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この品種は,(「清見」×「興津早生」)に「ページ」を交配した交雑実生であり,果皮色が紅橙で,果面が滑らかで果皮が薄く,果重が200g程度になる,育成地(長崎県南高来郡口之津町)において12月下旬から収穫できるかんきつである。 樹姿はやや開張,樹の大きさはやや小,樹勢は中である。枝梢の節間長は中,太さはやや細,とげの多少は少である。葉身長は長,幅は中,葉形指数は中,面積は大である。翼葉の長さは長,幅は中である。花の大きさ(花蕾の重さ)は軽,花弁の長さは短,幅は狭,色は白,数は4枚である。雄ずいの分離の程度は分離,数は少,花粉の多少は少,子房の長さは短,直径は中,形は短球である。果実の外観は扁平,果梗部の形はやや球面,果頂部の形は平坦,果面の粗滑は滑,油胞の凹凸はやや凸,果皮の色は紅橙(JHS カラーチャート1306),赤道部果皮の厚さは薄,剥皮の難易は中である。じょうのう膜の硬さは中,中心柱の大きさは小,果実の大きさは大(200g程度),砂じょうの色は橙,大きさは小,形は紡錘である。果汁の多少は少,甘味は中,酸味及び香気は少である。発芽期は晩,開花期は中,成熟期は早で,育成地において12月下旬~1月上旬である。 「清見」と比較して,果面が滑らかであること,果皮の色が紅橙であること,成熟期が早いこと等で,「ページ」と比較して,葉身長が長いこと,果実が大きいこと等で,「南風」と比較して,葉の幅が広いこと,果実の外観が偏平であること,果皮の色が紅橙であること等で区別性が認められる。 |