葉耳のアントシアニン色は無、止葉葉身の姿勢(初期観察)は立、出穂期(50%出穂)は早、稈の長さ(穂を除く、浮稲を除く)はかなり長、主軸の長さは短、穂数はやや多、芒の分布は上半分のみ、外穎の毛茸の多少(小穂)は中、外穎先端の色(ふ先色)(小穂)は白、主軸の湾曲程度は垂れる、穂型は紡錘状、成熟期は早、穎色は黄白、護穎の長さは中、護穎の色は黄白、籾1000粒重は中、穎のフェノール反応は無、玄米の長さは中、玄米の幅は中、玄米の形は半円、玄米の色は淡褐、玄米の香りは無又は極弱、葉の緑色の程度はやや淡緑、稈の太さは中、芒は有、芒の色(初期観察)は黄白、最長芒の長さはやや短、穂の抽出度は穂軸もよく抽出、胚乳の型は粳、穂発芽性はやや難、耐倒伏性は中、脱粒性は難である。 出願品種「コシヒカリえいち1号」は、対照品種「ヒカリ新世紀」と比較して、稈の長さ(穂を除く、浮稲を除く)がかなり長であること等で区別性が認められる。対照品種「コシヒカリつくばSD1号」と比較して、稈の長さ(穂を除く、浮稲を除く)がかなり長であること等で区別性が認められる。対照品種「コシヒカリ」と比較して、耐倒伏性が中であること等で区別性が認められる。
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