登録品種データベース

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詳細情報  
作物区分 食用作物
農林水産植物の種類 Oryza sativa L.
(和名:稲種
登録品種の名称 白山もち
(よみ:ハクサンモチ  )
出願公表時の品種名称
出願番号 2192
出願年月日 1987/03/02
出願公表の年月日 -
登録番号 1736
登録年月日 1988/11/05
育成者権の存続期間 15
育成者権の消滅日 2003/11/06 ※期間満了
品種登録者の名称及び住所
石川県 (920-8580 石川県金沢市広坂2丁目1番1号)
登録品種の育成をした者の氏名
畠山武
松本範裕
橋本良一
中谷治夫
田渕志良
中田俊秀
北野弘
西尾政明
輸出する行為の制限
指定国
生産する行為の制限
指定地域
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「コチヒビキ」に「ヒメノモチ」を交配して育成された固定品種であり、育成地(石川県石川郡野々市町)における成熟期は中生の早、やや大粒、良質、多収の水稲、糯種である。草型は偏穂数型、稈長は短、稈の細太及び剛柔は中、止葉の直立の程度は立、葉色は淡緑、穂軸の抽出度はやや短である。穂長はやや短、穂数は中、粒着密度はやや疎、頴色は黄白、ふ先色は黄白~黄、芒の多少はやや少、芒長はやや短、芒色は黄白~黄である。玄米の形はやや細長、玄米の大小はやや大、玄米の粒色は白、粒重はやや大、玄米の見かけの品質は上の下、玄米の光沢は中、胴割の多少は少、餅の食味は上の中である。出穂期及び成熟期は中生の早、障害型耐冷性はやや強、穂発芽性はやや易、耐倒伏性はやや強、脱粒性は難、収量はやや多である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-a、葉いもち圃場抵抗性は中である。「カグラモチ」と比較して、草型が偏穂数型であること、稈長及び穂長が短いこと、穂数が多いこと、止葉が立つこと、ふ先色が黄白~黄色であること、玄米が大きいこと等で区別性が認められる。

出願品種の画像
2192_3_2