草姿は斜上、茎の一次側枝の長さは短、節間長はかなり短、茎の太さはやや太、茎のアントシアニンの着色は弱、茎の先端のアントシアニンの着色は弱、節のアントシアニンの着色は中、茎の先端の毛の粗密は密、葉身の大きさは大、葉身の裂片の数は5、葉身の裂片の深さは中、葉身の表面の色(観賞用品種を除く。)は緑、葉身の表面のアントシアニンの着色(観賞用品種を除く。)は無又は極弱、葉身の裏面の葉脈のアントシアニン着色の大きさは無又は極小、葉身の裏面の葉脈のアントシアニン着色の強弱は極弱、葉身の蜜腺のアントシアニンの着色は無又は極弱、新葉の表面の主な色は暗緑、新葉の裏面の主な色は緑、葉柄のアントシアニンの着色は無又は極弱、葉柄の長さはやや長、塊根の形は卵形、塊根の長さ/幅はやや細、塊根の数はやや多、塊根の大きさはやや小、塊根の表皮の主な色は紫赤、塊根の表皮の二次色は無、塊根の肉の主な色は紫、塊根の肉の二次色は白、塊根の目の深さは浅である。
出願品種「ふくむらさき」は、対照品種「パープルスイートロード」と比較して、葉身の裂片の数が5であること、葉身の裏面の葉脈のアントシアニン着色の大きさが無又は極小であること、塊根の直径に対する皮層の厚さがやや厚であること等で区別性が認められる。対照品種「高系14号」と比較して、葉身の裂片の数が5であること、塊根の肉の主な色が紫であること等で区別性が認められる。
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