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この品種は、「林温州」の1樹変異で、育成地(和歌山県海草郡下津町)において12月下旬に成熟し、果皮色がやや淡く、高糖で、貯蔵性の高い温州みかんである。樹姿は中間、樹の大きさは中、樹勢は強、節間長は短である。葉身の面積は小、葉の厚さは中である。果実の外観は扁平、果実の大きさは中(平均110g)、果面の平滑度は中、油胞の密度は中である。果皮の色は黄橙、果皮の厚さは中、剥皮の難易は易、じょうのう膜の硬さはやや硬である。果汁の多少は中、甘味は多、酸味は中である。成熟期は晩、育成地において12月下旬で、隔年結果性は高、浮皮果及び裂果はでにくく、貯蔵性は大で3月末~4月上旬まで味ぼけしない。「林温州」と比較して、葉が小さいこと、甘味が多いこと、成熟期が遅いこと等で、「青島温州」と比較して、果実が小さいこと、果皮が薄いこと等で、「十万温州」と比較して、樹姿が中間型であること、酸味が少ないこと等で、「今村温州」と比較して、樹姿が中間型であること、果皮が薄いこと等で、「紀の国温州」と比較して、節間長が短いこと、成熟期が遅いこと等で区別性が認められる。 |