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この品種は、「日向夏」の枝変りで、無核性でやや小果となり、育成地(高知県室戸市)において4月中旬に出荷できるものである。樹姿は開張、樹の大きさ及び樹勢は中、枝梢の太さは中、葉の大きさは小で翼葉はくさび形で小さい。果実の外観は円、果頂部の形は平坦、果梗部は球面である。放射条溝は果頂部、果梗部ともみられない。果実の大きさは小(100~120g)で「日向夏」よりかなり小さい。果皮の色はレモンイエローで淡い。果皮はやや薄く、果面の平滑度は中で、はく皮の難易はやや易である。果汁は多く、甘味、酸味はやや少、香気はゆず香で多い。種子はほとんどなく無核性で単胚である。成熟期はやや早(五月中旬にクエン酸1%位)である。浮皮果の発生は少で、貯蔵性は良である。「日向夏」と比較して、果実が小さいこと、無核性であること等で、「オレンジ日向」と比較して、果実が小さいこと、果皮の色が異なること等で区別性が認められる。 |