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樹姿は直立、樹の大きさは大、樹勢は強、枝梢の太さはやや細、枝梢の長さはかなり長、節間長はかなり長、枝梢のとげの多少は極多、葉身の形は紡錘形、葉身の波状の程度は中、葉身の大きさは大、葉身長は中、葉身幅は極広、葉形指数は大、網脈の鮮明度はやや明瞭、翼葉の形は心臓形、葉柄の長さはかなり長、葉柄の太さは太、花序の形成は総状、花(蕾)の重さは中、花弁の形は紡錘形、花弁の長さは中、花弁の幅は広、花弁の色（花蕾の外側）は白、花弁の数は４枚、花糸の分離の程度は一部合一、花粉の多少は多、果実の形は短卵形、果頂部の形は陥没、果頂部放射条溝の有無は無、果頂部の凹環の有無は無、果梗部の形は球面、果梗部放射条溝の多少は少、果心の充実度は中、果心の大きさは小、果実の重さはやや重、果皮の色は黄、油胞の大きさは中、油胞の密度はかなり疎、油胞の凹凸は凸、果面の粗滑は滑、果皮の厚さはやや厚、果皮歩合は大、剥皮の難易は中、じょうのう膜の硬さは中、さじょうの形は中、さじょうの大きさは中、さじょう（果肉）の色は黄白、果汁の多少は多、甘味はやや高、酸味は低、香気の多少は中、種子数はかなり少、発芽期は中、開花期は中、成熟期はやや晩である。
出願品種「汐里」は、対照品種「土佐文旦」と比較して、果心の大きさが小であること、種子数がかなり少であること等で区別性が認められる。対照品種「水晶文旦」と比較して、果実の形が短卵形であること、果心の大きさが小であること、種子数がかなり少であること等で区別性が認められる。
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