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この品種は、「今村温州」と「中野3号ポンカン」との交雑実生で、果実の外観が扁円で、ポンカンに似た香りがあり、糖度の高い、育成地(長崎県南高来郡口之津町)において12月上、中旬に成熟する早生種である。樹姿は中間、樹の大きさは中、樹勢は強、節間長は短、葉身の面積、長さ及び幅は中である。果実の外観は扁円、果形指数は138程度、果頂部水平域の果実横径に対する比は大、果頂部凹部の深さは浅、花柱痕の大きさは甚大、果梗部水平域の果実横径に対する比は大、果梗部放射条溝果の多少は少、中心柱の大きさは大、果実の大きさは中(140g程度)である。果皮の色は橙、油胞の大きさは大、果面の平滑度は粗、油胞の密度は密、凹凸は凸、果皮の厚さは薄、剥皮の難易は易である。じょうのう膜の硬さは中、砂じょうの色は濃橙、果汁の多少及び甘味は多、酸味は少、香気は多、含有種子数はでき易いである。成熟期は育成地において12月上、中旬で、「今村温州」より早い。隔年結果性は中、浮皮果の発生はでやすい、貯蔵性は小である。「今村温州」及び「青島温州」と比較して、果実の外観が扁円であること、花柱痕の大きさが大きいこと、油胞の大きさが大きいこと、果面の平滑度が粗いこと、香気が多いこと等で、「中野3号ポンカン」と比較して、果実の外観が扁円であること、中心柱の大きさが大きいこと、油胞の大きさが大きいこと等で区別性が認められる。 |