種苗法による品種登録
 
 種苗法(平成10年法律第83号)第18条の規定に基づき、下記103品種の品種登録(第171回)をしましたので、お知らせします。
品種登録の番号 農林水産植物の種類 登録品種の名称
 
品種登録を受ける者の氏名又は名称
11951 いんげんまめ いちずグリーン カネコ種苗株式会社
11952 いんげんまめ チャーリー カネコ種苗株式会社
11953 えんどう みささ2000 株式会社アサヒ農園
11954 えんどう 峰ささ 株式会社アサヒ農園
11955 とうがらし 土佐じしビューティー 高知県
11956 メロン 秋田甘えんぼ 秋田県
11957 はす 華燭紅 榎本輝彦
11958 はす 紅富士 榎本輝彦
11959 はす 朱雀の舞姫 榎本輝彦
11960 はす 紅媚円舞 榎本輝彦
11961 はす 彩雲華 榎本輝彦
11962 はす 西施 榎本輝彦、香取正人
11963 しば 相良姫 株式会社伊藤園
11964 しば 緑光 株式会社伊藤園
11965
 
ハイブリッドラ
イグラス
ハイフローラ
 
山梨県
 
11966 コリウス ソーラー エクリプス 株式会社サカタのタネ
11967 コリウス ソーラーサンライズ 株式会社サカタのタネ
11968 コリウス ソーラーフレアー 株式会社サカタのタネ
11969 コリウス ソーラー ストーム 株式会社サカタのタネ
11970
 
トレニア
 
ダントプール
 
ダンジガー ダン フラ
ワー ファーム
11971
 
バーベナ
 
サンビバレ
 
サントリーフラワーズ株式会社
11972 バーベナ ツナミ オフショアー 水谷清
11973 バーベナ ツナミ カレント 水谷清
11974 バーベナ ツナミ グラッシィ 水谷清
11975 バーベナ ツナミ スウェル 水谷清
11976 アンスリウム アンスAUF4 アンスラB.V.
11977 アンスリウム アントゥビウス アンスラB.V.
11978 アンスリウム アンスBNDN アンスラB.V.
11979 きく 精の旗 有限会社精興園
11980 きく 精の扇 有限会社精興園
11981 きく 精の馬 有限会社精興園
11982 きく 精の波 有限会社精興園
11983 きく 精の玉 有限会社精興園
11984 きく 精の契 有限会社精興園
11985 きく 精の道 有限会社精興園
11986 きく 精興文明 有限会社精興園
11987 きく 精興の勝 有限会社精興園
11988 きく 精興新年 有限会社精興園
11989 きく 精興の位 有限会社精興園
11990 きく 笑の夏 小井戸輝雄
11991 きく 笑の笛 小井戸輝雄
11992 きく 笑の曲 小井戸輝雄
11993 きく 笑の誉 小井戸輝雄
11994 きく 笑の調 小井戸輝雄
11995 きく 笑の翁 小井戸輝雄
11996
きく
 
テッチャ インプルーブド
 
チャールズ ペトラス マリア フェイフェルベルフ
11997 クレマチス クゴチア 松井識樹
11998 クレマチス
 
ビーライト
 
フランシスカス コーネリス マリア ファン ハーステルト
11999 ほうせんか オスロ クレム+ゾンGmbH社
12000 ほうせんか ヴィエンナ クレム+ゾンGmbH社
12001 ほうせんか ナポリ クレム+ゾンGmbH社
12002 ほうせんか マイアミ クレム+ゾンGmbH社
12003 ほうせんか モナコ クレム+ゾンGmbH社
12004 ほうせんか キパキ 有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン
12005 ほうせんか キベティオ 有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン
12006 ほうせんか キロジア 有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン
12007 ほうせんか キルイス 有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン
12008 ほうせんか キマリ 有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン
12009 ほうせんか キマリス 有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン
12010 ほうせんか キパパ 有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン
12011 ほうせんか キトット 有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン
12012 ほうせんか フィフィーオレンジ ゴールドスミス プランツ社
12013 ほうせんか フィフィーラブ ゴールドスミス プランツ社
12014 ほうせんか フィフィーホワイト ゴールドスミス プランツ社
12015 ほうせんか フィフィーサーモン ゴールドスミス プランツ社
12016 ほうせんか フィフィーバイオ ゴールドスミス プランツ社
12017 ほうせんか フィフィーレッド ゴールドスミス プランツ社
12018 ほうせんか デュエペットピチ マルガ デュメン
12019 ほうせんか デュエインペットラブ マルガ デュメン
12020 ほうせんか デュエペットブルスト マルガ デュメン
12021 ほうせんか デュエペットブルー マルガ デュメン
12022
 
オステオスペルマム アクナム
 
有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン
 
12023
 
オステオスペルマム アコペ
 
有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン
 
12024
 
オステオスペルマム アクスロ
 
有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン
 
12025
 
オステオスペルマム アクシロ
 
有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン
 
12026
 
オステオスペルマム ルバンゴ
 
有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン
 
12027 フクシア マルシア 有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン
12028 フクシア シャーリー 有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン
12029 フクシア キンジャー 有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン
12030
 
サングイソルバ テヌイフォリア 夏宮TM3
 
株式会社ミヨシ
 
12031 ひおうぎ フクカンダ ピーチ 福花園種苗株式会社
12032 ひおうぎ フクカンダ カーディナル 福花園種苗株式会社
12033 るりとうわた キングサファイア 有限会社笹岡花卉農園
12034 るりとうわた キングダイヤ 有限会社笹岡花卉農園
12035
 
アネモネ(しゅうめいぎく) ねぶた祭り
 
金澤美浩
 
12036 シンビジウム チェリーアイ プチフール 株式会社河野メリクロン
12037
 
シンビジウム
 
ブロンズエムプレス 緑真珠 株式会社河野メリクロン
 
12038
 
ファレノプシス 京都白峰 山城
 
小西敏照
 
12039
 
ファレノプシス サツファレ4380
 
サッポロホールディングス株式会社
12040

 
ファレノプシス
 
ハッピーバレンタイン キレイカ

 
徳永健史

 
12041 イワダレソウ Sヒトシ 株式会社誠和
12042
 
シロアミメグサ サニーイエロー
 
鳥居勝行
 
12043
 
ディアスキア ハイブリッド ペンダン
 
松井識樹
 
12044
 
ディアスキア ハイブリッド ヘクアイス
 
松井識樹
 
12045
 
パッションフルーツ 奄美のジャンボウ
 
鹿児島県
 
12046
 
ラペルージア ラクサ 紅姫
 
鈴木雅己
 
12047
 
ラペルージア ラクサ 桃姫
 
鈴木雅己
 
12048
 
しいたけ
 
ブリッジ32
 
株式会社関西総合環境センター
12049 ぶなしめじ ホクト16号菌 ホクト株式会社
12050 ぶなしめじ ホクト17号菌 ホクト株式会社
12051 ぶなしめじ 宝の華K−4529 タカラバイオ株式会社
12052 ぶなしめじ 宝の華K−4530 タカラバイオ株式会社
12053 ぶなしめじ 宝の華K−4531 タカラバイオ株式会社
                                                  




























 
 
 
 
 
 
          【登 録 品 種 の 概 要】
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11951号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   いんげんまめ   いちずグリーン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「いちず」に「スラットワンダー」を交配して育成された品種であり、無限つる性で、莢は緑色、筋なしの野菜用品種である。
 伸育性と草型は無限つる性、胚軸の色は緑、葉色は濃緑、花色は白である。若莢の地色は緑、斑紋の色はなし、湾曲の程度はやや直、くびれは有、横断面(中央部)はやや楕円、長さは長、表面は中、筋の有無は無、くちばしの形は直、長さはやや短である。子実の形は長楕円形、種皮の地色は白、斑紋の種類及び環色はなし、粒の大小はやや小である。開花期及び収穫始期はやや晩である。
 「プロップキング」と比較して、莢の表面が粗いこと等で、「シュアロン」と比較して、莢のくちばしが長いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成6年に出願者の農場(群馬県佐波郡赤堀町)において、「いちず」に「スラットワンダー」を交配し、以後、選抜を重ね、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「いちず・G」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11952号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   いんげんまめ   チャーリー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「デリカート」に「ミール」を交配して育成された品種であり、有限わい性で、莢は濃緑色、筋なしの野菜用品種である。
 伸育性と草型は有限わい性、胚軸の色は緑、葉色は濃緑、花色は白である。若莢の地色は濃緑、斑紋の色はなし、湾曲の程度は直、くびれは無、横断面(中央部)はやや心臓形、長さはやや短、表面は平滑、筋の有無は無、くちばしの形はやや直、長さは中である。子実の形は楕円形、種皮の地色は白、斑紋の種類及び環色はなし、粒の大小はかなり小である。開花期は早、収穫始期は中である。
 「セリーナ」及び「サーベル」と比較して、子実の形が楕円形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成6年に出願者の農場(群馬県佐波郡赤堀町)において、「デリカート」に「ミール」を交配し、以後、選抜を重ね、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11953号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   えんどう   みささ2000
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「伊豆赤花」に「美笹」を交配し、その後代に「美笹」を戻し交配して育成されたものであり、草姿・草丈は中間性、莢の長さはやや長く重さはやや小で、かなり早生の莢用品種である。
 草姿・草丈は中間性、分枝型は下位上位分枝型、分枝数は中である。小葉の大きさは小、形状は楕円形、先端の形状は丸味形、托葉の大きさは小、形状は不正楕円形、葉色は緑、茎の太さは中、茎葉の色素発生は無である。花の大きさは中、色は白、花房の花数は2花性、初花房節位は低い、莢の長さはやや長、幅は中程度、そりはそらない、曲がりは板状、緑色度は緑、重さはやや小である。種子の大きさはやや大、1000粒重は中程度、形状は球形、地色は黄白色、目の色は黒である。用途は莢用、収穫の早晩性はかなり早生である。
 「ニムラ白花きぬさや」と比較して、種子の目の色が黒であること等で、「美笹」と比較して、収穫の早晩性が早いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和63年に出願者の農場(愛知県尾西市)において、「伊豆赤花」に「美笹」を交配し、その後代に「美笹」を2回戻し交配して、以後、選抜を重ね、平成11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「美笹2000」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11954号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   えんどう   峰ささ(みねささ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「天草大莢」に「美笹」を交配し、その後代に「天草大莢」を戻し交配して育成されたものであり、草姿・草丈は中間性、莢は長、重さは中、収穫の早晩性がかなり早生の莢用品種である。
 草姿・草丈は中間性、分枝型は下位上位分枝型、分枝数はやや少である。小葉の大きさは小、形状は偏楕円形、先端の形状は丸味形、托葉の大きさは小、形状は不正楕円形、葉色は濃緑、茎の太さ及び茎葉の色素発生は中である。花の大きさはやや小、花色は赤、花房の花数は2花性、初花房節位は特に低い、莢の長さは長、幅は広い、そりはそらない、曲がりは板状、緑色度は濃緑、重さは中である。種子の大きさはやや大、1000粒重はやや重い、形状は球形、地色は緑色、目の色は白である。用途は莢用、収穫の早晩性はかなり早生である。
 「紅笹」及び「ニムラ赤花きぬさや2号」と比較して、莢の緑色度が濃いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成6年に出願者の農場(愛知県尾西市)において、「天草大莢」に「美笹」を交配し、その後代に「天草大莢」を戻し交配して、以後、選抜を重ね、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「峰笹」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11955号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   とうがらし   土佐じしビューティー(とさじしびゅーてぃー)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ししとう(中型系)」×「ピーマン桔梗交10号」に「ししとう(中型系)」を戻し交雑して得られた選抜系統を母系とし、「ししとう(短型系)」を父系とする交雑品種であり、果実は節成りで果形は円筒、ペッパーマイルドモットルウイルス抵抗性を有する青果用品種である。
 草丈はやや高、分枝開張度は中、分枝性は密、第1分枝の節位は高、角度は広、節間長はやや短、枝の強度は強、腋芽の発生はやや弱である。葉色は緑、葉の大きさはやや小、葉柄の長さは短、葉面の平滑度は平滑である。未熟果の果色は緑、成熟果の果色は赤、果の着生は節成り、着果の向きは下向き、果形は円筒、果肉の厚さは極薄、果の大きさは小、長さはやや短、太さは細、果頂部の形は凹、果面の皺はやや少、心室数は2、果のアントシアニンは中、光沢はやや少、果面の条溝の深さは浅、果柄の強さ及び帯離れは中、果皮の硬さは軟、果の辛味の発現は条件で発現、着果数は多、1果当り種子数は少である。早晩性は中、ペッパーマイルドモットルウイルス(P1.2)抵抗性は強である。
 「ししとう(中型系)」及び「ししほまれ」と比較して、ペッパーマイルドモットルウイルス(P1.2)抵抗性が強いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、「ししとう(中型系)」×「ピーマン桔梗交10号」に「ししとう(中型系)」を戻し交雑して得られた選抜系統を母系とし、「ししとう(短型系)」を父系とする交雑品種であり、平成10年に高知県農業技術センター(南国市)において交配組合せ能力検定試験を実施し、11年から特性の調査を行い、12年に目標とする特性であることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11956号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   メロン   秋田甘えんぼ(あきたあまえんぼ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「アールスセイヌ夏U」の後代選抜固定系統を母系とし、「アールス フェボリット夏系」の選抜系統を父系とする交雑品種であり、果実は球形でネットはやや密、果肉は黄緑色の施設栽培に向く品種である。
 種子の大きさは中、主づるの太さはやや太、節間長及び葉の大きさは中、欠刻はやや浅、葉柄の長さはやや短、花性は両性花・雄花同株、雌花(両性花)着生位は子づる+孫づる、春作の雌花(両性花)の発生は良、着果の安定度は安定である。果皮色(適食期)は灰緑、果形は球、果面の状態は平滑、ネットの密度はやや密、へた離れは難、果重及び花落ちの大きさは中である。果肉の色は黄緑、果肉質(適食期)は溶、果肉の厚さはやや厚、糖度は高、香りの質はネット、日持ちはやや長、つる割病抵抗性は強である。  
 「アールスナイト夏系2号」及び「アールスセイヌ夏U」と比較して、果形が球であること、果肉色が黄緑であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、「アールスセイヌ夏U」の後代選抜固定系統を母系とし、「アールス フェボリット夏系」の選抜系統を父系とする交雑品種であり、平成11年より秋田県農業試験場(河辺郡雄和町)において交配組合せ検定試験及び特性の調査を行い、12年に目標とする特性であることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11957号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   はす   華燭紅(かしょくこう)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「蜀紅」に「黄陽」を交配して育成されたものであり、花は大型、花弁は淡黄の地色にアントシアニンが全面に濃く分布する観賞用のはすである。
 葉の大きさは50〜69p、葉柄長は50〜99p、とげは中である。花の大きさは大、花弁の地色は淡黄、アントシアニンの有無は有、濃淡は濃、分布は全面、花弁の形及び先端の形は中、ねじれは無、完全花弁数は25枚以上、不完全花弁数は少、雄ずいの数は200〜399、雌ずいの形は正常、花たく上面の形は円、開花の早晩は中である。
 「ミセススローカム」と比較して、花弁のアントシアニンが濃いこと、分布が全面であること等で、「誠蓮」と比較して、花が大きいこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者のほ場(茨城県土浦市)において、「蜀紅」に「黄陽」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11958号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   はす   紅富士(べにふじ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「寿星桃」の自然交雑実生の中から選抜、育成されたものであり、花はやや大型、花弁は白の地色にアントシアニンが全面に濃く分布し、開花の早晩が中の観賞用のはすである。
 葉の大きさは50〜69p、葉の凹み及び葉縁の波は中、葉柄長は50〜99p、とげは少である。花の大きさはやや大、花弁の地色は白、アントシアニンの有無は有、濃淡は濃、分布は全面、花弁の形は広、先端の形は丸、ねじれは無、完全花弁数は25枚以上、不完全花弁数は少、雄ずいの数は200〜399、雌ずいの形は正常、花たく上面の形は円、開花の早晩は中である。
 「ミセススローカム」と比較して、花弁のアントシアニンが濃いこと、分布が全面であること等で、「誠蓮」と比較して、葉柄のとげが少ないこと、不完全花弁があること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に育成者のほ場(茨城県土浦市)において、中華人民共和国から導入した「寿星桃」の自然交雑種子をは種し、11年にその実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11959号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   はす   朱雀の舞姫(しゅじゃくのまいひめ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「点額粧」の自然交雑実生の中から選抜、育成されたものであり、花はやや大型、花弁は白の地色にアントシアニンが全面に中程度に分布し、開花の早晩が早の観賞用のはすである。
 葉の大きさは50〜69p、葉柄長は50〜99p、とげは少である。花の大きさはやや大、花弁の地色は白、アントシアニンの有無は有、濃淡は中、分布は全面、花弁の形は狭、先端の形は中、ねじれは無、完全花弁数は25枚以上、不完全花弁数は中、雄ずいの数は100〜199、雌ずいの形は異常、花たく上面の形は円、開花の早晩は早である。
 「ミセススローカム」と比較して、花弁のアントシアニンが濃いこと、分布が全面であること、雌ずいの形が異常であること等で、「誠蓮」と比較して、葉柄のとげが少ないこと、花弁のアントシアニンが淡いこと、雌ずいの形が異常であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に育成者のほ場(茨城県土浦市)において、中華人民共和国から導入した「点額粧」の自然交雑種子をは種し、11年にその実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11960号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   はす   紅媚円舞(こうけんえんぶ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「陽山紅」に「剣舞」を交配して育成されたものであり、花はやや大型、花弁は白の地色にアントシアニンが全面に中程度に分布する観賞用のはすである。
 葉の大きさは50〜69p、葉柄長は100〜149p、とげは少である。花の大きさはやや大、花弁の地色は白、アントシアニンの有無は有、濃淡は中、分布は全面、条線の程度は明瞭、花弁の形及び先端の形は中、ねじれは無、完全花弁数は25枚以上、不完全花弁数は少、雄ずいの数は200〜399、雌ずいの形は正常、花たく上面の形は円、種子の形はやや楕円、開花の早晩は早である。
 「ミセススローカム」と比較して、花弁のアントシアニンが濃いこと、花弁の条線が明瞭であること等で、「誠蓮」と比較して、花弁のアントシアニンが淡いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に育成者のほ場(茨城県土浦市)において、「陽山紅」に「剣舞」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11961号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   はす   彩雲華(さいうんか)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ミセススローカム」に「陽山紅」を交配して育成されたものであり、花は大型、花弁は淡黄の地色にアントシアニンが爪紅に淡く分布する観賞用のはすである。
 葉の大きさは30〜49p、葉縁の波は中、葉柄長は25〜49p、とげは少である。花の大きさは大、花弁の地色は淡黄、アントシアニンの有無は有、濃淡は淡、分布は爪紅、花弁の形及び先端の形は中、ねじれは無、完全花弁数は25枚以上、不完全花弁数は少、雄ずいの数は200〜399、雌ずいの形は正常、花たく上面の形は円、種子の形は丸、開花の早晩は中である。
 「ミセススローカム」と比較して、葉縁の波が多いこと、種子の形が丸いこと等で、「誠蓮」と比較して、花弁のアントシアニンが淡いこと、分布が爪紅であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に育成者のほ場(茨城県土浦市)において、「ミセススローカム」に「陽山紅」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「喜祥」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11962号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   はす   西施(せいし)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「広昌蓮」に「明美」を交配して育成されたものであり、花はやや大きく、花弁は白の地色にアントシアニンが全面に淡く分布する観賞用のはすである。
 葉の大きさは50〜69p、葉柄長は50〜99p、とげは中である。花の大きさはやや大、花弁の地色は白、アントシアニンの有無は有、濃淡は淡、分布は全面、花弁の形及び先端の形は中、ねじれは無、完全花弁数は25枚以上、不完全花弁数はかなり少、雄ずいの数は200〜399、雌ずいの形は正常、花たく上面の形は円、子房の突出はやや有、開花の早晩は中である。
 「ミセススローカム」と比較して、花弁のアントシアニンの分布が全面であること、子房の突出がやや有ること等で、「誠蓮」と比較して、花弁のアントシアニンが淡いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年3月25日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に育成者のほ場(茨城県土浦市)において、「広昌蓮」に「明美」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「香輝」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11963号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   しば   相良姫(さがらひめ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、沖縄県内で収集した野生種を母系とした自然交雑実生から育成したものであり、葉及び穂の色が淡、紅葉の早晩がかなり晩の庭園や公園の緑化を兼ねたグランドカバー向きの品種である。
 草型は直立、出穂茎の太さは細、長さはかなり短、ほふく茎の密度は密、太さはかなり細、葉長は短、幅は狭、色は淡、穂長はやや短、色は淡、小穂の長さは中、幅は細である。春の草勢は中、秋の草勢は良、出穂始めは晩、春秋の出穂の有無は春も秋も出穂、再生の良否は中、緑化の早晩は早、紅葉の早晩はかなり晩、越冬の良否は中、越夏の良否はかなり良、耐陰性は中、耐干性及び耐踏圧性はやや強、シバ銹病抵抗性は強である。
 「Meyer」と比較して、草型が直立であること、出穂茎が短いこと、ほふく茎の密度が密であること等で、「Emerald」と比較して、葉色及び穂色が淡いこと、小穂が細いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に出願者の温室(静岡県榛原郡相良町)において、沖縄県内で収集した野生種を母系として自然交雑し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11964号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   しば   緑光(りょくこう)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、沖縄県内で収集した野生種を母系とした自然交雑実生から育成したものであり、葉及び穂の色が淡、紅葉の早晩がかなり晩の庭園や公園の緑化を兼ねたグランドカバー向きの品種である。
 草型は中間、出穂茎の太さは中、長さはやや短、ほふく茎の密度は密、太さは太、葉長はやや長、幅は中、色は淡、穂長は中、色は淡、小穂の長さは中、幅は太である。春及び秋の草勢は良、出穂始めはやや晩、春秋の出穂の有無は春も秋も出穂、再生の良否は良、緑化の早晩は早、紅葉の早晩はかなり晩、越冬の良否は中、越夏の良否はかなり良、耐陰性は中、耐干性は強、耐踏圧性は中、シバ銹病抵抗性は強である。
 「Meyer」と比較して、草型が中間であること、ほふく茎の密度が密であること、葉色及び穂色が淡いこと等で、「Emerald」と比較して、草型が中間であること、葉長が長いこと、葉色及び穂色が淡いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成8年に出願者の温室(静岡県榛原郡相良町)において、沖縄県内で収集した野生種を母系として自然交雑し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11965号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ハイブリッドライグラス   ハイフローラ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者が導入したハイブリッドライグラスに出願者所有の種間雑種を多交配して育成された固定品種であり、稈長は中、穂長は長、永続性及び越夏性はやや良、耐雪性はかなり良の中性で採草用である。
 出穂期の草型かなり直立、稈長は中、太さは太、葉身長は極長、幅は極広である。穂長は長、穂数はやや多、出穂期は中性、1,000粒重はやや重、春の草勢及び秋の草勢は極良、蛍光反応性は極多、永続性及び越夏性はやや良、耐雪性は良、冠さび病抵抗性、葉腐れ病抵抗性及び網斑病抵抗性はかなり強、斑点病抵抗性はやや強、乾物率は中である。
 「テトリライト」及び「エース」と比較して、永続性、越夏性及び耐雪性が良いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年6月20日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和63年に山梨県酪農試験場(北巨摩郡長坂町)において、導入したハイブリッドライグラスに出願者所有の種間雑種の103栄養系を選抜して多交配し、以後、母系選抜を繰り返し種子の等量混合により育成したもので、平成9年から系統適応性検定試験、特性検定試験を行い、12年に特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11966号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   コリウス   ソーラー エクリプス
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者の所属する会社所有の育成系統の中から選抜して育成されたものであり、草姿は直立性、葉の表面の色数は2色で、暗灰紫色の地色に穏黄緑色から濃紫ピンクに変化する覆輪が入る、鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は直立性、株張りは大である。茎径は太、茎長は長、茎の色は暗赤紫(JHS カラーチャート9510)、分枝性は多、節間長は長、節数は中である。葉形は卵型、葉縁の欠刻は中、葉の波打は有、葉長は長、葉幅は広、葉色の変化は無、葉の表面の色数は2色、斑の境界は明瞭、斑の位置は外側、斑の形は覆輪、地色は暗灰紫(同9516)、斑の色は穏黄緑(同3513)から濃紫ピンク(同9512)に変化する、裏面の色数は単色、地色は暗紫赤(同9710)、葉の茎に対する角度は斜上、葉柄長は中、花穂長は長、下唇弁の色は青味紫(同8310)である。
 「ハイウェイ レッドベルベット 」と比較して、葉が長く、広いこと、表面の地色が暗灰紫であること等で、「ジャイアント エキジビジョン マグマ」と比較して、葉縁の欠刻が深いこと、葉の表面の地色が暗灰紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年2月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1994年に育成者の所属する会社の温室(アメリカ合衆国)において、同社所有の育成系統の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11967号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   コリウス   ソーラーサンライズ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者の所属する会社所有の育成系統の中から選抜して育成されたものであり、草姿は直立性、葉の表面の色数は4色で暗灰紫色の地色に濃紅色の縞斑、暗黄緑及び淡黄色のモザイクが入る、鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は直立性、株張りは大である。茎径は太、茎長は長、茎の色は暗灰赤(JHS カラーチャート9718)、分枝性は多、節間長は長、節数は多である。葉形は卵型、葉縁の欠刻は中、葉の波打は無、葉長は長、葉幅は広、葉色の変化は無、葉の表面の色数は4色、斑の境界は不明瞭、斑の位置は内側及び外側、斑の形は縞斑及びモザイク(基部)、地色は暗灰紫(同9218)、斑の色は縞斑が濃紅(同0108)、モザイクが暗黄緑(同3508)及び淡黄(同2503)、裏面の色数は2色、地色は穏黄緑(同3514)、斑の色は浅黄(同
2504)、葉の茎に対する角度は斜上、葉柄長は長である。
 「ハイウェイ オレンジ 」及び「ジャイアント エキジビジョン パリサンドラ」と比較して、茎の色が暗灰赤であること、葉の表面の色数が4色であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年2月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1994年に育成者の所属する会社の温室(アメリカ合衆国)において、同社所有の育成系統の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「ソーラー サンライズ」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11968号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   コリウス   ソーラーフレアー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者の所属する会社所有の育成系統の中から選抜して育成されたものであり、草姿は直立性、葉の表面の色数は4色で、内側が暗灰紫の地色に暗黄緑色のぼた斑、外側(覆輪)が浅黄の地色に紅色の条斑が入る、鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は直立性、株張りは大である。茎径は太、茎長は長、茎の色は暗紫赤(JHS カラーチャート9710)、分枝性は多、節間長は長、節数は中である。葉形は卵型、葉縁の欠刻は中、葉の波打ちは無、葉長は長、葉幅は広、葉色の変化は無、葉の表面の色数は4色、斑の境界は明瞭、斑の位置は内側及び外側、斑の形は覆輪、条斑及びぼた斑、地色は内側が暗灰紫(同9516)、外側(覆輪)が浅黄(同2504)、斑の色は内側に暗黄緑(同
3508)のぼた斑、外側に紅(同0114)の条斑、裏面の色数は2色、地色は穏黄緑(同
3514)、斑の色は浅黄(同2504)、葉の茎に対する角度は斜上、葉柄長は短、花穂長は長、下唇弁の色は鮮青味紫(同8306)である。
 「ジャイアント エキジビジョン マグマ」及び「ハイウェイ ルビー」と比較して、茎の色が暗紫赤であること、葉の表面の色数が4色で、内側が暗灰紫の地色に暗黄緑色のぼた斑、外側(覆輪)が浅黄の地色に紅色の条斑が入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年2月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1994年に育成者の所属する会社の温室(アメリカ合衆国)において、同社所有の育成系統の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「ソーラー フレアー」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11969号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   コリウス   ソーラー ストーム
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者の所属する会社所有の育成系統の中から選抜して育成されたものであり、草姿は直立性、葉の表面の色数は4色で、淡黄の地色に暗黄緑のくずれ斑及び暗灰紫色のモザイクが内側に、明赤色のモザイクが外側に入る、鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は直立性、株張りは大である。茎径は太、茎長は長、茎の色は暗紫赤(JHS カラーチャート9710)、分枝性は多、節間長は長、節数は多である。葉形は卵型、葉縁の欠刻は中、葉の波打は有、葉長は長、葉幅は中、葉色の変化は無、葉の表面の色数は4色、斑の境界は明瞭、斑の位置は内側及び外側、斑の形は爪斑及びモザイク、地色は暗黄緑(同3509)、斑の色は爪斑が淡黄(同2503)、内側のモザイクが暗灰紫(同9516)及び外側のモザイクが明赤(同0406)、裏面の色数は2色、地色は穏紫ピンク(同9212)、斑の色は浅黄緑(同3511)、葉の茎に対する角度は斜上、葉柄長及び花穂長は中、下唇弁の色は青味紫(同8310)である。 
 「ハイウェイ モザイク」及び「ジャイアント エキジビジョン タータン」と比較して、茎の色が暗紫赤であること、葉の表面が暗黄緑の地色に淡黄色の爪斑及び暗灰紫色のモザイクが内側に、明赤色のモザイクが外側に入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年2月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1994年に育成者の所属する会社の温室(アメリカ合衆国)において、同社所有の育成系統の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11970号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   トレニア   ダントプール
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「イェローハートムーン」に「クラウンミックス」を交配して育成されたものであり、花は上唇弁及び下唇弁が鮮青味紫色で基部が淡紫色、側弁が濃青味紫色、筒部が明青味紫色で中輪の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型は半ほふく性、草丈は低である。茎の太さは太、アントシアンの発色は淡、毛の多少は少、分枝性及び節間長は中である。葉の形は広卵形、葉長はやや長、葉幅は広、葉柄の太さ及び長さは中である。花序は頂えき性、花形は縦長形、花径は長、花筒長は中である。上唇弁の色は鮮青味紫(JHS カラーチャート8306)で基部が淡紫(同8302)、側弁の色は濃青味紫(同8307)、下弁の色は鮮青味紫(同8306)で基部が淡紫(同
8302)、筒部の色は明青味紫(同8305)、唇弁の花色のパターンはその他のパターン、ブロッチの有無は有、上唇弁の波打ちの程度は強である。がくの切れ込みの形は深く2裂、長さは中、雄ずいのアントシアンの発色は淡、距の有無は有、花柄の太さは太、長さは短、花穂形成の有無は無、開花期は中である。
 「ブルームーン」と比較して、上唇弁及び下唇弁の色が鮮青味紫で基部が淡紫であること、側弁の色が濃青味紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、2000年に出願者の温室(イスラエル国)において、「イェローハートムーン」に「クラウンミックス」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2001年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11971号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   バーベナ   サンビバレ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「サンビバロ」の枝変わりであり、花は濃紅色で鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は中間、株の広がりは大、高さは高である。茎の太さは中、アントシアンの発色の有無は有、毛の多少は中、とげの有無は無、分枝性は多、地下ほふく性は無、節間長は長である。葉序は対生、葉身の形はU型、葉の切れ込みの有無は無、葉縁の形は鋸歯状、葉長及び葉幅は中、葉色は緑、葉の毛の多少は中、葉柄の有無は有、太さは中、長さは短である。花房の形はV型、花穂長は短、花穂径は中、花の向きは上向き、花形は平咲き、花径は大、花筒長は中、花色は濃紅(JHS カラーチャート0109)、花弁中央部の目、絞り及びぼかしの有無は無、花弁の重なりは開く、裂片の欠刻の有無は有、花弁数は中、がくの切れ込みの有無は有、長さは長、先端部のアントシアンの有無は有、雌ずいの形は2裂、雄ずいの数は中、葯先端部の色は黄緑、花柄の太さは細、花柄の長さ及び花数は中、花の香りは無である。
 「サンビバロ」と比較して、花色が濃紅であることで、「ブレーズ」と比較して、葉身の形がU型であること、花色が濃紅であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に試作先(キエンツエラー社)のほ場(ドイツ連邦共和国)において、「サンビバロ」の枝変わりを発見、以後、11年からサントリー株式会社のほ場(滋賀県八日市市)において、増殖を行いながら特性の調査を継続し、同年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11972号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   バーベナ   ツナミ オフショアー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ブルーラグーン」の変異株であり、花は鮮青紫色で鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は直立、株の広がりは小、高さは中である。茎の太さは中、アントシアンの発色の有無は無、毛の多少は中、とげの有無は無、分枝性はやや多、地下ほふく性は無、節間長は中である。葉序は対生、葉身の形はU型、葉の切れ込みの有無は無、葉縁の形は鋸歯状、葉長及び葉幅は中、葉色は濃緑、葉の毛の多少は中、葉柄の有無は有、太さは中、長さは短である。花房の形はV型、花穂長及び花穂径は中、花の向きは上向き、花形は平咲き、花径は大、花筒長は中、花色は鮮青紫(JHS カラーチャート8005)、花弁中央部の目の有無は有、大きさは中、絞り及びぼかしの有無は無、花弁の重なりは開く、裂片の欠刻の有無は有、花弁数は中、がくの切れ込みの有無は有、長さは長、先端部のアントシアンの有無は有、雌ずいの形は2裂、雄ずいの数は中、葯先端部の色は黄緑、花柄の太さは細、花柄の長さは短、花数はやや多、花の香りは有である。
 「オブセッションブルーウィズアイ」及び「ノバリスディープブルーウィズアイ」と比較して、花色が鮮青紫であること、花の香りが有ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成11年に育成者の温室(愛知県海部郡立田村)において、「ブルーラグーン」の変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11973号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   バーベナ   ツナミ カレント
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ブルーラグーン」の変異株であり、花は濃赤味紫色で鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は直立、株の広がり及び高さは中である。茎の太さは中、アントシアンの発色の有無は有、毛の多少は中、とげの有無は無、分枝性は中、地下ほふく性は無、節間長は中である。葉序は対生、葉身の形はU型、葉の切れ込みの有無は無、葉縁の形は鋸歯状、葉長は短、葉幅は中、葉色は濃緑、葉の毛の多少は中、葉柄の有無は有、太さは中、長さは短である。花房の形はV型、花穂長及び花穂径は中、花の向きは上向き、花形は平咲き、花径及び花筒長は中、花色は濃赤味紫(JHS カラーチャート8907)、花弁中央部の目、絞り及びぼかしの有無は無、花弁の重なりは開く、裂片の欠刻の有無は有、花弁数は中、がくの切れ込みの有無は有、長さは長、先端部のアントシアンの有無は有、雌ずいの形は2裂、雄ずいの数は中、葯先端部の色は黄緑、花柄の太さは細、花柄の長さは短、花数はやや多、花の香りは有である。
 「オブセッションライラック」及び「ロマンスクラシックローズ」と比較して、花色が濃赤味紫であること、花の香りが有ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成11年に育成者の温室(愛知県海部郡立田村)において、「ブルーラグーン」の変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11974号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   バーベナ   ツナミ グラッシィ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ブルーラグーン」の変異株であり、花は紫ピンク色で鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は直立、株の広がりは小、高さは中である。茎の太さは細、アントシアンの発色の有無は無、毛の多少は中、とげの有無は無、分枝性は中、地下ほふく性は無、節間長は中である。葉序は対生、葉身の形はV型、葉の切れ込みの有無は無、葉縁の形は鋸歯状、葉長は短、葉幅は中、葉色は緑、葉の毛の多少は中、葉柄の有無は有、太さは中、長さは短である。花房の形はV型、花穂長及び花穂径は中、花の向きは上向き、花形は平咲き、花径は大、花筒長は中、花色は紫ピンク(JHS カラーチャート9211)、花弁中央部の目、絞り及びぼかしの有無は無、花弁の重なりは開く、裂片の欠刻の有無は有、花弁数は中、がくの切れ込みの有無は有、長さは長、先端部のアントシアンの有無は有、雌ずいの形は2裂、雄ずいの数は中、葯先端部の色は黄緑、花柄の太さは細、花柄の長さは短、花数は中、花の香りは有である。
 「オブセッションラベンダー」及び「ロマンスアップルブロッサム」と比較して、花色が紫ピンクであること、花の香りが有ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成11年に育成者の温室(愛知県海部郡立田村)において、「ブルーラグーン」の変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11975号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   バーベナ   ツナミ スウェル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ブルーラグーン」の変異株であり、花は暗青紫色で鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は直立、株の広がりは中、高さは高である。茎の太さは中、アントシアンの発色の有無は有、毛の多少は中、とげの有無は無、分枝性はやや多、地下ほふく性は無、節間長は中である。葉序は対生、葉身の形はU型、葉の切れ込みの有無は無、葉縁の形は鋸歯状、葉長は短、葉幅は中、葉色は緑、葉の毛の多少は中、葉柄の有無は有、太さ及び長さは中である。花房の形はV型、花穂長及び花穂径は中、花の向きは上向き、花形は受咲き、花径は小、花筒長は長、花色は暗青紫(JHS カラーチャート8007)、花弁中央部の目、絞り及びぼかしの有無は無、花弁の重なりは重なる、裂片の欠刻の有無は有、花弁数は中、がくの切れ込みの有無は有、長さは長、先端部のアントシアンの有無は有、雌ずいの形は2裂、雄ずいの数は中、葯先端部の色は黄緑、花柄の太さは細、花柄の長さは短、花数はやや多、花の香りは有である。
 「ブルーラグーン」と比較して、花形が受咲きであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成11年に育成者の温室(愛知県海部郡立田村)において、「ブルーラグーン」の変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11976号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   アンスリウム   アンスAUF4
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、草丈が中で仏炎苞がピンクの地色に淡緑黄色のぼかしが入り、肉穂花序は先端部が濃赤紫色で基部が穏紫ピンク色の鉢物向きの品種である。
 草型は株立型、草丈は中、分枝の程度は4本以上、茎の太さは中である。葉の全体の形は披針形、先端部の形は鋭尖形、葉縁の波打ちは無、葉脚の形は楔形、切れ込みの程度は無、葉身の長さは中、幅は狭、表面の色は緑、裏面の色は淡緑、光沢は中、葉柄の長さは短、太さは細、色は淡緑、葉の向きは上向き、斑の有無は無である。仏炎苞の重ねは一重、形は披針形、長さは中、幅は狭、先端の形は鋭尖形、基部の形は円形、切れ込みの深さの程度は無、周縁部のそりは平、表面の起伏は無又は弱、色の数は2色、表面の主な色はピンク(JHS カラーチャート0411)、二次的な色は淡緑黄(同2903)、裏面の主な色は紫ピンク(同9703)、色の変化は有、光沢は中、向きは水平、葉との位置関係は葉より抽出である。肉穂花序の形は円柱形、太さ及び長さは中、仏炎苞との長さの比は仏炎苞より短、先細りの程度は無、先端部の色は濃赤紫(同9509)、基部の色は穏紫ピンク(同9712)、曲がり及びねじれは無、仏炎苞との角度は小、花茎の太さは細、長さは短、色は穏黄緑(同3513)である。花数は4花以上、花持ちの程度は一ヶ月以上である。
 「アンタンピオ」及び「アントロンコ」と比較して、仏炎苞の形が披針形であること、仏炎苞の表面の主な色がピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年3月25日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1991年に出願者の温室(オランダ王国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11977号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   アンスリウム   アントゥビウス
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、草丈が中で仏炎苞が濃橙赤色、肉穂花序は先端部が明橙黄色で基部が淡黄色の鉢物向きの品種である。
 草型は株立型、草丈は中、分枝の程度は4本以上、茎の太さは中である。葉の全体の形は楕円状心形、先端部の形は鋭尖形、葉縁の波打ちは無、葉脚の形は矢じり形、切れ込みの程度は中、基部裂片の重なりは離れている、葉身の長さは短、幅は狭、表面の色は緑、裏面の色は淡緑、光沢及び葉柄の長さは中、太さは細、色は緑褐、葉の向きは水平、斑の有無は無である。仏炎苞の重ねは一重、形は心形、長さ及び幅は中、先端の形は微突形、基部の形は心形、切れ込みの深さの程度は中、裂片の重なりは離れている、周縁部のそりは内巻き、表面の起伏は中、色の数は単色、表面の主な色は濃橙赤(JHS カラーチャート0707)、裏面の主な色は橙赤(同0713)、色の変化は無、光沢は中、向きは水平、葉との位置関係は葉と同位である。肉穂花序の形は円柱形、太さは中、長さは短、仏炎苞との長さの比は仏炎苞より短、先細りの程度は弱、先端部の色は明橙黄(同2204)、基部の色は淡黄(同2503)、曲がり及びねじれは無、仏炎苞との角度は中、花茎の太さは細、長さは中、色は濃赤茶(同1308)である。花数は4花以上、花持ちの程度は一ヶ月以上である。
 「アントロンコ」と比較して、仏炎苞の表面の主な色が濃橙赤であること、肉穂花序の基部の色が淡黄であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年3月25日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1994年に出願者の温室(オランダ王国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11978号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   アンスリウム   アンスBNDN
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、草丈が中で仏炎苞が濃赤茶色、肉穂花序は先端部が明黄橙色で基部が淡黄色の鉢物向きの品種である。
 草型は株立型、草丈は中、分枝の程度は3本以下、茎の太さは中である。葉の全体の形は狭長心形、先端部の形は鋭尖形、葉縁の波打ちは無、葉脚の形は矢じり形、切れ込みの程度は浅、基部裂片の重なりは離れている、葉身の長さは短、幅は中、表面の色は緑、裏面の色は淡緑、光沢は強、葉柄の長さは中、太さは細、色は緑褐、葉の向きは水平、斑の有無は無である。仏炎苞の重ねは一重、形は心形、長さ及び幅は中、先端の形は微突形、基部の形は心形、切れ込みの深さの程度は中、裂片の重なりは離れている、周縁部のそりは平、表面の起伏は中、色の数は単色、表面の主な色は濃赤茶(JHS カラーチャート0708)、裏面の主な色は赤(同0415)、色の変化は無、光沢は中、向きは水平、葉との位置関係は葉より抽出である。肉穂花序の形は円柱形、太さは中、長さは短、仏炎苞との長さの比は仏炎苞と同長、先細りの程度は弱、先端部の色は明黄橙(同1905)、基部の色は淡黄(同2503)、曲がり及びねじれは無、仏炎苞との角度は大、花茎の太さ及び長さは中、色は濃赤茶(同1308)である。花数は4花以上、花持ちの程度は一ヶ月以上である。
 「アントロンコ」と比較して、仏炎苞の表面の主な色が濃赤茶であること、肉穂花序の基部の色が淡黄であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年3月25日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に出願者の温室(オランダ王国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2000年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11979号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   きく   精の旗(せいのはた)
        
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「精の集」に10月咲黄色系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は明緑黄色の大輪で切花向きの品種である。
 草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さはかなり太、色は緑、強さは強、中空の程度は無、側らいの発生程度は少、節間長は短である。葉身長はやや長、葉幅はやや広、葉の縦横比は中、葉柄の長さは短、基部の形は凹、先端部分の形は尖、一次欠刻はやや深、二次欠刻の程度は中、葉裂片縁部の重なりの程度は重なる、葉の表面及び裏面の色は濃、毛じの多少は中、光沢度は強、厚さはやや厚、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは大、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさは大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で満開時に露心、舌状花数は多、管状花部の直径は小、管状花数は中、分布は集中、長さは中である。花弁の形は管弁T、先端の形は丸い、花弁の長さはやや大、幅は狭、外花弁の表面の色は明緑黄(JHS カラーチャート2704)、裏面の色は浅緑黄(同2703)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と同色、花盤の色は黄、花たくの形は平らなドーム状、大きさは中、総ほうの大きさはやや大、花首の太さは太、長さは短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は早である。
 「精の橋」と比較して、葉裂片縁部が重なること、たく葉が大きいこと等で、「精の星」と比較して、開花時の草丈が高いこと、たく葉の形が深裂しないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「精の集」に10月咲黄色系の混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11980号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   きく   精の扇(せいのおうぎ)
        
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「国紅」に10月咲紅色系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は紫赤色の大輪で切花向きの品種である。
 草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さはかなり太、色は赤紫、強さは中、中空の程度は無、側らいの発生程度は中、節間長は短である。葉身長はやや長、葉幅はやや広、葉の縦横比は中、葉柄の長さは短、基部の形は平、先端部分の形は尖、一次欠刻はかなり深、二次欠刻の程度は高、葉の表面の色、裏面の色、毛じの多少及び光沢度は中、厚さは厚、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさは大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で満開時に露心、舌状花数は中、管状花部の直径は小、管状花数は中、分布は集中、長さはやや大である。花弁の形は平弁、先端の形は丸い、花弁の長さはやや大、幅はやや広、外花弁の表面の色は紫赤
(JHS カラーチャート9714)、裏面の色は穏赤紫(同9513)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と同色、花盤の色は黄、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさ及び総ほうの大きさはやや小、花首の太さは中、長さはやや短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は早である。
 「精の紅」と比較して、外花弁の表面の色が紫赤であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「国紅」に10月咲紅色系の混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11981号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   きく   精の馬(せいのうま)
        
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統に10月咲黄色系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は明緑黄色の大輪で切花向きの品種である。
 草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はかなり高である。茎の太さは太、色は緑、強さは強、中空の程度は中、側らいの発生程度は少、節間長はやや短である。葉身長はやや長、葉幅は中、葉の縦横比はやや大、葉柄の長さは中、基部の形は凸、先端部分の形は尖、一次欠刻はやや深、二次欠刻の程度は低、葉の表面及び裏面の色は濃、毛じの多少は中、光沢度は強、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさは大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数はやや多、管状花数はかなり少、分布は集中、長さは中である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、花弁の長さはやや大、幅は狭、外花弁の表面の色は明緑黄(JHS カラーチャート 2704)、裏面の色は浅緑黄(同2703)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は平らなドーム状、大きさ、総ほうの大きさ及び花首の太さは中、長さは極短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は早である。
 「精の館」と比較して、茎の色が緑であること、葉の基部の形が凸であること等で、「精の星」と比較して、開花時の草丈が高いこと、葉の基部の形が凸であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県福山市)において、出願者所有の育成系統に10月咲黄色系の混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11982号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   きく   精の波(せいのなみ)
        
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「精山の鶴」に9月咲白色系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は黄白色のやや大輪で切花向きの品種である。
 草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さはやや太、色は緑、強さは中、中空の程度は小、側らいの発生程度は少、節間長はかなり短である。葉身長、葉幅及び葉の縦横比は中、葉柄の長さはやや長、基部の形は平、先端部分の形は尖、一次欠刻はやや深、二次欠刻の程度は中、欠刻底部の形は中間、葉裂片縁部の重なりの程度は平行する、葉の表面及び裏面の色は濃、毛じの多少及び光沢度は中、厚さはやや厚、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはやや大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は多、管状花数は極少、分布は集中、長さは中である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、外花弁の反り方は内曲、花弁の長さはやや大、幅はやや狭、外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート3301)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と異なり淡黄色、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさはやや小、総ほうの大きさは中、花首の太さは中、長さはかなり短、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性は晩である。
 「精の酒」と比較して、葉の欠刻底部の形が中間であること、葉裂片縁部が平行であること等で、「精の流」と比較して、茎の色が緑であること、外花弁の反り方が内曲であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「精山の鶴」に9月咲白色系の混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11983号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   きく   精の玉(せいのたま)
        
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「三ヶ月」に10月咲黄色系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は浅緑黄色の大輪で切花向きの品種である。
 草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さは極太、色は緑、強さは強、中空の程度は小、側らいの発生程度は少、節間長はかなり短である。葉身長はやや長、葉幅はやや広、葉の縦横比はやや小、葉柄の長さは中、基部の形は平、先端部分の形は尖、一次欠刻は中、二次欠刻の程度は低、葉の表面及び裏面の色は濃、毛じの多少、光沢度、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは大、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさは大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は多、管状花数はかなり少、分布は集中、長さはやや大である。花弁の形は舟底弁及び管弁T、先端の形は丸い、花弁の長さはやや大、幅は狭、外花弁の表面の色は浅緑黄(JHS カラーチャート2703)、裏面の色は浅緑黄(同2904)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は平らなドーム状、大きさは中、総ほうの大きさはやや大、花首の太さはかなり太、長さは極短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は早である。
 「精の橋」と比較して、たく葉の形が2深裂であること、たく葉が大きいこと等で、「精の星」と比較して、開花時の草丈が高いこと、たく葉が大きいこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「三ヶ月」に10月咲黄色系の混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11984号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   きく   精の契(せいのちぎり)
        
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「三ヶ月」に10月咲黄色系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は明黄色の大輪で切花向きの品種である。
 草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さは太、色は赤紫、強さは強、中空の程度は小、側らいの発生程度は少、節間長はかなり短である。葉身長はやや長、葉幅は中、葉の縦横比はやや大、葉柄の長さは長、基部の形は凸、先端部分の形は鋭尖、一次欠刻はやや深、二次欠刻の程度はやや高、葉の表面及び裏面の色は濃、毛じの多少、光沢度、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは大、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさは大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は多、管状花数はやや少、分布は集中、長さは中である。花弁の形は管弁T、先端の形は丸い、花弁の長さはやや大、幅は狭、外花弁の表面の色は明黄(JHS カラーチャート2506)、裏面の色は浅黄(同2511)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は平らなドーム状、大きさは中、総ほうの大きさはやや大、花首の太さは中、長さは短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性はやや早である。
 「精の星」と比較して、開花時の草丈が高いこと、葉の基部の形が凸であること等で、「秀芳松風」と比較して、花弁の形が管弁Tであること、外花弁の表面の色が明黄であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「三ヶ月」に10月咲黄色系の混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11985号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   きく    精の道(せいのみち)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「精の蔵」に白色八重咲系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は黄白色のやや大輪で切花向きの品種である。
 草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さは極太、色は緑、強さは中、中空の程度は無、側らいの発生程度は少、節間長は短である。葉身長はやや長、葉幅及び葉の縦横比は中、葉柄の長さはやや長、一次欠刻はやや深、表面の色、裏面の色、毛じの多少、光沢度、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはやや大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数はやや多である。管状花数は少、分布は集中、長さは中である。花弁の形は平弁及び舟底弁、先端の形は丸い、外花弁の反り方は平、花弁の長さは中、幅はやや狭、外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2901)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は平らな円錐状、大きさ、総ほうの大きさ及び花首の太さは中、長さはかなり短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は早である。
 「精の酒」と比較して、花弁の形が平弁及び舟底弁の混在であること、たく葉の形が深裂しないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「精の蔵」に白色八重咲系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11986号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   きく    精興文明(せいこうぶんめい)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「三ヶ月」に黄色八重咲系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は明緑黄色の大輪で切花向きの品種である。
 草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さはやや太、色は緑、強さ、中空の程度、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は中、節間長は短である。葉身長はやや長、葉幅は中、葉の縦横比はやや大、葉柄の長さは中、基部の形は凸、一次欠刻はやや深、葉裂片重なりの程度は拡がる、表面の色、裏面の色、毛じの多少及び光沢度は中、厚さは薄、硬さは軟、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさは大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は多である。管状花数はやや少、分布は集中、長さは中である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、花弁の長さはやや大、幅はやや狭、外花弁の表面の色は明緑黄(JHS カラーチャート
2705)、裏面の色は浅緑黄(同2703)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさ及び総ほうの大きさはやや大、花首の太さは太、長さは短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。
 「精興光玉」と比較して、葉の基部の形が凸であること、葉裂片重なりの程度が拡がること、花弁の形が舟底弁のみであること等で、「精興の秋」と比較して、草丈が高いこと、葉の基部の形が凸であること、葉裂片重なりの程度が拡がること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「三ヶ月」に黄色八重咲系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11987号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   きく    精興の勝(せいこうのまさる)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「白西海」に白色八重咲系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は黄白色のかなり大輪で切花向きの品種である。
 草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さはかなり太、色は緑、強さは強、中空の程度は無、側らいの発生程度は中、節間長は短である。葉身長はやや長、葉幅は中、葉の縦横比はやや大、葉柄の長さは中、基部の形は凸、一次欠刻はやや深、表面の色、裏面の色及び毛じの多少は中、光沢度は弱、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはかなり大、厚みはやや高、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は多である。管状花数はかなり少、分布は散在、長さはやや小である。花弁の形は舟底弁、管弁T及びさじ弁、先端の形は尖る、外花弁の反り方は外反、花弁の長さは大、幅はやや狭、外花弁の表面及び裏面の色は黄白
(JHS カラーチャート3301)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は下向き、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は平らなドーム状、大きさはやや小、総ほうの大きさは中、花首の太さはやや太、長さはやや短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性はやや早である。
 「精興の港」と比較して、花弁の形が舟底弁、管弁T及びさじ弁の混在であること、外花弁の反り方が外反であること等で、「精興北進」と比較して、葉の基部の形が凸であること、花弁の形が舟底弁、管弁T及びさじ弁の混在であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「白西海」に白色八重咲系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11988号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   きく    精興新年(せいこうしんねん)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「精興の空」に白色八重咲系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は緑白色のかなり大輪で切花向きの品種である。
 草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はかなり高である。茎の太さはやや太、色は赤紫、強さ、中空の程度、側らいの発生程度及び節間長は中である。葉身長はやや長、葉幅はやや広、葉の縦横比はやや小、葉柄の長さは長、一次欠刻はやや深、表面の色、裏面の色、毛じの多少及び光沢度は中、厚さはやや薄、硬さは軟、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはかなり大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は中である。管状花数はやや少、分布は集中、長さは中である。花弁の形は舟底弁及び管弁T、先端の形は尖る、花弁の長さは大、幅は中、外花弁の表面及び裏面の色は緑白(JHS カラーチャート3701)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は中央部の凹んだドーム状、大きさはやや小、総ほうの大きさはやや大、花首の太さは中、長さは短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性はやや晩である。
 「精興の誠」及び「清流」と比較して、たく葉の形が2深裂であること、花弁の形が舟底弁及び管弁Tの混在であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「精興の空」に白色八重咲系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「精興新風」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11989号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   きく    精興の位(せいこうのくらい)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「精興の月」に黄色八重咲系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は明緑黄色のやや大輪で切花向きの品種である。
 草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さは太、色は緑、強さは強、中空の程度は無、側らいの発生程度は少、節間長は短である。葉身長は長、葉幅はやや広、葉の縦横比はやや大、葉柄の長さは短、一次欠刻、表面の色、裏面の色、毛じの多少及び光沢度は中、厚さは薄、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはやや大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は多である。管状花数はかなり少、分布は集中、長さは中である。花弁の形は舟底弁、先端の形は尖る、花弁の長さはやや大、幅は中、外花弁の表面の色は明緑黄(JHS カラーチャート2705)、裏面の色は浅緑黄(同2703)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は盛り上がった円錐状、大きさはやや小、総ほうの大きさ及び花首の太さは中、長さは短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性はやや晩である。
 「精興の秋」と比較して、葉身長が長いこと、管状花数が少ないこと等で、「秀芳松風」と比較して、花が小さいこと、管状花数が少ないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
この品種は、平成8年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「精興の月」に黄色八重咲系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11990号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   きく   笑の夏(しょうのなつ)
    
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「美麻」の変異株であり、花は赤紫色のやや大輪で切花向きの品種である。
 草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はかなり高である。茎の太さは中、色は褐、強さは中、中空の程度は小、摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は少、節間長は中である。葉身長はやや長、葉幅及び葉の縦横比は中、葉柄の長さはやや長、一次欠刻は深、葉の表面の色は中、裏面の色はやや淡、毛じの多少はやや少、光沢度はやや弱、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさはかなり小、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはやや大、厚みはやや低、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は多、管状花数は少、分布は散在、長さはかなり小である。花弁の形は平弁及び舟底弁、先端の形は丸い、花弁の長さ及び幅は中、外花弁の表面の色は赤紫(JHS カラーチャート9508)、裏面の色は紫ピンク(同9211)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心の色は外弁と同色、花たくの形は平らなドーム状、大きさは小、総ほうの大きさはやや小、花首の太さはやや細、長さはやや短、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性は中である。
 「笑望」と比較して、たく葉の形が深裂しないこと、外花弁の表面の色が赤紫であること等で、「笑の恵」と比較して、花弁の形が平弁及び舟底弁の混在であること、外花弁の表面の色が赤紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成11年に育成者のほ場(長野県松本市)において、「美麻」の変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11991号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   きく   笑の笛(しょうのふえ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「黄金川」に育成者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、花は明黄色の大輪で切花向きの品種である。
 草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さは中、色は緑、強さは中、中空の程度はやや小、摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は少、節間長は中である。葉身長はやや長、葉幅及び葉の縦横比は中、葉柄の長さはやや短、葉の基部の形は平、先端部の形は尖、一次欠刻はやや深、表面及び裏面の色は中、毛じの多少は少、光沢度は中、厚さはやや厚、硬さは硬、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆ど無(茎の上部1/3のみに付着)である。花の大きさは大、厚みはやや低、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数はやや多である。管状花部の直径は小、管状花数はやや少、分布は集中、長さは中である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、花弁の長さはやや大、幅は中、外花弁の表面の色は明黄(JHS カラーチャート2505)、裏面の色は浅緑黄(同2703)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は平らなドーム状、大きさはやや小、総ほうの大きさは中、花首の太さはやや細、長さはかなり短、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性は早である。
 「松本の丘」と比較して、茎の色が緑であること、葉の基部の形が平であること、外花弁の表面の色が明黄であること等で、「笑栄」と比較して、葉の先端部分の形が尖であること、花弁の形が舟底弁のみであること、外花弁の表面の色が明黄であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に育成者のほ場(長野県松本市)において、「黄金川」に育成者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11992号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   きく   笑の曲(しょうのきょく)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統に「松本城」を交配して育成されたものであり、花は明黄色の大輪で切花向きの品種である。
 草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さは中、色は緑、強さは中、中空の程度は無、摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は少、節間長は中である。葉身長はやや短、葉幅は中、葉の縦横比はやや小、葉柄の長さは中、葉の基部の形は平、一次欠刻は深、葉裂片縁部の重なりの程度は重なる、葉の表面の色は中、裏面の色はやや淡、毛じの多少、光沢度、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず及び2深裂、大きさはやや小、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさは大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で満開時に露心、舌状花数は多、管状花数はやや多、分布は集中、長さは小である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、花弁の長さはやや大、幅は中、外花弁の表面の色は明黄(JHS カラーチャート2506)、裏面の色は浅黄(同2511)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花の中心の色は外弁と同色、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさは中、総ほうの大きさはやや大、花首の太さは中、長さは短、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性は晩である。
 「笑の里」と比較して、葉裂片縁部の重なりの程度が重なること、外花弁の表面の色が明黄であること等で、「笑月」と比較して、葉の基部の形が平であること、外花弁の裏面の色が浅黄であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成8年に育成者のほ場(長野県松本市)において、育成者所有の育成系統に「松本城」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11993号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   きく   笑の誉(しょうのほまれ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は黄白色の大輪で切花向きの品種である。
 草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さは中、色は緑、強さは強、中空の程度は小、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は中、節間長はやや短である。葉身長はやや長、葉幅は中、葉の縦横比はやや大、葉柄の長さは短、葉の基部の形は凸、一次欠刻はかなり深、葉裂片縁部の重なりの程度は重なる、葉の表面の色は中、裏面の色はやや淡、毛じの多少及び光沢度は中、厚さはやや厚、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさは大、厚みはやや低、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数及び管状花数はやや多、管状花の分布は集中、長さはかなり小である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、花弁の長さはやや大、幅は中、外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2501)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花の中心の色は外弁と同色、花たくの形は平らなドーム状、大きさはやや小、総ほうの大きさは中、花首の太さはやや細、長さはかなり短、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性は晩である。
 「笑王」と比較して、葉裂片縁部の重なりの程度が重なること等で、「笑の風」と比較して、葉裂片縁部の重なりの程度が重なること、たく葉の形が2深裂であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成8年に育成者のほ場(長野県松本市)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11994号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   きく   笑の調(しょうのしらべ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は明緑黄色のやや大輪で切花向きの品種である。
 草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さは中、色は緑、強さ、中空の程度及び摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は少、節間長は中である。葉身長は長、葉幅はやや広、葉の縦横比は大、葉柄の長さはやや短、基部の形は平、一次欠刻はやや浅、表面の色は濃、裏面の色、毛じの多少、光沢度、厚さは及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはやや大、厚みはやや低、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数はやや多である。管状花数は少、分布は集中、長さは小である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、花弁の長さはやや大、幅は中、外花弁の表面の色は明緑黄(JHS カラーチャート2705)、裏面の色は浅緑黄(同2703)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は平らなドーム状、大きさはやや小、総ほうの大きさは中、花首の太さはやや細、長さはかなり短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。
 「松本の旅」と比較して、葉の基部の形が平であること、花弁の形が舟底弁のみであること等で、「笑秋」と比較して、花弁の形が舟底弁であること、外花弁の表面の色が明緑黄であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成6年に育成者のほ場(長野県松本市)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11995号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   きく    笑の翁(しょうのおきな)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は黄白色のやや大輪で切花向きの品種である。
 草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さはかなり太、色は緑、強さはかなり強、中空の程度及び摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度はかなり少、節間長はかなり短である。葉身長は長、葉幅は中、葉の縦横比は大、葉柄の長さは短、一次欠刻はやや浅、表面の色は濃、裏面の色、毛じの多少、光沢度及び厚さは中、硬さは硬、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはやや大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数はやや多である。管状花数は極少、分布は集中、長さはかなり小である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い及び有突起、花弁の長さはやや大、幅は中、外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート
3301)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花の中心部の色は外弁と異なり緑色、花たくの形は平らなドーム状、大きさは小、総ほうの大きさは中、花首の太さはやや細、長さは短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。
 「笑海」及び「笑の響」と比較して、花弁先端の形が丸い及び有突起の混在であること、外花弁の角度が上向きであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者のほ場(長野県松本市)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11996号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   きく   テッチャ インプルーブド
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「テッチャ」の変異株であり、花は明緑黄色の小輪で切花向きの品種である。
 草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さは細、色は褐、強さは中、中空の程度は小、摘心後の分枝性、側らいの発生程度及び節間長は中である。葉身長、葉幅、葉の縦横比及び葉柄の長さは中、一次欠刻は深、表面の色、裏面の色、毛じの多少及び光沢度は中、厚さは薄、硬さは中、葉柄の着生角度は水平、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は平形、花の大きさは小、厚みはかなり低、舌状花の重ねは2〜4列、舌状花数はやや少である。管状花部の直径はかなり小、管状花数はやや多、分布は集中、長さは極小である。花弁の形は平弁、先端の形は歯状、花弁の長さはかなり小、幅はやや狭、外花弁の表面の色は明緑黄(JHS カラーチャート2705)、裏面の色は明緑黄(同
2704)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花盤の色は暗灰紫、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさ及び総ほうの大きさはかなり小、花首の太さは極細、長さは中、上位10節以内の二次側らい出現程度は0〜24%、生態分類型は秋ギク、到花週数は8〜9週である。
 「テッチャ」と比較して、外花弁の表面の色が明緑黄であること、花たくの形が盛り上がったドーム状であること等で、「バイピコ」と比較して、たく葉が大きいこと、上位10節以内の二次側らい出現程度が少ないことで区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の温室(オランダ王国)において、「テッチャ」の変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11997号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   クレマチス   クゴチア
    
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、Clematis.serratifoliaに育成者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、花は鮮緑黄色で平開、一重咲き、小輪の鉢物及び花壇向きの品種である。 
 草型は有蔓、着花習性はX型、着花枝の発生部位は上部、葉の全形は一回羽状複葉、小葉の形は長楕円状披針形、先端の形は鋭先形、長さは中、数は3出、毛の有無は無である。花の向きは下〜斜下、一重・八重の別は一重、花形は平開、花の大きさは小、がく片の全形はU型、先端の形は鋭先形、数は4、縦方向の曲り方はV型、横方向の曲り方はU型、重ねの程度は無、長さは短、幅は極広、条線の数は無、単色・複色の別は単色、表面の色は鮮緑黄(JHS カラーチャート2706)、裏面の色は緑黄(同2707)、花柄の太さは細、長さは短、芳香性は無である。  
 「ヘリオス」及び「ゴールデンハーベスト」と比較して、がく片の表面の色が鮮緑黄であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1990年に育成者のほ場(オランダ王国)において、C.serratifoliaに育成者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1994年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。              
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11998号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   クレマチス   ビーライト
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「Mrs.ChoImondeIey」の変異株であり、花は浅青味紫色で、平開型、八重咲き、中輪の切花及び花壇向きの品種である。             
 草型は有蔓、着花習性はX型、着花枝の発生部位は上部、葉の全形は一回羽状複葉、小葉の形は卵形、先端の形は鋭先形、長さは中、数は3出、毛の有無は無である。花の向きは斜上〜上、一重・八重の別は八重、花形は平開、花の大きさは中、がく片の全形はV型、先端の形はのぎ形、数は50以上、縦方向の曲り方はW型、横方向の曲り方はV型、重ねの程度は強、長さ及び幅は中、条線の数は無、単色か複色の別は単色、表面の色は浅青味紫(JHS カラーチャート8304)、裏面の色は明青味紫(同8305)に緑白(同
3701)の条線が入る。花柄の太さは中、長さは短、芳香性は無である。  
 「Mrs.Cholmondeley」と比較して、八重咲きであること、がく片が単色であること等で区別性が認められる。 
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
                               
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年6月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の温室(オランダ王国)において、「Mrs.Cholmondeley」の変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。       
 なお、出願時の名称は「ブルーライト」であった。  
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11999号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ほうせんか   オスロ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花色は明紅の単色で矮性の鉢物向きの品種である。
 草型は中間型、草丈は矮性、株幅は中である。茎の長さは中、太さは太、色は濃褐、分枝性は中である。葉のつき方は輪生、全形は長楕円状披針形、先端の形は鋭先形、基部の形は鋭先脚、葉長は長、葉幅は中、葉柄の長さは長、葉縁の形は全縁、表面の地色は暗灰緑(JHS カラーチャート4013)、斑の有無は無、葉の光沢は中、裏面の地色は穏緑(同3715)である。花序は単生、着花位置は上部、花の向きは上向き、一重・八重の別は一重、花弁数は5枚、一重咲きの花形はV型、花弁の切れ込みは中、花冠の縦径及び横径は5.1〜6.5p、単色・複色の別は単色、花弁の地色は明紅(同0106)、基部の色は翼弁のみが濃赤(同0408)、距の長さは5.1p以上、曲りは中、色は紅(同0114)、花柄の長さは4.1〜6.0pである。開花の早晩性は中である。
 「キペテ」と比較して、花弁の地色が明紅であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年10月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の農場(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12000号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ほうせんか   ヴィエンナ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花色は鮮紫ピンクに明橙赤が入る複色で矮性の鉢物向きの品種である。
 草型は中間型、草丈は矮性、株幅は中である。茎の長さは中、太さは太、色は緑、分枝性は中である。葉のつき方は輪生、全形は長楕円状披針形、先端の形は漸鋭先形、基部の形は鋭脚、葉長は長、葉幅は中、葉柄の長さは長、葉縁の形は浅鋸歯、表面の地色は暗灰緑(JHS カラーチャート4013)、斑の有無は無、葉の光沢は中、裏面の地色は暗紅(同0110)及び穏緑(同3715)である。花序は単生、着花位置は上部、花の向きは上向き、一重・八重の別は一重、花弁数は5枚、一重咲きの花形はU型、花弁の切れ込みは中、花冠の縦径及び横径は5.1〜6.5p、単色・複色の別は複色、複色のタイプはW型、花弁の地色は鮮紫ピンク(同9704)、二次的な色は明橙赤(同0705)、基部の色は側弁のみが鮮紫赤(同9707)、距の長さは5.1p以上、曲りは中、色は穏黄緑(同3312)、花柄の長さは4.1〜6.0pである。開花の早晩性は中である。
 「キフアン」と比較して、茎の色が緑であること、距の色が穏黄緑であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年10月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の農場(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12001号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ほうせんか   ナポリ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花色は濃赤茶の単色で矮性の鉢物向きの品種である。
 草型は中間型、草丈は矮性、株幅は中である。茎の長さは短、太さは太、色は濃褐、分枝性は中である。葉のつき方は輪生、全形は長楕円状披針形、先端の形は漸鋭先形、基部の形は鋭先脚、葉長は長、葉幅は中、葉柄の長さは長、葉縁の形は全縁、表面の地色は暗灰緑(JHS カラーチャート4013)、斑の有無は無、葉の表面の毛の有無は無、葉の光沢は弱、裏面の地色は穏緑(同3715)である。花序は単生、着花位置は上部、花の向きは上向き、一重・八重の別は一重、花弁数は5枚、一重咲きの花形はV型、花弁の切れ込みは中、花冠の縦径は5.1〜6.5p、横径は3.6〜5.0p、単色・複色の別は単色、花弁の地色は濃赤茶(同0708)、距の長さは3.1〜5.0p、曲りは中、色は濃赤(同
0409)、花柄の長さは4.1〜6.0pである。開花の早晩性は中である。
 「WFカホリ」と比較して、茎の色が暗赤であること、葉の表面の毛が無いこと等で、「キラウ」と比較して、花弁の地色が濃赤茶であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年10月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の農場(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12002号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ほうせんか   マイアミ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「Hongkong」に育成者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、花色は鮮赤紫の単色で矮性の鉢物向きの品種である。
 草型は中間型、草丈は矮性、株幅は中である。茎の長さは短、太さは太、色は褐、分枝性は中である。葉のつき方は輪生、全形は長楕円状披針形、先端の形は漸鋭先形、基部の形は鋭先脚、葉長は長、葉幅及び葉柄の長さは中、葉縁の形は浅鋸歯、表面の地色は暗灰緑(JHS カラーチャート4013)、斑の有無は無、葉の光沢は中、裏面の地色は穏緑(同3715)である。花序は単生、着花位置は上部、花の向きは上向き、一重・八重の別は一重、花弁数は5枚、一重咲きの花形はV型、花弁の切れ込みは中、花冠の縦径は
5.1〜6.5p、横径は3.6〜5.0p、単色・複色の別は単色、花弁の地色は鮮赤紫(同
9207)、距の長さは3.1〜5.0p、曲りは中、色は濃赤(同0409)、花柄の長さは4.1〜6.0pである。開花の早晩性は中である。
 「WFエーゲ」と比較して、茎の色が褐であること等、「インプレッションパープル」と比較して、茎の色が褐であること、距の色が濃赤であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年10月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1993年に育成者の農場(ドイツ連邦共和国)において、「Hongkong」に育成者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1995年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12003号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ほうせんか   モナコ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花色は鮮紫ピンクに鮮紫赤が入る複色で矮性の鉢物向きの品種である。
 草型は中間型、草丈は矮性、株幅は中である。茎の長さは短、太さは太、色は濃褐、分枝性は中である。葉のつき方は輪生、全形は披針形、先端の形は漸鋭先形、基部の形は鋭先脚、葉長は長、葉幅は中、葉柄の長さは長、葉縁の形は全縁、表面の地色は暗灰緑(JHS カラーチャート4013)、斑の有無は無、葉の光沢は中、裏面の地色は暗紅(同
0110)である。花序は単生、着花位置は上部、花の向きは上向き、一重・八重の別は一重、花弁数は5枚、一重咲きの花形はV型、花弁の切れ込みは中、花冠の縦径及び横径は5.1〜6.5p、単色・複色の別は複色、複色のタイプはW型、花弁の地色は鮮紫ピンク(同8904)、二次的な色は鮮紫赤(同9707)、距の長さは3.1〜5.0p、曲りは中、色は浅黄緑(同3109)、花柄の長さは4.1〜6.0pである。開花の早晩性は中である。
 「キンプグア」と比較して、花弁の二次的な色が鮮紫赤であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年10月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の農場(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12004号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ほうせんか   キパキ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「キニク」に育成者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、花色は明赤紫の単色で極矮性の鉢物向きの品種である。
 草型は中間型、草丈は極矮性、株幅は中である。茎の長さは短、太さは中、色は濃褐、分枝性は弱である。葉のつき方は輪生、全形は長楕円状披針形、先端の形は鋭先形、基部の形は鋭先脚、葉長、葉幅及び葉柄の長さは中、葉縁の形は浅鋸歯、表面の地色は暗灰緑(JHS カラーチャート4013)、斑の有無は無、葉の表面の毛の有無は有、葉の光沢は中、裏面の地色は穏緑(同3715)である。花序は単生、着花位置は上部、花の向きは上向き、一重・八重の別は一重、花弁数は5枚、一重咲きの花形はU型、花弁の切れ込みは中、花冠の縦径及び横径は3.6〜5.0p、単色・複色の別は単色、花弁の地色は明赤紫(同9506)、基部の色は側弁が濃赤(同0408)、距の長さは3.1〜5.0p、曲りは強、色は濃赤(同0409)、花柄の長さは2.1〜4.0pである。開花の早晩性は中である。
 「キニク」と比較して、葉の表面の毛が有ること、花弁の地色が明赤紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、「キニク」に育成者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12005号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ほうせんか   キベティオ
  
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花色は明紫赤に紫ピンクが入る複色で矮性の鉢物向きの品種である。
 草型は中間型、草丈は矮性、株幅は中である。茎の長さは短、太さは中、色は緑褐、分枝性は中である。葉のつき方は輪生、全形は長楕円状披針形、先端の形は漸鋭先形、基部の形は鋭先脚、葉長は長、葉幅は中、葉柄の長さは長、葉縁の形は浅鋸歯、表面の地色は暗灰緑(JHS カラーチャート4013)、斑の有無は無、葉の光沢は弱、裏面の地色は穏緑(同3715)である。花序は単生、着花位置は上部、花の向きは上向き、一重・八重の別は一重、花弁数は5枚、一重咲きの花形はV型、花弁の切れ込みは中、花冠の縦径及び横径は5.1〜6.5p、単色・複色の別は複色、複色のタイプはT型、花弁の地色は明紫赤(同9706)、二次的な色及び基部の色は紫ピンク(同8903)、距の長さは3.1〜5.0p、曲りは中、色は濃赤(同0409)、花柄の長さは4.1〜6.0pである。開花の早晩性は中である。
 「キトーガ」及び「ダンハーLTPK」と比較して、花が複色であること、花弁の地色が明紫赤であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12006号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ほうせんか   キロジア
  
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花色は鮮赤紫の単色で矮性の鉢物向きの品種である。
 草型は中間型、草丈は矮性、株幅は中である。茎の長さは短、太さは中、色は濃褐、分枝性は中である。葉のつき方は輪生、全形は披針形、先端の形は漸鋭先形、基部の形は鋭先脚、葉長は長、葉幅は中、葉柄の長さは長、葉縁の形は浅鋸歯、表面の地色は暗灰緑(JHS カラーチャート4013)、斑の有無及び葉の表面の毛の有無は無、葉の光沢は中、裏面の地色は穏緑(同3715)である。花序は単生、着花位置は上部、花の向きは上向き、一重・八重の別は一重、花弁数は5枚、一重咲きの花形はV型、花弁の切れ込みは中、花冠の縦径及び横径は5.1〜6.5p、単色・複色の別は単色、花弁の地色は鮮赤紫(同9507)、距の長さは3.1〜5.0p、曲りは中、色は濃赤(同0409)、花柄の長さは2.1〜4.0pである。開花の早晩性は中である。
 「WFエーゲ」と比較して、葉の基部の形が鋭先脚であること、葉の表面の毛が無いこと等で、「インプレッションパープル」と比較して、葉の表面の毛が無いこと、距の色が濃赤であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12007号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ほうせんか   キルイス
  
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「キネップ」に育成者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、花色は鮮ピンクに鮮橙赤が入る複色で極矮性の鉢物向きの品種である。
 草型は中間型、草丈は極矮性、株幅は中である。茎の長さは短、太さは中、色は濃褐、分枝性は中である。葉のつき方は輪生、全形は長楕円状披針形、先端の形は漸鋭先形、基部の形は鋭先脚、葉長は長、葉幅及び葉柄の長さは中、葉縁の形は浅鋸歯、表面の地色は暗灰緑(JHS カラーチャート4013)、斑の有無は無、葉の光沢は中、裏面の地色は暗赤(同0410)である。花序は単生、着花位置は上部、花の向きは上向き、一重・八重の別は一重、花弁数は5枚、一重咲きの花形はU型、花弁の切れ込みは中、花冠の縦径及び横径は3.6〜5.0p、単色・複色の別は複色、複色のタイプはW型、花弁の地色は鮮ピンク(同0104)、二次的な色は鮮橙赤(同0706)、距の長さは3.1〜5.0p、曲りは中、色は浅黄緑(同3304)、花柄の長さは4.1〜6.0pである。開花の早晩性は早である。
 「アカプルコ」と比較して、葉の基部の形が鋭先脚であること、花弁の地色が鮮ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、「キネップ」に育成者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12008号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ほうせんか   キマリ
  
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「キグレ」に育成者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、花色は明橙赤に鮮紫ピンクが入る複色で矮性の鉢物向きの品種である。
 草型は中間型、草丈は矮性、株幅は中である。茎の長さは短、太さは中、色は濃褐、分枝性は中である。葉のつき方は輪生、全形は長楕円状披針形、先端の形は漸鋭先形、基部の形は鋭先脚、葉長は長、葉幅は中、葉柄の長さは長、葉縁の形は全縁、表面の地色は暗灰緑(JHS カラーチャート4013)、斑の有無は無、葉の光沢は中、裏面の地色は穏緑(同3715)である。花序は単生、着花位置は上部、花の向きは上向き、一重・八重の別は一重、花弁数は5枚、一重咲きの花形はT型、花弁の切れ込みは浅、花冠の縦径は6.6〜8.0p、横径は5.1〜6.5p、単色・複色の別は複色、複色のタイプはT型、花弁の地色は明橙赤(同0705)、二次的な色は鮮紫ピンク(同9704)、基部の色は濃赤(同
0408)、距の長さは5.1p以上、曲りは中、色は濃赤(同0409)、花柄の長さは4.1〜6.0pである。開花の早晩性は中である。
 「インプレッションオレンジ」と比較して、花が複色であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、「キグレ」に育成者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12009号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ほうせんか   キマリス
  
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統に「キアン」を交配して育成されたものであり、花色は鮮赤橙の単色で極矮性の鉢物向きの品種である。
 草型は中間型、草丈は極矮性、株幅は中である。茎の長さは短、太さは中、色は濃褐、分枝性は中である。葉のつき方は輪生、全形は披針形、先端の形は漸鋭先形、基部の形は鋭先脚、葉長は長、葉幅は中、葉柄の長さは長、葉縁の形は全縁、表面の地色は暗灰緑(JHS カラーチャート3717)、斑の有無は無、葉の光沢は中、裏面の地色は暗赤(同
0410)及び灰緑(同3315)である。花序は単生、着花位置は上部、花の向きは上向き、一重・八重の別は一重、花弁数は5枚、一重咲きの花形はU型、花弁の切れ込みは中、花冠の縦径は5.1〜6.5p、横径は3.6〜5.0p、単色・複色の別は単色、花弁の地色は鮮赤橙(同1006)、基部の色は上弁が淡紫ピンク(同9202)、距の長さは3.1〜5.0p、曲りは中、色は濃赤茶(同0709)、花柄の長さは2.1〜4.0pである。開花の早晩性は中である。
 「インプレッションオレンジ」と比較して、葉の裏面の色が暗赤及び灰緑であること、上弁の基部の色が淡紫ピンクであること等で区別性が認められる
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の育成系統に「キアン」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12010号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ほうせんか   キパパ
  
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花色は鮮紫赤の単色で極矮性の鉢物向きの品種である。
 草型は中間型、草丈は極矮性、株幅は中である。茎の長さは短、太さは中、色は濃褐、茎の毛の有無は有、分枝性は中である。葉のつき方は輪生、全形は披針形、先端の形は漸鋭先形、基部の形は鋭先脚、葉長は長、葉幅は中、葉柄の長さは長、葉縁の形は浅鋸歯、表面の地色は暗灰緑(JHS カラーチャート4013)、斑の有無は無、葉の表面の毛の有無は有、葉の光沢は弱、裏面の地色は穏緑(同3715)である。花序は単生、着花位置は上部、花の向きは上向き、一重・八重の別は一重、花弁数は5枚、一重咲きの花形はV型、花弁の切れ込みは中、花冠の縦径及び横径は5.1〜6.5p、単色・複色の別は単色、花弁の地色は鮮紫赤(同9707)、基部の色は上弁及び下位側弁が淡紫ピンク(同9702)、距の長さは5.1p以上、曲りは中、色は暗赤(同0410)、花柄の長さは4.1〜6.0pである。開花の早晩性は中である。
 「ダニコン」と比較して、茎及び葉の表面の毛が有ること等で、「WFメグミ」と比較して、茎の色が濃褐であること、茎及び葉の表面の毛が有ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12011号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ほうせんか   キトット
  
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「キチ」に育成者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、花色は鮮紫ピンクの単色で矮性の鉢物向きの品種である。
 草型は中間型、草丈は矮性、株幅は中である。茎の長さは短、太さは中、色は緑褐、分枝性は中である。葉のつき方は輪生、全形は披針形、先端の形は漸鋭先形、基部の形は鋭先脚、葉長は長、葉幅は中、葉柄の長さは長、葉縁の形は浅鋸歯、表面の地色は暗灰緑(JHS カラーチャート4013)、斑の有無は無、葉の光沢は中、裏面の地色は穏緑(同3715)である。花序は単生、着花位置は上部、花の向きは上向き、一重・八重の別は一重、花弁数は5枚、一重咲きの花形はV型、花弁の切れ込みは中、花冠の縦径及び横径は5.1〜6.5p、単色・複色の別は単色、花弁の地色は鮮紫ピンク(同9704)、基部の色は側弁が鮮紫赤(同9707)、距の長さは5.1p以上、曲りは弱、色は濃赤(同0408)、花柄の長さは4.1〜6.0pである。開花の早晩性は中である。
 「キフアン」と比較して、茎の色が緑褐であること、花弁の地色が鮮紫ピンクであること等で、「WFセリーヌ」と比較して、茎の色が緑褐であること、側弁の基部の色が鮮紫赤であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、「キチ」に育成者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12012号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ほうせんか   フィフィーオレンジ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花色は鮮赤橙の単色で矮性の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型は中間型、草丈は矮性、株幅は中である。茎の長さは中、太さは細、色は淡緑、分枝性は強である。葉のつき方は互生、全形は卵形、先端の形は鋭形、基部の形は鋭脚、葉長、葉幅及び葉柄の長さは中、葉縁の形は全縁、表面の地色は暗黄緑(JHS カラーチャート3508)、斑の有無は無、葉の光沢は中、裏面の地色は穏黄緑(同3514)である。花序は総状、着花位置は上部、花の向きは上向き、一重・八重の別は一重、花弁数は5枚、一重咲きの花形はW型、花弁の切れ込みは浅、花冠の縦径及び横径は2.1〜3.5p、単色・複色の別は単色、花弁の地色及び基部の色は鮮赤橙(同1006)、距の長さは2.1〜3.0p、曲りは中、色は淡黄ピンク(同0702)、花柄の長さは2.1〜4.0pである。開花習性は四季咲き、開花の早晩性は中である。
 「F1アクセントオレンジ」と比較して、花型がW型であること、距の曲りが強いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1994年に育成者の温室(オランダ王国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12013号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ほうせんか   フィフィーラブ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花色は明赤味紫の単色で矮性の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型は中間型、草丈は矮性、株幅は中である。茎の長さは中、太さは細、色は淡緑、分枝性は強である。葉のつき方は互生、全形は広卵形、先端の形は突形、基部の形は鋭脚、葉長、葉幅及び葉柄の長さは中、葉縁の形は全縁、表面の地色は暗黄緑(JHS カラーチャート3509)、斑の有無は無、葉の光沢は中、裏面の地色は穏黄緑(同3514)である。花序は総状、着花位置は上部、花の向きは上向き、一重・八重の別は一重、花弁数は5枚、一重咲きの花形はX型、花弁の切れ込みは浅、花冠の縦径及び横径は2.1〜3.5p、単色・複色の別は単色、花弁の地色は明赤味紫(同8905)、基部の色は下位翼弁が紫ピンク(同9211)、距の長さは2.1〜3.0p、曲りは中、色はピンク白(同9201)、花柄の長さは2.1〜4.0pである。開花習性は四季咲き、開花の早晩性は中である。
 「F1アクセント ラベンダーブルー」と比較して、花型がX型であること、単色・複色の別が単色であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1994年に育成者の温室(オランダ王国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12014号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ほうせんか   フィフィーホワイト
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花色は黄白の単色で矮性の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型は中間型、草丈は矮性、株幅は中である。茎の長さ及び太さは中、色は淡緑、分枝性は強である。葉のつき方は互生、全形は広卵形、先端の形は鋭形、基部の形は円脚、葉長、葉幅及び葉柄の長さは中、葉縁の形は全縁、表面の地色は暗黄緑(JHS カラーチャート3509)、斑の有無は無、葉の光沢は中、裏面の地色は穏黄緑(同3514)である。花序は総状、着花位置は上部、花の向きは上向き、一重・八重の別は一重、花弁数は5枚、一重咲きの花形はX型、花弁の切れ込みは浅、花冠の縦径及び横径は2.1〜3.5p、単色・複色の別は単色、花弁の地色及び基部の色は黄白(同3101)、距の長さは1.1〜
2.0p、曲りは中、色は淡黄緑(同3303)、花柄の長さは2.1〜4.0pである。開花習性は四季咲き、開花の早晩性は中である。
 「F1アクセントホワイト」と比較して、花型がX型であること、距の曲りが強いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1994年に育成者の温室(オランダ王国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12015号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ほうせんか   フィフィーサーモン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花色は濃ピンクの単色で中間性の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型は中間型、草丈は中間性、株幅は中である。茎の長さは中、太さは細、色は淡緑、分枝性は強である。葉のつき方は互生、全形は広卵形、先端の形は突形、基部の形は円脚、葉長、葉幅及び葉柄の長さは中、葉縁の形は全縁、表面の地色は暗黄緑(JHS カラーチャート3509)、斑の有無は無、葉の光沢は中、裏面の地色は穏黄緑(同3514)である。花序は総状、着花位置は上部、花の向きは上向き、一重・八重の別は一重、花弁数は5枚、一重咲きの花形はX型、花弁の切れ込みは浅、花冠の縦径及び横径は2.1〜3.5p、単色・複色の別は単色、花弁の地色及び基部の色は濃ピンク(同0405)、距の長さは 2.1〜3.0p、曲りは中、色はピンク(同0103)、花柄の長さは4.1〜6.0pである。開花習性は四季咲き、開花の早晩性は中である。
 「F1スーパーエルフィンサーモン」と比較して、草型が中間型であること、花型がX型であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1994年に育成者の温室(オランダ王国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12016号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ほうせんか   フィフィーバイオ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花色は鮮赤紫の単色で矮性の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型は中間型、草丈は矮性、株幅は中である。茎の長さは中、太さは細、色は淡緑、分枝性は強である。葉のつき方は互生、全形は広卵形、先端の形は鋭先形、基部の形は鋭脚、葉長、葉幅及び葉柄の長さは中、葉縁の形は全縁、表面の地色は暗黄緑(JHS カラーチャート3509)、斑の有無は無、葉の光沢は中、裏面の地色は穏黄緑(同3514)である。花序は総状、着花位置は上部、花の向きは上向き、一重・八重の別は一重、花弁数は5枚、一重咲きの花形はX型、花弁の切れ込みは浅、花冠の縦径及び横径は2.1〜 3.5p、単色・複色の別は単色、花弁の地色及び基部の色は鮮赤紫(同9207)、距の長さは2.1〜3.0p、曲りは中、色は鮮紫ピンク(同9504)、花柄の長さは2.1〜4.0pである。開花習性は四季咲き、開花の早晩性は中である。
 「F1アクセントバイオレット」と比較して、花型がX型であること、距の曲りが強いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1994年に育成者の温室(オランダ王国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12017号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ほうせんか   フィフィーレッド
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花色は鮮赤の単色で矮性の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型は中間型、草丈は矮性、株幅は中である。茎の長さは中、太さは細、色は淡緑、分枝性は強である。葉のつき方は互生、全形は広卵形、先端の形は鋭形、基部の形は円脚、葉長、葉幅及び葉柄の長さは中、葉縁の形は全縁、表面の地色は暗黄緑(JHS カラーチャート3509)、斑の有無は無、葉の光沢は中、裏面の地色は穏黄緑(同3514)である。花序は総状、着花位置は上部、花の向きは上向き、一重・八重の別は一重、花弁数は5枚、一重咲きの花形はX型、花弁の切れ込みは無、花冠の縦径及び横径は2.1〜3.5p、単色・複色の別は単色、花弁の地色及び基部の色は鮮赤(同0407)、距の長さは2.1〜3.0p、曲りは中、色は鮮紫ピンク(同9504)、花柄の長さは2.1〜4.0p、株当たりの開花数は多である。開花習性は四季咲き、開花の早晩性は中である。
 「F1アクセントレッド」と比較して、花形がX型であること、株当たりの開花数が多いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1994年に育成者の温室(オランダ王国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12018号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ほうせんか   デュエペットピチ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花色は鮮紫赤の単色で矮性の鉢物向きの品種である。
 草型は中間型、草丈は矮性、株幅は中である。茎の長さは短、太さは太、色は濃褐、分枝性は中である。葉のつき方は輪生、全形は長楕円状披針形、先端の形は鋭先形、基部の形は鋭先脚、葉長は長、葉幅及び葉柄の長さは中、葉縁の形は全縁、表面の地色は暗灰緑(JHS カラーチャート4013)、斑の有無は無、葉の光沢は中、裏面の地色は穏緑(同3715)である。花序は単生、着花位置は上部、花の向きは上向き、一重・八重の別は一重、花弁数は5枚、一重咲きの花形はT型、花弁の切れ込みは中、花冠の縦径及び横径は5.1〜6.5p、単色・複色の別は単色、花弁の地色は鮮紫赤(同9707)、基部の色は翼弁のみが淡黄(同2503)、距の長さは3.1〜5.0p、曲りは中、色は濃赤(同0409)、花柄の長さは4.1〜6.0pである。開花の早晩性は中である。
 「キペテ」及び「ダンハーGRAP」と比較して、花形がT型であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に育成者の農場(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12019号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ほうせんか   デュエインペットラブ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花色は明赤紫の単色で、矮性の鉢物向きの品種である。
 草型は中間型、草丈は矮性、株幅は中である。茎の長さは短、太さは中、色は褐、分枝性は中である。葉のつき方は輪生、全形は披針形、先端の形は漸鋭先形、基部の形は鋭先脚、葉長は長、葉幅は中、葉柄の長さは長、葉縁の形は浅鋸歯、表面の地色は暗灰緑(JHS カラーチャート4013)、斑の有無は無、葉の光沢は中、裏面の地色は穏緑(同
3715)である。花序は単生、着花位置は上部、花の向きは上向き、一重・八重の別は一重、花弁数は5枚、一重咲きの花形はV型、花弁の切れ込みは中、花冠の縦径及び横径は5.1〜6.5p、単色・複色の別は単色、花弁の地色は明赤紫(同9206)、距の長さは3.1〜5.0p、曲りは中、色は穏紅(同0115)、花柄の長さは4.1〜6.0pである。
 「ダニリル」と比較して、葉の全形が披針形であること、距の色が穏紅であること等で、「キパス」と比較して、葉の裏面の色が穏緑であること、花形がV型であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の農場(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12020号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ほうせんか   デュエペットブルスト
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花色は鮮紫ピンクに濃赤が入る複色で、矮性の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型は中間型、草丈は矮性、株幅は中である。茎の長さは短、太さは太、色は緑褐、分枝性は中である。葉のつき方は輪生、全形は長楕円状披針形、先端の形は漸鋭先形、基部の形は鋭先脚、葉長は長、葉幅及び葉柄の長さは中、葉縁の形は全縁、表面の地色は暗灰緑(JHS カラーチャート4013)、斑の有無は無、葉の光沢は中、裏面の地色は暗紅(同0110)である。花序は単生、着花位置は上部、花の向きは上向き、一重・八重の別は一重、花弁数は5枚、一重咲きの花形はV型、花弁の切れ込みは中、花冠の縦径及び横径は3.6〜5.0p、単色・複色の別は複色、複色のタイプはW型、花弁の地色は鮮紫ピンク(同9205)、二次的な色は濃赤(同0408)、距の長さは3.1〜5.0p、曲りは強、色は明黄緑(同3504)、花柄の長さは4.1〜6.0pである。開花の早晩性は中である。
 「キンプグア」と比較して、茎の色が緑褐であること、花弁の二次的な色が濃赤であること、距の曲りが強いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の農場(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12021号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ほうせんか   デュエペットブルー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花色は鮮赤紫の単色で、極矮性の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型は中間型、草丈は極矮性、株幅は中である。茎の長さは短、太さは太、色は濃褐、分枝性は中である。葉のつき方は輪生、全形は長楕円状披針形、先端の形は漸鋭先形、基部の形は鋭先脚、葉長は長、葉幅及び葉柄の長さは中、葉縁の形は浅鋸歯、表面の地色は暗灰緑(JHS カラーチャート4013)、斑の有無は無、葉の光沢は中、裏面の地色は穏緑(同3715)である。花序は単生、着花位置は上部、花の向きは上向き、一重・八重の別は一重、花弁数は5枚、一重咲きの花形はV型、花弁の切れ込みは中、花冠の縦径及び横径は5.1〜6.5p、単色・複色の別は単色、花弁の地色は鮮赤紫(同9507)、距の長さは3.1〜5.0p、曲りは中、色は濃赤(同0409)、花柄の長さは2.1〜4.0pである。開花の早晩性は中である。
 「WFエーゲ」と比較して、茎の色が濃褐であること、花弁の色が鮮赤紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の農場(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12022号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   オステオスペルマム   アクナム
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統の自然交雑実生から選抜して育成されたものであり、花は黄白色の風車形でやや小輪の鉢物向きの品種である。
 草型は中間、草丈はかなり低である。主茎の太さは細、色は緑、毛の多少は少、分枝数は中、節間長はやや短である。葉序は互生、葉身の全形は長楕円形、鋸歯の有無は無、葉身長はやや長、幅は中、表面の色は緑、斑の有無は無、毛の多少は中、葉柄の長さは無、葉数はやや少である。頭花の着生の形は単生、花の向きは上向き、花型は風車形、花弁の開度は水平、複弁の有無は無、開閉運動の型は開閉、花径はやや小、舌状花の長さはやや短、幅はやや狭、地色は黄白(JHS カラーチャート2701)、花色パターンは単色、裏面の色は浅緑黄(同2703)の地色に淡緑黄(同2702)のぼかしが入る、筒状花部の色は中心が明黄緑(同3305)で周辺が黄灰(同2515)、舌状花の形はへら形、先端の形は鈍形、数は中、がく裂片の形は披針形、大きさはやや小、色は緑、花芯部の大きさは中、花柄の長さは短、太さはやや細、一花房の花数はやや少、花の香りは無である。
 「ペンバ」と比較して、舌状花の地色が黄白であること、筒状花部の色が中心が明黄緑で周辺が黄灰であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に育成者の温室(デンマーク王国)において、育成者所有の育成系統の自然交雑種子を播種し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12023号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   オステオスペルマム   アコペ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統の自然交雑実生から選抜して育成されたものであり、花は地色が紫ピンクで基部に淡緑黄の複色が入る一重でやや大輪の鉢物向きの品種である。
 草型は中間、草丈はかなり低である。主茎の太さはやや細、色は帯紫、毛の多少は少、分枝数は中、節間長はやや短である。葉序は互生、葉身の全形は倒披針形、鋸歯の有無は有、葉身長は中、幅はやや広、表面の色は濃緑、斑の有無は無、毛の多少は中、葉柄の長さはかなり短、葉数は中である。頭花の着生の形は単生、花の向きは上向き、花型は一重、花弁の開度は斜上、複弁の有無は無、開閉運動の型は開閉、花径はやや大、舌状花の長さはやや長、幅はやや狭、地色は紫ピンク(JHS カラーチャート9503)、花色パターンは基部、基部の複色の幅は狭、基部の複色は淡緑黄(同2903)、裏面の色は穏紫ピンク(同9712)の地色に穏紫赤(同9715)の脈が入る、筒状花部の色は暗灰青紫(同8013)、舌状花の形は長楕円形、先端の形は鋭形、数は中、がく裂片の形は披針形、大きさは小、色は緑、花芯部の大きさは中、花柄の長さは短、太さは中、一花房の花数はやや少、花の香りは無である。
 「掛川AU2」と比較して、舌状花の地色が紫ピンクで基部に淡緑黄の複色が入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に育成者の温室(デンマーク王国)において、育成者所有の育成系統の自然交雑種子を播種し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12024号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   オステオスペルマム   アクスロ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は濃赤味紫色の風車形でやや小輪の鉢物向きの品種である。
 草型は中間、草丈はかなり低である。主茎の太さは細、色は帯紫、毛の多少は少、分枝数は中、節間長はやや短である。葉序は互生、葉身の全形は長楕円形、鋸歯の有無は無、葉身長はやや長、幅はやや狭、表面の色は濃緑、斑の有無は無、毛の多少は少、葉柄の長さは無、葉数はやや少である。頭花の着生の形は単生、花の向きは上向き、花型は風車形、花弁の開度は斜上、複弁の有無は無、開閉運動の型は開閉、花径はやや小、舌状花の長さはやや短、幅はやや狭、地色は濃赤味紫(JHS カラーチャート8907)、花色パターンは単色、裏面の色は赤味紫(同8912)の地色に濃紫(同8608)の脈が入る、筒状花部の色は暗灰紫(同8610)、舌状花の形はへら形、先端の形は鈍形、数はやや少、がく裂片の形は披針形、大きさは小、色は緑、花芯部の大きさは中、花柄の長さは短、太さはやや細、一花房の花数はやや少、花の香りは無である。
 「ペンバ」と比較して、舌状花の地色が濃赤味紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の温室(デンマーク王国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12025号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   オステオスペルマム   アクシロ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統の変異株であり、花は地色が紫白で舌状花基部に明赤味紫の複色が入る風車形で、やや中輪の鉢物向きの品種である。
 草型は中間、草丈はかなり低である。主茎の太さはかなり細、色は帯紫、毛の多少は少、分枝数は中、節間長はやや短である。葉序は互生、葉身の全形は線状楕円形、鋸歯の有無は無、葉身長は中、幅は狭、表面の色は濃緑、斑の有無は無、毛の多少は中、葉柄の長さは無、葉数は少である。頭花の着生の形は単生、花の向きは上向き、花型は風車形、花弁の開度は斜上、複弁の有無は無、開閉運動の型は開閉、花径は中、舌状花の長さはやや短、幅はやや狭、地色は紫白(JHS カラーチャート8910)、花色パターンは基部と先端、基部の複色の幅は極狭、基部の複色は明赤味紫(同8905)、裏面の色は暗紫赤(同9710)の地色に最先端部が緑褐(同2509)、先端部が穏紫赤(同9715)、基部が浅青味紫(同8304)の複色が入る、筒状花部の色は浅紫青(同7610)、舌状花の形はへら形、先端の形は鈍形、数は中、がく裂片の形は披針形、大きさはやや小、色は緑、花芯部の大きさは中、花柄の長さは短、太さはやや細、一花房の花数はやや少、花の香りは無である。
 「ペンバ」と比較して、舌状花の地色が紫白であること、花色パターンが基部と先端であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者のほ場(デンマーク王国)において、育成者所有の育成系統の変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「アクシス」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12026号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   オステオスペルマム   ルバンゴ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は地色が鮮赤紫で舌状花基部に暗赤味紫の複色が入る一重で、やや大輪の鉢物向きの品種である。
 草型は中間、草丈はかなり低である。主茎の太さは細、色は帯紫、毛の多少及び分枝数は中、節間長はやや短である。葉序は互生、葉身の全形は倒披針形、鋸歯の有無は無、葉身長はやや長、幅はやや狭、表面の色は濃緑、斑の有無は無、毛の多少は中、葉柄の長さはかなり短、葉数はやや少である。頭花の着生の形は単生、花の向きは上向き、花型は一重、花弁の開度は水平、複弁の有無は無、開閉運動の型は開閉、花径はやや大、舌状花の長さ及び幅は中、地色は鮮赤紫(JHS カラーチャート9207)、花色パターンは基部、基部の複色の幅は極狭、基部の複色は暗赤味紫(同8909)、裏面の色は明赤味紫(同8905)の地色に暗赤味紫(同8909)の脈が入る、花色の変化は中、筒状花部の色は暗灰紫(同8610)の地色に淡紫(同8302)の複色が周辺部に入る、舌状花の形は倒披針形、先端の形は鈍形、数は中、がく裂片の形は披針形、大きさはやや小、色は緑、花芯部の大きさは中、花柄の長さは短、太さはやや細、一花房の花数はやや少、花の香りは無である。
 「バンバ」及び「掛川AU3」と比較して、主茎の毛が多いこと、花色の変化が少ないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者のほ場(デンマーク王国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12027号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   フクシア   マルシア
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、草型は開張性で草丈は中、花は鮮紫色の一重咲で、鉢物向きの品種である。 
 草型は開張性、草丈、株立ちの多少及び枝の太さは中、枝の色は紫紅である。葉序のタイプは対生、葉全体の形は長楕円形、先端の形は鋭形、基部の形は円形、葉縁の形は鋸歯縁、葉身長は短、幅はやや狭、成葉表面の色は暗黄緑(JHS カラーチャート3509)、斑の有無は無である。葉脈の色は緑、葉柄の長さ及び幅は中、色は紫紅である。花序のタイプは葉腋叢生、花の向きは下向き、タイプは一重咲、花径はやや小、花の長さはやや短、花冠の大きさはやや小、花弁の形は倒卵形、長さは中、幅はやや狭、数は極多、花弁の色は鮮紫(同8607)、模様の有無は無である。がく片全体の形は披針形、先端の形は鋭形、湾曲は外曲、長さはやや短、幅は狭、色は鮮紅(同0107)、模様の有無は無である。がく筒の形は鐘形、太さは細、長さは短、色は鮮紅(同0107)、模様の有無は無である。花柄の太さは中、長さはやや短、色は紅、花数は中、花の香りは無である。 「キエレミン」と比較して、草型が開張性であること、花弁の色が鮮紫であること、花弁の模様が無いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12028号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   フクシア   シャーリー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、草型は半直立性で草丈は低、花は黄白色で鮮紅色の脈が入り一重咲で鉢物向きの品種である。
草型は半直立性、草丈は低、株立ちの多少は多、枝の太さは中、枝の色は紅である。葉序のタイプは対生、葉全体の形は披針形、先端の形は鋭形、基部の形は円形、葉縁の形は鋸歯縁、葉身長は短、幅は狭、成葉表面の色は暗黄緑(JHS カラーチャート3509)、斑の有無は無である。葉脈の色は淡緑、葉柄の長さ及び幅は中、色は淡緑である。花序のタイプは葉腋叢生、花の向きは斜下向き、タイプは一重咲、花径はやや小、花の長さは短、花冠の大きさはやや小、花弁の形は倒卵形、長さはやや短、幅はやや狭、数は中、色は黄白(同3101)、模様の有無は有、一次模様のタイプは脈、色は鮮紅(同0107)である。がく片全体の形は披針形、先端の形は鋭形、湾曲は平、長さはやや短、幅はやや狭、色は鮮紅(同0107)、模様の有無は無である。がく筒の形は鐘形、太さは細、長さは短、色は鮮紅(同0107)、模様の有無は無である。花柄の太さは中、長さはかなり短、色は淡緑、花数及び花つきの多少は多、花の香りは無である。 
 「サニハンフ」及び「サニスタンフ」と比較して、葉柄の色が淡緑であること、花弁の色が黄白であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12029号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   フクシア   キンジャー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統を放任受粉させて育成されたものであり、草型は開張性で草丈は中、花はピンク白色の一重咲で、鉢物向きの品種である。 
 草型は開張性、草丈、株立ちの多少及び枝の太さは中、枝の色は緑である。葉序のタイプは対生、葉全体の形は長楕円形、先端の形は鋭形、基部の形は円形、葉縁の形は全縁、葉身長は短、幅は狭、成葉表面の色は暗黄緑(JHS カラーチャート3509)、斑の有無は無である。葉脈の色は緑、葉柄の長さ及び幅は中、色は紫紅である。花序のタイプは葉腋叢生、花の向きは斜下向き、タイプは一重咲、花径は小、花の長さは短、花冠の大きさはやや小、花弁の形は円形、長さはやや短、幅はやや狭、数は中、花弁の色はピンク白(同0701)、模様の有無は有である。がく片全体の形は披針形、先端の形は鋭形、湾曲はやや外曲、長さは短、幅はやや狭、色はピンク(同0103)、模様の有無は無である。がく筒の形は鐘形、太さは細、長さは短、色は鮮ピンク(同0104)、模様の有無は無である。花柄の太さは中、長さは短、色は淡緑、花数は中、花の香りは無である
 「キエリミン」と比較して、花弁の形が円形であること、花弁の色がピンク白であること等で、「サニスタンフakw3」と比較して、葉縁の形が全縁であること、花径が小さいこと、花弁の形が円形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の育成系統を放任受粉させ、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「ジンジャー」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12030号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   サングイソルバ テヌイフォリア   夏宮TM3(なつみやTM3)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の無名実生種の自然交雑実生の中から選抜して育成されたものであり、花穂は円柱形で暗紅色の直立で切花向きの品種である。
 草型は直立、草丈及び茎の太さは中、色は濃、毛の有無は無、節間長はかなり短、分枝数は中、二次分枝数は少である。葉の長さは短、幅は狭、表面の色は濃緑、たく葉の有無は有、小葉の長さは中、幅は狭、最大幅の位置は下部、基部の形はくさび形、数は多、鋸歯数は中、先端の色は淡緑である。花序の形は鈍、長さは中、花穂の形は円柱形、長さは長、幅は中、着生数は少、色は暗紅(JHS カラーチャート0110)、がくの形は中間型、色は紫褐、花柄の長さは短、雄ずい数は4、抽出は抽出する、花の香りは有、開花期は早の晩である。
 「秋宮97の5」と比較して、葉の幅が狭いこと等で、「バイカラー」と比較して、葉の幅が狭いこと、花序の形が鈍であること、花穂の形が円柱形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成8年に出願者の温室(山梨県北巨摩郡小淵沢町)において、出願者所有の無名実生種の自然交雑実生の中から選抜、以後、組織培養により増殖を繰り返しながら、特性の調査を継続し、13年に特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12031号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ひおうぎ   フクカンダ ピーチ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「伊賀の誉」の自然交雑実生から育成されたものであり、花被が鮮紫ピンク色で紫赤色の斑点が入るやや大輪の切花向きの品種である。
 草型はダルマ型、花房の位置は同等、草丈はやや高である。茎の太さは中、湾曲は小、分枝性は中である。葉の形は剣形、ねじれは中、重なりは密、葉長は長、葉幅はやや広、色は濃、斑の有無は無、厚さは中である。花房の形及び稲妻型屈曲は中、花形は平開咲き、大きさはやや大、花被片の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9704)、外花被片の斑点の多少は少、内花被片の斑点の多少は中、花被片の斑点の色は紫赤(同9708)、形は丸弁、長さはやや長、外花被片の幅はやや広、内花被片の幅及び花被片の数は中である。花柱の色は浅橙(同1302)、葯の色は鮮橙黄(同2205)、一花房当たりの花の数は中、開花期は早である。
 「伊賀の誉」と比較して、花被片の色が鮮紫ピンクであること、斑点が少ないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に出願者の温室(三重県四日市市)において、「伊賀の誉」の自然交雑種子をは種し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12032号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ひおうぎ   フクカンダ カーディナル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「伊賀の誉」の自然交雑実生から育成されたものであり、花被が穏黄ピンク色で濃赤色の斑点が入る小輪の切花向きの品種である。
 草型はダルマ型、花房の位置は同等、草丈はやや高である。茎の太さはやや太、湾曲及び分枝性は中である。葉の形は剣形、ねじれは強、重なりは密、葉長及び葉幅は中、色は濃、斑の有無は無、厚さはやや厚である。花房の形及び稲妻型屈曲は中、花形は平開咲き、大きさは小、花被片の色は穏黄ピンク(JHS カラーチャート1010)、斑点の多少は多、斑点の色は濃赤(同0409)、形は丸弁、長さはやや短、幅はやや狭、花被片の数は中である。花柱の色は浅橙(同1302)、葯の色は鮮黄橙(同1906)、一花房当たりの花の数及び開花期は中である。
 「真竜」と比較して、花被片の色が穏黄ピンクであること、斑点が多いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に出願者の温室(三重県四日市市)において、「伊賀の誉」の自然交雑種子をは種し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12033号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   るりとうわた   キングサファイア
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ササミドリ」の自然交雑実生から育成されたものであり、花冠裂片が淡青色の八重で大輪の切花向きの品種である。
 草型はアーチ状、草丈はやや低である。茎の太さは中、色は淡緑、毛の多少は中、分枝性はやや少、長さ及び節間長はやや短である。葉の形は1型、葉身長及び葉身幅は中、成葉表面及び裏面の色は淡緑、葉の毛の多少は中、葉柄の長さはやや短である。花房の型は円錐形、長さは中、幅はやや広、花の向きは上向き、花弁の開度は水平、花冠の重ねは八重、花の大きさは大、花冠裂片の長さは長、幅はかなり広、蕾の色は帯桃、単色・複色の別は単色、花冠裂片の表面の色は淡青(JHSカラーチャート7002)、裏面の色は青白(同7001)、花色の変化は有、花冠裂片全体の形は楕円形、がくの形は正常、大きさはやや大、色は淡緑、小花柄の長さは中、花柄の長さはやや短、1花房の花数は中、花の香りは無である。開花始期はやや晩である。
 「ブルーダイヤ」と比較して、花冠の重ねが八重であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成13年に出願者の温室(高知県須崎市)において、「ササミドリ」の自然交雑実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査をし、同年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12034号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   るりとうわた   キングダイヤ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ササミドリ」の自然交雑実生から育成されたものであり、花冠裂片が黄白色の八重で切花向きの品種である。
 草型はアーチ状、草丈はやや低である。茎の太さは中、色は淡緑、毛の多少は中、分枝性はやや少、長さはやや短、節間長は短である。葉の形は1型、葉身長及び葉身幅は中、成葉表面及び裏面の色は淡緑、葉の毛の多少は中、葉柄の長さは短である。花房の型は円錐形、長さ及び幅は中、花の向きは上向き、花弁の開度は水平、花冠の重ねは八重、花の大きさはやや大、花冠裂片の長さは長、幅は広、蕾の色は白、単色・複色の別は単色、花冠裂片の表面及び裏面の色は黄白(JHSカラーチャート2902)、花色の変化は無、花冠裂片全体の形は楕円形、がくの形は正常、大きさはやや大、色は淡緑、小花柄の長さは中、花柄の長さはやや短、1花房の花数は中、花の香りは無である。開花始期はやや晩である。
 「ササミドリ」と比較して、花冠の重ねが八重であること等で、「ダイヤボール」と比較して、花弁の開度が水平であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成13年に出願者の温室(高知県須崎市)において、「ササミドリ」の自然交雑実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査をし、同年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12035号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   アネモネ(しゅうめいぎく)   ねぶた祭り(ねぶたまつり)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「チャボ秋明菊」に「ダイアナ」を交配して育成されたものであり、花は鮮紫ピンク色で八重咲の鉢花及び花壇向きの品種である。         
 株全体の形は直立性、草丈は低、茎の太さはやや細、色は帯褐色、毛の多少は少、抽だい茎数はやや少、分岐した花茎の数及び分岐の回数は少である。葉序は対生、根出葉及び茎葉の形は3出複葉、根出葉及び茎葉の小葉の形は中裂、根出葉の葉長はやや短、葉幅はかなり狭、茎葉の葉長は中、葉幅はやや狭、成葉表面の色は濃緑、光沢の有無は無、葉の毛の多少は極少である。花房の形は集散花序、大きさは短、一重・八重の別は八重、花形はやや内転、花径は中、単色・複色の別は単色、蕾の色は灰紫、花弁表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9505)、裏面の色は紫ピンク(同9211)、花弁の形は倒披針形、先端の形は鋭形、数は多、やくの色は黄色、花柄の長さは短、開花始期は早である。    
「ダイアナ」と比較して、八重咲きであること、花形がやや内転であること等で、「チャボ秋明菊」と比較して、花弁の色が鮮紫ピンク(同9505)であること、数が多いこと等で区別性が認められる。 
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に育成者の温室(福島県東白川郡矢祭町)において、「チャボ秋明菊」に「ダイアナ」を交配し、その自殖後代の実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「ねぶた」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12036号   平成16年3月15日  
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   シンビジウム   チェリーアイ プチフール
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ピンクベール・リプラ」に「グレートキャティ・マリアッチ」を交配して育成されたものであり、花はセパルが淡紫ピンクの地色に紫ピンク色のぼかしが入る、ペタルがピンク白の地色に淡紫ピンク色のぼかしが入る、リップはてい形でピンク白の地色に淡紫ピンク色のぼかしが入る中型種である。
 草型の大きさは中、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形、横断面の形は扁円形、高さは31〜60o、長径は31〜50oである。葉の全体の形は広線形、先端の形は不等鋭先形、頂点の角度は15〜30度、先端の角度は30〜60度、葉の長さは45〜75p、幅は21〜30o、葉色は緑、葉数は10〜12枚である。一花茎の花数は31〜40、花茎の太さは12〜15o、長さは50〜80p、色は緑、抽出の方向は斜上である。咲き型は抱え咲き、花の横径は61〜80o、縦径は41〜60o、ドーサル・セパル正面の形は長楕円形、先端の形は切形、ラテラル・セパル正面の形は湾曲広線形、先端の形は不等切形、ペタル正面の形は広線形、先端の形は不等微突形である。リップ正面の形はてい形、先端の形は微突形、周縁の反転は無、波打ちは小である。全体的な花色は桃系、花色はセパルは淡紫ピンク(JHS カラーチャート9501)の地色に紫ピンク(同9503)のぼかしが入る、ペタルはピンク白(同9201)の地色に淡紫ピンク(同9202)のぼかしが入る、リップはピンク白(同9201)の地色に淡紫ピンク(同9202)のぼかしが入る。花の香りは無、開花期は初冬である。
 「ラッキーフラワー あんみつ姫」及び「グレートキャティ リトルローランサン」と比較して、リップに淡紫ピンクのぼかしが入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成5年に出願者の温室(徳島県美馬郡脇町)において、「ピンクベール・リプラ」に「グレートキャティ・マリアッチ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12037号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   シンビジウム   
   ブロンズエムプレス 緑真珠(ブロンズエムプレス みどりしんじゅ)
               
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「サラジーン」にCym.lowianumを交配して育成されたものであり、セパルは緑黄の地色に濃黄緑色のぼかしが入る、ペタルは緑黄色の単色、リップはてい形で黄白の地色に明緑黄色の斑点が入る中型種である。
 草型の大きさは中、草姿は立型である。ぎ球茎の正面の形は卵形、横断面の形は扁円形、高さは61〜100o、長径は51〜70oである。葉の全体の形は広線形、先端の形は不等鋭先形、頂点の角度は15〜30度、先端の角度は30〜60度、葉の長さは45〜75p、幅は31〜40o、葉色は緑、葉数は10〜12枚である。一花茎の花数は21〜30、花茎の太さは
6.1〜9.0o、長さは50〜80p、色は淡緑、抽出の方向はやや垂下である。咲き型は部分抱え・平咲き、花の横径は61〜80o、縦径は41〜60o、ドーサル・セパル正面の形は広線形、先端の形は切形、ラテラル・セパル正面の形は湾曲広線形、先端の形は不等切形、ペタル正面の形は広線形、先端の形は不等微突形である。リップ正面の形はてい形、先端の形は微突形、周縁の反転は無、波打ちはかなり小である。全体的な花色は緑系、花色はセパルは緑黄(JHS カラーチャート2911)の地色に濃黄緑(同3507)のぼかしが入る、ペタルは緑黄(同2911)の単色、リップは黄白(同2902)の地色に明緑黄(同
2705)の斑点が入る。花の香りは弱、開花期は冬である。   
 「デザートルック」と比較して、花茎抽出の方向がやや垂下であること、リップ正面の形がてい形であること、セパルに濃黄緑のぼかしが入ること等で、「サラジーン ロマン街道」と比較して、セパル及びペタルの地色が緑黄であること等で区別性が認められる。 
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成5年に出願者の温室(徳島県美馬郡脇町)において、「サラジーン」にCym.lowianumを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12038号   平成16年3月15日  
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ファレノプシス   京都白峰 山城(きょうとはくほう やましろ) 
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「Hawaian Clouds」に「Yukimai Kyoto」を交配して育成されたものであり、花色はセパル及びペタルが黄白の単色、リップ中央裂片は黄白の地色に浅黄緑色及び穏紫ピンク色のぼかしが入る平咲きの大型種である。
 株の大きさは大、草姿は横性である。葉の正面の形は長楕円形、先端の形は微突形、横断面の形はU型、向きはやや斜上、ねじれは無、幅は101〜125o、長さは 20.1〜30p、表面の色は暗黄緑である。花序の型は総状、花数は11〜15、花型は平、花の横径は10.1〜12.5p、縦径は7.6〜10.0pである。ドーサル・セパルの正面の形は楕円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無、ラテラル・セパルの正面の形は長楕円状披針形、先端の形は鋭形、周縁の波打ちは無である。ペタルの正面の形は半円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無である。リップ中央裂片の正面の形はV型、横断面の形はZ型である。花色はセパルは黄白(JHS カラーチャート3301)、ペタルは黄白(同2901)、リップの中央裂片は黄白(同3301)の地色に、浅黄緑(同3103)及び穏紫ピンク(同9212)のぼかしが入る、側裂片は黄白(同3301)の地色に鮮赤味紫(同8906)の段(虎)斑及び浅黄緑(同3103)のぼかしが入る。花の香りは無、開花期は春である。
 「エモーショナルムーン キンリュウ」及び「エモーショナルムーン ホワイトイーグル」と比較して、リップの中央裂片のぼかしの色が浅黄緑(同3103)及び穏紫ピンク(同9212)であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年6月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和63年に育成者の知人の温室(京都府京田辺市)において、「Hawaian Clouds」に「Yukimai Kyoto」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「白峰(京都)」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12039号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ファレノプシス   サツファレ4380
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「Sheila Green」に「Mancini」を交配して育成されたものであり、花色はセパル及びペタルが黄白の地色に鮮赤紫色の点斑及び網斑、リップ中央裂片は濃紫赤の単色、抱え咲きの中型種である。
 株の大きさは中、草姿は横性である。葉の正面の形は線状披針形、先端の形は不等切形、横断面の形はV型、向きは水平、ねじれは無、幅は36〜50o、長さは10.1〜20p、表面の色は暗黄緑である。花序の型は総状、花数は11〜15、花型は抱え、花の横径及び縦径は5.1〜7.5pである。ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無、ラテラル・セパルの正面の形は長楕円状披針形、先端の形は鈍形、周縁の波打ちは無である。ペタルの正面の形は半円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無である。リップ中央裂片の正面の形はV型、横断面の形はW型である。花色はセパル及びペタルは黄白(JHS カラーチャート2901)の地色に鮮赤紫(同9507)の点斑及び網斑が入り、リップの中央裂片は濃紫赤(同9709)の単色、側裂片は紫白(同8901)の地色に濃赤紫(同9509)の縞斑が入る。花の香りは無、開花期は春である。
 「ピンロンガール」及び「ギャランボー」と比較して、セパル及びペタルの地色が黄白で、鮮赤紫の点斑及び網斑が入ること、リップ中央裂片正面の形がV型であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年6月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1988年に育成者の温室(アメリカ合衆国)において、「Sheila Green」に「Mancini」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2001年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「プリンスタカマド」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12040号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ファレノプシス   ハッピーバレンタイン キレイカ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ハッピーバレンタイン M−100」に「ハッピーバレンタインM−14」を交配して育成されたものであり、花色はセパル及びペタルが淡紫ピンクの地色に鮮紫ピンク色のぼかしと脈斑が入り、リップ中央裂片が赤紫色の平咲きの中型種である。
 株の大きさは中、草姿は半下垂性である。葉の正面の形は倒披針形、先端の形は微突形、横断面の形はU型、向きは半下垂、ねじれは無、幅は76〜100o、長さは 20.1〜30p、表面の色は穏黄緑(JHS カラーチャート3513)である。花序の型は複総状、花数は11〜15、花型は平、花の横径は7.6〜10.0p、縦径は5.1〜7.5pである。ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形、先端の形は切形、周縁の波打ちは無、ラテラル・セパルの正面の形は長楕円状披針形、先端の形は鋭形、周縁の波打ちは無である。ペタルの正面の形は半円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無である。リップ中央裂片の正面の形はV型、横断面の形はW型である。花色はセパル及びペタルは淡紫ピンク(同8902)の地色に鮮紫ピンク(同8904)のぼかしと脈斑が入る、リップの中央裂片は赤紫(同
9508)、側裂片は鮮赤紫(同9207)の地色にピンク白(同9201)の段(虎)斑が入る。花の香りは無、開花期は冬である。
 「ハッピーバレンタイン M−100」及び「ハッピーバレンタインM−14」と比較して、花の縦径及び横径が小さいこと、ドーサル・セパル先端の形が切形であること、ラテラル・セパルに斑点が無いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和62年に「ハッピーバレンタイン M−100」に「ハッピーバレンタイン M−14」を交配した実生苗を購入し、平成2年に育成者の温室(佐賀県佐賀市)において開花した株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「ハッピーバレンタイン“キレイカ”」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12041号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   イワダレソウ   Sヒトシ
  
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、与那国島在来種と沖縄本島在来種を交配して育成されたものであり、草丈は極低で、分枝性は密、節間長は短、葉身長及び葉身幅は中、葉表面は緑色の被覆向きの品種である。
 草型は匍匐性、草丈は極低、茎の色は淡褐、毛の多少は中、分枝性は密、節間長は短である。葉全体の形は倒卵形、先端の形は鈍形、基部の形は鋭形、葉身長及び葉身幅は中、表面の色は緑、斑の有無、毛の多少及び香りは無である。花房の形は円筒状、大きさは小、高さは中、向きは上向き、花形は一重咲、花径は小、花色は開花始めが黄白(JHS カラーチャート2502)で開花盛期が紫ピンク(同9203)、花柄の長さは短、花数は多、香りは無である。開花期及び開花期間は中である。
 イワダレソウ在来種と比較して、節間長が短いこと、葉身長が短いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に宇都宮大学野生植物植物科学研究センター(栃木県宇都宮市)において、与那国島イワダレソウ在来種と沖縄本島在来種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「SEIWAリーフ」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12042号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   シロアミメグサ   サニーイエロー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「サニーグリーン」の変異株であり、草丈は中で、葉長は短、葉幅は狭、表面は暗黄緑の地色に葉脈が淡黄緑の、鉢物向きの品種である。
 株張り、草丈、及び節間長は中、茎の太さは細、色は黄緑、分枝の数は中である。葉形は楕円形、先端の形は円形、基部の形は心形、葉縁の波打の有無は無、葉長は短、葉幅は狭、表面の色は暗黄緑(JHS カラーチャート3508)、葉脈の色は淡黄緑(同3502)、裏面の色は淡緑、葉柄長は短、表面及び裏面の色は淡緑である。
 「サニーグリーン」と比較して、葉の表面の色が暗黄緑であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年12月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(愛知県碧南市)において、「サニーグリーン」の変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の農林水産植物の種類は「フィットニア」、名称は「サニーライム」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12043号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ディアスキア ハイブリッド   ペンダン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、品種名不詳種に育成者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、花弁表面は鮮紫ピンク色で、上弁中央部の目の色が明黄、上弁の凹部の色が紫ピンクの開張性の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は開張性、草丈は中である。茎の形は四角形、節間長は長、茎の太さはやや細、色は緑である。葉の形は卵形、葉長は中、葉幅は狭、色は淡緑、葉縁の形は歯状、着生角度は水平である。花の長さ及び幅は中、花弁表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9205)、複色の有無は無、裏面の色は鮮紫ピンク(同9204)、花弁表面の波打の有無は無、上弁の先端の形は鈍形、上弁中央部の目の色は明黄(同2506)、上弁の凹部の色は紫ピンク(同9203)、側弁の長さは短、幅は広、先端の形は円形、下弁の長さは短、幅は中、形はU型、距の長さは長、幅は中、曲がりの程度は弱、色は濃紫ピンク(同
9213)、花柄の長さは短、太さは細、色は淡紫である。
 「ライラック・ベル」と比較して、葉形が卵形であること、花が長く幅が広いこと、距が長いこと等で、「ヘクベル」と比較して、葉形が卵形であること、距が長く曲がりの程度が弱であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の温室(連合王国)において、品種名不詳種に育成者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12044号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ディアスキア ハイブリッド   ヘクアイス
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種に「ヘクラック」を交配して育成されたものであり、花弁表面は黄白色で、上弁中央部の目の色が鮮黄、上弁の凹部の色が黄白の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は中間性、草丈は中である。茎の形は四角形、節間長は極長、茎の太さは中、色は緑である。葉の形は長心臓形、葉長は中、葉幅は狭、色は緑、葉縁の形は歯状、着生角度は水平である。花の長さはやや短、幅は中、花弁表面の色は黄白(JHS カラーチャート2901)、複色の有無は無、裏面の色は黄白(同2901)、花弁表面の波打の有無は無、上弁の先端の形は円形、上弁中央部の目の色は鮮黄(同2507)、上弁の凹部の色は黄白(同2901)、側弁の長さは短、幅は広、先端の形は円形、下弁の長さは短、幅は広、形はU型、距の長さは長、幅及び曲がりの程度は中、色は浅黄緑(同3103)、花柄の長さはやや短、太さはやや太、色は緑である。
 「ライラック・ベル」及び「ペンダン」と比較して、花弁表面の色が黄白であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
   連合王国 サウス ハンバーサイド DN15 0AA スカンソルペ アップル   バイ エルマインストリート 37
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の温室(連合王国)において、無名実生種に「ヘクラック」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12045号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   パッションフルーツ   奄美のジャンボウ(あまみのジャンボウ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「キイロクダモノトケイソイウ」の自然交雑実生から育成されたもので、果形が楕円形、果実の重さがかなり重で果皮色が濃赤の育成地(鹿児島県名瀬市)では6月中旬〜7月中旬に成熟するやや晩生種である。
 樹の大きさ及び樹勢は中である。幹の太さはやや細、色は暗灰褐、粗滑は滑である。新梢先端の色は淡、巻きづるの太さは中、先端のアントシアニン着色は強である。側枝の色は淡緑、節間長は短である。葉身の長さは中、幅はやや広、大きさはやや大、形は三出掌状、裂刻の深さは中、基部の形は心形に開く、葉表面の色は緑、葉柄比率はやや小、葉縁の波形はやや強である。花の大きさは大、副花冠の数は少、長さは長、花弁の数は中、長さは長、色は乳白、がく片の数は中、がく片の長さは大、色は緑である。子房の形は楕円形、長さは長、花柱及び花糸の長さはやや長である。やくの長さはやや長、花粉量はやや多である。果形は楕円形、果形指数は中、果重はかなり重、果皮色は濃赤、果実横断面の形は円形、果皮歩合及び果肉歩合は中である。果肉の香りは中、果汁色は黄橙、甘味は中、酸味はやや低、糖酸比は中、種子の形は心臓形、種子の大きさは大、種子数は多、種子歩合は中、開花始期はやや晩、成熟期はやや晩で育成地においては6月中旬〜7月中旬である。成熟期間は中、結果性は低である。
 「サマークイーン」及び「ルビースター」と比較して、果実が重いこと、種子が大きいこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に鹿児島県農業試験場大島支場(名瀬市)において、「キイロクダモノトケイソウ」の自然交雑種子をは種し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12046号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ラペルージア ラクサ   紅姫(べにひめ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「在来紅」の変異株の実生から育成されたものであり、花は鮮橙赤色、基部斑紋が濃赤色で、中輪の鉢物向きの品種である。
 草型は直立、草丈は中である。葉の長さ及び幅は中、色は緑である。花茎の太さ及び長さは中、分枝性は1である。花穂の長さは中、花の重ねは一重、花形は平、花径及び花筒の長さは中、外花被の形は長楕円、内花被の形は楕円、内花被の表面の色は鮮橙赤(JHS カラーチャート0706)、基部斑紋の大きさは中、色は濃赤(同0408)、その他の模様は無、花筒の色は穏黄緑(同3110)、花の数は中、同時開花数は2〜3花、花糸及び花柱の色は赤である。花の香りは無又は微、開花の早晩性は中、休眠の時期は夏である。
 「在来紅白」と比較して、内花被表面の色が鮮橙赤であること、その他の模様が無いこと等で、「在来紅」と比較して、内花被表面の色が鮮橙赤であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に育成者の温室(愛知県幡豆郡吉良町)において、「在来紅」の実生から選抜した個体の自殖実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12047号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ラペルージア ラクサ   桃姫(ももひめ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「在来紅」の変異株の実生から育成されたものであり、花は鮮ピンク色、基部斑紋が鮮赤色で、中輪の鉢物向きの品種である。
 草型は直立、草丈は中である。葉の長さ及び幅は中、色は緑である。花茎の太さ及び長さは中、分枝性は1である。花穂の長さは中、花の重ねは一重、花形は平、花径及び花筒の長さは中、外花被の形は長楕円、内花被の形は楕円、内花被の表面の色は鮮ピンク(JHS カラーチャート0104)、基部斑紋の大きさは中、色は鮮赤(同0407)、その他の模様は無、花筒の色は穏黄緑(同3110)、花の数は中、同時開花数は2〜3花、花糸及び花柱の色はその他(桃)である。花の香りは無又は微、開花の早晩性は中、休眠の時期は夏である。
 「在来紅白」と比較して、内花被表面の色が鮮ピンクであること、その他の模様が無いこと等で、「在来紅」と比較して、内花被表面の色が鮮ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に育成者の温室(愛知県幡豆郡吉良町)において、「在来紅」の実生から選抜した個体の自殖実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12048号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   しいたけ   ブリッジ32             
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者が採取した野生種(京都府産、大阪府産)どうしを交配して育成されたものであり、菌さんがやや小葉、中肉質の菌床栽培向きの品種である。     菌さんの形は平面が円形、側面が平形、大きさはやや小、色は褐色、厚さ及び肉質は中である。りん皮の付着部位は全面、大きさはやや大、色は有である。子実層たくの形状は1型、並び方は正常、幅はかなり狭、密度は中、色はクリーム色である。菌柄の形は1型、長さは短、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は大、太さは太、色あい、毛の有無及び色は有、肉質は硬である。子実体の発生型は集中である。乾物率は10〜15%未満、子実体1個当たりの平均乾重は 2.0〜2.5g未満、収量性は少である。 
 「北研600号」及び「JMS 9K−4」と比較して、子実層たくの幅が狭いこと、菌柄が太いこと等で区別性が認められる。                     なお、「北研600号」及び「JMS 9K−4」との対峙培養において明確な帯線を形成する。 
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に出願者の施設(京都府宇治市)において、出願者が採取した野生種(京都府産、大阪府産)どうしを交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12049号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ぶなしめじ   ホクト16号菌(ほくと16ごうきん)             
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ホクト11号菌」に出願者所有の育成系統菌株を交配して育成されたものであり、菌さん中央部が灰茶色で、菌柄の形が太長の施設栽培向きの品種である。
 菌さんの大きさはやや小、断面は丸山形、中央部の色は灰茶色、周縁部の色は浅灰茶色、肉の厚さはやや厚、肉質は普通である。斑紋の多少は多、大小は中、分布の状態は周縁部以外、明瞭度は明瞭である。菌しゅうの色は白色、並び方は正常、幅及び密度は普通である。菌柄の長さは極長、菌さんへのつき方は中心生、形は太長、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は2.1以上である。種菌接種から菌かきまでの培養期間は71〜80日、菌かき後の最適温度における子実体収穫までの期間は20〜25日、芽出し最適温度は15〜18℃、子実体の生長最適温度は15〜17℃である。子実体の発生型は株状型、収量は101〜120g/瓶、有効茎本数は41本以上である。
 「ホクト8号菌」と比較して、収量及び有効茎本数が多いこと等で、「ホクト12号菌」と比較して、有効茎本数が多いこと、菌さん中央部の色が灰茶色であること等で区別性が認められる。
 なお、「ホクト8号菌」及び「ホクト12号菌」との対峙培養において明確な帯線を形成する。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成11年に出願者の施設(長野県長野市)において、「ホクト11号菌」に出願者所有の育成系統菌株を交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12050号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ぶなしめじ   ホクト17号菌(ほくと17ごうきん)             
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ホクト12号菌」に出願者所有の育成系統菌株を交配して育成されたものであり、菌さん中央部が灰茶色で、菌柄の形が太長の施設栽培向きの品種である。 菌さんの大きさはかなり小、断面は丸山形、中央部の色は灰茶色、周縁部の色は浅灰茶色、肉の厚さはやや厚、肉質は普通である。斑紋の多少は普通、大小はやや小、分布の状態は周縁部以外、明瞭度は明瞭である。菌しゅうの色は白色、並び方は正常、幅及び密度は普通である。菌柄の長さは普通、菌さんへのつき方は中心生、形は太長、色は白色、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は2.1以上である。種菌接種から菌かきまでの培養期間は61〜70日、菌かき後の最適温度における子実体収穫までの期間は20〜25日、芽出し最適温度は15〜18℃、子実体の生長最適温度は15〜17℃である。子実体の発生型は株状型、収量は101〜120g/瓶、有効茎本数は21〜25本である。          「ホクト8号菌」と比較して、菌さん斑紋が少ないこと、菌しゅうの並び方が正常であること等で、「ホクト12号菌」と比較して、収量が少ないこと、菌柄の色が白いこと等で区別性が認められる。                           なお、「ホクト8号菌」及び「ホクト12号菌」との対峙培養において明確な帯線を形成する。 
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成11年に出願者の施設(長野県長野市)において、「ホクト12号菌」に出願者所有の育成系統菌株を交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12051号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ぶなしめじ   宝の華K−4529(たからのはなK−4529)         
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統菌株に「宝の華M−8171」を交配して育成されたものであり、菌さん中央部が灰茶色で、菌柄の形が細長の施設栽培向きの品種である。                                      菌さんの大きさはやや小、断面は丸山形、中央部の色は灰茶色、周縁部の色は灰黄色、肉の厚さ、肉質及び斑紋の多少は普通、大小は中、分布の状態は中央部、明瞭度は普通である。菌しゅうの色は黄白色、並び方は正常、幅及び密度は普通である。菌柄の長さはかなり長、菌さんへのつき方は中心生、形は細長、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は2.1以上である。種菌接種から菌かきまでの培養期間は71〜80日、菌かき後の最適温度における子実体収穫までの期間は20〜25日、芽出し最適温度は15〜18℃、子実体の生長最適温度は15〜17℃である。子実体の発生型は株状型、収量は121g以上/瓶、有効茎本数は41本以上である。
 「宝の華M−8171」と比較して、収量が多いこと、菌しゅうの並び方が正常であること等で、「Lu 1−2」と比較して、収量が多いこと、菌さんの断面が丸山形であること等で区別性が認められる。
 なお、「宝の華M−8171」及び「Lu 1−2」との対峙培養において明確な帯線を形成する。 
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に出願者の施設(滋賀県草津市)において、出願者所有の育成系統菌株に「宝の華M−8171」を交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12052号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ぶなしめじ   宝の華K−4530(たからのはなK−4530)    
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統菌株どうしを交配して育成されたものであり、菌さん中央部が浅灰茶色で、菌柄の形が太長の施設栽培向きの品種である。       菌さんの大きさは小、断面は丸山形、中央部の色は浅灰茶色、周縁部の色は灰黄色、肉の厚さはやや薄、肉質及び斑紋の多少は普通、大小は大、分布の状態は周縁部以外、明瞭度は明瞭である。菌しゅうの色は淡橙黄色、並び方は正常、幅及び密度は普通である。菌柄の長さはやや長、菌さんへのつき方は中心生、形は太長、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は2.1以上である。種菌接種から菌かきまでの培養期間は71〜80日、菌かき後の最適温度における子実体収穫までの期間は20〜25日、芽出し最適温度は15〜18℃、子実体の生長最適温度は15〜17℃である。子実体の発生型は株状型、収量は121g以上/瓶、有効茎本数は41本以上である。
 「宝の華M−8171」と比較して、収量が多いこと、菌しゅうの並び方が正常であること等で、「Lu 1−2」と比較して、収量が多いこと、菌さんの断面が丸山形であること等で区別性が認められる。 
 なお、「宝の華M−8171」及び「Lu 1−2」との対峙培養において明確な帯線を形成する。 
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に出願者の施設(滋賀県草津市)において、出願者所有の育成系統菌株どうしを交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第12053号   平成16年3月15日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ぶなしめじ   宝の華K−4531(たからのはなK−4531)         
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統菌株どうしを交配して育成されたものであり、菌さん中央部が黄茶色で、菌柄の形が細長の施設栽培向きの品種である。        菌さんの大きさは中、断面は丸山形、中央部の色は黄茶色、周縁部の色は浅灰茶色、肉の厚さはやや厚、肉質及び斑紋の多少は普通、大小は中、分布の状態は中央部、明瞭度は明瞭である。菌しゅうの色は黄白色、並び方は波状ちぢれ、幅及び密度は普通である。菌柄の長さは普通、菌さんへのつき方は中心生、形は細長、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は1.5〜2.0である。種菌接種から菌かきまでの培養期間は61〜70日、菌かき後の最適温度における子実体収穫までの期間は20〜25日、芽出し最適温度は15〜18℃、子実体の生長最適温度は15〜17℃である。子実体の発生型は株状型、収量は101〜120g/瓶、有効茎本数は41本以上である。
 「宝の華M−8171」と比較して、菌さんの肉が厚いこと等で、「Lu 1−2」と比較して、菌さんの断面が丸山形であること、菌さん斑紋の分布状態が中央部であること等で区別性が認められる。                           なお、「宝の華M−8171」及び「Lu 1−2」との対峙培養において明確な帯線を形成する。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に出願者の施設(滋賀県草津市)において、出願者所有の育成系統菌株どうしを交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。