種苗法による品種登録
 
 種苗法(平成10年法律第83号)第18条の規定に基づき、下記122品種の品種登録(第172回)をしましたので、お知らせします。
                                           
品種登録の番号
 
農林水産植物の種類 登録品種の名称
 
品種登録を受ける者の氏名又は名称
12054 夢の華 株式会社中島美雄商店
12055 たきたて 宮城県
12056 みえのゆめ 三重県
12057
 
いちご
 
エッチエス−138
 
北海三共株式会社、三共株式会社
12058
 
いちご
 
マラジョー
 
ジャキス マリオネット G.F.A.
12059 いちご としひめ 松永章三
12060 いちご 純ベリー2 山口照男
12061 いちご けんたろう 北海道
12062
 
いちご
 
いちご中間母本農1号
 
独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構
12063 いちご アロマス カリフォルニア大学評議員
12064 いちご ガビオタ カリフォルニア大学評議員
12065 いちご ディアマンテ カリフォルニア大学評議員
12066 だいこん カザフ辛味 時田勉、大野盛司、榑沼安寿彦
12067 やまのいも じねちょう 金印わさび株式会社
12068 かんきつ 徳島3X1号 徳島県
12069
 
かんきつ
 
はれひめ
 
独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構
12070
 
かんきつ
 
かんきつ中間母本農6号
 
独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構
12071
 
くり
 
秋峰
 
独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構
12072 パインアップル サマーゴールド 沖縄県
12073 パインアップル ゆがふ 沖縄県
12074 ぶどう ナガノパープル 長野県
12075 ぶどう ブラックビート 河野隆夫
12076 アスター シエナ 株式会社サカタのタネ
12077 アスター ミハス 株式会社サカタのタネ
12078 けいとう マーチン スカーレット B&MプロダクツB.V.
12079 けいとう 桃の精 金子榮次
12080 けいとう デリーレッドCE 株式会社ミヨシ
12081 けいとう デリーパールCE 株式会社ミヨシ
12082 ペチュニア キリマジチェリーレッド 麒麟麦酒株式会社
12083
 
ペチュニア
 
ピンクダイアモンド
 
株式会社みのるガーデンセンター
12084 ペチュニア サンベルブラ サントリーフラワーズ株式会社
12085 ペチュニア キリマジダブルピンクベイン 麒麟麦酒株式会社
12086 ペチュニア キリマジダブルローズ 麒麟麦酒株式会社
12087 ペチュニア キリマジダブルカプリシャス 麒麟麦酒株式会社
12088 ペチュニア キリマジホワイト 麒麟麦酒株式会社
12089 ペチュニア ケイパブカス 京成バラ園芸株式会社
12090
 
ペチュニア
 
イルミネーションレモン
 
トキタ種苗株式会社、麒麟麦酒株式会社
12091 ペチュニア サンロベ サントリーフラワーズ株式会社
12092 トレニア サンレニラム サントリーフラワーズ株式会社
12093 トレニア サンレニラホパス サントリーフラワーズ株式会社
12094 ビンカ FKラビットアイ 麒麟麦酒株式会社
12095
 
カンパニュラ
 
アイーダ
 
ヘーベリー オット アンド ベーレンゼントラム AG
12096 カンパニュラ エリザベス ホワイト 麻野間秀一
12097 カンパニュラ ベルク 麻野間秀一
12098 しおん グリーンゴッデス ナハトリンダー社
12099 しおん ホワイトプレスティッジ ナハトリンダー社
12100 しおん ムルキャス ムルセレクト有限会社
12101 しおん コスミックピンク8914 株式会社ミヨシ
12102 カーネーション キリナデサーモン 麒麟麦酒株式会社
12103 カーネーション キリナデクールピンク 麒麟麦酒株式会社
12104 カーネーション スープラテディ P.コーイ&ゾーネン社
12105 カーネーション スープラケリア P.コーイ&ゾーネン社
12106 カーネーション スープラマーブル P.コーイ&ゾーネン社
12107 カーネーション スープラミルフィー P.コーイ&ゾーネン社
12108
 
カーネーション
 
ワインキャット
 
カリフォルニア フロリダ プラント社
12109
 
カーネーション
 
カリフォルニア モランゴ
 
カリフォルニア フロリダ プラント社
12110
 
カーネーション
 
CFPC レイシー
 
カリフォルニア フロリダ プラント社
12111
 
カーネーション
 
カリフォルニア プレイタイム カリフォルニア フロリダ プラント社
12112
 
カーネーション
 
イエローレイシー
 
カリフォルニア フロリダ プラント社
12113
 
カーネーション
 
エッセンス
 
カリフォルニア フロリダ プラント社
12114
 
カーネーション
 
オレンジフェアリー
 
カリフォルニア フロリダ プラント社
12115 ベゴニア コーラルファンタジー 千葉県
12116 シンビジウム 福娘 株式会社河野メリクロン
12117
 
シンビジウム
 
エブリン ビクトリア コールミー 株式会社向山蘭園
 
12118
 
オドントグロッサム ボルドースター
 
株式会社ニチレイ
 
12119
 
オドントグロッサム ラホグビー スターライト
 
株式会社ニチレイ
 
12120

 
オドントグロッサム
 
スターオブジャージー レッドアイ
 
株式会社ニチレイ

 
12121
 
オドントグロッサム ニチレイシェカロ ソー
 
株式会社ニチレイ
 
12122 ばら ポールハッピー ポールセン ローザ ApS
12123
 
ばら
 
スコディール
 
ピート スクルールス ホールディング社
12124
 
ばら
 
スキカリ
 
ピート スクルールス ホールディング社
12125
 
ばら
 
スケンドス
 
ピート スクルールス ホールディング社
12126
 
ばら
 
スクラズード
 
ピート スクルールス ホールディング社
12127 ばら プレデイン プレゴ ロイヤルティー社
12128 ばら プレビアンキャンディ プレゴ ロイヤルティー社
12129 ばら プレラクリム プレゴ ロイヤルティー社
12130 ばら プレララスト プレゴ ロイヤルティー社
12131
 
ばら
 
サンクルズ
 
フランコ ロージズ ニュージーランド社
12132
 
ばら
 
サンウィティ
 
フランコ ロージズ ニュージーランド社
12133
 
ばら
 
サンスデル
 
フランコ ロージズ ニュージーランド社
12134
 
ばら
 
サンバーブ
 
フランコ ロージズ ニュージーランド社
12135
 
ばら
 
スンブラウン
 
フランコ ロージズ ニュージーランド社
12136
 
ばら
 
スコスタイル
 
ピート スクルールス ホールディング社
12137
 
ばら
 
スクラシーズ
 
ピート スクルールス ホールディング社
12138
 
ばら
 
スコソーン
 
ピート スクルールス ホールディング社
12139 ばら ニルプエスピーレッド ラックス リビエラ社
12140 ばら ニルプエスピーリンク ラックス リビエラ社
12141 ばら ニルプユーレン ラックス リビエラ社
12142 ばら ニルペーター ラックス リビエラ社
12143 ばら ニルプエスピーロゼ ラックス リビエラ社
12144 ばら ニルプセティエル ラックス リビエラ社
12145 ばら プレスロス プレゴ ロイヤルティー社
12146 ばら メルファンタジー 小畑和敏
12147 ばら メルメン 小畑和敏
12148 ばら インタードゥスト 京成バラ園芸株式会社
12149 ばら インターバイオラ 京成バラ園芸株式会社
12150 ばら ケイツサカミ 京成バラ園芸株式会社
12151 ばら ケイシュトウピ 京成バラ園芸株式会社
12152 ばら スペクレン 京成バラ園芸株式会社
12153 ばら フェアリークイーン 京成バラ園芸株式会社
12154 ばら メイセップス 京成バラ園芸株式会社
12155 ばら ケイストクレ 京成バラ園芸株式会社
12156 ばら ケイハウピダ 京成バラ園芸株式会社
12157
 
ばら
 
オスロメオ
 
デビッド オースチン ロージズ リミテッド
12158
 
ばら
 
オスクリスタル
 
デビッド オースチン ロージズ リミテッド
12159
 
ばら
 
オスクエスト
 
デビッド オースチン ロージズ リミテッド
12160 ばら ケイスオキブ 京成バラ園芸株式会社
12161 つつじ 伊勢小町 三重県
12162 つつじ 伊勢路紅 三重県
12163 つつじ 伊勢路紫 三重県
12164 つつじ 二度心 館林市
12165 つつじ 春紫 館林市
12166 エゴノキ スカーレットチャイム 株式会社清峯園
12167 エゴノキ ホワイト アングル 萩原俊廣
12168 いぬまき 紅くじゃく 千葉県
12169
 
エクサクム アフィネ チピチーナ
 
株式会社ティ・エム・ボール研究所
12170
 
ステラ コルダータ ダークシーミスト
 
松井識樹
 
12171
 
ステラ コルダータ ウェスバジャファ
 
ヘインリッチ ウェストホフ
 
12172
 
ステラ ハイブリッド モゴト
 
有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン
12173
 
ステラ コルダータ ウェスバジャク
 
ヘインリッチ ウェストホフ
 
12174

 
ステラ ブレヴィフロ
ーラ
レッドレボリューション

 
松井識樹

 
12175 はたけしめじ HK15 森産業株式会社
       








































    




























































    



















































 
 
 
 
 
 
          【登 録 品 種 の 概 要】
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12054号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   稲   夢の華(ゆめのはな)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「夢ごこち」に「夢かほり」を交配して育成された固定品種であり、育成地(埼玉県南埼玉郡菖蒲町)における成熟期は晩生の早、穂発芽性が極難の水稲、粳種である。
 草型は偏穂重、稈長は中、稈の細太はやや太、剛柔はやや剛、止葉の直立の程度は立、葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長はやや長、穂数はやや少、粒着密度はやや密、穎色は黄白、ふ先色は黄白−黄である。芒の有無と多少はやや少、芒長はやや短、芒色は黄白−黄である。玄米の形、大小及び精玄米千粒重は中、玄米の見かけの品質は中の上、香りは無である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期及び成熟期は晩生の早、穂発芽性は極難、耐倒伏性は強、脱粒性は難、収量は中である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi−i、穂いもちほ場抵抗性及び葉いもちほ場抵抗性はやや強である。 「ヒノヒカリ」と比較して、穂数が少ないこと、芒が多いこと等で、「夢ごこち」と比較して、穂数が少ないこと、成熟期が晩いこと、耐倒伏性が強いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成4年に株式会社植物工学研究所のほ場(埼玉県南埼玉郡菖蒲町)において、「夢ごこち」に「夢かほり」を交配し、雑種第4代で個体選抜を行い、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12055号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   稲   たきたて
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「奥羽343号」に「東北153号」を交配して育成された固定品種であり、育成地(宮城県古川市)における成熟期は中生の晩、障害型耐冷性が強、低アミロース含量の水稲、粳種である。
 草型は偏穂数、稈長はやや長、稈の細太は中、剛柔はやや剛、止葉の直立の程度はやや立である。穂長は中、穂数はやや多、粒着密度は中、穂軸の抽出度はやや短、穂型は紡垂状、穎毛の有無と多少は中、穎色は黄白、ふ先色は黄白−黄、護穎の色は淡黄である。芒の有無と多少は少、芒長は短、芒色は黄白−黄である。玄米の形は中、大小はやや小、色沢及び精玄米千粒重は中、玄米の見かけの品質は上の中、光沢は良、香りは無、腹白の多少及び胴割の多少は極少である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期及び成熟期は中生の晩、障害型耐冷性は強、穂発芽性は中、耐倒伏性はやや強、脱粒性は難である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi−i、穂いもちほ場抵抗性及び葉いもちほ場抵抗性はやや強、白葉枯病ほ場抵抗性はやや弱、しま葉枯病抵抗性品種群別は日本水稲型(+)である。アミロース含量はかなり低、蛋白質含量はやや低である。  「ひとめぼれ」と比較して、耐倒伏性及び葉いもちほ場抵抗性が強いこと、アミロース含量が低いこと等で、「スノーパール」と比較して、稈長が短いこと、障害型耐冷性、耐倒伏性及び穂いもちほ場抵抗性が強いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成4年に宮城県古川農業試験場(古川市)において、「奥羽343号」に「東北153号」を交配し、6年に雑種第4代で個体選抜を行い、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12056号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   稲   みえのゆめ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「愛知92号(後の「祭り晴」)」に「越南148号」を交配し、葯培養で得られた個体から選抜育成された固定品種であり、育成地(三重県一志郡嬉野町)における成熟期は中生の中、耐倒伏性が強の水稲、粳種である。
 草型は偏穂重型、稈長はやや短、稈の細太は中、剛柔はやや剛、止葉の直立の程度は立、葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長はやや長、穂数及び粒着密度は中である。穎色は黄白、ふ先色は黄白−黄、芒の有無と多少は稀である。玄米の形は中、大小はやや大、精玄米千粒重は中、見かけの品質は中の上、光沢は良、腹白の多少は少、胴割の多少は極少である。出穂期及び成熟期は中生の中、穂発芽性はやや難、耐倒伏性は強、収量はやや多である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi−ta、白葉枯病ほ場抵抗性は弱である。
 「ヤマヒカリ」と比較して、穂長が長いこと、穂発芽性が難であること等で、「コシヒカリ」と比較して、成熟期が晩いこと、耐倒伏性が強いこと、いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi−taであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成3年に三重県科学技術振興センター(一志郡嬉野町)において、「愛知92号(後の「祭り晴」)」に「越南148号」を交配し、5年に雑種第1代で葯培養した再生個体の中から染色体の自然倍加個体を選抜し、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12057号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   いちご   エッチエス−138
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、(「Tribute」×「エバーベリー」)の選抜系統に「盛岡16号」を交配して育成されたものであり、果実は円錘形でかなり硬く、果皮の色が鮮紅の四季成品種である。
 草姿は開張性、草勢は弱、草丈はやや低、分げつの多少はやや少である。ランナー数は少、葉色は緑、葉の形状は上に湾曲、葉数はやや多、葉柄の太さは中である。果皮の色は鮮紅、果形は円錘、果実の大きさは中、果肉色は橙赤、果心の色は淡赤、果実の光沢は良である。花の大きさは中、花弁の色は白、花房当たり花数はやや少、花柄の太さはやや太、花柄長は中である。果実の硬さはかなり硬、無種子帯はほとんど無し、そう果の落ち込みは表皮並、そう果数は中、果実の香りは少である。季性は四季成、開花位置は葉より下、可溶性固形物含量及び酸度はやや低である。
 「エバーベリー」と比較して、果皮の色が鮮紅であること、果実が硬いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年2月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に出願者の温室(北海道北広島市)において、(「Tribute」×「エバーベリー」)の選抜系統に「盛岡16号」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「夏実」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12058号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   いちご   マラジョー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「フレール」に育成者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、花弁は明赤紫で、花房当たりの花数はやや少、果実は球円錘で大きさが小の四季成性の観賞及び生食用品種である。
 草姿は中間、草勢は弱、草丈はやや低、分げつの多少は多である。葉色は濃緑、葉の形状は上向き、葉数は極多、葉柄の太さは中である。果皮の色は鮮赤、果形は球円錘、果実の大きさは小、果肉色は淡紅、果心の色は紅赤、果実の光沢は中である。花の大きさはやや大、花弁表面の色は明赤紫(JHS カラーチャート9506)、花弁裏面の色は鮮紫ピンク(同9504)、花弁表面基部の色の濃淡は淡い、花房当たり花数はやや少、花柄の太さは中、花柄長はやや短である。果実の硬さはかなり軟、そう果の落ち込みは表皮並、そう果数は密、果実の香りは中である。季性は四季成、開花位置は葉と同水準である。
 「フレール」と比較して、果実が大きいこと、花弁表面の色が明赤紫であること等で、「セレナータ」と比較して、果実が大きいこと、果心の色が紅赤であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年2月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1991年に育成者の温室(フランス共和国)において、「フレール」に育成者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12059号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   いちご   としひめ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「宝交早生」の選抜系統に「章姫」を交配して育成されたものであり、果実は長円錘形で大きさは中、果皮の色が鮮赤、休眠が長く露地栽培に向く品種である。
 草姿は中間、草勢は強、草丈は中、分げつの多少は少である。ランナー数はやや少、葉色は濃緑、葉の形状は上向き、葉数は中、葉柄の太さは太である。果皮の色は鮮赤、果形は長円錘、果実の大きさは中、果肉色は橙赤、果心の色は淡赤、果実の光沢は良である。花の大きさはやや大、花弁の色は白、花房当たり花数は多、花柄の太さ及び花柄長は中である。果実の硬さはやや軟、無種子帯は少、そう果の落ち込みは落込み中、そう果数及び果実の香りは中である。季性は一季成、開花始期は中、成熟期は晩、開花位置は葉より上、休眠性は長、可溶性固形物含量は高である。
 「はるのか」と比較して、果皮の色が鮮赤であること、花房当たりの花数が多いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年10月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者のほ場(福島県原町市)において、「宝交早生」の選抜系統に「章姫」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12060号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   いちご   純ベリー2(じゅんベリー2)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「純ベリー」に「女峰」を交配して育成されたものであり、果実は円錘形で大きさは中、果皮の色が鮮赤の四季成品種である。
 草姿は中間、草勢は強、草丈は中、分げつの多少は少である。ランナー数はやや少、葉色は濃緑、葉の形状は平面、葉数はやや少、葉柄の太さは中である。果皮の色は鮮赤、果形は円錘、果実の大きさは中、果肉色は鮮紅、果心の色は淡赤、果実の光沢は良である。花の大きさはやや大、花弁の色は白、花房当たり花数はやや少、花柄の太さは細、花柄長は長である。果実の硬さは極硬、無種子帯は少、そう果の落ち込みは落込み中、そう果数及び果実の香りは中である。季性は四季成、開花位置は葉より上、可溶性固形物含量はやや高、酸度は低である。
 「アイベリー」と比較して、果実が小さいこと、季性が四季成であること等で、「女峰」と比較して、小葉が小さいこと、季性が四季成であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年10月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成5年に育成者のほ場(東京都八王子市)において、「純ベリー」に「女峰」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12061号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   いちご   けんたろう
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「きたえくぼ」に「とよのか」を交配して育成されたものであり、果実は円錘形で大きく、果皮の色が鮮紅の無加温半促成栽培に向く品種である。
 草姿は中間、草勢は強、草丈は中、分げつの多少はやや少である。ランナー数は中、葉色は濃緑、葉の形状は上向き、葉数はやや少、葉柄の太さは中である。果皮の色は鮮紅、果形は円錘、果実の大きさは大、果肉色は橙赤、果心の色は白、果実の光沢は良、空洞はやや小である。花の大きさはやや大、花弁の色は白、花房当たり花数はやや多、花柄の太さ及び花柄長は中である。果実の硬さはやや硬、無種子帯はほとんど無し、そう果の落ち込みは落込み小、そう果数及び果実の香りは中である。季性は一季成、開花始期はやや晩、成熟期は中、開花位置は葉と同水準、耐干性は中、休眠性はやや長、可溶性固形物含量はかなり高、酸度、日持ち及び輸送性は中である。うどんこ病抵抗性はかなり強、萎黄病抵抗性及び萎ちょう病抵抗性はやや強である。
 「きたえくぼ」と比較して、果実の空洞が小さいこと、開花始期及び成熟期が早いこと等で、「宝交早生」と比較して、果実が硬いこと、日持ちが長いこと、萎黄病抵抗性が強いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年10月20日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成5年に北海道立道南農業試験場(亀田郡大野町)において、「きたえくぼ」に「とよのか」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12062号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   いちご   いちご中間母本農1号(いちごちゅうかんぼほんのう1ごう)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「アイベリー」の自殖3世代系統に「とよのか」の自殖3世代系統を交配して育成されたものであり、果実は円錘形で極大、果皮の色が明赤である中間母本品種である。
 草姿は立性、草勢はかなり強、草丈はかなり高、分げつの多少は中である。ランナー数はやや多、葉色は濃緑、葉の形状は平面、葉数は中、葉柄の太さは太である。果皮の色は明赤、果形は円錘、果実の大きさは極大、果肉色は橙赤、果心の色は白、果実の光沢は中である。花の大きさは大、花弁の色は白、花房当たり花数はやや少、花柄の太さは太、花柄長はかなり長である。果実の硬さは軟、無種子帯はほとんど無し、そう果の落ち込みは落込み小、そう果数及び果実の香りは中である。季性は一季成、開花始期及び成熟期はやや早、開花位置は葉より上、花粉の耐高温性及び耐干性は中、休眠性はかなり短、可溶性固形物含量は高、酸度はやや低、日持ちは短、輸送性は低、うどんこ病抵抗性は弱である。
 「アイベリー」と比較して、果皮の色が明赤であること、花柄が長いこと等で、「とよのか」と比較して、草姿が立性であること、果実が大きいこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成2年に野菜・茶業試験場久留米支場(現独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構、福岡県久留米市)において、「アイベリー」の自殖3世代系統に「とよのか」の自殖3世代系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12063号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   いちご   アロマス
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、果実は長円錘形で大きく、果皮の色が濃紅の四季成品種である。
 草姿は立性、草勢は強、草丈はやや高、分げつの多少は少である。ランナー数はかなり少、葉色は濃緑、葉の形状は平面、葉数は中、葉柄の太さは太である。果皮の色は濃紅、果形は長円錘、果実の大きさは大、果肉色は橙赤、果心の色は淡赤、果実の光沢は良である。花の大きさはやや大、花弁の色は白、花房当たり花数はやや多、花柄の太さは太、花柄長は長である。果実の硬さは極硬、無種子帯はほとんど無し、そう果の落ち込みは落込み大、そう果数は密、果実の香りはやや少である。季性は四季成、開花位置は葉と同水準、可溶性固形物含量及び酸度はやや低である。
 「とよのか」と比較して、果皮の色が濃紅であること、果実が硬いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1991年に出願者の温室(アメリカ合衆国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12064号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   いちご   ガビオタ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、果実は長円錘形でかなり大きく、果皮の色が濃紅の時々四季成品種である。
 草姿は立性、草勢は強、草丈は中、分げつの多少は少である。ランナー数はかなり少、葉色は濃緑、葉の形状は平面、葉数は少、葉柄の太さは太である。果皮の色は濃紅、果形は長円錘、果実の大きさはかなり大、果肉色は橙赤、果心の色は淡赤、果実の光沢は中である。花の大きさはやや大、花弁の色は白、花房当たり花数は中、花柄の太さは太、花柄長は極長である。果実の硬さは極硬、無種子帯は少、そう果の落ち込みは落込み中、そう果数は密、果実の香りはやや少である。季性は時々四季成、開花位置は葉より上、可溶性固形物含量は中、酸度は低である。
 「とよのか」と比較して、果皮の色が濃紅であること、果実が硬いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1991年に出願者の温室(アメリカ合衆国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12065号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   いちご   ディアマンテ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、果実は長円錘形でやや大きく、果皮の色が鮮赤の四季成品種である。
 草姿は立性、草勢は強、草丈は中、分げつの多少は少である。ランナー数はかなり少、葉色は濃緑、葉の形状は平面、葉数は少、葉柄の太さは太である。果皮の色は鮮赤、果形は長円錘、果実の大きさはやや大、果肉色は橙赤、果心の色は淡赤、果実の光沢は良である。花の大きさは中、花弁の色は白、花房当たり花数はやや少、花柄の太さは太、花柄長は長である。果実の硬さは極硬、無種子帯はほとんど無し、そう果の落ち込みは落込み小、そう果数は中、果実の香りはやや少である。季性は四季成、開花位置は葉と同水準、可溶性固形物含量は中、酸度はやや低である。
 「宝交早生」と比較して、花房当たり花数が少ないこと、果実が硬いこと等で、「エバーベリー」と比較して、果皮の色が鮮赤であること、果実が硬いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1991年に出願者の温室(アメリカ合衆国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12066号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   だいこん   カザフ辛味(カザフからみ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、カザフスタン共和国からの導入種子をは種し、その実生から選抜したものであり、根は腰高〜丸形で小さく、乳白の基本色に緑の補充色が上部に入る辛味だいこんの品種である。
 草姿は立、着葉数は少、葉片の特性は普通、葉色はやや濃緑、葉の色素は無、小葉数は中、小葉の着き方は疎である。根形は腰高〜丸、肩形は流れ、尻形はやや流れ、根重は小、最大根径は太、最大根径の位置は上、根長はかなり短、根の揃いは不良、根色(基本色)は乳白、根色(補充色)は緑、分布は着色全面(着葉部からみて根長の2/5未満)である。抽根性は少、収穫期は中、モザイク病抵抗性は高である。
 「辛丸」と比較して、尻形がやや流れであること、根色に緑の補充色が入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に育成者が所属する会社の農場(埼玉県北埼玉郡大利根町)において、カザフスタン共和国からの導入種子をは種し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12067号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   やまのいも   じねちょう
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、青森県より導入した自然薯に北海道夕張市産のながいもを交配して育成されたものであり、葉は長心臓形で大きさは中、芋は長紡錘形で粘度が中の品種である。
 草勢は中、つるの巻性は右、断面の形は丸、色は暗赤紫である。葉の形は長心臓、大きさ、長さ及び幅は中、葉脚部の窪みの深さはかなり深、葉の肩張りは中、葉縁のくびれの程度は小、葉色はやや濃緑、葉脚部葉柄の着色は有、対生葉位は低である。むかごの着生程度は多、形状は球、大きさはやや小、色は褐である。芋の外皮色は褐、粗滑はやや粗、形は長紡錘、着生数は1、芋の長さは長、首部の長さは中である。髭根の多少は中、肉色は白、粗密はやや粗、粘度は中、変色性は弱、貯蔵性及び早晩性は中である。
 ながいも(北海道網走市栽培種)と比較して、葉縁のくびれの程度が小さいこと、粘度が強いこと等で、自然薯(愛知県額田町栽培種)と比較して、葉の形が長心臓であること、葉の肩張りが広いこと、芋の形が長紡錘であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和53年に北海道大学農学部附属農場(札幌市)において、青森県三戸郡五戸町より導入した自然薯に北海道夕張市より導入したながいもを交配して胚培養を行い、その中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12068号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   かんきつ   徳島3X1号(とくしま3X1ごう)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、本田系すだちの4倍体育成系統に緑香系すだちを交配して育成されたものであり、果形が扁球、果実の重さが軽、果皮色が黄橙の育成地(徳島県板野郡上板町)では12月中旬に成熟する香酸かんきつである。
 樹姿は開張、樹の大きさ及び樹勢は中である。枝梢の太さは中、節間長は短、枝梢のとげの多少は多である。葉身の形は卵形、波状の程度は中、大きさは小、葉身長は短、葉身幅は狭、網脈の鮮明度は不明である。翼葉の形は紡錘形、葉柄の長さは短、太さは中である。花序の形成は単生、花(花蕾)の重さは軽、花弁の形は紡錘形、長さは短、幅は広、色は白、数は4枚、花糸の分離の程度は一部合一、花粉の多少は多である。果実の形は扁球、果形指数は中、果頂部の形は陥没、放射条溝の有無は無、凹環の有無は有、果梗部の形は球面、放射条溝の多少は多である。果心の充実度は中、大きさは小、果実の重さは軽、果皮の色は黄橙、油胞の大きさは中、密度は密、凹凸は凹、果面の粗滑は粗、果皮の厚さは中、果皮歩合は大、剥皮の難易は中である。じょうのう膜の硬さは軟、さじょうの形及び大きさは中、色は黄橙である。果汁の多少は多、甘味はやや低、酸味は低、香気の多少は中、種子数は無、胚の数は多胚である。発芽期及び開花期は中、成熟期は中で育成地においては12月中旬である。隔年結果性及び浮皮果の発生は中、貯蔵性は短である。
 本田系すだち及び新居系すだちと比較して、葉身が卵形であること、成熟期が遅いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成4年に徳島県果樹試験場県北分場(現徳島県農林水産総合技術センター果樹研究所県北分場、板野郡上板町)において、本田系すだちの4倍体育成系統に緑香系すだちを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を
 継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12069号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   かんきつ   はれひめ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「E-647」(「清見」×「オセオラ」)に「宮川早生」を交配して育成されたものであり、果形が扁球、果実の重さがやや重、果皮色が橙の育成地(静岡県静岡市)では12月上旬に成熟するかんきつである。
 樹姿は中間、樹の大きさはやや小、樹勢は中である。枝梢の太さは太、節間長は中、枝梢のとげの多少は多である。葉身の形は紡錘形、波状の程度はやや弱、大きさは小、葉身長は中、葉身幅は狭、網脈の鮮明度はやや明瞭である。翼葉の形は痕跡、葉柄の長さ及び太さは中である。花序の形成は単生、花(花蕾)の重さは軽、花弁の形は紡錘形、長さは短、幅は広、色は白、数は5枚、花糸の分離の程度は分離、花粉の多少は無である。果実の形は扁球、果形指数はやや大、果頂部の形は平坦、放射条溝の有無は無、凹環の有無は不明瞭、果梗部の形は切平面、放射条溝の多少は中である。果心の充実度は空、大きさは大、果実の重さはやや重、果皮の色は橙、油胞の大きさは中、密度は密、凹凸は凹、果面の粗滑はやや滑、果皮の厚さ及び果皮歩合は中、剥皮の難易は易である。じょうのう膜の硬さは軟、さじょうの形は短、大きさは中、色は橙である。果汁の多少はやや多、甘味はやや低、酸味は低、香気の多少は中、種子数は少、胚の数は単胚である。発芽期はやや晩、開花期はやや早、成熟期はかなり早で育成地においては12月上旬である。隔年結果性は中、浮皮果の発生は少、裂果の発生は無、貯蔵性は短である。
 「清見」と比較して、果心の充実度が空であること、剥皮が易であること等で、「オセオラ」と比較して、果実が重いこと、果皮の色が橙であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成2年に果樹試験場興津支場(現独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構、静岡県静岡市)において、「E-647」(「清見」×「オセオラ」)に「宮川早生」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。     
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12070号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   かんきつ   かんきつ中間母本農6号
          (かんきつちゅうかんぼほんのう6ごう)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「キングマンダリン」に「無核紀州」を交配して育成されたものであり、果形が扁球、果実の重さが中、果皮色が橙の育成地(静岡県静岡市)では1月下旬に成熟するかんきつである。
 樹姿は直立、樹の大きさ及び樹勢は中である。枝梢の太さは太、節間長は中、枝梢のとげの多少は無である。葉身の形は紡錘形、波状の程度は弱、大きさは大、葉身長は長、葉身幅は中、網脈の鮮明度はやや明瞭である。翼葉の形は痕跡、葉柄の長さは短、太さは太である。花序の形成は単生、花(花蕾)の重さは極軽、花弁の形は紡錘形、長さは短、幅は中、色は白、数は6枚、花糸の分離の程度は分離、花粉の多少はやや少である。果実の形は扁球、果形指数は中、果頂部の形は平坦、放射条溝及び凹環の有無は無、果梗部の形は球面、放射条溝の多少は中である。果心の充実度はやや密、大きさは小、果実の重さは中、果皮の色は橙、油胞の大きさは小、密度は密、凹凸は平、果面の粗滑及び果皮の厚さは中、果皮歩合は大、剥皮の難易は中である。じょうのう膜の硬さはやや軟、さじょうの形及び大きさは中、色は橙である。果汁の多少は多、甘味は高、酸味は低、香気の多少は多、種子数は無である。発芽期は晩、開花期はやや晩、成熟期はやや早で育成地においては1月下旬である。隔年結果性は中、浮皮果及び裂果の発生は無、貯蔵性は中である。 
 「キングマンダリン」と比較して、果面が滑らかであること、無核であること等で、「無核紀州」と比較して、果実が大きいこと、果皮が厚いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和61年に農林水産省果樹試験場興津支場(現独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構、静岡県静岡市)において、「キングマンダリン」に「無核紀州」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12071号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   くり   秋峰(しゅうほう)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「筑波」に出願者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、きゅう果の形が扁球、果実の大きさが中、果皮の色が暗褐の育成地(茨城県つくば市)では10月上旬に成熟するやや晩生種である。
 樹姿は開張、樹の大きさ及び樹勢は中である。枝梢の長さ及び太さは中、色は褐、皮目の形はやや扁円、大きさは中である。葉身の形は長楕円状披針形、上部の形はのぎ形、基部の形は鋭形、鋸歯の形はやや鋭形、葉の大きさ、毛じの多少、葉柄の長さ及び葉柄率は中、雄花穂の姿勢は中間である。きゅう果の形は扁球、大きさ及びきゅう肉の厚さは中、きゅう梗の長さは短、太さは中、とげの長さはやや長、密度は中である。側果側面の形は帯円三角、横面の形は尖円、中果側面の形は帯円三角、横面及び底面の形はてい形、果実の大きさは中、果皮の色は暗褐、座の大きさはやや大、接線の形はやや湾、果皮の毛じの多少は多である。果肉の色は黄、肉質は粉質、甘味は多である。開花期は晩、成熟期はやや晩で育成地においては10月上旬である。双子果の多少は少、裂果の多少、果皮の剥皮及び蒸ぐりの渋皮剥皮の難易は中である。
 「筑波」と比較して、果実が小さいこと、成熟期が遅いこと等で、「石鎚」と比較して、果実が小さいこと、成熟期が早いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和58年に農林水産省果樹試験場(現独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構、茨城県つくば市)において、「筑波」に出願者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12072号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   パインアップル   サマーゴールド
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は「クリームパイン」に「McGregor ST-1」を交配して育成されたものであり、果形が円筒、果実表面の色が黄、大きさが中、育成地(沖縄県名護市)では8月中旬に収穫できる品種である。
 草姿は中間、草丈は短、生体重及び冠芽発生数は中、冠えい芽の発生数は無、冠芽の奇形の発生率は低、えい芽発生数、茎長及び茎の太さは中、葉長は短、葉幅は狭、葉厚は中、とげの密度は無、果形は円筒、果実の大きさ及び長さは中、果実表面の色は黄、小果の数は多、大きさは軽、果皮の厚さは厚、果肉の色は黄、果芯の太さは太、甘味は高、酸味は低、香気は少、肉質は軟、種子の多少は無である。開花期は中、収穫期は中で育成地においては8月中旬、成熟日数は短である。日焼けは中、裂果は少である。
 「N67-10」と比較して、果実が軽いこと、果実表面が黄色であること等で、「ハニーブライト」と比較して、果実が重いこと、果実表面が黄色であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成元年に沖縄県農業試験場名護支場(名護市)において、「クリームパイン」に「McGregor ST-1」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12073号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   パインアップル   ゆがふ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は「クリームパイン」に「HI101」を交配して育成されたものであり、果形が円錐、果実表面の色が黄、大きさが軽、育成地(沖縄県名護市)では8月中旬に収穫できる品種である。
 草姿は斜立、草丈は短、生体重及び冠芽発生数は中、冠えい芽の発生数は無、冠芽の奇形の発生率は低、えい芽発生数は中、茎長は長、茎の太さは中、葉長は短、葉幅は狭、葉厚は中、とげの密度は無、果形は円錐、果実の大きさは軽、長さは中、果実表面の色は黄、小果の数は多、大きさは軽、果皮の厚さは厚、果肉の色は白、果芯の太さは中、甘味は高、酸味は低、香気は少、肉質は軟、種子の多少は無である。開花期は中、収穫期は中で育成地においては8月中旬、成熟日数は中である。日焼け及び裂果は中である。
 「N67-10」と比較して、果実が軽いこと、果肉が白色であること等で、「ハニーブライト」と比較して、果肉が白色であること、肉質が軟らかいこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成元年に沖縄県農業試験場名護支場(名護市)において、「クリームパイン」に「HI101」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12074号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ぶどう   ナガノパープル
 
3 登録品種の特性の概要
  この品種は、「巨峰」に「ロザリオ ビアンコ」を交配して育成されたもので、果皮の色が紫黒、果粒が円で中粒の育成地(長野県須坂市)では9月上旬に成熟する早生種である。
 樹の広がりは中、樹勢は強である。熟梢の太さは太、色は黄褐、節間横断面の形は楕円、表面の形状は細溝あり、幼梢先端の色は赤〜紫赤、巻きひげの着生は2である。花穂の着生数は中、花性は両性、花粉の多少は中である。成葉葉身の形は五角形、裂片数は5片、葉身横断面の形は波打ち、葉縁鋸歯の形は両側直線、葉柄裂刻及び成葉上裂刻の一般的な形は重なる、成葉の大きさは大、上面の色は暗緑、葉柄の色は淡紅、成葉の下面葉脈間の綿毛の密度は無〜極粗、下面主脈上の綿毛の密度は粗、葉柄の綿毛の密度は無〜極粗、中肋に対する葉柄の長さの比は短、葉柄の太さは中である。穂梗の太さは太、長さは長、色は淡緑である。果房の形は有岐円錐、大きさは小、長さは長、着粒の粗密は粗、果梗の太さは細、長さは中、色は黄緑である。果粒の形は円、大きさは中、果皮の色は青黒又は紫黒、果粉の多少は多、果皮の厚さはやや薄、果皮と果肉の分離性は難、果肉の色は不着色、肉質は崩壊性、甘味は高、酸味は少、渋味は無〜極少、香気はフォクシー、果汁の多少は多、種子の数は少、形は短、大きさは中である。発芽期及び開花期は中、成熟期は早で 育成地においては9月上旬である。果実の着色の難易は中間、花振いの多少は多、無核果粒の混入はかなり多、裂果の多少はやや少、果梗の強さは強、果梗と果粒の分離は難である。
 「巨峰」及び「ピオーネ」と比較して、果粒の形が円であること、果粒が小さいこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成2年に長野県果樹試験場(須坂市)において、「巨峰」に「ロザリオ ビアンコ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12075号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ぶどう   ブラックビート
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「藤稔」に「ピオーネ」を交配して育成されたもので、果皮の色が紫黒、果粒が短楕円で極大粒の育成地(熊本県宇土郡不知火町)では7月下旬に成熟するかなり早生の品種である。
 樹の広がりは大、樹勢は中である。熟梢の太さは太、色は暗褐、節間横断面の形は楕円、表面の形状は細溝あり、幼梢先端の色は薄赤、巻きひげの着生は2である。花穂の着生数は中、花性は両性、花粉の多少は中である。成葉葉身の形は五角形、裂片数は5片、葉身横断面の形は波打ち、葉縁鋸歯の形は両側直線、葉柄裂刻の一般的な形は開く、成葉上裂刻の一般的な形は重なる、成葉の大きさは大、上面の色は暗緑、葉柄の色は淡紅、成葉の下面葉脈間の綿毛の密度は無〜極粗、下面主脈上の綿毛の密度は粗、葉柄の綿毛の密度は無〜極粗、中肋に対する葉柄の長さの比は短、葉柄の太さは中である。穂梗の太さは太、長さは長、色は淡緑である。果房の形は有岐円錐、大きさは極大、長さは長、着粒の粗密は粗、果梗の太さは太、長さは中、色は黄緑である。果粒の形は短楕円、大きさは極大、果皮の色は青黒又は紫黒、果粉の多少は多、果皮の厚さは厚、果皮と果肉の分離性は中、果肉の色は不着色、肉質は中間、甘味は中、酸味は少、渋味は無〜極少、香気は無、果汁の多少は多、種子の数は少、形は中、大きさは大である。発芽期及び開花期は中、成熟期はかなり早で育成地においては7月下旬である。果実の着色の難易は中間、花振いの多少はやや多、無核果粒の混入は多、裂果の多少は少、果梗の強さは強、果梗と果粒の分離は易である。
 「巨峰」及び「ピオーネ」と比較して、果粒の形が短楕円であること、香気が無いこと等で区別性が認められる。 
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成2年に育成者のほ場(熊本県宇土郡不知火町)において、「藤稔」に「ピオーネ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「ブラック・ビート」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12076号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   アスター   シエナ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、外花弁が黄白色のかなり小輪花で、中生の切花向きの品種である。
 草姿はほうき型、一次分枝の発生量はやや多、発生位置は低〜中位、二次分枝の発生量は多、開花時草丈はやや高である。節数はやや少、茎の太さ(地上10p)はやや細、同(最長側枝の1/2の点)はかなり細、最長の一次分枝長はやや長、茎の強度は強である。葉身長(最長側枝の最大葉)はやや短、葉幅はやや広、葉柄長はかなり長、葉身長(地上10pの葉)はやや短、葉幅はやや広、葉柄長はやや長、葉色は濃緑である。花弁の形は平弁、外花弁の反り方は外反、花径はかなり小、花弁の長さ(最外弁)は短、幅は中、総ほう部の直径はやや小、外花弁の色は黄白(JHS カラーチャート3301)、花盤の色は黄、舌状花数、管状花数及び総ほう片数は極少である。開花期の早晩性は中である。
 「サンハナホワイト」と比較して、一次分枝の発生位置が低〜中位であること、花弁の形が平弁であること等で、「ネオホワイト」と比較して、一次分枝の発生位置が低〜中位であること、地上10pの葉の葉柄長が長いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成元年に出願者の農場(長野県南安曇郡三郷村)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12077号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   アスター   ミハス
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、外花弁が黄白色のやや小輪花で、やや早生の切花向きの品種である。
 草姿はほうき型、一次分枝の発生量は多、発生位置は低〜中位、二次分枝の発生量は多、開花時草丈はやや高である。節数はやや少、茎の太さ(地上10p)は細、同(最長側枝の1/2の点)はかなり細、最長の一次分枝長はやや長、茎の強度は強である。葉身長(最長側枝の最大葉)及び葉幅は中、葉柄長はかなり長、葉身長(地上10pの葉)は中、葉幅はやや広、葉柄長はやや長、葉色は濃緑である。花弁の形は平弁、外花弁の反り方は外反、花径はやや小、花弁の長さ(最外弁)及び幅は中、総ほう部の直径はやや大、外花弁の色は黄白(JHS カラーチャート3301)、花盤の色は黄、花の厚みはやや薄、舌状花数及び管状花数は極少、総ほう片数はかなり少である。開花期の早晩性はやや早である。
 「ティピホワイト」と比較して、最長側枝の最大葉の葉柄長が長いこと、花の厚みが薄いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成元年に出願者の農場(長野県南安曇郡三郷村)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12078号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   けいとう   マーチン スカーレット
  
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花穂がとさかでかなり小さく、明紅色の切花向きの品種である。
 開花時草丈は中高性である。茎の色は黄緑、節数は少、分枝性は高である。葉の概形は披針形、葉先部分の形はのぎ形、葉の大きさはやや小、地色は緑、アントシアンの程度は極少である。花穂の区分はとさか、とさか部の概形は扇形、花穂の大きさはかなり小、波状部の密度は粗、花穂の色は明紅(JHS カラーチャート0106)、キメラの有無は無、開花の早晩性はやや早である。
 「クリスタルビューティーCE」及び「ボンベイワインレッド」と比較して、葉の概形が披針形であること、花穂の色が明紅であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年10月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1992年に出願者の温室(オランダ王国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12079号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   けいとう   桃の精(もものせい)
  
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の久留米系育成系統の変異株から育成されたものであり、花穂がとさかでやや小さく、明紫赤色の切花向きの品種である。
 開花時草丈は高性である。茎の色は赤紫、節数は少、分枝性は極高である。葉の概形は披針形、葉先部分の形は鋭尖形、葉の大きさはやや小、地色は緑、アントシアンの程度は中である。花穂の区分はとさか、とさか部の概形は丸形、花穂の大きさはやや小、波状部の密度は密、花穂の色は明紫赤(JHS カラーチャート9706)、キメラの有無は無、開花の早晩性は中である。
 「ローズクイーン」と比較して、茎の色が赤紫であること、分枝性が高いこと等で、「久留米ローズ」と比較して、茎の色が赤紫であること、葉の概形が披針形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和45年に育成者のほ場(福岡県北九州市)において、育成者所有の赤紫色の久留米系育成系統の中から明紫赤色の変異株を発見、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、平成11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12080号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   けいとう   デリーレッドCE
  
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の久留米系育成系統の実生から選抜して育成されたものであり、花穂がとさかでかなり小さく、鮮紅色の切花向きの品種である。
 開花時草丈は中高性である。茎の色は黄緑、節数は少、分枝性はかなり高である。葉の概形は披針形、葉先部分の形はのぎ形、葉の大きさはやや小、地色は緑、アントシアンの程度は極少である。花穂の区分はとさか、とさか部の概形は扇形、花穂の大きさはかなり小、波状部の密度は中、花穂の色は鮮紅(JHS カラーチャート0107)、キメラの有無は無、開花の早晩性は早である。
 「マーチンピンク」と比較して、花穂の色が鮮紅であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に育成者のほ場(山口県下関市)において、育成者所有の久留米系育成系統の実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12081号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   けいとう   デリーパールCE
  
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の久留米系育成系統の実生から選抜して育成されたものであり、花穂がとさかでかなり小さく、上部が濃ピンク色、下部が淡黄緑色の切花向きの品種である。
 開花時草丈は中高性である。茎の色は黄緑、節数は少、分枝性はかなり高である。葉の概形は披針形、葉先部分の形はのぎ形、葉の大きさは中、地色は緑、アントシアンの程度は極少である。花穂の区分はとさか、とさか部の概形は扇形、花穂の大きさはかなり小、波状部の密度は中、花穂の色は上部が濃ピンク(JHS カラーチャート0405)、下部が淡黄緑(同3502)、キメラの有無は無、開花の早晩性は早である。
 「マーチン スカーレット」及び「クリスタルビューティーCE」と比較して、花穂の色が上部は濃ピンクで下部は淡黄緑であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に育成者のほ場(山口県下関市)において、育成者所有の久留米系育成系統の実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12082号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペチュニア   キリマジチェリーレッド
 
3 登録品種の特性の概要
この品種は、「キリマジ」の葉プロトプラスト培養による再生過程にエックス線を照射して育成されたものであり、花は鮮紅色で小輪の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型はつる性ほふく型、草丈はかなり低である。茎長は高、太さは細、色は無、毛の多少は中、第1次分枝数及び第2次分枝数は極多、節間長はやや短である。葉形は披針形、着葉角度は水平、葉長はやや短、葉幅はやや狭、葉の上面の色は中、ふ入り葉は無、葉の厚さは中、毛の多少は少である。花の向きは斜上向き、花形は一重、花筒部の形は中、花径は小輪、複色の有無は無、単色花の色は鮮紅(JHS カラーチャート0107)、花弁のたい色の程度は中、花喉部内面底部の色は鮮紅(同0107)の地色に褐(同1309)のすじが入る、花筒部外面の色は穏紫ピンク(同9511)の地色に暗赤褐(同1009)のすじが入る、花弁先端部の形は中、切れ込みの程度は中間、波打ちの程度は弱、がくの形状は狭、雌ずいの形は細、雄ずいの形は中、雌雄ずいの位置は凸、雄ずいの数は中、花柄の長さはやや短、太さは細である。                     
 「キリマジ」と比較して、単色花の色が鮮紅であること、花喉部内面底部の色が鮮紅の地色に褐のすじが入ること等で、「ボンフリーレッド」と比較して、花喉部内面底部の色が鮮紅の地色に褐のすじが入ること、花筒部外面の色が穏紫ピンクの地色に暗赤褐のすじが入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に出願者の研究所(栃木県塩谷郡喜連川町)において、「キリマジ」の葉プロトプラスト培養による植物体の再生過程にエックス線を照射して得られた株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安
 定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12083号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペチュニア   ピンクダイアモンド
       
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、ブラジル連邦共和国から導入した野生種に出願者所有の無名実生種を交配して育成されたものであり、花は鮮赤紫色で極小輪の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型はつる性ほふく型、草丈は極低である。茎長は低、太さはかなり細、色は有、毛の多少は少、第1次分枝数及び第2次分枝数は多、節間長はかなり短である。葉形は楕円形、着葉角度は立ち葉、葉長はかなり短、葉幅はかなり狭、葉の上面の色は濃緑、ふ入り葉は無、葉の厚さ及び毛の多少は中である。花の向きは斜上向き、花形は一重、花筒部の形は中、花径は極小輪、複色の有無は無、単色花の色は鮮赤紫(JHS カラーチャート9207)、花弁のたい色の程度は弱、花喉部内面底部の色は鮮紫(同8607)、花筒部外面の色は穏赤紫(同9215)の地色に暗灰紫(同9218)のすじが入る、花弁先端部の形は鈍、切れ込みの程度は浅い、波打ちの程度は弱、がくの形状は狭、雌ずいの形は細、雄ずいの形は小、雌雄ずいの位置は凹、雄ずいの数は中、花柄の長さはかなり短、太さはかなり細である。
 「イルミネーションローズ」と比較して、葉形が楕円形であること、花筒部外面の色が穏赤紫の地色に暗灰紫(同9218)色のすじが入ること等で、「サンベルビピ」と比較して、草型がつる性ほふく型であること、雌雄ずいの位置が凹であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成11年に出願者の温室(岡山県赤磐郡山陽町)において、ブラジル連邦共和国から導入した野生種に出願者所有の無名実生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12084号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペチュニア   サンベルブラ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「サンベルクピ」の枝変わりであり、花は淡紫ピンクの地色に暗赤味紫色の網目模様が入る極小輪の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型はつる性ほふく型、草丈は極低である。茎長は中、太さはかなり細、色は有、毛の多少、第1次分枝数及び第2次分枝数は多、節間長はかなり短である。葉形は披針形、着葉角度は立ち葉、葉長はかなり短、葉幅はかなり狭、上面の色は中、ふ入り葉は無、厚さはかなり薄、毛の多少は多である。花の向きは斜上向き、花形は一重、花筒部の形は中、花径は極小輪、複色の有無は有、複色模様の形は網目模様、複色花の地の色は淡紫ピンク(JHS カラーチャート8902)、複色花の模様の色は暗赤味紫(同8909)、花弁のたい色の程度は弱、花喉部内面底部の色は黄(同2513)の地色に暗黄褐(同1910)のすじが入る、花筒部外面の色は浅緑黄(同2703)の地色に暗褐(同1310)のすじが入る、花弁先端部の形は鈍、切れ込みの程度は浅い、波打ちの程度は弱、がくの形状は狭、雌ずいの形はかなり細、雄ずいの形はかなり小、雌雄ずいの位置は凹、雄ずいの数は中、花柄の長さは短、太さは極細である。
 「掛川S9」と比較して、葉幅が広いこと、複色模様の形が網目模様であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成12年にサントリー株式会社の温室(滋賀県八日市市)において、「サンベルクピ」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12085号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペチュニア   キリマジダブルピンクベイン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の無名実生種に「ソナタピュアホワイト」を交配して育成されたものであり、花は鮮紫ピンクの地色に明赤紫色の網目模様が入るやや小輪の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型はつる性ほふく型、草丈はかなり低である。茎長は極高、太さはかなり細、色は無、毛の多少は中、第1次分枝数は多、第2次分枝数は中、節間長は短である。葉形は楕円形、着葉角度は水平、葉長はやや短、葉幅はやや狭、葉の上面の色は中、ふ入り葉は無、葉の厚さは薄、毛の多少は中である。花の向きは斜上向き、花形は八重、花筒部の形は広、花径はやや小輪、複色の有無は有、複色模様の形は網目模様、複色花の地の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9204)、複色花の模様の色は明赤紫(同9506)、花弁のたい色の程度は中、花喉部内面底部の色は黄白(同3302)の地色に暗赤褐(同
1009)のすじが入る、花筒部外面の色は淡紫ピンク(同8902)の地色に穏黄緑(同
3312)のすじが入る、花弁先端部の形は鈍、切れ込みの程度は浅い、波打ちの程度は中、がくの形状は狭、雄ずいの形は中、数は多、花柄の長さはかなり短、太さはかなり細である。開花期は早である。
 「デュオペパーミント」と比較して、草型がつる性ほふく型であること、花が鮮紫ピンク(同9204)の地色に明赤紫の網目模様が入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成11年に出願者の温室(栃木県塩谷郡喜連川町)において、出願者所有の無名実生種に「ソナタピュアホワイト」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12086号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペチュニア   キリマジダブルローズ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の無名実生種に「ダブルカスケードピンク」を交配して育成されたものであり、花は明赤紫の地色に鮮赤紫色の網目模様が入るやや小輪の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型はつる性ほふく型、草丈はかなり低である。茎長はかなり高、太さは細、色は無、毛の多少は中、第1次分枝数は多、第2次分枝数は中、節間長はやや短である。葉形は楕円形、着葉角度は水平、葉長はやや短、葉幅はやや狭、葉の上面の色は中、ふ入り葉は無、葉の厚さは薄、毛の多少は中である。花の向きは斜上向き、花形は八重、花筒部の形は広、花径はやや小輪、複色の有無は有、複色模様の形は網目模様、複色花の地の色は明赤紫(JHS カラーチャート9206)、複色花の模様の色は鮮赤紫(同9507)、花弁のたい色の程度は中、花喉部内面底部の色は灰ピンク(同9716)の地色に暗赤褐(同
1009)のすじが入る、花筒部外面の色は灰ピンク(同9716)の地色に穏黄緑(同3312)のすじが入る、花弁先端部の形は中、切れ込みの程度は浅い、波打ちの程度は弱、がくの形状は狭、雄ずいの形は中、数は少、花柄の長さはかなり短、太さはかなり細である。開花期は早である。
 「ダブルカスケードピンク」と比較して、草型がつる性ほふく型であること、花径が小さいこと、花弁の波打ちが弱いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成11年に出願者の温室(栃木県塩谷郡喜連川町)において、出願者所有の無名実生種に「ダブルカスケードピンク」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12087号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペチュニア   キリマジダブルカプリシャス
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の無名実生種に「ソナタピュアホワイト」を交配して育成されたものであり、花は鮮紫ピンク色でやや小輪の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型はつる性ほふく型、草丈はかなり低である。茎長は高、太さはかなり細、色は無、毛の多少は中、第1次分枝数は多、第2次分枝数は中、節間長はかなり短である。葉形は楕円形、着葉角度は水平、葉長は短、葉幅はやや狭、葉の上面の色は中、ふ入り葉は無、葉の厚さは薄、毛の多少は中である。花の向きは斜上向き、花形は八重、花筒部の形は広、花径はやや小輪、複色の有無は無、単色花の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート8904)、花弁のたい色の程度は中、花喉部内面底部の色は淡黄緑(同3303)の地色に緑褐(同2713)のすじが入る、花筒部外面の色は淡紫ピンク(同8902)の地色に穏黄緑(同3312)のすじが入る、花弁先端部の形は鈍、切れ込みの程度は浅い、波打ちの程度は弱、がくの形状は狭、雄ずいの形は中、数は多、花柄の長さはかなり短、太さはかなり細である。開花期はやや早である。
 「ドレスアップライトピンク」と比較して、単色花の色が鮮紫ピンクであること、花喉部内面底部の色が淡黄緑の地色に緑褐のすじが入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成11年に出願者の温室(栃木県塩谷郡喜連川町)において、出願者所有の無名実生種に「ソナタピュアホワイト」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12088号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペチュニア   キリマジホワイト
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の無名実生種に「ソナタピュアホワイト」を交配して育成されたものであり、花は黄白色でやや小輪の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型はつる性ほふく型、草丈は低である。茎長は極高、太さはかなり細、色は無、毛の多少は中、第1次分枝数は多、第2次分枝数は中、節間長はやや短である。葉形は楕円形、着葉角度は水平、葉長はやや短、葉幅はやや狭、葉の上面の色は中、ふ入り葉は無、葉の厚さはかなり薄、毛の多少は中である。花の向きは斜上向き、花形は一重、花筒部の形は中、花径はやや小輪、複色の有無は無、単色花の色は黄白(JHS カラーチャート2901)、花弁のたい色の程度は弱、花喉部内面底部の色は黄白(同3302)の地色に濃黄緑(同3106)のすじが入る、花筒部外面の色は淡黄緑(同3102)の地色に穏黄緑(同3312)のすじが入る、花弁先端部の形は鈍、切れ込みの程度は浅い、波打ちの程度は弱、がくの形状は狭、雌ずいの形は細、雄ずいの形は中、雌雄ずいの位置は凹、雄ずいの数は中、花柄の長さは短、太さはかなり細である。
 「ホワイトカーペット」と比較して、草型がつる性ほふく型であること、花の波打ちの程度が弱いこと等で、「プライムタイムホワイト」と比較して、草型がつる性ほふく型であること、がくの形状が狭いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成11年に出願者の温室(栃木県塩谷郡喜連川町)において、出願者所有の無名実生種に「ソナタピュアホワイト」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12089号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペチュニア   ケイパブカス
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は鮮青味紫色で小輪の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型は横張型、草丈は低である。茎長は低、太さは細、色は無、毛の多少は少、第1次分枝数は中、第2次分枝数は少、節間長は短である。葉形は披針形、着葉角度は水平、葉長はやや短、葉幅はやや狭、葉の上面の色は中、ふ入り葉は無、葉の厚さ及び毛の多少は中である。花の向きは斜上向き、花形は一重、花筒部の形は中、花径は小輪、複色の有無は無、単色花の色は鮮青味紫(JHS カラーチャート8306)、花弁のたい色の程度は強、花喉部内面底部の色は浅紫灰(同8614)の地色に暗灰褐(同1920)のすじが入る、花筒部外面の色は浅紫(同8611)の地色に灰茶(同1919)のすじが入る、花弁先端部の形は中、切れ込みの程度は浅い、波打ちの程度は弱、がくの形状は狭、雌ずいの形は細、雄ずいの形は小、雌雄ずいの位置は同高、雄ずいの数は中、花柄の長さは短、太さはかなり細である。
 「ケイラブブ」及び「Pearl Sky Blue」と比較して、葉形が披針形であること、花筒部外面の色が浅紫(同8611)の地色に灰茶(同1919)のすじが入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に出願者の温室(千葉県佐原市)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12090号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペチュニア   イルミネーションレモン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、トキタ種苗株式会社及び麒麟麦酒株式会社所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は浅黄色で極小輪の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型は横張型、草丈はやや低である。茎長は極高、太さは極細、色は有、毛の多少は中、第1次分枝数は極多、第2次分枝数は中、節間長は短である。葉形は線形、着葉角度は水平、葉長はかなり短、葉幅は極狭、葉の上面の色は中、ふ入り葉は無、葉の厚さは薄、毛の多少は中である。花の向きは斜上向き、花形は一重、花筒部の形は広、花径は極小輪、複色の有無は無、単色花の色は浅黄(JHS カラーチャート2504)、花弁のたい色の程度は中、花喉部内面底部の色は明黄(同2506)の地色に濃黄(同2508)のすじが入る、花筒部外面の色は浅黄(同2511)の地色に暗赤(同0410)のすじが入る、花弁先端部の形は中、切れ込みの程度は浅い、波打ちの程度は弱、がくの形状は狭、雌ずいの形は細、雄ずいの形は小、雌雄ずいの位置は凹、雄ずいの数は中、花柄の長さは短、太さは極細である。
 「サンベルキ」と比較して、単色花の色が浅黄であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に麒麟麦酒株式会社植物開発研究所(栃木県塩谷郡喜連川町)において、トキタ種苗株式会社及び麒麟麦酒株式会社所有の系統系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12091号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペチュニア   サンロベ
       
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、サントリー株式会社所有の育成系統にブラジル連邦共和国から導入した野生種を交配して育成されたものであり、花は紫ピンクの地色に鮮赤紫色の網目模様が入るやや小輪の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型はつる性ほふく型、草丈はかなり低である。茎長及び太さは中、色は有、毛の多少は中、第1次分枝数はかなり多、第2次分枝数及び節間長は中である。葉形は楕円形、着葉角度は立ち葉、葉長はやや短、葉幅及び葉の上面の色は中、ふ入り葉は無、葉の厚さはやや厚、毛の多少は少である。花の向きは上向き、花形は一重、花筒部の形は中、花径はやや小輪、複色の有無は有、複色模様の形は網目模様、複色花の地の色は紫ピンク(JHS カラーチャート9203)、模様の色は鮮赤紫(同9507)、花弁のたい色の程度は中、花喉部内面底部の色は暗灰紫(同8916)、花筒部外面の色は浅赤味紫(同8910)の地色に穏赤味紫(同8913)のすじが入る、花弁先端部の形は鈍、切れ込みの程度は中間、波打ちの程度は弱、がくの形状は中、雌ずいの形は細、雄ずいの形は中、雌雄ずいの位置は同高、雄ずいの数は中、花柄の長さは短、太さは中である。
 「レボリューション・ピンクベイン」及び「ダンペサップ」と比較して、複色花の色が紫ピンクの地色に鮮赤紫色の網目模様が入ること、花筒部外面の色が浅赤味紫の地色に穏赤味紫のすじが入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年6月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年にサントリー株式会社の近江開発センター(滋賀県八日市市)において、出願者所有の育成系統にブラジル連邦共和国から導入した野生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12092号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   トレニア   サンレニラム
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「サンレニム」にコルヒチン処理をして育成されたものであり、花は鮮紫色で底部が明青味紫色、筒部が濃紫色、やや大輪の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型はほふく性、草丈は中である。茎の太さは中、アントシアンの発色は淡、毛の多少は少、分枝性及び節間長は中である。葉の形は広卵形、葉長、葉幅及び葉柄の太さは中、長さは短である。花序はえき性、花形は丸形、花径は縦径及び横径ともやや長、花筒長は中である。上唇弁、側弁及び下弁の色は地色が鮮紫(JHS カラーチャート8607)で底部が明青味紫(同8305)、筒部の色は濃紫(同8608)、唇弁の花色のパターンはその他のパターン、ブロッチの有無は無、上唇弁の波打ちの程度は強である。がくの切れ込みの形は深く2裂、長さは中、雄ずいのアントシアンの発色はかなり淡、距の有無は有、花柄の太さはやや太、長さは中、花穂形成の有無は無である。
 「サンレニム」及び「サンレニラブ」と比較して、草型がほふく性であること、唇弁の花色のパターンがぼかしであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年にサントリー株式会社近江開発センター(滋賀県八日市市)において、「サンレニム」にコルヒチン処理を行い、得られた倍加個体から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12093号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   トレニア   サンレニラホパス
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「サンレニホパス」にコルヒチン処理をして育成されたものであり、花は黄白色、筒部が鮮紫ピンク色で、中輪の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型はほふく性、草丈は中である。茎の太さは中、アントシアンの発色は淡、毛の多少は少、分枝性及び節間長は中である。葉の形は広卵形、鋸歯の程度は鋭、葉長、葉幅及び葉柄の太さは中、長さは短である。花序はえき性、花形は丸形、花径は縦径が中、横径がやや長、花筒長は中である。上唇弁、側弁及び下弁の色は黄白(JHS カラーチャート2701)、筒部の色は鮮紫ピンク(同8904)、唇弁の花色のパターンは均一に着色、ブロッチの有無は有、上唇弁の波打ちの程度は弱である。がくの切れ込みの形は深く2裂、長さは中、雄ずいのアントシアンの発色は極淡、距の有無は有、花柄の太さは太、長さは短、花穂形成の有無は無である。
 「サンレニホパス」と比較して、葉の鋸歯の程度が鋭であること、上唇弁の波打ちの程度が弱いこと等で、「サンレニラピホ」と比較して、唇弁の花色のパターンが均一に着色であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年にサントリー株式会社近江開発センター(滋賀県八日市市)において、「サンレニホパス」にコルヒチン処理を行い、得られた倍加個体から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12094号   平成16年6月4日
                                    
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ビンカ   FKラビットアイ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統に「ペパーミントクーラー」を交配して育成されたものであり、花は黄白の地色に鮮紫赤色のぼかし及び目が入る中輪で、鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型は菱形、株張りはやや広、草丈はやや低である。主茎の太さは中、茎の色は緑褐、分枝数の多少はやや少、節数は中である。葉形は楕円形、葉身長及び葉身幅は中、葉色は緑、斑の有無は無、毛の有無は有、葉柄の長さは中である。花形は無、大きさは中、地色は黄白(JHS カラーチャート2501)、ぼかし及び目の有無は有、色は鮮紫赤(同
9707)、花弁先端の形は微突形、花弁数は5枚、花数は中である。花の香りは無、季咲き性は四季咲きである。
 「ペパーミントクーラー」及び「パシフィカポルカドット」と比較して、花にぼかしが入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成4年に出願者の温室(栃木県塩谷郡喜連川町)において、出願者所有の育成系統に「ペパーミントクーラー」を交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12095号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カンパニュラ   アイーダ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、Campanula pyramidalisの実生より選抜されたものであり、花冠中心の色は紫白でやや広輪の鉢物及び花壇向き品種である。
 草型は円筒形、草丈は極高である。主茎中間部の太さは太、主茎中間部及び基部の色は濃緑、主茎下部の分枝の有無は有、分枝の多少は少、主茎上部の分枝の有無は無、節間長はかなり短である。葉序は互生、茎葉の向きは下垂、全体の形は卵形、先端の形は鋭形、基部の形は円形、表面の凹凸は平滑、反り及び巻込みは無、鋸歯の形は全縁、長さは長、幅は中、表面の色は暗緑(JHS カラーチャート3716)、斑の有無及び光沢は無、厚さは中、一茎当たりの葉数はかなり多、ビロード感は無、硬さは硬、表面の毛の有無は無、葉柄の長さはかなり長である。花序の形は円錐花序、花の咲き方は有限花序、付き方は頂生と腋生、花房中央部の節当たりの花数は5以上、花の向きは横向き、花冠全体の形は広鐘形、切れ込みは深、裂片の形は鋭形、裂片の反転の有無は有、裂片の反転の多少は極強、長さはやや短、幅はやや広、単色・複色の別は単色、花冠外側及び内側の色は浅青味紫(同8303)、中心の色は紫白(同8301)、花冠の光沢は無、厚さは中、一重・八重の別は一重、花冠の毛の有無は無、がくの有無は有、がく片の形は三角形、がく片の反転は有、付属体の有無は無、がくの長さはやや短、柱頭の突出は長、花柄の太さは太、長さは短、花茎の強弱は強、一花序の花数は極多、花つきは中、花の香りは有である。
 育成者所有のC.pyramidalisと比較して、花冠の切れ込みが浅いこと、花冠裂片の形が鋭形であること、がく片の形が三角形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成11年3月18日
 
8 登録品種の育成の経過の概要要
 この品種は、1985年に出願者の温室(スイス連邦共和国)において、C.pyramidalisの実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1988年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12096号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カンパニュラ   エリザベス ホワイト
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「エリザベス オリバー」の変異株であり、花冠は黄白色で小輪の鉢物向き品種である。
 草型は平円形、草丈はかなり低である。主茎中間部の太さは極細、色は緑、主茎基部の色は黄緑、主茎下部の分枝の有無は有、分枝の多少は少、主茎上部の分枝の有無は無、節間長はかなり短である。葉序は互生、葉の向きは水平、全体の形は楕円形、先端及び基部の形は鈍形、表面の凹凸は平滑、反りは有、巻込みは無、鋸歯の形は鈍鋸歯、長さはかなり短、幅はかなり狭、表面の色は暗黄緑(JHS カラーチャート3508)、斑の有無は無、光沢は有、厚さはやや薄、一茎当たりの葉数は少、ビロード感は無、硬さは軟、表面の毛の有無は無、葉柄の長さはかなり短である。花序の形は総状花序、花の咲き方は有限花序、付き方は頂生と腋生、花房中央部の節当たりの花数は1、花の向きは横向き、花冠全体の形は鐘形、切れ込みは浅、裂片の形は鋭形、裂片の反転の有無は有、裂片の反転の多少はかなり強、長さはやや短、幅は狭、単色・複色の別は単色、花冠内側、外側及び中心の色は黄白(同2501)、花冠の光沢は無、厚さはやや薄、一重・八重の別は八重、花冠の毛の有無は無、がくの有無は有、がく片の形は三角形、がく片の反転及び付属体の有無は無、がくの長さ及び柱頭の突出は短、花柄の太さは極細、長さはかなり短、花茎の強弱は中、一花序の花数はかなり少、花つきは極多、花の香りは無、開花時期はやや晩生、開花期間は中である。
 「エリザベス オリバー」及び「ブルーワンダー」と比較して、花冠の色が黄白であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(愛知県北設楽郡設楽町)において、「エリザベス オリバー」の変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12097号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カンパニュラ   ベルク
  
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、品種名不詳の実生から選抜して育成されたものであり、花冠の色は青味紫で小輪の鉢物向き品種である。
 草型は平円形、草丈はかなり低である。主茎中間部の太さはかなり細、中間部及び基部の色は淡緑、主茎下部の分枝の有無は有、分枝の多少は極少、主茎上部の分枝の有無は無、節間長はかなり短である。葉序は互生、葉の向きはやや下垂、全体の形は楕円形、先端の形は鈍形、基部の形は鋭形、表面の凹凸は平滑、反りは有、巻込みは無、鋸歯の形は鈍鋸歯、長さはかなり短、幅はかなり狭、表面の色は暗黄緑(JHS カラーチャート3509)、斑の有無及び光沢は無、厚さはやや薄、一茎当たりの葉数は少、ビロード感は無、硬さは中、表面の毛の有無は無、葉柄の長さは極短である。花序の形は総状花序、花の咲き方は有限花序、付き方は頂生と腋生、花房中央部の節当たりの花数は1、花の向きは下向き、花冠全体の形は狭鐘形、切れ込みは中、裂片の形は鋭形、裂片の反転の有無は有、裂片の反転の多少は中、長さはやや短、幅は狭、単色・複色の別は単色、花冠外側の色は青味紫(同8310)、内側の色は明青味紫(同8305)、中心の色は浅青味紫(同8304)、花冠の光沢は無、厚さはやや薄、一重・八重の別は一重、花冠の毛の有無は無、がくの有無は有、がく片の形は線形、がく片の反転及び付属体の有無は無、がくの長さはやや短、柱頭の突出は中、花柄の太さは極細、長さは短、花茎の強弱は中、一花序の花数はやや少、花つきは極多、花の香りは無、開花時期は早生、開花期間は短である。
 「ブルーベイビー」と比較して、花が下向きであること、花冠外側の色が青味紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に育成者の温室(愛知県北設楽郡設楽町)において、品種名不詳の購入種子を播種し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12098号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   しおん   グリーンゴッデス
    
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「アスティーペホワイト」の枝変わりであり、花は浅黄緑色で、小輪の切花及び鉢物向きの品種である。
 株の草型はW、中心茎の草形はX、茎の長さ及び太さは中、色は緑、毛の有無は無、摘芯後の分枝発生数の多少は少、主茎の節間長は中である。根出葉の葉身形はW、中央部葉の葉身形はV、上部葉の葉身形はU、葉縁の形は全縁、葉身の反りの程度は外弱、中央部葉の葉身長は短、幅は狭、一次分枝の葉の葉身長、幅及び二次分枝の葉の葉身長、幅は中、葉身表面の色は緑、葉の毛の有無は有である。花房の形はU、花型は二重以上、花容はT、花径は小、舌状花の長さは短、幅は狭、舌状花の形はT、巻き方はV、反り方は直、先端の形はとがる、表面及び裏面の色は浅黄緑(JHS カラーチャート3103)、総ほうの直径は大、総ほう基部から花頂部までの高さは中、一花茎の花数は極多である。花の香りの有無は無、開花期は秋咲早生である。    
 「アスティーペホワイト」と比較して、花容がT形であること、舌状花先端の形がとがること、表面の色が浅黄緑であること等で、「ホワイト キャプテン」と比較して花容がT形であること、舌状花の表面の色が浅黄緑であること等で区別性が認められる。 
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年6月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に出願者の温室(オランダ王国)において、「アスティーペホワイト」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12099号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   しおん   ホワイトプレスティッジ
    
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は黄白色で、中輪の切花及び鉢物向き品種である。
 株の草型はW、茎の長さ及び太さは中、色は緑、毛の有無は無、摘芯後の分枝発生数の多少は中、主茎の節間長は短である。根出葉の葉身形はW、中央部葉の葉身形はV、上部葉の葉身形はU、葉縁の形は全縁、葉身の反りの程度は外弱、中央部葉の葉身長は短、幅は狭、一次分枝の葉の葉身長、幅及び二次分枝の葉の葉身長、幅は中、葉身表面の色は濃緑、葉の毛の有無は有である。花房の形はU、花型は二重以上、花容はW、花径は中、舌状花の長さ及び幅は中、舌状花の形はT、巻き方はX、反り方は直、先端の形は丸い、舌状花数は極多、表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2901)である。総ほうの直径は大、総ほう基部から花頂部までの高さは中、一花茎の花数は多である。花の香りの有無は無、開花期は秋咲き早生である。    
 「アスティーペホワイト」と比較して舌状花の巻き方がXであること等で区別性が認められる。 
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年6月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1994年に出願者の温室(オランダ王国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12100号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   しおん   ムルキャス
    
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は黄白色で、中輪の切花向きの品種である。
 株の草型はW、茎の長さは極長、太さは中、色は緑、毛の有無は無、摘芯後の分枝発生数の多少は少、主茎の節間長は短である。根出葉の葉身形はV、下部葉の葉身形はY、中央部葉の葉身形はV、上部葉の葉身形はU、葉縁の形は全縁、葉身の反りの程度は外中、中央部葉の葉身長及び幅は中、一次分枝の葉の葉身長は長、幅は中、二次分枝の葉の葉身長は長、幅は中、葉身表面の色は濃緑、葉の毛の有無は有である。花房の形はU、花型は二重以上、花容はW、花径及び舌状花の長さは中、幅は狭、舌状花の形はT、巻き方はU、反り方は直、先端の形は丸い、表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2901)である。総ほうの直径及び総ほう基部から花頂部までの高さは中、一花茎の花数は極多である。花の香りの有無は無、開花期は秋咲き早生である。      
 「アスティーペホワイト」と比較して、茎が長いこと、一花茎の花数が多いこと等で区別性が認められる。  
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に育成者の温室(オランダ王国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12101号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   しおん   コスミックピンク8914
    
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は鮮紫ピンク色で、中輪の切花向き品種である。
 株の草型はV、茎の長さ及び太さは中、色は緑、毛の有無は無、摘芯後の分枝発生数の多少は中、二次分枝の長さは長、主茎の節間長は中である。根出葉の葉身形はV、下部葉の葉身はY、中央部葉の葉身形はT、上部葉の葉身形はU、葉縁の形は全縁、葉身の反りの程度は外中、中央部葉の葉身長は短、幅は狭、一次分枝の葉の葉身長、幅、二次分枝の葉の葉身長及び幅は中、葉身表面の色は濃緑、葉の毛の有無は有である。花房の形はV、花型は一重、花容はW、花径及び管状花部の直径は中、舌状花の長さは中、幅は狭、管状花の長さは短である。舌状花の形はT、巻き方はU、反り方は直、先端の形は丸い、表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート8904)、裏面の色は紫ピンク(同8903)、管状花の花被の色は黄である。やくの色は黄褐、総ほうの直径及び総ほう基部から花頂部までの高さは中、一花茎の花数は極多である。花の香りの有無は無、開花期は夏咲き晩生である。      
 「ピンクスター4号」と比較して、二次分枝が長いこと、下部葉の葉身形がYであること等で区別性が認められる。  
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成8年に出願者のほ場(山梨県小淵沢町)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12102号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   キリナデサーモン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「キリナデピンク」の組織片の再分化過程でX線を照射して育成されたものであり、花は鮮ピンク色の盛咲で、やや小輪の1花茎当たりの花数が少、花柄当たりの最多花数がかなり少の花壇向きの品種である。
 草姿は開張、開花時草丈は低、節数はやや少である。茎の長径は細、硬さは中、色は緑、ろう質の有無は中、立茎数はやや多、1茎の側芽及び側枝数は多、側枝の着生位置は主に中下部、節間長は短、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形はとがる、葉巻き程度は巻かない、最大葉長は短、葉幅は狭、色は緑、ろう質は少である。つぼみの形は倒卵形、大きさはやや小、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径はやや小、表面の色は鮮ピンク(JHS カラーチャート0104)、裏面の色はピンク(同0103)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは中、数は多、花弁の長さはやや短、幅はやや狭、数は少、ほう葉の形はV型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は灰緑、がくの太さはやや細、長さはやや短、1花茎当たりの花数は少、花柄当たりの最多花数はかなり少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや早生、がく割れの難易性は難である。
 「ほのか」と比較して、草姿が開張であること、花弁鋸歯の数が多いこと等で、「キリナデピンク」と比較して葉が巻かないこと、花表面の色が鮮ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に出願者の温室(栃木県塩谷郡喜連川町)において、「キリナデピンク」の組織片の再分化過程でX線を照射して得られた個体の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12103号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   キリナデクールピンク
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「キリナデピンク」の組織片の再分化過程でX線を照射して育成されたものであり、花は淡ピンク色の盛咲で、やや小輪の1花茎当たりの花数が少、花柄当たりの最多花数がかなり少の花壇向きの品種である。
 草姿は開張、開花時草丈は低、節数は少である。茎の長径は細、硬さは中、色は緑、ろう質の有無は中、立茎数はやや多、1茎の側芽及び側枝数はやや少、側枝の着生位置は主に中下部、節間長は短、最長節間の位置は第3節以下である。葉全体の形は披針形、先端部の形はとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長は短、葉幅はかなり狭、色は緑、ろう質は少である。つぼみの形は倒卵形、大きさはやや小、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径はやや小、花色は淡ピンク(JHS カラーチャート0102)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは中、数は少、花弁の長さはやや短、幅はやや狭、数は少、ほう葉の形はV型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は灰緑、がくの太さはやや細、長さはやや短、1花茎当たりの花数は少、花柄当たりの最多花数はかなり少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや早生、がく割れの難易性は難である。
 「ベイビーハート」及び「キリナデピンク」と比較して、花色が淡ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に出願者の温室(栃木県塩谷郡喜連川町)において、「キリナデピンク」の組織片の再分化過程でX線を照射して得られた個体の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12104号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   スープラテディ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者の所属する会社所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は浅橙色の盛咲で、小輪の1花茎当たりの花数がやや少、花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈は極高、節数はやや多である。茎の長径はやや細、硬さは中、折れの難易は難、茎の中央部の色は灰緑、ろう質の有無及び立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数は極多、側枝の着生位置は主に中下部、節間長はやや長、最長節間の位置は第3節以下である。茎中央部の葉全体の形は披針形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は巻く、最大葉長はやや短、葉幅は狭、葉色は緑、ろう質は中である。つぼみの形は円柱形、大きさはやや小、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径は小、花色は浅橙(JHS カラーチャート1602)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは中、数は少、花弁の長さはやや短、幅はやや狭、数はやや少、ほう葉の形はT型及びV型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さはやや細、長さは中、1花茎当たりの花数はやや少、花柄当たりの最多花数は少、花の香りは無である。開花習性は四季咲き、早晩性は晩生、がく割れの難易性は難である。
 「ピーチインターメッゾ」と比較して、1茎の側芽及び側枝数が多いこと、色彩模様が単一であること、早晩性が晩生であること等で、「ヒルサルピバー」と比較して、茎及び葉のろう質が少ないこと、花色が浅橙であること、早晩性が晩生であること等で区別性が認められる。 
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に育成者の所属する会社の温室(栃木県小山市)において、育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12105号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   スープラケリア
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者の所属する会社所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は浅黄橙色の盛咲で、やや小輪の1花茎当たりの花数が中、花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈は極高、節数は中である。茎の長径及び折れの難易は中、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数は少、側枝の着生位置は主に中部、節間長は長、最長節間の位置は第3節以下である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は巻く、最大葉長はやや長、葉幅はやや狭、葉色は緑、ろう質は中である。つぼみの形は倒卵形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径はやや小、花色は浅黄橙(JHS カラーチャート1904)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは中、数は少、花弁の長さはやや短、幅はやや狭、数はやや少、ほう葉の形はT型及びW型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さは中、長さはやや長、1花茎当たりの花数は中、花柄当たりの最多花数は少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性は晩生、がく割れの難易性は難である。
 「エッチワイビス」と比較して、茎のろう質が多いこと、1茎当たりの花数が多いこと、早晩性が晩生であること等で、「ピーチインターメッゾ」と比較して、花色が浅黄橙の単色であること、1茎当たりの花数が多いこと等で区別性が認められる。 
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に育成者の所属する会社の温室(栃木県小山市)において、育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12106号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   スープラマーブル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者の所属する会社所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は淡黄ピンクの地色に鮮ピンク色のぼかしが入る盛咲で、小輪の1花茎当たりの花数がやや少、花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈はやや高、節数はやや少である。茎の長径はやや細、折れの難易は易、色は灰緑、ろう質の有無、立茎数、1茎の側芽及び側枝数は中、側枝の着生位置は主に中部、節間長はやや長、最長節間の位置は第6節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長はやや短、葉幅はかなり狭、葉色は濃緑、ろう質は中である。つぼみの形は円柱形、大きさはやや小、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径は小、表面の地色は淡黄ピンク(JHS カラーチャート1301)、複色模様色は鮮ピンク(同0104)、裏面の色は淡黄ピンク(同1301)及びピンク(0103)、色彩模様はぼかし、複色割合は多、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さ及び数は中、花弁の長さはやや短、幅はやや狭、数は少、ほう葉の形はT型及びV型、数は4枚、長さはやや短、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さはやや細、長さは中、1花茎当たりの花数はやや少、花柄当たりの最多花数は少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性は早生、がく割れの難易性は中である。 
 「ヒリビンバー」と比較して、花の表面の地色が淡黄ピンクで鮮ピンク色のぼかしが入ること、早晩性が早生であること等で、「コブチアルル」と比較して、花の表面の地色が淡黄ピンクであること、色彩模様がぼかしであること、早晩性が早生であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に育成者の所属する会社の温室(栃木県小山市)において、育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12107号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   スープラミルフィー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者の所属する会社の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は淡緑黄の地色に紫ピンク色の条及び黄白色のぼかしが入る盛咲で、やや小輪の1花茎当たりの花数が中、花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。
 草姿は直立、開花時草丈はやや高、節数は中である。茎の長径はやや細、硬さは中、折れの難易は易、色は灰緑、ろう質の有無及び立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数は極多、側枝の着生位置は主に中下部、節間長は中、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は極巻く、最大葉長は中、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は中である。つぼみの形は倒卵形、大きさはやや小、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径はやや小、表面の色は淡緑黄(JHS カラーチャート2903)の地色に紫ピンク(同9703)の条及び黄白(同
2902)のぼかしが入る、裏面の色は淡黄(同2503)、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は中、花弁の長さはやや短、幅はやや狭、数は中、ほう葉の形はT型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さはやや細、長さ及び1花茎当たりの花数は中、花柄当たりの最多花数は少、花の香りは中である。開花習性は四季咲き、早晩性は中生、がく割れの難易性は極難である。
 「INGU ギャレットクリーム」と比較して、花表面の色が淡緑黄の地色に紫ピンクの条及び黄白(同2902)のぼかしが入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に育成者の所属する会社の温室(栃木県小山市)において、育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12108号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   ワインキャット
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「カリフォルニア ジェントリー」の枝変わりであり、花は濃紅色の盛咲で、やや小輪の1花茎当たりの花数が少、花柄当たりの最多花数がかなり少の鉢物向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈はやや高、節数は少である。茎の長径はやや細、硬さは剛、中央部の色は灰緑、ろう質の有無、立茎数及び1茎の側芽及び側枝数は多、側枝の着生位置は主に中下部、節間長は短、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は巻く、最大葉長はやや短、葉幅はかなり狭、葉色は濃緑、ろう質はやや多である。つぼみの形は円柱形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径はやや小、花色は濃紅(JHS カラーチャート0108)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さ及び幅は中、数は少、ほう葉の形はT型及びV型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は淡緑、がくの太さはやや細、長さはやや長、1花茎当たりの花数は少、花柄当たりの最多花数はかなり少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性は中生、がく割れの難易性は極難である。
 「カリフォルニア セレナ」と比較して、花弁数が少ないこと等で、「ミセスエレガント」と比較して、葉巻き程度が強いこと、花色が濃紅であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に出願者の農場(アメリカ合衆国)において、「カリフォルニア ジェントリー」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、 1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「カリフォルニア デザイヤー」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12109号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   カリフォルニア モランゴ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「カリフォルニア セレナ」の枝変わりであり、花は鮮ピンク色の垂咲で、やや小輪の1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数がかなり少の鉢物向きの品種である。
 草姿は開張、開花時草丈はやや低、節数はやや少である。茎の長径はやや細、硬さは剛、中央部の色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数はやや多、1茎の側芽及び側枝数は多、側枝の着生位置は主に中下部、節間長は短、最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長はやや短、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は中である。つぼみの形は楕円形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は垂咲、花径はやや小、花色は鮮ピンク(JHS カラーチャート0105)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長、幅及び数は中、ほう葉の形はT型及びV型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さ及び長さは中、1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数はかなり少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性は中生、がく割れの難易性は極難である。
 「ミセスピンクロサリオ」と比較して、花色が鮮ピンクであること等で、「ベイビー ハート」と比較して、花色が鮮ピンクであること、花弁鋸歯の数が少ないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に出願者の農場(アメリア合衆国)において、「カリフォルニア セレナ」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12110号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   CFPC レイシー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は浅緑黄の地色に赤紫色の点及び覆輪が入る盛咲で、中輪の1花茎当たりの花数が少、花柄当たりの最多花数がかなり少の鉢物向きの品種である。
 草姿は開張、開花時草丈は中、節数は少である。茎の長径はやや細、硬さは剛、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数はやや多、1茎の側芽及び側枝数は多、側枝の着生位置は主に中下部、節間長はやや短、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度はよく巻く、最大葉長はやや短、葉幅はかなり狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は倒卵形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径は中、地色は浅緑黄(JHS カラーチャート2904)、複色模様色は赤紫(同9508)、色彩模様は点及び覆輪、複色割合は少、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さ、幅及び数は中、ほう葉の形はU型及びV型、数は4枚、長さはやや短、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さはやや細、長さはやや長、1花茎当たりの花数は少、花柄当たりの最多花数はかなり少、花の香りは中である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや早生、がく割れの難易性は難である。
 「レモンキャット」と比較して、花の地色が浅緑黄で、複色模様色が赤紫であること等で、「カリフォルニア ジャックポット」と比較して、色彩模様が点及び覆輪であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に出願者の農場(アメリカ合衆国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「カリフォルニア レイシー」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12111号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   カリフォルニア プレイタイム
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は淡緑黄の地色に鮮赤紫色の点、条及び覆輪が入る垂咲で、やや小輪の1花茎当たりの花数が少、花柄当たりの最多花数がかなり少の鉢物向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈はやや高、節数は少である。茎の長径はやや細、硬さは剛、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数はやや多、1茎の側芽及び側枝数は多、側枝の着生位置は主に中下部、節間長はやや短、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は巻く、最大葉長はやや短、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は倒卵形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は垂咲、花径はやや小、地色は淡緑黄(JHS カラーチャート2903)、複色模様色は鮮赤紫(同9507)、色彩模様は点、条及び覆輪、複色割合はやや少、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さ、数、花弁の長さ及び幅は中、数はやや少、ほう葉の形はU型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さはやや細、長さは中、1花茎当たりの花数は少、花柄当たりの最多花数はかなり少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性は中生、がく割れの難易性は極難である。
 「レモンキャット」と比較して、花の複色模様色が鮮赤紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に出願者の農場(アメリカ合衆国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2000年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12112号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   イエローレイシー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「CFPC レイシー」の枝変わりであり、花は淡緑黄の地色に淡黄ピンク色の覆輪が入る盛咲で、中輪の1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数がかなり少の鉢物向きの品種である。
 草姿は開張、開花時草丈は低、節数は少である。茎の長径はやや細、硬さは剛、中央部の色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数はやや多、1茎の側芽及び側枝数は多、側枝の着生位置は主に中下部、節間長はやや短、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度はよく巻く、最大葉長はやや短、葉幅はかなり狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は倒卵形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径は中、地色は淡緑黄(JHS カラーチャート2903)、複色模様色は淡黄ピンク(同1301)、色彩模様は覆輪、複色割合は極少、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さ、幅及び数は中、ほう葉の形はU型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は淡緑、がくの太さはやや細、長さはやや長、1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数はかなり少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや早生、がく割れの難易性は極難である。
 「カリフォルニア ジャックポット」と比較して、花の地色が淡緑黄であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1998年に出願者の農場(アメリカ合衆国)において、「CFPC レイシー」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2000年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12113号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   エッセンス
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は淡緑黄の地色に鮮ピンク色の点、条及び覆輪が入る盛咲で、中輪の1花茎当たりの花数が少、花柄当たりの最多花数がかなり少の鉢物向きの品種である。
 草姿は開張、開花時草丈はやや低、節数は少である。茎の長径はやや細、硬さは剛、中央部の色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数はやや多、1茎の側芽及び側枝数はやや少、側枝の着生位置は主に中下部、節間長はやや短、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は巻く、最大葉長はやや短、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は楕円形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径は中、地色は淡緑黄(JHS カラーチャート2903)、複色模様色は鮮ピンク(同0105)、色彩模様は点、条及び覆輪、複色割合は少、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さ及び幅は中、数はやや多、ほう葉の形はT型及びU型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は灰緑、がくの太さ及び長さは中、1花茎当たりの花数は少、花柄当たりの最多花数はかなり少、花の香りは無である。開花習性は四季咲き、早晩性は中生、がく割れの難易性は難である。
 「カリフォルニア プレイタイム」と比較して、側面から見た花形が盛咲であること、花の複色模様色が鮮ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に出願者の農場(アメリカ合衆国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2000年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12114号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   オレンジフェアリー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は黄ピンクの地色に濃橙赤色の条が入る盛咲で、中輪の1花茎当たりの花数が少、花柄当たりの最多花数がかなり少の鉢物向きの品種である。
 草姿は開張、開花時草丈は低、節数はやや少である。茎の長径は中、硬さは剛、中央部の色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数はやや多、1茎の側芽及び側枝数は少、側枝の着生位置は主に中下部、節間長は短、最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長はやや短、葉幅は狭、葉色は緑、ろう質は多である。つぼみの形は楕円形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径は中、地色は黄ピンク(JHS カラーチャート1003)、複色模様色は濃橙赤(同0707)、色彩模様は条、複色割合は少、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さはやや短、幅及び数は中、ほう葉の形はT型及びU型、数は4枚、長さはやや短、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さ及び長さは中、1花茎当たりの花数は少、花柄当たりの最多花数はかなり少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや晩生、がく割れの難易性は中である。
 「カリフォルニア マーマレード」と比較して、つぼみの形が楕円形であること、花の地色が黄ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に出願者の農場(アメリカ合衆国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2000年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「マンゴー」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12115号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ベゴニア   コーラルファンタジー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の球根ベゴニア在来ローズ系に同者所有のBegonia
boliviensis を交配して育成されたものであり、花は濃ピンクの単色でカメリア咲、小輪の球根ベゴニアである。
 草丈は低、株張りは中、草姿は直立性、分枝性は中である。茎の太さは中、毛の程度は少、色は赤褐である。葉長は中、幅は狭、厚さは薄、形は浅裂、先端部の形は鋭く尖る、欠刻の形は丸みをおびた鋸歯状、深さは浅、基部の裂片は重なっていない、縁の毛の有無は少、表の毛及び裏の毛は無〜微、表の色は緑、表の光沢は中、斑入りは無、葉柄の長さは中、毛は無〜微、色は赤褐である。1株当たりの花の密度は中、1花房当たりの花数は少、雄花の花形は八重咲、八重咲きの形はカメリア咲、花弁の形は倒卵形、縁の形は全縁状、波状は無〜微、とさか状の有無は無、花形の安定性は安定、花の大きさは小、花弁数は20.1〜60.0、表及び裏の色は濃ピンク(JHS カラーチャート0405)、パターンは単色、花梗の姿勢は斜出、小花梗の長さは短、色は赤褐、開花終期の花の退色は少である。
 「三郷S1」と比較して、草姿が直立性であること、葉の縦横比が大きいこと、花が小さいこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に千葉県農業試験場(現農業総合研究センター・千葉市)の温室において、出願者所有の球根ベゴニア在来ローズ系に同者所有のB.boliviensis を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12116号   平成16年6月4日   
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   シンビジウム   福娘(ふくむすめ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ラッキーレインボー ランデブー」に出願者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが淡紫ピンクの地色に明紫赤色のぼかし及び条線が入る、リップは正三角形でピンク白の地色に紫赤色の覆輪が入るやや大型種である。
 草型の大きさはやや大、草姿は立型である。ぎ球茎の正面の形は卵形、横断面の形は扁円形、高さは101〜150o、長径は51〜70oである。葉の全体の形は線形、先端の形は不等鋭先形、頂点の角度は30〜45度、先端の角度は30〜60度、葉の長さは75〜105p、幅は31〜40o、葉色は緑、葉数は10〜12枚である。一花茎の花数は21〜30、花茎の太さは9.1〜12o、長さは50〜80p、上部及び中部の色は緑、下部の色は淡緑、抽出の方向は斜上である。咲き型は抱え咲き、花の横径及び縦径は41〜60o、ドーサル・セパル正面の形は長楕円形、先端の形は微突形、ラテラル・セパル正面の形は湾曲広線形、先端の形は不等微突形、ペタル正面の形は広線形、先端の形は不等微突形である。リップ正面の形は正三角形、先端の形は切形、周縁の反転は無、波打ちは小である。全体的な花色は桃系、花色はセパル及びペタルは淡紫ピンク(JHS カラーチャート9702)の地色に明紫赤(同9706)のぼかし及び条線が入る、リップはピンク白(同9701)の地色に紫赤(同9708)の覆輪が入る。花の香りは無、開花期は初冬である。
 「ハートジョイ ハピニー」と比較して、セパル及びペタルのぼかし及び条線の色が明紫赤であること、リップに覆輪が入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成5年に出願者の温室(徳島県美馬郡脇町)において、「ラッキーレインボー ランデブー」に出願者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12117号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   シンビジウム   エブリン ビクトリア コールミー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「シルバン グローブ」に「ランカシャー ローズ」を交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが穏紫ピンクの地色に穏紫赤色の条線が入り、リップは円形で黄白の地色に暗紅色の斑点及び楔が入る中型種である。
 草型の大きさは中、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形、横断面の形は扁円形、高さは61〜100o、長径は31〜50oである。葉の全体の形は広線形、先端の形は不等鋭先形、頂点の角度は30〜45度、先端の角度は60〜90度、葉の長さは75〜105p、幅は31〜40o、葉色は緑、葉数は10〜12枚である。一花茎の花数は11〜20、花茎の太さは9.1〜12o、長さは50〜80p、上部及び中部の色は緑、下部の色は淡緑、抽出の方向は斜上である。咲き型は抱え咲き、花の横径は81〜100o、縦径は61〜80o、ドーサル・セパル正面の形は長楕円形、先端の形は微突形、ラテラル・セパル正面の形は倒広卵形、先端の形は不等微突形、ペタル正面の形は広線形、先端の形は不等微突形である。リップ正面の形は円形、先端の形は微突形、周縁の反転は小、波打ちはかなり小である。全体的な花色は赤系、花色はセパル及びペタルは穏紫ピンク(JHS カラーチャート
9712)の地色に穏紫赤(同9715)の条線が入る、リップは黄白(同2201)の地色に暗紅(同0110)の斑点及び楔が入る。花の香りは弱、開花期は初冬である。
 「ラブリーフレイムラビリンス」と比較して、ペタル正面の形が広線形であること、セパル及びペタルの内側の地色が穏紫ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年6月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成4年に出願者の温室(山梨県塩山市)において、「シルバン グローブ」に「ランカシャー ローズ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12118号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   オドントグロッサム   ボルドースター
 
3 登録品種の特性の概要
  この品種は、Odontoglossum pescatoreiの実生から育成されたものであり、花はドーサル・セパルが黄白の地色に暗赤紫の点斑、ラテラル・セパルが黄白の地色に暗赤紫のぼかし及び点斑、ペタルが黄白の地色に暗赤紫の点斑、リップは黄白の地色に赤褐のまだら斑が入る中型種である。
 株の大きさは中、草姿は斜上である。ぎ球茎の正面及び平面の形は長楕円形、溝の有無は無、高さは41〜60mm、長径は41〜50mmである。葉の正面の形は広線形、横断面の形はU型、向きは斜上、長さはやや短、幅は中、表面の色は暗黄緑、上位葉数及び下位葉数は2枚である。花序の型は総状、再開花性は無、長さはやや長、幅はやや狭、花数はやや少、花茎の抽出方向は斜上、強さは中、花型は部分抱え平咲き、距の有無は無、花の横径及び縦径はやや大である。ドーサル・セパル正面の形は楕円形、先端の形は突形、ねじれは無、長さはやや短、幅はやや狭、ラテラル・セパル正面の形は長楕円状披針形、先端の形は微突形、ねじれは有、長さはやや短、幅はやや狭、ペタル正面の形は半円形、先端の形は突形、ねじれは無、周縁の波打ちは有である。リップ中央裂片の正面の形は長方形、側裂片の明確度は不明確、先端の形は銀杏形、長さはやや短、幅はやや狭である。花色はドーサル・セパルは黄白(JHS カラーチャート2701)の地色に暗赤紫(同
9510)の点斑、ラテラル・セパルは黄白(同2701)の地色に暗赤紫(同9510)のぼかし及び点斑、ペタルは黄白(同2701)の地色に暗赤紫(同9510)の点斑、リップは黄白(同2701)の地色に赤褐(同0710)のまだら斑が入る。花の香りは無、開花期は不定期である。
 「ニチレイ ジャンパム アルタイル」と比較して、ドーサルセパル及びペタルの点斑の色が暗赤紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成4年に購入したOdm. pescatoreiの実生苗の中から、6年に出願者の温室(栃木県宇都宮市)において選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「ペスカトレイ ボルドースター」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12119号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   オドントグロッサム   ラホグビー スターライト
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「Oda.Panise」に「Oda.Eric Young」を交配した実生から育成されたものであり、花はセパル及びペタルが淡緑黄の地色に浅緑黄色のぼかし及び鮮橙黄色の点斑、リップは黄白の地色に明黄色のまだら斑が入る大型種である。
 株の大きさは大、草姿は斜上である。ぎ球茎の正面及び平面の形は長楕円形、溝の有無は無、高さは81〜100mm、長径は51〜60mmである。葉の正面の形は広線形、横断面の形はV型、向きは斜上、長さはやや長、幅はやや広、表面の色は明黄緑、上位及び下位葉数は2枚である。花序の型は複総状、再開花性は無、長さは長、幅及び花数は中、花茎の抽出方向は斜上、強さは中、花型は部分反転平咲き、距の有無は無、花の横径及び縦径はやや大である。ドーサル・セパル正面の形は倒卵形、先端の形は突形、ねじれは無、長さはやや短、幅は中、ラテラル・セパル正面の形は倒卵形、先端の形は突形、ねじれは無、長さはやや短、幅はやや広、ペタル正面の形は半円形、先端の形は突形、ねじれは無、周縁の波打ちは有である。リップ中央裂片の正面の形は円形、側裂片の明確度は不明確、先端の形は銀杏形、長さはやや短、幅は中である。花色はセパル及びペタルは淡緑黄(JHS カラーチャート2702)の地色に浅緑黄(同2703)のぼかし及び鮮橙黄(同2205)の点斑、リップは黄白(同2701)の地色に明黄(同2506)のまだら斑が入る。花の香りは無、開花期は不定期である。
 「レモネード シリウス」及び「ウェニー レグルス」と比較して、セパルの地色が淡緑黄で、浅緑黄のぼかし及び鮮橙黄の点斑が入ること、リップの模様がまだら斑であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成4年に「Oda.Panise」に「Oda.Eric Young」を交配した実生苗を購入、6年に出願者の温室(栃木県宇都宮市)において選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12120号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   オドントグロッサム   スターオブジャージー レッドアイ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「Oda.Keighleyensis」に「Cda.Beyrodtiana」を交配した実生から育成されたものであり、花はセパル及びペタルが濃赤の単色、リップは濃黄ピンクの単色の小型種である。
 株の大きさは小、草姿は斜上である。ぎ球茎の正面の形は卵形、平面の形は長楕円形、溝の有無は無、高さは41〜60mm、長径は31〜40mmである。葉の正面の形は線状披針形、横断面の形はU型、向きは斜上、長さは短、幅はやや狭い、表面の色は暗黄緑、上位葉数は1枚、下位葉数は2枚である。花序の型は総状、再開花性は無、長さはやや長、幅は狭、花数はやや少、花茎の色は緑、抽出方向は斜上、強さは中、花型は部分抱え反転咲き、距の有無は無、花の横径及び縦径はやや小である。ドーサル・セパル正面の形は長楕円状披針形、先端の形は漸鋭先形、ねじれは無、長さはかなり短、幅はかなり狭、ラテラル・セパル正面の形は披針形、先端の形は漸鋭先形、ねじれは無、長さはかなり短、幅はかなり狭、ペタル正面の形は長楕円状披針形、先端の形は漸鋭先形、ねじれは無、周縁の波打ちは有である。リップ中央裂片の正面の形はその他(矛形)、側裂片の明確度は不明確、先端の形は微突形、長さは短、幅は狭である。花色はセパル及びペタルは濃赤(JHS カラーチャート0408)の単色、リップは濃黄ピンク(同1011)の単色である。花の香りは無、開花期は不定期である。 
 「エドナ スタンパーランド」及び「リビング ファイアー」と比較して、花茎の色が緑であること、リップの色が濃黄ピンクの単色であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成6年に「Oda.Keighleyensis」に「Cda.Beyrodtiana」を交配した実生苗を購入、8年に出願者の温室(栃木県宇都宮市)において選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12121号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   オドントグロッサム   ニチレイシェカロ ソー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「Oda.Shelley Anne」に「Oda.Flocalo」を交配した実生から育成されたものであり、花はセパルが黄白の地色に紫ピンクのぼかし、ペタルが黄白の単色、リップは黄白の地色に浅緑黄のぼかし及び茶の点斑が入る中型種である。
 株の大きさは中、草姿は斜上である。ぎ球茎の正面及び平面の形は長楕円形、溝の有無は無、高さは81〜100mm、長径は41〜50mmである。葉の正面の形は広線形、横断面の形はV型、向きは斜上、長さは中、幅はやや広、表面の色は暗黄緑、上位葉数は2枚、下位葉数は4枚である。花序の型は総状、再開花性は無、長さは中、幅はやや狭、花数はやや少、花茎の抽出方向は斜上、強さはやや強、花型は部分反転平咲き、距の有無は有、花の横径及び縦径はやや大である。ドーサル・セパル正面の形は楕円形、先端の形は突形、ねじれは無、長さはやや短、幅は中、ラテラル・セパル正面の形は菱形、先端の形は微突形、ねじれは無、長さはやや短、幅は中、ペタル正面の形は半円形、先端の形は突形、ねじれは無、周縁の波打ちは有である。リップ中央裂片の正面の形は長方形、側裂片の明確度は不明確、先端の形は銀杏形、長さはやや短、幅は狭である。花色はセパルは黄白(JHS カラーチャート2902)の地色に紫ピンク(同8903)のぼかし、ペタルは黄白(同2902)の単色、リップは黄白(同2902)の地色に浅緑黄(同2703)のぼかし及び茶(同1613)の点斑が入る。花の香りは無、開花期は不定期である。
 「オーグレ ロイヤルサッシュ」及び「ジャンパム アルタイル」と比較して、セパルに紫ピンクのぼかしが入ること、リップの点斑の色が茶であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成5年に「Oda.Shelley Anne」に「Oda.Flocalo」を交配した実生苗を購入、7年に出願者の温室(栃木県宇都宮市)において選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12122号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ポールハッピー
       
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ポールビク」に出願者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は鮮赤色で丸弁、平咲、弱香の小輪となる鉢物向きの品種である。
 樹形は横張性、株立は叢生でない、樹高はかなり低である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや短、基部の幅はやや狭、色は黄緑、数は枝基部は中、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや短、幅は狭である。新葉の色は黄緑、光沢は弱、本葉の色は緑、光沢は弱、厚さは薄、硬さは軟である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は尖長形である。花形は平咲、花径は小、高さはやや低、花弁表面の色は鮮赤(JHS カラーチャート0407)、裏面の色は鮮紅(同
0107)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は円形、厚さはやや薄、硬さは中、数は20〜24、一茎の花数は6〜10、花の香りは弱である。枝の長さはかなり短、太さは細、新しょうの色は緑、開花枝の色は灰緑、開花習性は四季咲、開花時期はやや早である。
 「ルイミレッド」と比較して、花弁裏面の色が鮮紅であること、花弁のタイプが丸弁であること、花弁数が少ないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成11年3月18日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1991年に出願者の温室(デンマーク王国)において、「ポールビク」に出願者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1992年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12123号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   スコディール
       
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は鮮赤色で半剣弁、高芯咲、弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高は高である。とげの形は下部えぐれ形、長さ及び基部の幅は中、色は紅紫、数は枝基部は中、枝中央部はかなり少、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや薄、硬さはやや軟である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面の色は鮮赤(JHS カラーチャート0407)、裏面の色は鮮紅(同0107)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さはかなり厚、硬さはやや硬、数は25〜29、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さはやや長、太さは中、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「プレトマ」と比較して、とげの色が紅紫であること、花弁表面の色が鮮赤であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の温室(オランダ国)において、育成者所有の無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12124号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   スキカリ
       
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は鮮紅色で濃紅色のぼかしが入り丸弁、カップ咲、無香の中輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立はやや叢生でない、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部は少、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さは長、幅は中である。新葉の色は黄緑、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径は中、高さはやや高、花弁表面の色は鮮紅(JHS カラーチャート0107)で濃紅(同0109)のぼかしが入り、裏面の色は鮮紅(同0107)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は円形、厚さはやや厚、硬さは中、数は10〜14、一茎の花数は6〜10、花の香りは無である。枝の長さはやや長、太さは中、新しょう及び開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「スキビック」と比較して、花弁表面の色が鮮紅で濃紅のぼかしが入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の温室(オランダ国)において、育成者所有の無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12125号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   スケンドス
       
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は淡紫ピンク色で丸弁、カップ咲、やや弱香の中輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部はやや少、枝中央部は少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径及び高さは中、花弁表面の色は淡紫ピンク(JHS カラーチャート9702)、裏面の色は淡紫ピンク(同9501)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は円形、厚さ及び硬さは中、数は25〜29、一茎の花数は6〜10、花の香りはやや弱である。枝の長さは長、太さは中、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「サンミラ」と比較して、花弁全体の形が円形であること、花弁数が少ないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1994年に育成者の温室(オランダ国)において、育成者所有の無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12126号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   スクラズード
       
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は淡緑黄色で丸弁、カップ咲、弱香の中輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部はやや多、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は黄緑、光沢は中、本葉の色は緑、光沢、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径及び高さは中、花弁表面及び裏面の色は淡緑黄(JHS カラーチャート2702)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さは中、数は30〜34、一茎の花数は2〜5、花の香りは弱である。枝の長さはやや短、太さは中、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「セルクローム」と比較して、花弁表面の色が淡緑黄であること、花弁のタイプが丸弁であること、花弁数が少ないこと等で、「サンアンブ」と比較して,小葉全体の形が卵形であること,花弁全体の形が円形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の温室(オランダ国)において、育成者所有の無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12127号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   プレデイン
       
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は鮮橙黄色で丸弁、高芯咲、中香のやや大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立はやや叢生、樹高は高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや短、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部及び枝中央部はかなり少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉基部の形は鈍形、小葉の枚数は少、小葉の重なりは重ならない、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は黄緑、光沢は中、本葉の色は緑、光沢、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径はやや大、高さは高、花弁表面の色は鮮橙黄(JHS カラーチャート2205)、裏面の色は明橙黄(同2204)である。花色の移行性は無、褪色は中、花弁のタイプは丸弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さは中、数は40〜59、一茎の花数は1、花の香りは中である。枝の長さは中、太さはやや細、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「サンラック」と比較して、小葉が重ならないこと、花色が褪色しやすいこと、花弁のタイプが丸弁であること等で、「ティネケ」と比較して,小葉基部の形が鈍形であること,花弁表面の色が鮮橙黄であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1993年に出願者の温室(オランダ国)において、育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12128号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   プレビアンキャンディ
       
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「プレビアン」の枝変わりであり、花序のタイプは単生、花は淡黄ピンク色で半剣弁、高芯咲、弱香の大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高はかなり高である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部はやや少、枝中央部は少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は中、本葉の長さは長、幅は広である。新葉の色は黄緑、光沢はやや弱、本葉の色は緑、光沢はやや弱、厚さはやや厚、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径は大、高さはかなり高、花弁表面の色は淡黄ピンク(JHS カラーチャート1301)、裏面の色は淡紫ピンク(同9502)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形及び先端の形は円形、厚さは厚、硬さはやや硬、数は35〜39、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さはやや長、太さは中、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「プレビアン」と比較して、花弁表面の色が淡黄ピンクであること、花弁裏面の色が淡紫ピンクであること、花弁先端の形が円形であること等で、「ニルプベンチュル」と比較して、花弁表面の色が淡黄ピンクであること、花色の移行性が無いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に出願者の温室(オランダ国)において、「プレビアン」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12129号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   プレラクリム
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は濃赤色で弁央に暗赤色のぼかしが入り半剣弁、高芯咲、かなり弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立は叢生でない、樹高はかなり高である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部及び枝中央部は少、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は中、本葉の長さは長、幅はやや広である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面の色は濃赤(JHS カラーチャート0409)で弁央に暗赤(同0410)のぼかしが入り、裏面の色は明紫赤(同9706)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さはやや硬、数は40〜59、一茎の花数は1、花の香りはかなり弱である。枝の長さはやや長、太さは中、新しょう及び開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「セルオーラム」と比較して、花弁裏面の色が明紫赤であること、花弁全体の形が円形であること、花弁数が多いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に出願者の温室(オランダ王国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12130号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   プレララスト
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は鮮ピンク色で弁先に淡黄ピンク色のぼかしが入り半剣弁、高芯咲、かなり弱香の大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高は高である。とげの形は下部えぐれ形、長さ及び基部の幅は中、色は緑褐、数は枝基部はやや少、枝中央部はかなり少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さは長、幅は広である。新葉の色は緑褐、光沢はやや強、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや厚、硬さはやや軟である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径は大、高さはかなり高、花弁表面の色は鮮ピンク(JHS カラーチャート0404)で弁先に淡黄ピンク(同1002)のぼかしが入り、裏面の色は黄ピンク(同0703)で弁先に淡黄ピンク(同1002)のぼかしが入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さはかなり厚、硬さは中、数は35〜39、一茎の花数は1、花の香りはかなり弱である。枝の長さはやや長、太さは中、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「ニルプベンチュル」と比較して、花弁表面の色が鮮ピンクで弁先に淡黄ピンクのぼかしが入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に出願者の温室(オランダ王国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12131号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   サンクルズ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「サンセント」に「SUNlock」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は黄白色で半剣弁、平咲、弱香の中輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高は高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部及び枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は中、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は黄緑、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さは薄、硬さはやや軟である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形は平咲、花径及び高さは中、花弁表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2701)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は狭楕円形、厚さはやや厚、硬さは中、数は40〜59、一茎の花数は6〜10、花の香りは弱である。枝の長さはやや長、太さはやや細、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「シロネラ」と比較して、本葉が大きいこと、花形が平咲であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に出願者の温室(ニュージーランド)において、「サンセント」に「SUNlock」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12132号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   サンウィティ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「サンティンク」の枝変わりであり、花序のタイプは散房花序、花は黄白色で波状弁、カップ咲、弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部はやや多、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は中、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢はやや強、本葉の色は緑、光沢はやや強、厚さは薄、硬さはやや軟である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート  2201)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは波状弁、全体の形は狭楕円形、厚さは厚、硬さは中、数は20〜24、一茎の花数は6〜10、花の香りは弱である。枝の長さは中、太さはやや細、新しょう及び開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「シロネラ」と比較して、花径が大きいこと、花弁数が少ないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に出願者の温室(ニュージーランド)において、「サンティンク」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12133号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   サンスデル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「サンデル」に「サンラック」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は鮮紫ピンク色で剣弁、高芯咲、中香のかなり大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高はかなり高である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部はかなり少、枝中央部は少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さはやや長、幅はやや広である。新葉の色は緑褐、光沢はやや弱、本葉の色は緑、光沢はやや弱、厚さは薄、硬さはやや軟である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径はかなり大、高さはかなり高、花弁表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート  9504)、裏面の色は鮮紫ピンク(同9705)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は円形、厚さはかなり厚、硬さはやや硬、数は40〜59、一茎の花数は1、花の香りは中である。枝の長さは長、太さは中、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「デバイン」と比較して、花弁表面の色が鮮紫ピンクであること、花弁のタイプが剣弁であること等で、「サンデル」と比較して、花弁全体の形が円形であること、花弁数が多いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に出願者の温室(ニュージーランド)において、「サンデル」に「サンラック」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12134号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   サンバーブ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「サンティンク」に「サンデル」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は鮮紫ピンク色で波状弁、カップ咲、弱香の中輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部はやや多、枝中央部は中、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は中、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さは薄、硬さはやや軟である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径及び高さは中、花弁表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9504)、裏面の色は明赤紫(同9506)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは波状弁、全体の形は円形、厚さはやや厚、硬さは中、数は30〜34、一茎の花数は2〜5、花の香りは弱である。枝の長さはやや長、太さは中、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「ジャックロクサ」と比較して、花弁表面の色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に出願者の温室(ニュージーランド)において、「サンティンク」に「サンデル」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12135号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   スンブラウン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「サンデル」に「サンラック」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は浅橙色で剣弁、高芯咲、弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立は中、樹高は高である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部はやや少、枝中央部は少、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は少、本葉の長さは長、幅は広である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢はやや強、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形は卵形である。花形は高芯咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面の色は浅橙(JHS カラーチャート1603)、裏面の色は穏黄ピンク(同1010)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は広楕円形、厚さは厚、硬さはやや硬、数は30〜34、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さは中、太さはやや細、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「トリックス」と比較して、花形が高芯咲であること、花弁表面の色が浅橙であること、花弁のタイプが剣弁であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日  平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に出願者の温室(ニュージーランド)において、「サンデル」に「サンラック」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「サンブラウン」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12136号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   スコスタイル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「スコンク」の枝変わりであり、花序のタイプは散房花序、花は黄白色で花弁周縁部に淡黄ピンク色のぼかしが入り半剣弁、カップ咲、かなり弱香の中輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立はやや叢生、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部及び枝中央部はかなり少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は強、本葉の色は緑、光沢はやや強、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径及び高さは中、花弁表面の色は黄白(JHS カラーチャート2701)で周縁部に淡黄ピンク(同0702)のぼかしが入り、裏面の色は黄白(同2701)で周縁部に淡ピンク(同
0102)のぼかしが入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は狭楕円形、厚さは薄、硬さは中、数は30〜34、一茎の花数は2〜5、花の香りはかなり弱である。枝の長さはやや長、太さはやや細、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「スコンク」と比較して、花弁表面の色が黄白で淡黄ピンクのぼかしが入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に育成者の温室(オランダ王国)において、「スコンク」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12137号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   スクラシーズ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花はピンク色で弁央から弁底に浅緑黄色のぼかしが入り半剣弁、高芯咲、弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高は高である。とげの数は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さは長、幅はやや広である。新葉の色は緑褐、光沢は弱、本葉の色は緑、光沢は中、厚さは薄、硬さは軟である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面の色はピンク(JHS カラーチャート0403)で弁央から弁底に浅緑黄(同2703)のぼかしが入り、裏面の色はピンク(同0111)で弁央から弁底に淡黄(同2503)のぼかしが入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さはやや硬、数は25〜29、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さは中、太さはやや細、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は灰緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「ニルプセター」と比較して、花弁表面の色がピンクであること、花弁全体の形が円形であること等で、「スクレンドン」と比較して、枝基部及び枝中央部にとげが無いこと、花弁表面の模様の色が浅緑黄であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の温室(オランダ王国)において、育成者所有の無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12138号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   スコソーン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は明紫赤色で半剣弁、カップ咲、弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高は高である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部はかなり少、枝中央部は少、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は中、本葉の長さはかなり長、幅は広である。新葉の色は緑褐、光沢は強、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや薄、硬さはやや軟である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径はやや大、高さは高、花弁表面及び裏面の色は明紫赤(JHS カラーチャート9706)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さは中、硬さはやや硬、数は30〜34、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さは長、太さは中、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「メインピンク」と比較して、花弁表面の色が明紫赤であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の温室(オランダ王国)において、育成者所有の無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12139号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ニルプエスピーレッド
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「TANKEIJOLI」に育成者所有の無名実生種を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は鮮紫赤色でさじ弁、カップ咲、無香のやや小輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部はやや少、枝中央部は中、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は黄緑、光沢は弱、本葉の色は緑、光沢は弱、厚さは薄、硬さはやや軟である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は卵形である。花形はカップ咲、花径はやや小、高さはやや低、花弁表面の色は鮮紫赤(JHS カラーチャート9707)、裏面の色は紫赤(同
9708)である。花色の移行性は無、花弁のタイプはさじ弁、全体の形は円形、厚さは薄、硬さは中、数は10〜14、一茎の花数は11〜20、花の香りは無である。枝の長さはやや長、太さは中、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「スクレレッザ」と比較して、花弁表面の色が鮮紫赤であること、花弁のタイプがさじ弁であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1993年に出願者の温室(フランス共和国)において、「TANKEIJOLI」に育成者所有の無名実生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12140号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ニルプエスピーリンク
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「TANKEIJOLI」に「ポールサン」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花はピンク色で弁底に淡緑黄色のぼかしが入り剣弁、カップ咲、かなり弱香の中輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅は中、色は紅紫、数は枝基部は中、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は黄緑、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さは薄、硬さはやや軟である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径及び高さは中、花弁表面の色はピンク(JHS カラーチャート0103)で弁底に淡緑黄(同2702)のぼかしが入り、裏面の色はピンク(同0403)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は円形、厚さ及び硬さは中、数は20〜24、一茎の花数は6〜10、花の香りはかなり弱である。枝の長さは長、太さはやや細、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「スクアティケ」と比較して、とげの色が紅紫であること、花弁表面の色がピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1993年に出願者の温室(フランス共和国)において、「TANKEIJOLI」に「ポールサン」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12141号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ニルプユーレン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ニルプセター」の枝変わりであり、花序のタイプは単生、花は明紅色で半剣弁、高芯咲、弱香のかなり大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高はかなり高である。とげの数は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さは長、幅は広である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は弱、厚さはやや薄、硬さはやや軟である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径はかなり大、高さはかなり高、花弁表面の色は明紅(JHS カラーチャート0106)、裏面の色は濃ピンク(同0405)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は狭楕円形、厚さはやや薄、硬さは中、数は30〜34、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さは長、太さはやや太、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「メインピンク」と比較して、花形が高芯咲であること、花弁裏面の色が濃ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の温室(オランダ王国)において、「ニルプセター」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12142号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ニルペーター
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ニルプベンチュル」の枝変わりであり、花序のタイプは単生、花は明紫赤色で半剣弁、高芯咲、かなり弱香の大輪となる切花向きの品種である。      樹形は半直立性、株立は中、樹高は高である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部はやや少、枝中央部はかなり少、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅はやや広である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さは薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径は大、高さはかなり高、花弁表面の色は明紫赤(JHS カラーチャート9706)、裏面の色は明赤紫(同9506)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さはやや厚、硬さは中、数は40〜59、一茎の花数は1、花の香りはかなり弱である。枝の長さは長、太さは中、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期は中である。 
 「ニルプベンチュル」と比較して、花弁表面の色が明紫赤であること、花色の移行性が無いこと等で区別性が認められる。 
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の温室(エクアドル共和国)において、「ニルプベンチュル」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12143号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ニルプエスピーロゼ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「TANKEIJOLI」に「ニルパンドロ」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は鮮紫ピンク色で半剣弁、カップ咲、かなり弱香のやや小輪となる切花向きの品種である。                         樹形は半直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部はやや多、枝中央部は中、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さは長、幅はやや広である。新葉の色は黄緑、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径はやや小、高さはやや低、花弁表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9504)、裏面の色は鮮紫ピンク(同9505)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さ及び硬さは中、数は15〜19、一茎の花数は11〜20、花の香りはかなり弱である。枝の長さはやや長、太さは中、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「ジャックロクサ」と比較して、花弁表面の色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。 
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1993年に出願者の温室(フランス共和国)において、「TANKEIJOLI」に「ニルパンドロ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。                                      なお、出願時の名称は「ニルプエスピーローズ」であった。 
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12144号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ニルプセティエル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ニルプセター」の枝変わりであり、花序のタイプは単生、花は浅橙色で半剣弁、カップ咲、無香の大輪となる切花向きの品種である。           樹形は直立性、株立は中、樹高はかなり高である。とげの数は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅は広である。新葉の色は黄緑、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢はやや弱、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径は大、高さは極高、花弁表面及び裏面の色は浅橙(JHS カラーチャート1303)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さは中、数は30〜34、一茎の花数は1、花の香りは無である。枝の長さはやや長、太さは中、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。 
 「クリニコ」と比較して、枝基部及び中央部にとげが無いこと、花弁表面の色が浅橙であること等で、「ニルプセター」と比較して、花弁表面の色が浅橙であること、花弁全体の形が円形であること等で区別性が認められる。 
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に出願者の温室(フランス共和国)において、「ニルプセター」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12145号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   プレスロス
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「プレズール」の枝変わりであり、花序のタイプは単生、花は明赤色で弁先に鮮紫ピンク色のぼかしが入り丸弁、カップ咲、やや弱香の大輪となる切花向きの品種である。                                  樹形は半直立性、株立は中、樹高は高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部は中、枝中央部は少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さはやや長、幅はやや広である。新葉の色は黄緑、光沢は中、本葉の色は緑、光沢、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径は大、高さはかなり高、花弁表面の色は明赤(JHS カラーチャート0406)で弁先に鮮紫ピンク(同9504)のぼかしが入り、裏面の色は明紅(同0106)で弁先に鮮紫ピンク(同9504)のぼかしが入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さは中、数は25〜29、一茎の花数は1、花の香りはやや弱である。枝の長さ及び太さは中、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「スクレンドン」と比較して、花弁表面の色が明赤であること、花弁のタイプが丸弁であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1993年に出願者の温室(オランダ王国)において、「プレズール」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1995年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12146号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   メルファンタジー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「スプレーウイット」の枝変わりであり、花序のタイプは散房花序、花はピンク白色で弁先から弁央に鮮紫ピンクのぼかしが入りさじ弁、抱え咲、かなり弱香のやや小輪となる切花向きの品種である。                     樹形は半直立性、株立はやや叢生、樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部はかなり少、枝中央部は少、花柄は無である。小葉全体の形は披針形、小葉の枚数は中、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は黄緑、光沢はやや強、本葉の色は濃緑、光沢はやや強、厚さはかなり薄、硬さは軟である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は球形である。花形は抱え咲、花径はやや小、高さはやや低、花弁表面の色はピンク白(JHS カラーチャート9201)で弁先から弁央に鮮紫ピンク(同9505)のぼかしが入り、裏面の色はピンク白(同9201)で弁先から弁央に淡紫ピンク(同9501)のぼかしが入る。花色の移行性は無、花弁のタイプはさじ弁、全体の形は円形、厚さはかなり薄、硬さは軟、数は30〜34、一茎の花数は11〜20、花の香りはかなり弱である。枝の長さは中、太さはやや細、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「サンティンク」と比較して、花弁表面の色がピンク白であること、花弁のタイプがさじ弁であること等で、「スプレーウイット」と比較して、花弁表面の色がピンク白で弁先から弁央に鮮紫ピンクのぼかしが入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(大分県玖珠郡玖珠町)において、「スプレーウイット」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12147号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   メルメン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「スプレーロード」の枝変わりであり、花序のタイプは散房花序、花は鮮紅色でさじ弁、抱え咲、かなり弱香の小輪となる切花向きの品種である。      樹形は横張性、株立はやや叢生、樹高は中である。とげの形は上下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部は少、枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は披針形、小葉の枚数は中、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は紅紫、光沢はやや強、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さはかなり薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形は抱え咲、花径は小、高さはやや低、花弁表面及び裏面の色は鮮紅(JHS カラーチャート0107)である。花色の移行性は無、花弁のタイプはさじ弁、全体の形は円形、厚さはかなり薄、硬さはやや軟、数は25〜29、一茎の花数は11〜20、花の香りはかなり弱である。枝の長さはやや長、太さは中、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「スキビック」と比較して、花形が抱え咲であること、花弁のタイプがさじ弁であること等で、「スプレーロード」と比較して、花弁の色が鮮紅であること等で区別性が認められる。 
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(大分県玖珠郡玖珠町)において、「スプレーロード」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12148号   平成16年6月4日
                                    
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   インタードゥスト
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は明橙黄色で丸弁、平咲、無香の小輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は半つる性、株立は叢生、樹高はかなり低である。とげの形は上下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部及び枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は中、本葉の長さはやや短、幅は狭である。新葉の色は緑、光沢はやや強、本葉の色は緑、光沢は強、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は卵形である。花形は平咲、花径は小、高さは低、花弁表面及び裏面の色は明橙黄(JHS カラーチャート2204)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さは中、硬さは軟、数は10〜14、一茎の花数は2〜5、花の香りは無である。枝の長さは極短、太さはかなり細、新しょうの色及び開花枝の色は紅紫、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「インタームーン」と比較して、花弁の色が明橙黄であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1988年に育成者のほ場(オランダ王国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1992年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12149号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   インターバイオラ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種に「ブルーバユー」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は明赤紫色で丸弁、カップ咲、弱香の中輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は横張性、株立は叢生、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや短、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部はやや多、枝中央部はやや少、花柄はかなり少である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は強、本葉の色は濃緑、光沢はやや強、厚さはかなり厚、硬さはやや硬である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は球形である。花形はカップ咲、花径及び高さは中、花弁表面の色は明赤紫(JHS カラーチャート9206)、裏面の色は鮮紫ピンク(同9205)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さはやや薄、硬さは中、数は60以上、一茎の花数は2〜5、花の香りは弱である。枝の長さはかなり短、太さは細、新しょうの色及び開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「イントゥリーグ」と比較して、花弁表面の色が明赤紫であること、花弁のタイプが丸弁であること、花弁全体の形が狭楕円形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1994年に育成者の所属する会社のほ場(オランダ王国)において、無名実生種に「ブルーバユー」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「インタービオラ」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12150号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ケイツサカミ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「桜霞」の枝変わりであり、花序のタイプは散房花序、花は黄白色で弁先から弁央に淡ピンク色のぼかしが入り半剣弁、カップ咲、弱香の中輪となる花壇向きの品種である。
 樹形はつる性、株立は叢生、樹高は極高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや短、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部は極多、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢はやや強、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さは厚、硬さはやや軟である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径は中、高さはやや高、花弁表面の色は黄白(JHS カラーチャート2701)で弁先から弁央に淡ピンク(同0102)のぼかしが入り、裏面の色は淡ピンク(同0102)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さはやや厚、硬さはやや軟、数は25〜29、一茎の花数は6〜10、花の香りは弱である。枝の長さはかなり短、太さはやや細、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「Kordibor」と比較して、花弁表面の色が黄白で淡ピンクのぼかしが入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に育成者のほ場(岐阜県本巣郡北方町)において、「桜霞」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12151号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ケイシュトウピ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「コルサミ」に無名実生種を交配して育成されたものであり、花序のタイプは円錐花序、花は淡紫ピンク色で弁先から基部に鮮紫ピンクのぼかしが入り丸弁、平咲、無香の小輪となる花壇向きの品種である。                  樹形は横張性、株立は叢生、樹高は低である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや短、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部及び中央部は多、花柄はやや多である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は多、本葉の長さはやや短、幅はかなり狭である。新葉の色は緑、光沢は強、本葉の色は緑、光沢は中、厚さは厚、硬さはやや軟である。花序のタイプは円錐花序、蕾の形は尖長形である。花形は平咲、花径は小、高さは低、花弁表面の色は淡紫ピンク(JHS カラーチャート9501)で弁先から基部に鮮紫ピンク(同9504)のぼかしが入り、裏面の色は紫ピンク(同9703)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さはかなり薄、硬さは中、数は5〜9、一茎の花数は21以上、花の香りは無である。枝の長さは短、太さは細、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期はやや晩である。 
 「クンバヤ」と比較して、花弁表面のぼかしの色が鮮紫ピンクであること等で、「メイドモナック」と比較して、花弁数が少ないこと、一茎の花数が多いこと等で区別性が認められる。 
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成8年に出願者のほ場(千葉県佐原市)において、「コルサミ」に無名実生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12152号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   スペクレン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ザ フェアリー」の枝変わりであり、花序のタイプは散房花序、花は黄白色で丸弁、カップ咲、かなり弱香の小輪となる花壇向きの品種である。      樹形は横張性、株立は叢生、樹高はやや低である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや短、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部はやや少、枝中央部は少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は中、本葉の長さはやや短、幅は狭である。新葉の色は黄緑、光沢は強、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはかなり厚、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径は小、高さは低、花弁表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2501)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、先端の形は凹形、厚さはかなり薄、硬さは軟、数は40〜59、一茎の花数は11〜20、花の香りはかなり弱である。枝の長さはかなり短、太さは細、花柄の長さはやや長、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期はやや晩である。
 「ジャックウェイド」と比較して、花弁先端の形が凹形であること、花柄が長いこと等で、「ザ フェアリー」と比較して、花弁の色が黄白であること等で区別性が認められる。 
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に育成者のほ場(オランダ王国)において、「ザ フェアリー」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、その特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12153号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   フェアリークイーン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ザ フェアリー」の枝変わりであり、花序のタイプは散房花序、花は鮮紅色で丸弁、カップ咲、かなり弱香の小輪となる花壇向きの品種である。      樹形は横張性、株立は叢生、樹高は低である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部はやや多、枝中央部は中、花柄はかなり少である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数及び本葉の長さは中、幅は狭である。新葉の色は緑、光沢は強、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径は小、高さは低、花弁表面の色は鮮紅(JHS カラーチャート0107)、裏面の色は鮮紫赤(同9707)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さは薄、硬さは軟、数は25〜29、一茎の花数は6〜10、花の香りはかなり弱である。枝の長さはかなり短、太さはやや細、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は晩である。 
 「コルテマ」及び「ザ フェアリー」と比較して、花弁表面の色が鮮紅であること等で区別性が認められる。 
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1994年に育成者のほ場(オランダ王国)において、「ザ フェアリー」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1995年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12154号   平成16年6月4日
                                    
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   メイセップス
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、(「メイカピナル」×「MEIRESTIF」)に「MEIPSILON」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は淡ピンク色で浅橙色のぼかしが入り丸弁、カップ咲、中香の大輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は直立性、株立は中、樹高は高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅は中、色は紅紫、数は枝基部はかなり多、枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さは長、幅は広である。新葉の色は黄緑、光沢は強、本葉の色は濃緑、光沢は強、厚さはかなり厚、硬さは硬である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径は大、高さはかなり高、花弁表面の色は淡ピンク(JHS カラーチャート0402)で浅橙(同1302)のぼかしが入り、裏面の色は淡ピンク(同0402)で浅橙(同1303)のぼかしが入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は広楕円形、厚さはかなり厚、硬さはやや硬、数は40〜59、一茎の花数は1、花の香りは中である。枝の長さは短、太さはやや太、新しょう及び開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期は晩である。
 「MEIBRINPAY」と比較して、花弁表面の色が淡ピンクで浅橙のぼかしが入ること、花弁のタイプが丸弁であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1992年に育成者の温室(フランス共和国)において、(「メイカピナル」×「MEIRESTIF」)に「MEIPSILON」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2000年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12155号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ケイストクレ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「インテロルトロ」の枝変わりであり、花序のタイプは散房花序、花は明橙色で半剣弁、カップ咲、かなり弱香の小輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立はやや叢生、樹高はやや低である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部は中、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さは中、幅はやや狭である。新葉の色は灰緑、光沢は弱、本葉の色は濃緑、光沢は弱、厚さはやや薄、硬さはやや軟である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は球形である。花形はカップ咲、花径は小、高さは低、花弁表面の色は明橙(JHS カラーチャート1305)、裏面の色は明橙(同
1304)である。花色の移行性は有、移行後の花弁表面の色は淡ピンク(同0402)、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は狭楕円形、厚さ及び硬さは中、数は60以上、一茎の花数は2〜5、花の香りはかなり弱である。枝の長さは中、太さはやや細、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「タノグリュウ」と比較して、小葉全体の形が楕円形であること、花色の移行性が有ること等で、「インテロルトロ」と比較して、花弁表面の色が明橙であること、花色の移行性が有ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に育成者の温室(広島県廿日市市)において、「インテロルトロ」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12156号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ケイハウピダ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「タンリカス」の枝変わりであり、花序のタイプは単生、花は淡ピンク色で剣弁、高芯咲、弱香の中輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部は多、枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢はやや強、本葉の色は濃緑、光沢はやや強、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径は中、高さはやや高、花弁表面の色及び裏面の色は淡ピンク(JHS カラーチャート0102)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さは中、数は20〜24、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さ及び太さは中、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「インターナティクティ」と比較して、とげの色が緑褐であること、花形が高芯咲であること、花弁表面の色が淡ピンクであること等で、「タンリカス」と比較して、花弁表面の色が淡ピンクであること、花弁全体の形が円形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(静岡県清水市)において、「タンリカス」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12157号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   オスロメオ
       
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種に「オスブルーム」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は鮮赤紫色で丸弁、多芯咲、やや弱香の大輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は上下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部は多、枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さはかなり長、幅は広である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さは薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形は多芯咲、花径は大、高さはやや高、花弁表面の色は鮮赤紫(JHS カラーチャート9507)、裏面の色は明赤紫(同9506)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さはやや薄、硬さは中、数は60以上、一茎の花数は2〜5、花の香りはやや弱である。枝の長さは中、太さはやや細、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「オスヴァース」と比較して、花弁全体の形が狭楕円形であること、花弁数が多いこと、新しょうの色が黄緑であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1994年に出願者のほ場(連合王国)において、無名実生種に「オスブルーム」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2000年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12158号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   オスクリスタル
       
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「オスブラッシュ」に無名実生種を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は淡ピンク色で波状弁、多芯咲、中香のやや大輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さ及び基部の幅は中、色は紅紫、数は枝基部は中、枝中央部はかなり少、花柄は無である。小葉全体の形は円形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さは長、幅はやや広である。新葉の色は黄緑、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は球形である。花形は多芯咲、花径はやや大、高さは中、花弁表面及び裏面の色は淡ピンク(JHS カラーチャート0402)である。花色の移行性は有、移行後の花弁表面の色は淡紫ピンク(同8902)、花弁のタイプは波状弁、全体の形は狭楕円形、厚さはやや厚、硬さは中、数は60以上、一茎の花数は2〜5、花の香りは中である。枝の長さはやや短、太さはやや細、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「オスウィル」と比較して、花弁の色が淡ピンクであること、花弁のタイプが波状弁であること等で、「オスマック」と比較して、花色の移行性があること、花弁のタイプが波状弁であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1990年に出願者のほ場(連合王国)において、「オスブラッシュ」に無名実生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2000年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12159号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   オスクエスト
       
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種に「オスゴールド」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は外側40枚程度がピンク白色、内側が淡黄橙で丸弁、多芯咲、弱香の大輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は上下部えぐれ形、長さは長、基部の幅はやや広、色は紅紫、数は枝基部はやや多、枝中央部は中、花柄は無である。小葉全体の形は円形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さは長、幅は中である。新葉の色は黄緑、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は球形である。花形は多芯咲、花径は大、高さは中、花弁表面の色は外側40枚程度がピンク白(JHS カラーチャート9701)、内側が淡黄橙(同
1902)、裏面の色は外側40枚程度が淡黄ピンク(同1301)、内側が淡黄橙(同1902)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さ及び硬さは中、数は60以上、一茎の花数は2〜5、花の香りは弱である。枝の長さは中、太さはやや細、新しょう及び開花枝の色は黄緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「オスジョリー」と比較して、花弁表面の模様がないこと、花弁全体の形が狭楕円形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1991年に出願者のほ場(連合王国)において、無名実生種に「オスゴールド」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2000年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12160号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ケイスオキブ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「インターエルサキ」の枝変わりであり、花序のタイプは散房花序、花は淡橙黄色で丸弁、カップ咲、かなり弱香のやや小輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高はやや低である。とげの数は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は中、本葉の長さはやや短、幅は狭である。新葉の色は紅紫、光沢はやや弱、本葉の色は緑、光沢は弱、厚さは薄、硬さはやや軟である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径はやや小、高さはやや低、花弁表面の色は淡橙黄(JHS カラーチャート2202)、裏面の色は浅橙(同1303)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は円形、厚さはやや厚、硬さは中、数は15〜19、一茎の花数は2〜5、花の香りはかなり弱である。枝の長さは短、太さはやや細、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「インターエルサキ」及び「タノグリュウ」と比較して、花弁表面の色が淡橙黄であること、花弁のタイプが丸弁であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成11年に育成者の温室(大分県玖珠郡玖珠町)において、「インターエルサキ」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12161号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   つつじ   伊勢小町(いせこまち)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「長崎熊野」に「小壺」を交配して育成されたものであり、花形は筒状漏斗形、花は鮮紫ピンク色のやや小花で、鉢物、庭園及び緑化樹向きの品種である。
 樹姿枝張りは広株立状、樹高は矮性、2年枝の太さはやや細、色は暗褐、主枝の粗密は密である。春葉全体の形は楕円形、先端の形は鈍頭、葉脚は鋭脚、秋葉全体の形は狭倒披針形、春葉の葉身長は短、最大幅は狭、葉柄長はかなり短、新葉表面の色は緑、春葉表面の色は暗緑、斑入りは無、表面の光沢は中、表面の毛じの色は白、葉の着生方向は斜め上向きである。花の向き姿勢はやや直立、つぼみの形は尖頭楕円、花形は筒状漏斗形、花のタイプはシングル、花冠の切れ込みは深い、花冠上半の形は倒披針形、下半の形は狭長楕円形、裂片の先端の形は凹む、重なり合いは浅く重なる、縁の波形状は無又は微、花の直径はやや小、切開いた最大幅は中、縦幅はやや短である。花色の発現は一色型、絞り模様は無又は極微、底白の現れ方、白覆輪、縁紅・爪紅及び濃淡模様は無、内側の地色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9505)、花喉部のブロッチは中、形は小点の集合、色は紫赤(同9708)である。雄ずい及び雌ずいの型は花弁化しない、花柱の色は淡紫赤、柱頭の色は赤、がくの有無は有である。葉の持続性は常緑、開花期の早晩は中、四季咲性は無である。
 「裾濃の糸」と比較して、秋葉全体の形が狭倒披針形であること、花喉部のブロッチが鮮明であること等で、「大盃」と比較して、花冠下半の形が狭長楕円形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和59年に三重県科学技術振興センター農業技術センター花植木センター(現農業研究部、鈴鹿市)において、「長崎熊野」に「小壺」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12162号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   つつじ   伊勢路紅(いせじべに)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「紅薩摩」に「小壺」を交配して育成されたものであり、花形は筒状漏斗形、花は鮮紫ピンク色のやや小花で、庭園及び緑化樹向きの品種である。
 樹姿枝張りは広株立状、樹高は矮性、2年枝の太さはやや細、色は赤褐、主枝の粗密は密である。春葉全体の形は狭楕円形、先端の形は鈍頭、葉脚は鋭脚、葉身長は短、最大幅は狭、葉柄長はかなり短、新葉表面の色は淡緑、春葉表面の色は暗緑、斑入りは無、表面の光沢は中、表面の毛じの色は白、葉の着生方向は斜め上向きである。花の向き姿勢はやや直立、つぼみの形は尖頭楕円、花形は筒状漏斗形、花のタイプはシングル、花冠の切れ込みは深い、花冠上半の形は3/4円形、下半の形は半楕円形、裂片の先端の形は広く円い、重なり合いは浅く重なる、縁の波形状は無又は微、花の直径はやや小、切開いた最大幅は中、縦幅はやや短である。花色の発現は一色型、絞り模様は無又は極微、底白の現れ方、白覆輪、縁紅・爪紅及び濃淡模様は無、内側の地色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9705)、花喉部のブロッチは認識できる、形は小点の集合、範囲は狭い、色は明赤紫(同9506)である。雄ずいの型は花弁化しない、長さは花冠から出る、雌ずいの型は花弁化しない、花柱の色は淡紫赤、柱頭の色は黄、がくの有無は有である。葉の持続性は常緑、開花期の早晩は中、四季咲性は無である。
 「小壺」と比較して、花冠裂片の先端の形が広く円いこと、雄ずいが花冠から出ること等で、「大盃」と比較して、花冠裂片の先端の形が広く円いこと、花喉部のブロッチの範囲が狭いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和59年に三重県科学技術振興センター農業技術センター花植木センター(現農業研究部、鈴鹿市)において、「紅薩摩」に「小壺」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12163号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   つつじ   伊勢路紫(いせじむらさき)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「紅薩摩」に「小壺」を交配して育成されたものであり、花形は筒状漏斗形、花は鮮紫ピンク色のやや小花で、庭園及び緑化樹向きの品種である。
 樹姿枝張りは広株立状、樹高は矮性、2年枝の太さはやや細、色は赤褐、主枝の粗密は密である。春葉全体の形は楕円形、先端の形は鈍頭、葉脚は鋭脚、葉身長は短、最大幅は狭、葉柄長は短、新葉表面の色は緑、春葉表面の色は暗緑、斑入りは無、表面の光沢は中、表面の毛じの色は褐、葉の着生方向は斜め上向きである。花の向き姿勢はやや直立、つぼみの形は尖頭楕円、花形は筒状漏斗形、花のタイプはシングル、花冠の切れ込みは深い、花冠上半の形は半円形、下半の形は倒卵形、裂片の先端の形は広く円い、重なり合いは中、縁の波形状は弱、花の直径はやや小、切開いた最大幅は中、縦幅はやや短である。花色の発現は一色型、絞り模様は無又は極微、底白の現れ方、白覆輪、縁紅・爪紅及び濃淡模様は無、内側の地色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9205)、花喉部のブロッチは認識できる、形は小点の集合、範囲は狭い、色は赤紫(同9508)である。雄ずい及び雌ずいの型は花弁化しない、花柱の色は淡紫赤、柱頭の色は赤、がくの有無は有である。葉の持続性は常緑、開花期の早晩は中、四季咲性は無である。
 「長崎の女」と比較して、花喉部のブロッチが不鮮明であり、範囲が狭いこと等で、「大盃」と比較して、花の内側の主色が鮮紫ピンク(同9205)であること、ブロッチの範囲が狭いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和59年に三重県科学技術振興センター農業技術センター花植木センター(現農業研究部、鈴鹿市)において、「紅薩摩」に「小壺」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12164号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   つつじ   二度心(にどごころ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、ヤマツツジの偶発実生の中から選抜して育成されたものであり、花形は漏斗形、花は明赤色の庭園及び緑化向きの品種である。
 樹姿枝張りは狭株立状、樹高は矮性、2年枝の太さは中、色は赤褐、主枝の粗密は中である。春葉の全体の形は楕円形、先端の形は鈍頭、葉脚は鋭脚、葉身長は短、最大幅は狭、葉柄長はかなり短、新葉表面の色は黄緑、春葉表面の色は緑、斑入りは無、表面の光沢はかなり弱、表面の毛じの色は褐、葉の着生方向はやや斜め上向きである。花の向き姿勢はやや直立、つぼみの形は尖頭楕円、花形は漏斗形、花のタイプはシングル、花冠の切れ込みは深い、花冠上半及び下半の形は3/4円形、裂片の先端の形は凹む、重なり合いは中、縁の波形状は無又は微、花の直径はやや小、切開いた最大幅はやや狭、縦幅はやや短である。花色の発現は一色型、絞り模様は無又は極微、底白、白覆輪、縁紅・爪紅及び濃淡模様は無、内側の主色は明赤(JHS カラーチャート0406)、花喉部のブロッチは中、形は大点の集合、色は紅(同0114)である。雄ずい及び雌ずいの形は花弁化しない、花柱の色は淡紫赤、柱頭は黄、がくの有無は有である。葉の持続性は半落葉、開花期の早晩は極早、四季咲性は強である。
 ヤマツツジと比較して、花冠上半の形が3/4円形であること、四季咲性があること等で、「ホンキリシマ」と比較して、花の内側の主色が明赤であること、四季咲性があること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成6年につつじが岡公園内(群馬県館林市)において、ヤマツツジの偶発実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12165号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   つつじ   春紫(はるむらさき)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、ヤマツツジの偶発実生の中から選抜して育成されたものであり、花形は開いた漏斗形、花は明紫赤色の庭園及び緑化向きの品種である。
 樹姿枝張りは半球状、樹高は矮性、2年枝の太さは細、色は暗褐、主枝の粗密は中である。春葉の全体の形は楕円形、先端の形は鈍頭、葉脚は鋭脚、葉身長は短、最大幅は狭、葉柄長はかなり短、新葉表面及び春葉表面の色は緑、斑入りは無、表面の光沢は無又は極弱、表面の毛じの色は白、葉の着生方向は水平である。花の向き姿勢はやや直立、つぼみの形は尖頭楕円、花形は開いた漏斗形、花のタイプはシングル、花冠の切れ込みは中、花冠上半の形は倒卵形、下半の形は3/4円形、裂片の先端の形は広く円い、重なり合いは中、縁の波形状は弱、花の直径はやや小、切開いた最大幅は中、縦幅はやや短である。花色の発現は一色型、絞り模様は無又は極微、底白、白覆輪、縁紅・爪紅及び濃淡模様は無、内側の主色は明紫赤(JHS カラーチャート9706)、花喉部のブロッチは中、形は小点の集合、色は鮮赤紫(同9507)である。雄ずい及び雌ずいの型は花弁化しない、花柱の色は淡赤、柱頭は紫赤、がくの有無は有、花筒基部と密着は密着しないである。葉の持続性は半落葉、開花期の早晩はかなり早、四季咲性は無である。
 「飛鳥川」と比較して、花冠下半の形が3/4円形であること、がくが花筒基部と密着しないこと等で、「オオムラサキ」と比較して、花冠上半の形が倒卵形であること、花の内側の主色が明紫赤であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成6年につつじが岡公園内(群馬県館林市)において、ヤマツツジの偶発実生の中から変異系統を選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12166号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
 
   エゴノキ   スカーレットチャイム
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ピンクチャイム」の自然交雑実生から選抜して育成されたものであり、花は穏紫ピンク色の庭園向きの品種である。
 樹形は単幹状、樹冠形は円錐状である。枝の太さは中、皮目の形は点状、分枝角は中、分枝密度は密である。葉の全体の形は長楕円形、先端の形は鋭尖形、葉身長はやや長、葉身幅は狭、光沢は弱、葉柄の長さはやや長である。一花序当たりの花数は中、花柄の色は明黄緑(JHS カラーチャート3504)、がく片の色は浅橙(同1603)、花冠の形は平咲、長さはやや短、幅はやや狭、花弁の形は狭楕円形、長さ及び幅は中、表面及び裏面の色は穏紫ピンク(同9712)、開花時期は晩である。
 「ピンクチャイム」及びベニガクエゴノキと比較して、花弁の色が穏紫ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年12月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成5年に育成者のほ場(栃木県宇都宮市)において、「ピンクチャイム」の自然交雑種子をは種し、10年にその実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12167号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
 
   エゴノキ   ホワイト アングル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、在来のエゴノキの自然交雑実生から選抜して育成されたものであり、花は黄白色で葉に光沢のある庭園向きの品種である。
 樹形は単幹状、樹冠形は円錐状である。枝の太さは中、皮目の形は縦短線状、分枝角は鋭、分枝密度は中である。葉の全体の形は長楕円形、先端の形は鋭尖形、基部は鋭形、葉身長はやや短、葉身幅は狭、光沢は中、葉柄の長さはやや短である。一花序当たりの花数は中、花柄の色は緑褐(JHS カラーチャート2908)、がく片の色は穏黄緑(同
3110)、花冠の形は平咲、長さは短、幅は中、花弁の形は狭楕円形、長さ及び幅は中、表面及び裏面の色は黄白(同2902)、開花時期は晩である。
 「在来エゴノキ」及び「シダレエゴ」と比較して、葉身長が短いこと、葉の光沢が強いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成3年に育成者のほ場(埼玉県さいたま市)において、エゴノキの自然交雑種子をは種し、9年にその実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「White angle」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12168号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   いぬまき   紅くじゃく(べにくじゃく)
    
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の在来種の実生の中から選抜して育成されたものであり、樹形が単幹状となる庭園、鉢物及び緑化木向きの品種である。
 樹形は単幹状、高さは中木である。通直性は直、完満性は中間、真円性は正円、樹皮の色は淡茶、き裂紋様は荒波である。新梢の色は濃赤茶(JHS カラーチャート0709)、2年枝の色は穏黄緑(同3312)である。葉の全形は線形、先端の形は鋭尖頭、断面の形は偏平、基部の形は鋭形、長さ及び幅は中、新梢の葉色は濃赤茶(同0709)、斑の発生位置は無である。性別は雌、雌花の色は淡緑、種子の形は球形である。生長性は中、発根性は易、自然落枝性は難である。
 C22と比較して、新梢の色が濃赤茶であること、種子の形が球形であること等で、「スカーレットバッド」と比較して、樹形が単幹状であること、新梢の色が濃赤茶であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和50年に千葉県原種農場(現千葉県農業総合研究センター育種研究所、長生郡長生村)において、出願者所有の在来種の種子をは種し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。     
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12169号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   エクサクム アフィネ   チピチーナ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ブルーセミダブル」の枝変わりであり、花は明青味紫色の一重で小輪の鉢物向きの品種である。
 草姿は直立性、立ち茎の疎密は中間、株幅は狭、草丈は中である。節のアントシアニンの着色は有、広がりは短である。葉の長さはやや短、幅は狭、基部の形は鋭形、表面の色は緑、斑の有無は有、種類は覆輪、色は淡黄緑(JHS カラーチャート3102)である。花型は一重、花径は小、花弁の色は明青味紫(同8305)、複色の有無は無、重なりの有無は無である。
 「リトルマーメイド」と比較して、葉に覆輪があること等で、「ブルーセミダブル」と比較して、葉に覆輪があること、花型が一重であること等で区別性が認められる。    
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に出願者の温室(千葉県印旛郡酒々井町)において、「ブルーセミダブル」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12170号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ステラ コルダータ   ダークシーミスト
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ピンクドミノ」に品種名不詳の品種を交配して育成されたものであり、草姿は水平型、花は淡紫色でやや大型の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は水平型、草丈はやや低である。茎の長さは短、太さはやや細、アントシアニンの発現の程度は無、分枝性はやや少、節間長はやや短である。葉形は長楕円形、葉の基部の形は鋭形、葉縁の形は鋭鋸歯、葉長はかなり短、葉幅はかなり狭、葉柄の長さは短、葉の色は緑、斑の有無は無である。花の咲き方は平形、花径はやや大、花筒長は短、花の地色は淡紫(JHS カラーチャート8602)、花色模様の種類は単一、花冠裂片の形は倒卵形、花筒部の形は鐘状、花冠裂片の長さはやや長、幅は中、花冠裂片数は5、がくの形は披針形、長さはやや短、色は緑、花柄の長さはやや短、花数はやや多、花の香りの有無は無である。
 「バコブル」と比較して、葉形が長楕円形であること、花の色が淡紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の温室(連合王国)において、「ピンクドミノ」に品種名不詳の品種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12171号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ステラ コルダータ   ウェスバジャファ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、草姿は水平型、花は黄白色でかなり大型の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は水平型、草丈はやや低である。茎の長さはやや長、太さは太、アントシアニンの発現の程度は中、分枝性はやや少、節間長は長である。葉形は卵形、葉の基部の形は円形、葉縁の形は鋭鋸歯、葉長はやや短、葉幅はやや狭、葉柄の長さはやや長、葉の色は緑、斑の有無は無である。花の咲き方は外反形、花径はかなり大、花筒長は長、花の地色は黄白(JHS カラーチャート2701)、花色模様の種類は単一、花冠裂片の形は倒卵形、花筒部の形は漏斗状、花冠裂片の長さはかなり長、幅は広、花冠裂片数は5、がくの形は披針形、長さは長、色は緑、花柄の長さはやや長、花数はやや少、花の香りの有無は無である。
 「ハステシ」と比較して、葉形が卵形であること、葉の基部の形が円形であること等で、「ブライダルブーケ」と比較して、花径が大きいこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成1998年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12172号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ステラ コルダータ   ウェスバジャク
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、草姿は水平型、花は黄白色で大型の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は水平型、草丈はやや低である。茎の長さは中、太さはやや太、アントシアニンの発現の程度は強、分枝性は少、節間長はやや長である。葉形は卵形、葉の基部の形は円形、葉縁の形は鋭鋸歯、葉長はやや短、葉幅はやや狭、葉柄の長さはやや長、葉の色は緑、斑の有無は無である。花の咲き方は外反形、花径は大、花筒長はやや短、花の地色は黄白(JHS カラーチャート2701)、花色模様の種類は単一、花冠裂片の形は倒卵形、花筒部の形は鐘状、花冠裂片の長さはやや長、幅は中、花冠裂片数は5、がくの形は披針形、長さはやや長、色は緑、花柄の長さはやや長、花数はかなり少、花の香りの有無は無である。
 「ハステシ」と比較して、葉形が卵形であること、葉の基部の形が円形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成1998年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12173号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ステラ ハイブリッド   モゴト
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ピンクドミノ」に育成者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、草姿は斜上型、花は浅青味紫色でやや大型の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は斜上型、草丈はやや低である。茎の長さはやや長、太さはやや太、アントシアニンの発現の程度は無、節間長はかなり長である。葉形は広卵形、葉の基部の形は鋭形、葉縁の形は鈍鋸歯、葉長はやや短、葉幅はやや狭、葉柄の長さはやや長、葉の色は緑、斑の有無は無である。花の咲き方は平型、花径はやや大、花筒長はやや短、花の地色は浅青味紫(JHS カラーチャート8303)、花色模様の種類は単一、花冠裂片の形は倒卵形、花筒部の形は鐘状、花冠裂片の長さはやや長、幅は中、花冠裂片数は5、がくの形は披針形、長さは中、色は緑、花柄の長さは中、花数はやや少、花の香りの有無は無である。
 「ハステラ」と比較して、節間長が長いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、「ピンクドミノ」に育成者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12174号   平成16年6月4日
                                    
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ステラ ブレヴィフローラ   レッドレボリューション
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の収集系統の実生の中から選抜して育成されたものであり、草姿は水平型、花は赤色で中型の鉢物向きの品種である。
 草姿は水平型、草丈は中である。茎の長さはやや長、太さはやや太、アントシアニンの発現の程度は弱、分枝性は中、節間長は長である。葉形は卵形、葉の基部の形は円形、葉縁の形は鈍鋸歯、葉長は中、葉幅はやや狭、葉柄の長さは中、葉の色は緑、斑の有無は無である。花の咲き方は平形、花径は中、花筒長は短、花の地色は赤(JHS カラーチャート0415)、花色模様の種類は単一、花冠裂片の形は半円形、花筒部の形は扁平屈曲型、花冠裂片の長さはやや長、幅は広、花冠裂片数は5、がくの形は倒披針形、長さは中、色は緑、花柄の長さはやや長、花数は中、花の香りの有無は無である。
 「ヤスフロス」と比較して、花色が赤であること、花冠の形が半円形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年6月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の温室(南アフリカ共和国)において、育成者所有の収集系統の実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12175号   平成16年6月4日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   はたけしめじ   HK15
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、野生種(群馬県勢多郡宮城村産)から選抜して育成されたものであり、菌さんがやや小、断面の形態は凸形、中心部の色が淡褐色で、菌柄の形がとっくり型の施設栽培向きの品種である。                           菌さんの断面の形態は凸形、大きさはやや小、中心部及び周縁部の色は淡褐色、厚さは薄、肉質は中である。子実層たくの並び方は正常、幅はかなり狭、密度は密、色はクリーム色、菌柄への付き方は直生である。菌柄の形はとっくり型、長さはかなり長、太さはやや細、色はかなり濃色、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は大である。子実体の発生型は株状、発生最盛期までの期間及び菌かき後の発生までの期間は中、子実体の発生最適温度及び生育最適温度はやや高である。収量性及び有効茎本数は中である。  「群馬GLD−17号」と比較して、菌さんの断面が凸形であること、菌柄の色が濃いこと等で、「群馬GLD−21号」と比較して菌さんの断面が凸形であること、菌柄の形がとっくり型であること等で区別性が認められる。               なお、「群馬GLD−17号」及び「群馬GLD−21号」との対峙培養において明確な帯線を形成する。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年3月25日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に出願者の施設(群馬県桐生市)において、野生種(群馬県勢多郡宮城村産)の子実体から組織分離し得られた菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。