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この品種は、「則村温州」(尾張系温州の枝変わり)の珠心胚実生であり、甘味が強く、収穫期が育成地(和歌山県有田郡吉備町)において11月下旬の、中生温州みかんである。樹姿は中間、樹の大きさは中、樹勢はやや強、節間長はやや長、葉の大きさは大である。果実の外観は扁円、果形指数は136程度、果頂部水平域の果実横径に対する比は小、花柱痕の大きさは甚大、果実の大きさは中である。果皮の色は橙、果面の平滑度及び果皮の厚さは中、剥皮の難易は易、じょうのう膜の硬さは軟、砂じょうの色は橙、果汁の多少及び甘味は多、酸味は中である。収穫期はやや晩で育成地において11月下旬、浮皮果の発生及び裂果の多少はでにくい、貯蔵性は中である。「則村温州」と比較して、花柱痕の大きさが大きいこと等で、「向山温州」と比較して、花柱痕の大きさが大きいこと、果面の平滑度が粗いこと等で区別性が認められる。 |