葉の緑色の濃淡はやや濃、葉耳のアントシアニン着色の有無は無、出穂期は早、柱頭の色は白、稈の太さは中、稈の長さ(浮稲品種を除く。)はやや短、穂の主軸の長さは中、穂数はやや多、芒の有無は無、外頴の毛じの粗密は中、外頴先端の色は白、穂の主軸の湾曲度は垂れる、穂型は紡錘形、穂の抽出度は穂軸もよく抽出、成熟期はかなり早、頴の色は黄白、護頴の長さは中、護頴の色は黄白、籾の千粒重はやや大、玄米の千粒重はやや大、玄米の長さはやや長、玄米の幅はやや狭、玄米の形は長円形、玄米の色は淡褐、胚乳の型は粳、胚乳のアミロース含量は4型、玄米の香りは無又は極弱、障害型耐冷性はやや強、穂発芽性は難、耐倒伏性はやや強、脱粒性は難、いもち病抵抗性推定遺伝子型はPii、葉いもちほ場抵抗性はやや強、穂いもちほ場抵抗性はやや強、しま葉枯病抵抗性品種群別は外国稲型(Stvb-i)である。
出願品種「一番星」は、対照品種「やまのしずく」と比較して、稈の長さ(浮稲品種を除く。)がやや短であること、しま葉枯病抵抗性品種群別が外国稲型(Stvb-i)であること等で区別性が認められる。対照品種「あきたこまち」と比較して、いもち病抵抗性推定遺伝子型がPiiであること、しま葉枯病抵抗性品種群別が外国稲型(Stvb-i)であること等で区別性が認められる。対照品種「ふさおとめ」と比較して、耐倒伏性が強であること等で区別性が認められる。
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