登録品種データベース

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詳細情報  
作物区分 食用作物
農林水産植物の種類 Glycine max (L.) Merr.
(和名:ダイズ種
登録品種の名称 タチナガハ
(よみ:タチナガハ  )
出願公表時の品種名称
出願番号 1871
出願年月日 1986/03/28
出願公表の年月日 -
登録番号 1509
登録年月日 1988/01/18
育成者権の存続期間 15
育成者権の消滅日 2003/01/19 ※期間満了
品種登録者の名称及び住所
長野県 (380-8570 長野県長野市大字南長野字幅下692の2)
登録品種の育成をした者の氏名
宮崎尚時
高橋信夫
重盛勲
矢ケ崎和弘
小林勉
御子柴公人
松澤宏
萩原英雄
丸山宣重
堀内寿郎
手塚光明
広間勝巳
輸出する行為の制限
指定国
生産する行為の制限
指定地域
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「東山61号」に「東山系G627」を交配して育成された固定品種であり、育成地(長野県塩尻市)における成熟期は中の晩、耐倒伏性が強、良質で、晩播適応性が高く、北関東から東山地方の中山間地帯に適する品種である。胚軸の色は紫、小葉の形は長葉、花色は紫、毛茸の多少は中、毛茸の形は直、毛茸の色は白、主茎長及び主茎節数は中、分枝数は多である。伸育型は有限、育成地における開花期は中、成熟期は中の晩、生態型は中間型である。熟莢色は褐、裂莢の難易は中、粒の大小は中の大、種皮の色は黄、裂皮の難易はやや難、粒の子葉色は黄、粒形は楕円体、臍の色は黄、品質は上の下、子実収量はやや多である。子実の粗蛋白含有率及び粗脂肪含有率は中である。晩播適応性は高、倒伏抵抗性は強、ダイズシストセンチュウ抵抗性は極弱、ウイルス病抵抗性は中、ダイズ黒痘病抵抗性及び紫斑病抵抗性は強である。「フジミシロ」と比較して、小葉の形が長葉であること、主茎長が短いこと、分枝数が多いこと、粒形が楕円体であること、耐倒伏性が強いこと、ウイルス病抵抗性及びダイズ黒痘病抵抗性が強いこと等で、「エンレイ」と比較して、小葉の形が長葉であること、分枝数が多いこと、長熟期が遅いこと、ダイズ黒痘病抵抗性が強いこと等で区別性が認められる。

出願品種の画像
1871_3_2