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この品種は、「清見」と「興津早生」との交雑実生であり、果面が滑らかで果皮が薄く、果肉が柔軟で多汁であり、育成地(長崎県南高来郡口之津町)において3月下旬から4月上旬に収穫できる晩生のタンゴールである。樹姿は開張性、樹勢、枝梢の太さ、節間長及び葉形指数は中、葉の厚さは薄、葉身の面積は小である。花序の形成は単生、花弁の色は白、花粉の稔性は不稔性である。果実の外観は円、果形指数は135以下、果頂部水平城の果実横径に対する比は小、花柱痕の大きさは小、果梗部水平域の果実横径に対する比は大、中心柱の大きさは小、果実の大きさは中(160g程度)である。果皮の色は橙、油胞の大きさは大、果面の平滑度は滑、油胞の密度は密、果皮の厚さは薄、剥皮の難易はやや易、じょうのう膜の硬さは軟、砂じょうの大きさは小、色は橙である。果汁の多少は多、甘味は多(糖度14~15度程度)、酸味及び香気は中である。種子のでき易さはできにくい、胚の色は白、数は多胚、収穫期は晩で育成地において3月下旬から4月上旬である。隔年結果性は中、日焼け果、浮皮果及び裂果はでにくい、貯蔵性は大である。「清見」と比較して、油胞の大きさが大きいこと、果面が滑らかであること、果皮の厚さが薄いこと、胚の数が多胚であること等で、「福原オレンジ」と比較して、果皮の色が橙であること、果面が滑らかであること、果皮の厚さが薄いこと、砂じょうの色が橙であること等で、「興津早生」と比較して、剥皮の難易が難であること、砂じょうの色が橙であること、香気が多いこと、収穫期が晩いこと、浮皮果がでにくいこと等で区別性が認められる。 |