定地域
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「八反35号」に「アキツホ」を交配して育成された固定品種であり、温暖地西部での熟期が早生の早の水稲・酒米用品種で、玄米が大粒で、心白の発現率が高く、耐倒伏性をもち、広島県の標高200~400mの地帯に適するものである。草型は中間型で、稈の長さ、太さ及び剛さはともに中である。止葉はやや立ち、葉身及び葉鞘の色は淡緑である。穂はやや長く、穂数はやや少なく、粒着密度はやや疎である。玄米は大粒で、千粒重も大で、見かけの品質は上の中、光沢及び心白はともに大で、腹白及び胴割は極少である。穂発芽性はやや難、耐倒状性は中、脱粒性は難である。いもち病圃場抵抗性は、穂いもち病には弱、葉いもち病にはやや弱、白葉枯病圃場抵抗性はやや弱、ごま葉枯病抵抗性は中である。「八反35号」と比較して、玄米が大粒で心白が多いこと、穂発芽性及び脱粒性が難なこと等で、「八反10号」及び「八反40号」と比較して、稈及び穂が短いこと、見かけの品質が良いこと、耐倒伏性が強いこと、脱粒が難なこと等で、「五百万石」と比較して、稈が細いこと、粒着密度が疎であること、玄米の形が円いこと等で、「たかね錦」と比較して、稈及び穂が短いこと、心白が多いこと等で、「八反2号」と比較して、稈及び穂がやや長いこと、玄米千粒重がやや小で、心白がやや少なくやや小さいこと等で区別性が認められる。

出願品種の画像