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この品種は、「杉山温州」の枝変わりで、「杉山温州」と比べて成熟期はほぼ同時期であるが、果実の味が貯蔵後期まで比較的濃厚な品種である。樹姿は中間型、樹の大きさは中、樹姿は強。「杉山温州」、「瀬戸温州」に比べ節間は短く、枝梢は密であり、葉身は「杉山温州」よりかなり小さい。果実の大きさは大。果形は、扁円で「杉山温州」よりも扁平で、玉揃は良い。果面は平滑で、果皮は「杉山温州」よりやや厚く、じょうのう膜は「杉山温州」よりやや硬い。果汁は、「杉山温州」と比べて糖度がやや高く、酸味は同程度、酸の減り方も同様であり、貯蔵後期までこの傾向が続き味は濃厚である。成熟期は、育成地(徳島県勝浦郡勝浦町)で11月下旬~12月上旬で、貯蔵性は良い。上述のように、「杉山温州」と比較して、樹姿、枝梢の形質、果実の形質、貯蔵性等で、また「瀬戸温州」とは枝梢の形質、貯蔵性等で区別性が認められる。 |