この品種は、「愛知78号(のちの「葵の風」)」を1回親、「あいちのかおり」を反復親として育成された固定品種であり、育成地(愛知県愛知郡長久手町)における成熟期は晩生の晩、穂いもちほ場抵抗性がやや強、しま葉枯病抵抗性品種群別が外国稲型(St2i)の水稲、粳種である。草型は中間、稈長はやや長、稈の細太、剛柔、葉身毛茸の有無と多少及び止葉の直立の程度は中、葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長はやや長、穂数、粒着密度及び穂軸の抽出度は中、穂型は紡垂状、穎毛の有無と多少は中、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、護穎の色は淡黄である。芒の有無と多少はやや少、芒長はやや短、芒色は黄白-黄である。玄米の形は中、大小はやや大、粒色は淡褐、色沢は中、精玄米千粒重はやや大、玄米の見かけの品質は上の下、光沢はやや良、香りは無、腹白及び胴割の多少は少である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期及び成熟期は晩生の晩、穂揃日数、穂発芽性及び耐倒伏性は中、脱粒性は難、地上部全重はやや大、収量はやや多である。穂いもちほ場抵抗性はやや強、葉いもちほ場抵抗性は中、白葉枯病抵抗性品種群別は金南風群、白葉枯病ほ場抵抗性はやや強、しま葉枯病抵抗性品種群別は外国稲型(St2i)、萎縮病抵抗性品種群別及びツマグロヨコバイ抵抗性品種群は感受性群、トビイロウンカ抵抗性遺伝子型は+である。「あいちのかおり」と比較して、穂いもちほ場抵抗性が強いこと、しま葉枯病抵抗性品種群別が外国稲型(St2i)であることで区別性が認められる。 |