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この品種は、「堂脇早生」の変異樹で、果形が扁円、育成地(宮崎県南那珂郡南郷町)で9月上旬から着色が始まり、10月上旬の完全着色期には果皮が濃橙色となる極早生の温州みかんである。樹姿は開張性、樹の大きさは小、樹勢は弱、節間長は短、葉身の面積は中である。果実の外観は扁円、果形指数は138程度、果頂部水平域の果実横径に対する比は小、果頂部凹部の深さは浅、果梗部水平域の果実横径に対する比は小、果梗部放射条溝果の多少は少、中心柱の大きさは小、果実の大きさは中(130g程度)である。果皮の色は濃橙、果面の平滑度は中、油胞の大きさ及び密度は中、果皮の厚さは中、剥皮の難易は易である。じょうのう膜の硬さは軟、砂じょうの色は橙、果汁の多少及び甘味は多、酸味は中である。成熟期は極早で、育成地において9月上旬から着色が始まり、10月上旬に完全着色し、着色始期が「堂脇早生」及び「宮本早生」より約3週間早く、「山下紅早生」より3~4週間早い。隔年結果性は低、浮皮果の発生はでにくい、貯蔵性は小である。「堂脇早生」及び「宮本早生」と比較して、果皮の色が濃橙であること、甘味及び酸味が多いこと等で、「山下紅早生」と比較して、葉身の面積が大きいこと、果皮の色が濃橙であること等で区別性が認められる。 |