この品種は、オーストラリア国から導入した「B625」の選抜系統を母系とし、「打木赤皮栗」の選抜系統を父系とする交雑品種であり、側枝の発生が中で、出荷時の果面は黄の地色に白条の模様があり、果肉は黄色で幼果の生食用の品種である。種子の大きさは中、種皮の色は黄褐、子葉の大きさ、胚軸の長さ、太さ及び空洞の大きさは中である。草姿はつる性、草勢及び側枝の多少は中、葉の欠刻は浅、大きさは中、節成性はかなり高である。は種-収穫までの日数は早、果実の形は球、先端及び基部の形は凸、大きさはかなり小、果面の状態は溝、地色(出荷期)は黄、模様(出荷期)はその他(白条)、果肉の色は黄、質はかなり粘である。「みやこ」及び「メルヘン」と比較して、果実先端及び基部の形が凸であること、果面の地色(出荷期)が黄であること等で区別性が認められる。 |