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本品種は成熟期が「橋本早生」、「宮本早生」、「力武早生」より遅く、「三保早生」、「興津早生」、「宮川早生」などの普通早生温州より約10日位早く着色する。極早生温州としては晩性のタイプに属する。着色は育成地(佐賀県太良町)において9月下旬1~2分着色、10月上旬4~5分着色、着色が始まると比較的早く進行する。完全着色は10月中旬である。着色が早い割には酸の減少傾向がゆるやかで、普通早生温州の時期まで置いても食味は落ちない。果形は果形指数が1.35~1.40の範囲で扁平、「宮本早生」、「力武早生」よりやや腰高であり、果皮の厚さは中、「力武早生」より厚く、「宮本早生」と同程度である。果皮は滑らかで光沢があり、油胞は小さく、密、やや凹む傾向があるが、表面は平滑である。玉揃い、玉伸びともに良好で大きさは中位(110g前後)である。樹勢は「宮川早生」程度で、極早生品種の中では強い方に属し、葉の大きさも中で極早生品種としては大である。 |