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この品種は、ケイオウザクラの枝変わりであり、花は一重咲で紫ピンク色の小輪である。樹形は箒状、樹高は低木性である。樹幹の色は灰褐色、皮目は少、枝の太さはかなり細、色は灰褐色、分枝性はかなり強である。葉全体の形は卵状楕円形、先端の形は尾形鋭尖形、基部の形は円形、葉縁(鋸歯)の状態は浅、鋸歯の形は二重鋸歯、先端は鋭形、葉の長さは極短、幅は極狭、厚さは中、蜜腺の有無は有、位置は葉柄上部である。花序の形は散形状、花数は中である。つぼみの色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9504)、花の向きは横向き、形は一重咲、開き方は平開形、大きさは小輪、色は紫ピンク(同9503)、花弁全体の形は長楕円形、花弁の先端の切れ込みは少、基部の形は鈍形、脈の色は目立たない、数は約5である。雌ずいと雄ずいの長さの比は短、雄ずいの数は中、がく筒の形は鐘形、毛はやや少、がく裂片の形は長卵状三角形、花柄の長さは極短である。花の香りは少し有、通常開花期は早で、育成地(山形県山形市)では4月上旬~中旬である。ケイオウザクラと比較して、葉が小さいこと等で区別性が認められる。 |