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この品種は、「宮内伊予柑」の枝変りであり、「宮内伊予柑」よりも果形が扁平、果面が滑らかで着色及び減酸が早い伊予柑である。樹姿はやや開張、樹の大きさは中、樹勢はやや強、葉の大きさは中である。花蕾の重さは重、花弁の長さは長、花弁の幅は広、子房の大きさは大である。果実の外観は扁円、果形指数は132程度、果頂部の形は窪陥、果頂部水平域の果実横径に対する比は中である。果頂部凹部の深さはやや深、果頂部凹部の大きさは中、果梗部の形はやや凹、果梗部水平域の果径に対する比は中である。果実の大きさは350g程度で大、果皮の色は濃橙、油胞の大きさはやや小、油胞分布の密度はやや密、果面の粗滑はやや滑である。果皮の厚さは中、じょうのう膜の硬さは中、砂じょうの大きさはやや大、砂じょうの色は橙である。果汁の多少は中、甘味は中、酸味は少、香気の多少は中、含有種子数はなし~少である。収穫期は育成地(愛媛県松山市)において12月上~中旬で「宮内伊予柑」、より7~10日位早い。隔年結果性は中、着色の早晩は早、生理落果の多少、耐寒性、貯蔵性、病害抵抗性及び虫害抵抗性は中である。「宮内伊予柑」と比較して、果実の外観が扁平なこと、果面の粗滑が滑らかなこと等で、「大谷伊予柑」と比較して、果実の外観が扁平なこと、果面の粗滑が粗いこと等で区別性が認められる。 |