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この品種は、「宮川早生」の枝変りであり、果皮着色が比較的濃く、食味濃厚で、育成地(福岡県山門郡山川町)において9月下旬から収穫できる極早生の温州みかんである。樹姿は中間、樹の大きさは中、樹姿はやや弱である。葉形指数は中、葉身の大きさはやや小、葉の厚さは中である。果実の外観はやや扁平(果形指数138~143)、果実の大きさは中、果面の平滑度はやや粗、油胞の密度はやや粗で、「宮本早生」より粗い。果皮の厚さは中、はく皮は易、じょうのう膜の硬さは軟である。成熟期は極早で、果皮着色の早晩は早で、育成地において9月上旬着色開始、9月下旬の6分着色期の橙色は「宮本早生」より濃く、10月下旬に完全着色となる。果汁は多、甘味・酸味とも中で、減酸は「宮本早生」、「市文早生」及び「稲葉早生」より遅い。浮果皮・裂果はでにくく、貯蔵性はやや小である。「宮本早生」と比較して、果皮油胞の密度が粗いこと、酸味が多いこと等で、「市文早生」と比較して、果形が腰高であること、酸味が多いこと等で、「稲葉早生」と比較して、じょうのう膜が軟いこと、酸味が多いこと等で、「森早生」と比較して、果形が扁平であること等で区別性が認められる。 |