種苗法による品種登録
 
 種苗法(平成10年法律第83号)第18条の規定に基づき、下記127品種の品種登録(第169回)をしましたので、お知らせします。
品種登録の番号 農林水産植物の種類 登録品種の名称
 
品種登録を受ける者の氏名又は名称
11710 ばれいしょ  シェリー ジェルミコーパ S.A.
11711 そば     ほろみのり 幌加内町
11712 大豆 丹近黒 高田種苗株式会社、株式会社小田垣商店
11713 なたね 菜々みどり 独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構
11714 なたね キラリボシ 独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構
11715 しそ 宝香 三島食品株式会社
11716 にら アグリフィロンティア 辛一成
11717 レタス ラプトル 横浜植木株式会社
11718 レタス ロジック 横浜植木株式会社
11719 やまのいも  稲武2号 愛知県
11720 やまのいも 大筒早生 カネコ種苗株式会社
11721 かんきつ せとみ 山口県
11722 ブルーベリー はやばや星 群馬県
11723 すもも 鯨山 津野勇
11724 しば 朝萌 独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構
11725 ペチュニア ダンペサップ ダンジガー ダン フラワーファーム
11726 ペチュニア おーろらピンクベイン 第一園芸株式会社
11727 ペチュニア バラードベルベット 横浜植木株式会社
11728 ペチュニア ウェスパー ヘインリッチ ウェストホフ
11729
 
ペチュニア   ウェスウェイ
 
ヘインリッチ ウェストホフ 
11730 ペチュニア ウェスブラウヴェイン ヘインリッチ ウェストホフ
11731 ペチュニア ウェスクレイパー ヘインリッチ ウェストホフ
11732 スイトピー 湘南オリオン 神奈川県
11733 ガーベラ フェイス シューブ ヨセフ
11734
 
ガーベラ
 
キンベルリィ
 
フローリスト デ クワケル社
11735
 
ガーベラ
 
レッドハワイ
 
フローリスト デ クワケル社
11736
 
ガーベラ
 
ゴールディ
 
フローリスト デ クワケ
ル社
11737
 
カランコエ
 
アフリカンイエロー
 
クヌート イェプセン a/s
11738
 
カランコエ
 
ジョセフィン
 
クヌート イェプセン a/s
11739
 
カランコエ
 
リート
 
クヌート イェプセン a/s
11740 スターチス 紅姫 進藤俊英
11741 スターチス 千鳥姫 進藤俊英
11742 スターチス 歌姫 進藤俊英
11743 スターチス 夢姫 進藤俊英
11744 スターチス 小春姫 進藤俊英
11745 スターチス 舞姫 進藤俊英
11746 スターチス 掛川CW1 株式会社サカタのタネ
11747 スターチス 掛川CW2 株式会社サカタのタネ
11748 スターチス ヒルディアゴル ヒルベルタ社
11749 スターチス ヒルディアシル ヒルベルタ社
11750
 
カーネーション ディアーママレッド
 
株式会社ミヨシ
 
11751
 
カーネーション ブレト
 
ブライアー ハイム イラン
 
11752
 
カーネーション ブレラグ
 
ブライアー ハイム イラン
 
11753
 
カーネーション ブレッチ
 
ブライアー ハイム イラン
 
11754
 
カーネーション ブレピンク
 
ブライアー ハイム イラン
 
11755
 
カーネーション ブレレル
 
ブライアー ハイム イラン
 
11756
 
カーネーション ブレッチタ
 
ブライアー ハイム イラン
 
11757
 
カーネーション レモンキット
 
小島康久
 
11758
 
カーネーション スープラグリーン
 
P.コーイ&ゾーネン社
 
11759
 
カーネーション バール0124
 
ラ ビレッタ有限会社
 
11760
 
カーネーション クレン0916
 
ぺア クレム
 
11761
 
カーネーション バール0300
 
ラ ビレッタ有限会社
 
11762
 
カーネーション フロリラズライト
 
インターナショナル フラワー デベロップメンツ株式会社
11763
 
カーネーション フロリラピス
 
インターナショナル フラワー デベロップメンツ株式会社
11764
 
ダイアンサス
 
スターライトスカーレット 北越農事株式会社
 
11765 ダイアンサス スターライトローズ 北越農事株式会社
11766 ダイアンサス スターライトピンク 北越農事株式会社
11767 ダイアンサス ファーストレディ 北越農事株式会社
11768 ダイアンサス テルミーホワイト 北越農事株式会社
11769 ダイアンサス テルミーピンク 北越農事株式会社
11770 ダイアンサス リフレピンク P.コーイ&ゾーネン社
11771 ダイアンサス リトスパール P.コーイ&ゾーネン社
11772 ダイアンサス セピアスイエロー P.コーイ&ゾーネン社
11773 ダイアンサス セピアスクリーム P.コーイ&ゾーネン社
11774 ダイアンサス セピアスミルキー P.コーイ&ゾーネン社
11775 ダイアンサス セピアステディ P.コーイ&ゾーネン社
11776
 
ペラルゴニウム フィウォチェル
 
エルスナー pac ユングフランツェン GbR
11777 りんどう 初雪丸 信州うえだ農業協同組合
11778 りんどう 清竜丸 信州うえだ農業協同組合
11779 ゆきのした 有限会社石塚萬花園
11780 るりとうわた ササミドリ 笹岡昌弘
11781 シクラメン うすむらさきのかほり 株式会社ミヨシ
11782 シンビジウム アンドロメダ 株式会社河野メリクロン
11783
 
シンビジウム
 
スウィートデボンスウィート 株式会社向山蘭園
 
11784
 
ばら
 
ハーゴーイング
 
ハークネス ニュー ロージズ社
11785
 
ばら
 
ハーデラックス
 
ハークネス ニュー ロージズ社
11786 ばら ジョルジュ 中島均
11787 ばら ナカシマ13 中島均
11788 ばら シャインエル 中島均
11789 ばら ノリッジキャシードラル ピーター ビールス ロージズ リミテッド
11790 ばら バーバラカレラ ピーター ビールス ロージズ リミテッド
11791 ばら デキシーランドリンダ ピーター ビールス ロージズ リミテッド
11792 ばら ホレイショネルソン ピーター ビールス ロージズ リミテッド
11793 ばら サマーサンセット ピーター ビールス ロージズ リミテッド
11794 ばら サマーサンライズ ピーター ビールス ロージズ リミテッド
11795 ばら ビートウェ ピーター ビールス ロージズ リミテッド
11796 ばら マクミランナース ピーター ビールス ロージズ リミテッド
11797 ばら リバーゴールド 白川孟
11798 ばら グレイス 竹田欣広
11799 ばら ケイスタワイ 京成バラ園芸株式会社
11800 ばら タネダイ 京成バラ園芸株式会社
11801 ばら タニミタ 京成バラ園芸株式会社
11802 ばら タンカナ 京成バラ園芸株式会社
11803 ばら タンタリナ 京成バラ園芸株式会社
11804 ばら タンタシン 京成バラ園芸株式会社
11805 ばら タニモル 京成バラ園芸株式会社
11806 ばら メイデベンネ 京成バラ園芸株式会社
11807
 
ばら
 
コレイスタン
 
ウィルヘルム コルデス ゼーネ ローゼンシューレン株式会社
11808
 
ばら
 
コレルソダ
 
ウィルヘルム コルデス ゼーネ ローゼンシューレン株式会社
11809
 
ばら
 
コルマントナ
 
ウィルヘルム コルデス ゼーネ ローゼンシューレン株式会社
11810
 
ばら
 
コルナフィロ
 
ウィルヘルム コルデス ゼーネ ローゼンシューレン株式会社
11811 ばら インターナティクティ 京成バラ園芸株式会社
11812 ばら インタースナプニ 京成バラ園芸株式会社
11813 ばら インターザンゲ 京成バラ園芸株式会社
11814 ばら インターチャット 京成バラ園芸株式会社
11815 ばら インターマックス 京成バラ園芸株式会社
11816 ばら インターヘラ 京成バラ園芸株式会社
11817 ばら インタースピーグ 京成バラ園芸株式会社
11818 ばら インターラース 京成バラ園芸株式会社
11819 ばら インターマクロ 京成バラ園芸株式会社
11820 ばら インタークリマック 京成バラ園芸株式会社
11821 ばら ルイロスケエ デ ルイターズ ニュー ローゼン社
11822 ばら ルイクロニ デ ルイターズ ニュー ローゼン社
11823
 
ばら
 
オリパン
 
デ ルイターズ ニューローゼズ インターナショナル社
11824 ばら メイマテル 京成バラ園芸株式会社
11825 ばら メイラトカン 京成バラ園芸株式会社
11826 ばら ミスユカ 梅本清之
11827 ばら ジャクシャック 京成バラ園芸株式会社
11828 ばら ジャックレックス 京成バラ園芸株式会社
11829 ばら ケイマテオ 京成バラ園芸株式会社
11830
 
アベリア×グランディフロラ サンライセ
 
松井識樹
 
11831
 
のうぜんかずら チューチンタカラヅカ
 
有限会社確実園本園
 
11832
 
のうぜんかずら オランジュタカラヅカ
 
有限会社確実園本園
 
11833
 
ステラ コルダータ ヤスフロス
 
松井識樹
 
11834
 
ステラ コルダータ ヤゲミル
 
松井識樹
 
11835
 
ステラ コルダータ バコブル
 
松井識樹
 
11836
 
ヘスペロジギス ミルトイデス サンミサンバ
 
サントリーフラワーズ株式会社

                                                 




































































































































 
 
 
 
 
 
            【登 録 品 種 の 概 要】
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11710号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばれいしょ   シェリー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ローズバル」に「VK76.199.3」を交配して育成された固定品種であり、いもの形状は長楕円形、皮色は赤、肉色は淡黄の調理向きの品種である。
 叢性はやや開張型、個重型・個数型の別は個数型、茎の長さは中、太さはやや太、茎翼は直、茎色は緑、分枝数は中、葉色は淡緑、小葉着生の粗密は粗、葉の毛茸は中、花の数は無、ふく枝の長さは長、いも着生の深浅は深、長短は極長、扁平度は中、形は長楕円形、皮色は赤、目の深浅は極浅、肉色は淡黄、枯ちょう期は中、早期肥大性はやや遅、上いも重はやや少、上いも数は多、上いも平均1個重は極小、肉質はやや粉である。
 「レッドムーン」と比較して、叢生がやや開帳型であること、茎の長さが短いこと、茎翼が直であること等で、「農林1号」と比較して、茎翼が直であること、いもの形が長楕円形であること、皮色が赤いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1985年に育成者のほ場(フランス共和国)において、「ローズバル」に「VK76.199.3」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1993年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11711号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   そば   ほろみのり
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「キタワセソバ」から有限伸育性個体を選抜して育成された固定品種であり、主茎長は極短で成熟期はかなり早の品種である。
 草丈は極短、草型は直立短枝型、主茎長は極短、節数はかなり少、茎の太さは細、肉厚は中、色は淡紅、分枝数はやや少である。葉の形は中、大きさは小、色は淡、花色は白、登熟中の果皮色は白−淡緑、粒型は3稜型、長幅比は小である。果皮色は黒、1株稔実粒数は少、子実千粒重は重、1株花房数は少である。開花始及び開花期は早、開花最盛期及び成熟期はかなり早、生態型は夏型、耐倒伏性はやや強である。
 「キタワセソバ」及び「牡丹そば」と比較して、主茎長が短いこと、分枝数が多いこと、開花最盛期が早いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に農家の栽培ほ場(北海道雨竜郡幌加内町)で栽培されている「キタワセソバ」から有限伸育性の個体を発見、以後、選抜固定を図りながら増殖、11年から生産力検定試験等を行い、12年に特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11712号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   大豆   丹近黒(におうぐろ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「丹波黒大豆在来種」から選抜育成された固定品種であり、育成地(兵庫県篠山市)における成熟期は中の晩、種皮色が黒、粒形が球、小粒の加工向きの品種である。
 伸育型は有限、分枝数は多、胚軸の色は紫、主茎長は長、主茎節数は極多、最下着莢節位高はやや低である。小葉の形は円葉、数は3枚葉、花色は紫である。熟莢の色は褐、裂莢の難易及び毛茸の多少は中、色は褐である。種皮の単色・複色の別は単色、地色は黒、粒の子葉色は黄、粒形は球、臍の色は黒、粒の大小は小、子実の品質は上である。開花期は晩、成熟期は中の晩、生態型は秋大豆型である。倒伏抵抗性は中である。
 「丹波黒大豆在来種」と比較して、粒が小さいこと、成熟期が早いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年6月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和62年に出願者の委託栽培ほ場(兵庫県篠山市)において、「丹波黒大豆在来種」の中から選抜、以後、特性の調査と選抜を継続し、平成9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「黒しずく」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11713号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   なたね   菜々みどり(ななみどり)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「東北84号(のちの「キザキノナタネ」)」に「カミキタナタネ」を交配して育成されたものであり、育成地(岩手県盛岡市)での成熟期はやや晩生、寒害及び雪害抵抗性が強でエルシン酸を含まない東北北部地域に適する品種である。
 草型はV型、草丈は長、第1次分枝数はやや少、総分枝数は少、葉の欠刻は深、色は緑、葉、茎、さやのアントシアンの有無及び根の肥大は無である。花色は黄、穂長はやや長、1穂のさや数は多、さやの長さはやや短、花柱の長さ及び着きょう密度は中、1さやの結実数は少、子実の粒色は灰黒、粒大整否はやや整である。春まき性程度は低、抽だい期はやや晩、開花期は晩、成熟期はやや晩、耐倒伏性は強、寒害及び雪害抵抗性は強である。子実収量は多、千粒重はやや重、含油率は中、エルシン酸含量は無、グルコシノレート含量は多、菌核病抵抗性は強である。
 「キザキノナタネ」と比較して、1さやの結実数が少ないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和63年に東北農業試験場(現独立行政法人農業生物系特定技術研究機構、岩手県盛岡市)において、「東北84号(のちの「キザキノナタネ」)」に「カミキタナタネ」を交配し、平成元年から3年まで個体選抜、以後、系統選抜を行いながら固定を図り、8年から生産力検定試験、系統適応性試験等を行い、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11714号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   なたね   キラリボシ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「盛系188」に「KARAT」を交配して育成された固定品種であり、育成地(岩手県盛岡市)での成熟期は中、耐倒伏性が強、子実収量は多でエルシン酸を含まない東北南部地域に適する品種である。
 草型はV型、草丈はやや長、第1次分枝数及び総分枝数は少、葉の欠刻は深、色は緑、葉、茎、さやのアントシアンの有無及び根の肥大は無である。花色は黄、穂長は中、1穂のさや数は多、さやの長さはやや短、花柱の長さ、着きょう密度及び1さやの結実数は中、子実の粒色は黒褐、粒大整否は整である。春まき性程度及び抽だい期は中、開花期はやや晩、成熟期は中、耐倒伏性は強、寒害及び雪害抵抗性はやや強である。子実収量は多、千粒重及び含油率は中、エルシン酸含量は無、グレコシノレート含量は少、菌核病抵抗性はやや強である。
 「アサカノナタネ」と比較して、第1次分枝数が少ないこと、1さやの結実数が多いこと等で、「キザキノナタネ」と比較して、穂長が短いこと、グレコシノレート含量が少ないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和63年に東北農業試験場(現独立行政法人農業生物系特定技術研究機構、岩手県盛岡市)において、「盛系188」に「KARAT」を交配し、平成元年から3年まで個体選抜、以後、系統選抜を行いながら生産力検定試験、系統適応性試験等を行い、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「キラボシ」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11715号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   しそ   宝香(ほうこう)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、和歌山県在来種の実生の中から選抜、育成されたものであり、葉は濃赤紫色で小さく、花は一重の赤紫色、葉の香りがやや強い品種である。
 草姿はやや立、主茎長は中、主茎上部のアントシアニン着色の程度はやや濃、1次分枝数はやや多である。胚軸のアントシアニン着色の程度は中、子葉の表面の色は緑、裏面の色は赤紫である。葉の形は同幅、切れ込み程度は深、きょ歯の形は五角形大、葉の大きさは小、厚さは中、波うちは強、葉面のちぢみ(山脈状)は無、ちぢみ(凸状)はやや強、葉の表面の色は濃赤紫、裏面のアントシアニン着色の程度は葉全面・濃、葉柄長は短である。花穂長及び小花の大きさは中、花弁の形状は一重、色は赤紫、がくの大きさは中である。生育の早晩は中、出穂早晩性は晩である。葉の香りはやや強である。
 「赤縮緬(志波長)」と比較して、きょ歯の形が五角形大であること、出穂早晩性が晩であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成6年に出願者のほ場(広島県廿日市市)において、和歌山県在来種から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「豊香」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11716号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   にら   アグリフロンティア
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、大韓民国の無名種より選抜して育成した品種で、草姿は中、葉身の色は緑で幅が極く狭い品種である。
 草姿及び草勢は中、草丈は低である。葉身の長さは短、幅は極狭、色は緑、光沢の程度及び葉肉の厚さは中、葉垂れの程度は強である。葉梢部断面の形は卵、太さは細、長さはかなり短、外観の色は帯緑、外皮の色素発現の有無は無、1葉鞘当たり葉数は少、分けつ数は極多である。再収穫までの早晩は中、抽だいの早晩は極早、休眠突入の早晩は晩、萌芽の早晩は早である。
 「ニューベルト」及び「きぬみどり」と比較して、草丈が低いこと、葉身の幅が狭いこと、分けつ数が多いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年10月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成11年に育成者のほ場(東京都町田市)において、同年大韓民国より選抜・導入した無名種を株分け・定植し、特性の調査を行い、同年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「ちよだグリーン」、出願公表時は「アグリキング」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11717号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   レタス   ラプトル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ビバリー」の選抜系統に「ララポート」の選抜系統を交配して育成されたものであり、葉はやや濃緑色の広円形、球形は球のクリスプタイプの品種である。
 タイプの区分はクリスプ、種子の色は黒、子葉の形は中間、草姿は中である。葉の形は広円、色はやや濃緑、葉面の着色は無、光沢は中、ちぢみは少、葉縁の切れこみはやや浅、波うちは少、葉長及び葉径は中、葉質は脆弱である。結球性は結球、球形は球、球葉のかぶりは深、球重はやや小、球頭の色はやや淡緑、球葉の着色は無、球のしまりはかなり緊、苦味は少、早晩性は中である。
 「オリンピア」と比較して、種子の色が黒であること、葉縁の波うちが少ないこと等で、「カルマーMR」と比較して、種子の色が黒であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成5年に出願者のほ場(静岡県小笠郡菊川町)において、「ビバリー」の選抜系統に「ララポート」の選抜系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「UC−001」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11718号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   レタス   ロジック
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統に「Sea Green」の選抜系統を交配して育成されたものであり、葉はやや濃緑色の広円形、球形は球でレタスビッグベイン病抵抗性を有するクリスプタイプの品種である。
 タイプの区分はクリスプ、種子の色は黒、子葉の形は中間、草姿は中である。葉の形は広円、色はやや濃緑、葉面の着色は無、光沢は中、ちぢみは少、葉縁の切れこみは浅、波うちは少、葉長はやや長、葉径はやや広、葉質は脆弱である。結球性は結球、球形は球、球葉のかぶりは深、球重はやや大、球頭の色はやや淡緑、球葉の着色は無、球のしまりはかなり緊、苦味は少、早晩性は中である。
 「アルカディア」と比較して、球葉のかぶりが深いこと等で、「プレジデント」と比較して、葉縁の切れ込みが浅いこと、葉縁の波打ちが少ないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成5年に出願者のほ場(静岡県小笠郡菊川町)において、出願者所有の育成系統に「Sea Green」の選抜系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「ウイッシュ」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11719号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   やまのいも   稲武2号(いなぶ2ごう)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、愛知県在来自然薯の選抜系統どうしを交配して育成されたものであり、葉は尖頭形でやや小、芋は細長形で粘度のかなり強い品種である。
 草勢は中、つるの巻性は右、断面の形は丸、色は暗赤紫である。葉の形は尖頭、大きさはやや小、長さはやや短、幅は狭、葉脚部の窪みの深さは浅、葉の肩張りは狭、葉縁のくびれの程度はかなり小、葉色は濃緑、葉脚部葉柄の着色は有、対生葉位は低である。むかごの着生程度は多、形状は球、大きさはやや小、色は濃褐である。芋の外皮色は黄褐、粗滑は滑、形は細長、着生数は1、長さ及び首部の長さは長である。髭根の多少は中、肉色は白、粗密は極密、粘度はかなり強、変色性は極弱、貯蔵性は高、早晩性は晩である。
 「P−16」と比較して、葉色が濃いこと、粘度が強いこと等で、「森本いも」と比較して、葉の形が尖頭であること、むかごの色が濃褐であること、粘度が強いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成2年に愛知県農業総合試験場山間農業研究所(北設楽郡稲武町)において、愛知県在来自然薯の選抜系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「夢とろろ」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11720号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   やまのいも   大筒早生(おおづつわせ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ガンクミジカ」の変異株であり、葉は長心臓形でやや大、芋は長紡錘形で粘度の弱い品種である。
 草勢はやや強、分枝性は少、つるの巻性は右、断面の形は丸、色は暗赤紫である。葉の形は長心臓、大きさはやや大、長さはやや長、幅はやや狭、葉脚部の窪みの深さは深、葉の肩張りは中、葉縁のくびれの程度は大、葉色は濃緑、葉脚部葉柄の着色は有、対生葉位は低である。むかごの着生程度は中、形状は球、大きさは中、色は褐である。芋の外皮色は褐、粗滑は中、形は長紡錘、着生数は1、長さは長、首部の長さはやや短である。髭根の多少は中、肉色は白、粗密は粗、粘度及び変色性は弱、貯蔵性は中、早晩性は早である。
 「ガンクミジカ」と比較して、分枝性が少ないこと、早晩性が早であること等で、「ガンクミジカ太正」と比較して、分枝性が少ないこと、葉が長いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成元年に出願者のほ場(群馬県伊勢崎市)において、「ガンクミジカ」のむかごを栽培して得られたいもの中から変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「優作」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11721号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   かんきつ   せとみ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「清見」に「吉浦ポンカン」を交配して育成されたものであり、果形が扁球、果実の重さがやや重、果皮色が濃橙の育成地(山口県大島郡橘町)では3月上旬〜4月中旬に成熟するかんきつである。
 樹姿は中間、樹の大きさ及び樹勢は中である。枝梢の太さは中、節間長は長、枝梢のとげの多少は中である。葉身の形は紡錘形、波状の程度、葉身の大きさ、葉身長及び葉身幅は中、網脈の鮮明度は明瞭である。翼葉の形は痕跡、葉柄の長さ及び太さは中である。花序の形成は単生、花(花蕾)の重さは中、花弁の形は紡錘形、長さ及び幅は中、色は白、数は5枚、花糸の分離の程度は分離、花粉の多少は少である。果実の形は扁球、果形指数は大、果頂部の形は平坦、放射条溝及び凹環の有無は無、果梗部の形は切平面、放射条溝の多少は中である。果心の充実度は粗、大きさは小、果実の重さはやや重、果皮の色は濃橙、油胞の大きさは大小混合、密度は中、凹凸は凸、果面の粗滑は粗、果皮の厚さは厚、果皮歩合及び剥皮の難易は中である。じょうのう膜の硬さは軟、さじょうの形及び大きさは中、色は濃橙である。果汁の多少は中、甘味は高、酸味は中、香気の多少及び種子数は少、胚の数は多胚である。発芽期及び開花期は中、成熟期は中で育成地においては3月上旬〜4月中旬である。隔年結果性は高、浮皮果の発生は無、裂果の発生は少、貯蔵性は中である。
 「清見」と比較して、果形指数が大きいこと、果心が大きいこと等で、「不知火」と比較して、果梗部が切平面であること、果皮の色が濃橙であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和56年に山口県大島柑きつ試験場(大島郡橘町)において、「清見」に「吉浦ポンカン」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11722号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ブルーベリー   はやばや星(はやばやぼし)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「コリンズ」及び「コビル」の自然交雑実生から育成されたものであり、果形は扁円、果皮の色は暗青、育成地(群馬県沼田市)において7月中下旬に成熟する早生種である。
 樹姿は開張、樹の大きさ及び樹勢は中である。新梢の長さ及び太さは中、休眠枝の色は赤褐、分枝性は中、節間長は長である。葉形はだ円、先端部の形は鈍形、基部の形は中、葉色は緑、葉の大きさは大、葉身の波曲及び鋸歯の有無は無である。花冠の大きさは中、形はつぼ形、開口部の大きさは中、花冠の色は淡黄白、稜線の有無は有、花柱の長さは長、着花数は中である。果房の長さは短、粗密は中、果形は扁円、果実の大きさは大、果皮の色は暗青、果粉の多少は多、萼の開閉は直立、萼あの大きさは大、深さは浅、形は星形、果柄痕の大きさ及び肉質は中、果肉の色は淡緑である。甘味は多、酸味は中、香気は無、種子の多少は多である。発芽期及び開花期は中、成熟期は早で育成地においては7月中下旬、収穫期間は短、紅葉性は鮮紅、脱粒性、裂果性及び日持ち性は中である。
 「コリンズ」及び「アーリーブルー」と比較して、樹姿が開張性であること、種子が多いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成11年3月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和56年に群馬県農業総合試験場北部分場(沼田市、現群馬県農業技術センター中山間園芸研究センター)において、「コリンズ」及び「コビル」の自然交雑種子はは種し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成3年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「いちばん星」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11723号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   すもも   鯨山(げいざん)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ソルダム」の自然交雑実生から育成されたものであり、果形が円、果実の大きさが中、果皮は紅紫に全面着色し、果肉色が紅の育成地(高知県高知市)では6月中旬に成熟する早生種である。
 樹勢は開張、樹の大きさ及び樹勢は中である。枝梢の太さは中、節間長は長、色は黄褐、花芽の先端の形は鈍〜鋭である。葉身の形は長卵、葉の大きさは中、成葉の色は緑、葉柄の色は黄緑、蜜腺の形は球である。花形は一重、花の大きさは中、花弁の形は楕円、大きさは中、色は白、花粉の多少は中、がく筒の形は円、がくの色は緑、花柄の長さは長である。果実の外観は円、果頂部の形は平、空洞は無、梗あの深さは浅、広さ及び赤道部の縫合線の深さは中、梗あ部の縫合線の深さは浅、果実の大きさは中、果皮の地色は淡緑、着色は紅紫、濃さはやや濃、形は全面、果粉の多少は中である。果肉の色は紅、変色は晩、果肉の硬さ及び繊維の多少は中、粗密は密、果汁の多少はやや多、甘味は多、酸味は中、渋味及び苦味は無、香気は少である。核の形は短楕円、大きさは小、核と果肉の粘離は粘、色は黄褐、紋様は網状である。開花期はやや早、成熟期は早で育成地においては6月中旬である。自家結実性は無、果実の着色の難易は易、生理落果の多少は少、裂果は無である。
 「大石早生」と比較して、果皮の着色が紅紫であること、果肉の色が紅であること等で、「ソルダム」と比較して、成熟期が早であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和63年に育成者の果樹園(高知県高知市)において、「ソルダム」の自然交雑種子をは種し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「愛李」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11724号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   しば   朝萌(あさもえ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、野生種(山口県阿武郡旭村産のエコタイプ)の中から選抜して育成されたものであり、ほふく茎の密度がかなり密、再生が良、シバ銹病抵抗性がやや強の庭園や公園の緑化、傾斜地の土壌保全、放牧地における飼料向きの品種である。
 草型はやや直立、出穂茎の太さは太、長さはかなり長、ほふく茎の密度はかなり密、太さはやや太、葉長はやや長、幅は広、色はやや淡、穂長はかなり長、色はやや濃、小穂の長さは中、幅はやや太である。春及び秋の草勢はやや良、出穂始めはやや早、春秋の出穂の有無は春のみ出穂、再生の良否は良、緑化の早晩はやや晩、紅葉の早晩は中、越冬の良否は良、越夏の良否はかなり良、シバ銹病抵抗性はやや強である。
 「メイヤー」及び「みやこ」と比較して、ほふく茎の密度が高いこと、再生が良いこと、シバ銹病抵抗性が強いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成6年に草地試験場(現独立行政法人農業技術生物系特定研究機構、栃木県那須郡西那須野町)において、野生種(山口県阿武郡旭村産のエコタイプ)の中から選抜し、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11725号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペチュニア   ダンペサップ
       
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は鮮紫ピンクの地色に濃赤紫色の星形及び網目模様が入るかなり小輪の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型はつる性ほふく型、草丈はかなり低である。茎長は高、太さはかなり細、色は有、毛の多少は中、第1次分枝数は極多、第2次分枝数はやや少、節間長は短である。葉形は披針形、着葉角度は立ち葉、葉長は短、葉幅はかなり狭、葉の上面の色は中、ふ入り葉は無、葉の厚さは中、毛の多少は少である。花の向きは上向き、花形は一重、花筒部の形は中、花径はかなり小輪、複色の有無は有、複色模様の形は星形及び網目模様、複色花の地の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート8904)、複色花の模様の色は濃赤紫(同9209)、花弁のたい色の程度は弱、花喉部内面底部の色は暗灰紫(同9218)、花筒部外面の色は暗灰紫(同8916)、花弁先端部の形は鈍、切れ込みの程度は浅い、波打ちの程度は弱、がくの形状は狭、雌ずいの形は細、雄ずいの形は中、雌雄ずいの位置は同高、雄ずいの数は中、花柄の長さはかなり短、太さは細である。
 「レボリューション ピンクベイン」と比較して、葉が小さいこと、複色模様の形が星形及び網目模様であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に出願者の温室(イスラエル国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11726号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペチュニア   おーろらピンクベイン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者の属する会社所有の育成系統に「おーろらホワイト」を交配して育成されたものであり、花は紫ピンクの地色に鮮赤紫色の網目模様が入る、小輪の鉢物向きの品種である。
 草型は中間型、草丈は中である。茎長は低、太さは細、色は有、毛の多少及び第1次分枝数は中、第2次分枝数はかなり多、節間長はかなり短である。葉形は楕円形、着葉角度は水平、葉長は短、葉幅はやや狭、上面の色は濃緑、ふ入り葉は無、厚さはやや薄、毛の多少は多である。花の向きは斜上向き、花形は一重、花筒部の形は中、花径は小輪、複色の有無は有、複色模様の形は網目模様、複色花の地の色は紫ピンク(JHS カラーチャート9203)、複色花の模様の色は鮮赤紫(同9207)、花弁のたい色の程度は中、花喉部内面底部の色は鮮赤紫(同9207)、花筒部外面の色は暗赤紫(同9210)、花弁先端部の形は鈍、切れ込みの程度は深い、波打ちの程度は中、がくの形状は狭、雌ずいの形は細、雄ずいの形は中、雌雄ずいの位置は同高、雄ずいの数は中、花柄の長さはやや長、太さは細である。
 「ファンタジークリスタルレッド」と比較して、複色花の地色が紫ピンク(同9203)であること等で、「レボリューション・ピンクベイン」と比較して、草型が中間型であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に育成者の属する会社の温室(神奈川県横浜市)において、同社所有の育成系統に「おーろらホワイト」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11727号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペチュニア   バラードベルベット
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は濃赤紫色で、やや大輪の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型は横張型、草丈はやや高である。茎長は低、太さは中、色は無、毛の多少は多、第1次分枝数はかなり多、第2次分枝数は極多、節間長は短である。葉形は楕円形、着葉角度は水平、葉長及び葉幅は中、上面の色は濃緑、ふ入り葉は無、厚さは厚、毛の多少は中である。花の向きは斜上向き、花形は八重、花筒部の形は中、花径はやや大輪、複色の有無は無、単色花の色は濃赤紫(JHS カラーチャート9509)、花弁のたい色の程度は弱、花喉部内面底部の色は淡紫ピンク(同8902)に暗灰紫(同8916)のすじが入る、花筒部外面の色は穏赤味紫(同8913)に暗灰紫(同8916)のすじが入る、花弁先端部の形は鈍、切れ込みの程度は浅い、波打ちの程度は中、がくの形状は狭、雄ずいの形は中、数は少、花柄の長さはやや長、太さはやや細である。
 「ケイドプエル」及び「バラード レッドパープル」と比較して、花の色が濃赤紫であること、がくの形状が狭いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に出願者の温室(神奈川県横浜市)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「バラード ベルベット」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11728号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペチュニア   ウェスパー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は鮮赤紫の地色に暗灰紫色の網目模様が入る、やや小輪の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型はつる性ほふく型、草丈は低である。茎長は中、太さはやや細、色は有、毛の多少は多、第1次分枝数は中、第2次分枝数は少、節間長はやや短である。葉形は楕円形、着葉角度は水平、葉長は短、葉幅はやや狭、上面の色は中、ふ入り葉は無、厚さは薄、毛の多少は中である。花の向きは斜上向き、花形は一重、花筒部の形は中、花径はやや小輪、複色の有無は有、複色模様の形は網目模様、複色花の地の色は鮮赤紫(JHS カラーチャート9208)、複色花の模様の色は暗灰紫(同9218)、花弁のたい色の程度は弱、花喉部内面底部の色は鮮赤紫(同9208)に暗灰紫(同9218)のすじが入る、花筒部外面の色は暗赤味紫(同8909)に暗黄褐(同2208)のすじが入る、花弁先端部の形は中、切れ込みの程度は中間、波打ちの程度及びがくの形状は中、雌ずいの形は細、雄ずいの形は中、雌雄ずいの位置は同高、雄ずいの数は中、花柄の長さはやや短、太さは細である。
 「キリマジ」と比較して、複色であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11729号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペチュニア   ウェスウェイ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は黄白色で、やや小輪の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型は横張型、草丈は低である。茎長は中、太さはやや細、色は有、毛の多少は中、第1次分枝数は多、第2次分枝数はやや少、節間長はやや短である。葉形は楕円形、着葉角度は立ち葉、葉長はやや短、葉幅及び上面の色は中、ふ入り葉は無、厚さ及び毛の多少は中である。花の向きは斜上向き、花形は一重、花筒部の形は中、花径はやや小輪、複色の有無は無、単色花の色は黄白(JHS カラーチャート2901)、花弁のたい色の程度は弱、花喉部内面底部の色は黄白(同2901)に濃紫(同8608)のすじが入る、花筒部外面の色は浅黄緑(同3109)に穏紫(同8613)のすじが入る、花弁先端部の形は鈍、切れ込みの程度は中間、波打ちの程度は弱、がくの形状、雌ずいの形及び雄ずいの形は中、雌雄ずいの位置は同高、雄ずいの数は中、花柄の長さはやや長、太さは細である。
 「レボリューション・ホワイト」と比較して、草型が横張型であること、茎の色が有ること等で、「レボリューション・ブルーベイン」と比較して、草型が横張型であること、花が単色であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11730号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペチュニア   ウェスブラウヴェイン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は淡紫ピンクの地色に濃紫色の網目模様が入る、やや小輪の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型は横張型、草丈は中である。茎長はやや低、太さはやや細、色は無、毛の多少は中、第1次分枝数はやや少、第2次分枝数は少、節間長はやや短である。葉形は楕円形、着葉角度は水平、葉長は短、葉幅及び上面の色は中、ふ入り葉は無、厚さはやや薄、毛の多少は多である。花の向きは斜上向き、花形は一重、花筒部の形は中、花径はやや小輪、複色の有無は有、複色模様の形は網目模様、複色花の地の色は淡紫ピンク(JHS カラーチャート8902)、複色花の模様の色は濃紫(同8608)、花弁のたい色の程度は強、花喉部内面底部の色は濃紫(同8608)、花筒部外面の色は灰紫(同8617)、花弁先端部の形は鈍、切れ込みの程度は中間、波打ちの程度は弱、がくの形状は狭、雌ずいの形は細、雄ずいの形は中、雌雄ずいの位置は同高、雄ずいの数は中、花柄の長さはやや短、太さは細である。
 「カーペットブルーレース」及び「レボリューション・ブルーベイン」と比較して、草型が横張型であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11731号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペチュニア   ウェスクレイパー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は鮮赤紫の地色に暗灰紫色の網目模様が入る、小輪の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型はつる性ほふく型、草丈はかなり低である。茎長は高、太さは細、色は有、毛の多少は中、第1次分枝数はかなり多、第2次分枝数はやや少、節間長はやや短である。葉形は楕円形、着葉角度は水平、葉長は短、葉幅は狭、上面の色は中、ふ入り葉は無、厚さは中、毛の多少は少である。花の向きは斜上向き、花形は一重、花筒部の形は中、花径は小輪、複色の有無は有、複色模様の形は網目模様、複色花の地の色は鮮赤紫 (JHS カラーチャート9207)、複色花の模様の色は暗灰紫(同8618)、花弁のたい色の程度は中、花喉部内面底部の色は暗灰紫(同8618)、花筒部外面の色は穏紫(同8613)、花弁先端部の形は中、切れ込みの程度は中間、波打ちの程度は弱、がくの形状は狭、雌ずいの形は細、雄ずいの形は中、雌雄ずいの位置は同高、雄ずいの数は中、花柄の長さはやや短、太さは細である。
 「レボリューション・ブリリアントピンクミニ」と比較して、葉幅が狭いこと、花の複色模様の形が網目模様であること等で、「キリマジ」と比較して、花色が複色であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11732号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   スイトピー   湘南オリオン(しょうなんオリオン)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「茅ヶ崎11号」に「パティオ」を交配して育成されたものであり、花は旗弁は浅青味紫色で、翼弁は浅青紫色の冬咲き性の切花向きの品種である。
 草型は高性、茎の最小径及び最大径は中、アントシアンの発現の有無は無、第一次分枝の発達程度は少、節間長は長である。複葉対数は1、葉型は卵形、波打の程度は中、着葉角度は斜上、葉長、葉幅、たく葉の大きさ及び色は中、ふ入り葉の有無は無、葉柄着生部の色は有、葉柄の長さはやや長である。花の着生密度は中、向きは斜上、花形はオープン、花径、旗弁長及び幅は中、翼弁長はやや長、幅は中、舟弁長はやや短、幅は中、花弁の斑紋の有無は無、旗弁の色は浅青味紫(JHS カラーチャート8309)、翼弁の色は浅青紫(同8008)、舟弁の色は紫白(同8001)に青味紫色(同8311)の糸覆輪が入る、旗弁の形は全縁、翼弁の内曲は中、旗弁の数は1〜2、翼弁の数は2、がくの形は円筒状、大きさは中、色及び雌ずいの有無は有、雄ずいの数は10、花柄の太さはやや細、小花柄の太さは中、花柄の長さは長、小花柄の長さ及び一花房当たりの花数は中、香りは弱である。開花の習性は冬咲き性、冬咲き性の開花期の早晩は晩である。
 「ガラティア」と比較して、葉柄着生部に色が有ること、旗弁の色が浅青味紫であること、翼弁の色が浅青紫であること等で、「茅ヶ崎11号」と比較して、花形がオープンであること、旗弁の色が浅青味紫であること、翼弁の色が浅青紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和62年に神奈川県農業総合研究所(平塚市)において、「茅ヶ崎11号」に「パティオ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、平成12年に特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「オリオン」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11733号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ガーベラ   フェイス
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の無名実生種どうしを交配し育成されたもので、花は黄白色で花盤は褐色、花形が二〜三重のやや小輪で切花向きの品種である。
 葉長はやや長、葉幅はやや狭、葉の切れ込みの程度は深、葉先の角度は鋭角、葉縁の形は鈍鋸歯、鋸歯の先端の伸展の程度は小、葉色は緑、葉面の毛じの密度は粗、葉柄長はやや長、アントシアニンの着色の有無及び程度は弱である。花形は二〜三重、花容はW型、花径は70〜89o、舌状花弁の表面の色は黄白(JHS カラーチャート2701)、色の分布は均一、覆輪及び縞の有無は無、裏面の色は黄白(同2701)、花盤の色は褐、舌状花弁の形はU型、断面の形は平、先端の角度は中、弁先の形は丸、切れ込み数は2、切れ込みの深さは無又は微、舌状花弁の長さは30〜39o、幅は5〜9o、舌状花数は40〜69、総苞の高さは低、直径はやや小、内部総苞葉の形は垂直、アントシアニンの着色の有無は有、花柱上部の色及び柱頭の色は白、冠毛の色は紫である。花柄の長さは中、断面の形は円、帯化の傾向は有、太さはやや細、強さ及び毛じの密度は中、色は淡緑、基部のアントシアニンの着色の有無と程度は弱、頂部のアントシアニンの着色及び頂部の総苞片の有無は無である。 
「パンダ」及び「ウィンタータイム」と比較して、舌状花の裏面の色が黄白の単色であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年10月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の温室(イスラエル国)において、育成者所有の無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11734号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ガーベラ   キンベルリィ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配し育成されたもので、花は鮮ピンク色で花盤は緑色、花形が半八重のやや小輪で切花向きの品種である。
 葉長はやや長、葉幅はやや狭、葉の切れ込みの程度は深、葉先の角度は鋭角、葉縁の形は鋭鋸歯、鋸歯の先端の伸展の程度は小、葉色は緑、葉面の毛じの密度は粗、葉柄長はやや短、アントシアニンの着色の有無及び程度は弱である。花形は半八重、花容はW型、花径は70〜89o、舌状花弁の表面の色は鮮ピンク(JHS カラーチャート0104)、色の分布は均一、覆輪の有無は無、縞の有無は有、裏面の色は黄白(同2902)で中央部がピンク(同0411)、花盤の色は緑、舌状花弁の形はT型、断面の形は凸、先端の角度は中、弁先の形は丸、切れ込み数は2、切れ込みの深さは無又は微、舌状花弁の長さは30〜39o、幅は5〜9o、舌状花数は40〜69、総苞の高さは低、直径はやや大、内部総苞葉の形は垂直、アントシアニンの着色の有無は無、花柱上部及び柱頭の色は白、冠毛の色は黄である。花柄の長さはやや長、断面の形は円、帯化の傾向は無、太さはやや細、強さは中、毛じの密度は密、色は淡緑、基部のアントシアニンの着色の有無と程度は弱、頂部のアントシアニンの着色及び頂部の総苞片の有無は無である。   
「ハイレイ」と比較して、舌状花弁に縞があること、裏面の色が黄白で中央部がピンクであること等で、「コンボ ピンク」と比較して花形が半八重であること、舌状花弁の表面の色が鮮ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1998年に出願者の温室(オランダ王国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11735号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ガーベラ   レッドハワイ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配し育成されたもので、花は濃橙赤色で花盤は黄色、花形が二〜三重のやや小輪で切花向きの品種である。
 葉長はかなり長、葉幅はやや狭、葉の切れ込みの程度は深、葉先の角度は直角、葉縁の形は鈍鋸歯、鋸歯の先端の伸展の程度は小、葉色は緑、葉面の毛じの密度は中、葉柄長はかなり長、アントシアニンの着色の有無及び程度は中である。花形は二〜三重、花容はU型、花径は70〜89o、舌状花弁の表面の色は濃橙赤(JHS カラーチャート0707)、色の分布は均一、覆輪及び縞の有無は無、裏面の色は濃ピンク(同0413)、花盤の色は黄、舌状花弁の形はT型、断面の形は平、先端の角度は中、弁先の形は丸、切れ込み数は2、切れ込みの深さは無又は微、舌状花弁の長さは30o未満、幅は5〜9o、舌状花数は70以上、総苞の高さは低、直径は中、内部総苞葉の形は垂直、アントシアニンの着色の有無は無、花柱上部の色はピンク、柱頭の色は白、冠毛の色は黄である。花柄の長さはやや長、断面の形は円、帯化の傾向は有、太さはやや細、強さは中、毛じの密度は密、色は淡緑、基部のアントシアニンの着色の有無と程度は中、頂部のアントシアニンの着色及び頂部の総苞片の有無は無である。
 「メノッチ」及び「コンボ オレンジスカーレット」と比較して、舌状花弁の裏面の色が濃ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に出願者の温室(オランダ王国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11736号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ガーベラ   ゴールディ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配し育成されたもので、花は鮮橙赤色で花盤は緑色、花形が半八重のやや小輪で切花向きの品種である。
 葉長はやや長、葉幅は狭、葉の切れ込みの程度は深、葉先の角度は直角、葉縁の形は鋭鋸歯、鋸歯の先端の伸展の程度は小、葉色は緑、葉面の毛じの密度は粗、葉柄長はやや短、アントシアニンの着色の有無及び程度は弱である。花形は半八重、花容はW型、花径は70〜89o、舌状花弁の表面の色は鮮橙赤(JHS カラーチャート0706)、色の分布は均一、覆輪の有無は有、縞の有無は無、裏面の色は明黄(同2505)で中央部に濃ピンク(同0113)が入る、花盤の色は緑、舌状花弁の形はU型、断面の形は平、先端の角度は中、弁先の形は丸、切れ込み数は2、切れ込みの深さは無又は微、舌状花弁の長さは30〜39o、幅は5〜9o、舌状花数は40〜69、総苞の高さは低、直径は中、内部総苞葉の形は垂直、アントシアニンの着色の有無は無、花柱上部、柱頭及び冠毛の色は黄である。花柄の長さはやや長、断面の形は円、帯化の傾向は無、太さはやや細、強さは中、毛じの密度は密、色は淡緑、基部のアントシアニンの着色の有無と程度は中、頂部のアントシアニンの着色の有無は無、頂部の総苞片の有無は有である。
 「ビガリー」及び「ガレリア」と比較して、舌状花の表面の色が鮮橙赤であること等で区別性が認められる。 
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に出願者の温室(オランダ王国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11737号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カランコエ    アフリカンイエロー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ナディア」にKalanchoe laciniataを交配して育成されたものであり、花は浅黄緑色の筒形で極大輪の鉢物向きの品種である。
 草型は直立、葉部の高さ及び草丈は極高、株幅は広、茎の毛及び木質化は無である。葉の全形は十字手裏剣形、葉身長は極長、葉幅は極広、葉の表面の色は濃黄緑(JHS カラーチャート3307) 、葉の表面の赤色の着色は無、厚さは薄、鋸歯は有、形は重鋸歯、深さは深、葉先の形は鈍頭、葉脚の基部の形は円形である。花序の長さはかなり長、花数は多、花序の最大幅及び最小幅は中、花の向きは上向き、直径は極大、形は筒形である。花筒の長さは中、花冠の裂片の数は4片のみ、先端の形は突形、長さは極大、幅は広、内面の色は鮮黄(同2507) 、外面の色は浅黄(同2504)、反り方は反転である。がくの形は披針形、開き方は開花後開く、長さは長、開花の早晩は早である。
 「ナディア」と比較して、葉の全形が十字手裏剣形であること、花冠の裂片の内面の色が鮮黄であること等で、「ゴルディー」と比較して、葉の全形が十字手裏剣形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に育成者の温室(デンマーク王国)において、「ナディア」にK.laciniataを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2000年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11738号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カランコエ   ジョセフィン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「リナ」に「ゴールドストライク」を交配して育成されたものであり、花は明赤橙色の筒形で中輪の鉢物向きの品種である。
 草型は直立、葉部の高さ及び草丈は中、株幅は広、茎の毛及び木質化は無である。葉の全形は楕円形、葉身長及び葉幅は中、葉の表面の色は暗黄緑(JHS カラーチャート 3508) 、赤色の着色は無、厚さは薄、鋸歯の形は重円鋸歯、葉先の形は円頭、葉脚の基部の形は鈍形である。花序の長さは短、花数は少、最大幅は中、最小幅は狭、花の向きは上向き、直径は中、形は筒形である。花筒の長さは中、外面の色は浅橙黄(同2203)、内面の色は浅黄緑(同3103)、花冠の裂片の数は4片のみ、先端の形は微突形、長さはやや大、幅は中、内面の色は明赤橙(同1005) 、外面の色は浅橙黄(同2203)、反り方はやや反転である。がくの形は披針形、開き方は蕾時より開く、長さは中、開花の早晩は早である。
 「ナディア」と比較して、花冠裂片の内面の色が明赤橙であるこ、花冠裂片の外面の色が浅橙黄であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に出願者の温室(デンマーク王国)において、「リナ」に「ゴールドストライク」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2000年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11739号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カランコエ   リート
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「リナ」に「ゴールドストライク」を交配して育成されたものであり、花は鮮黄橙色の筒形で大輪の鉢物向きの品種である。
 草型は直立、葉部の高さ及び草丈は高、株幅は広、茎の毛及び木質化は無である。葉の全形は楕円形、葉身長は長、葉幅は広、葉の表面の色は暗黄緑(JHS カラーチャート3509) 、赤色の着色は一時的に有、厚さは薄、鋸歯の形は重円鋸歯、葉先の形は円頭、葉脚の基部の形は鈍形である。花序の長さ及び花数は中、最大幅及び最小幅は狭、花の向きは上向き、直径は大、形は筒形である。花筒の長さは中、外面の色は浅黄橙(同 1903)に明紅(同0106)のぼかしが入る、内面の色は淡黄緑(同3102)、花冠の裂片の数は4片のみ、先端の形は突形、長さはやや大、幅は中、内面の色は鮮黄橙(同1906) 、外面の色は浅黄橙(同1903)に明紅(同0106)のぼかしが入る、反り方はやや反転である。がくの形は披針形、開き方は開花後も開かず、長さは中、開花の早晩は早である。
 「ナディア」と比較して、花冠裂片の内面の色が鮮黄橙であること等で、「アフリカンオレンジ」と比較して、葉の全形が楕円形であること、花序の長さが短いこと、花冠裂片の内面の色が鮮黄橙であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に出願者の温室(デンマーク王国)において、「リナ」に「ゴールドストライク」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11740号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   スターチス   紅姫(くれないひめ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統の実生の中から選抜して育成されたものであり、花冠が明黄色、がくが明赤紫色の切花向きの品種である。
 草形は根出葉・茎出葉とも、草丈は長、分けつの程度は無又は少である。茎の太さは太、色は中、茎の翼は無、たく葉は小、分枝数は多、分枝長は長、枝姿はW型である。成葉の形はW型、葉縁の波打ち、葉長及び葉幅は中、葉身の色は緑、葉の光沢は少、毛は無か極少、葉柄の長さ及び色は中である。花茎の分枝角度は斜上、抽苔数は少、一次分枝の小花数は多、花の向きは上向き、花冠の形はW型、多少は多、径は中、長さはやや短、色は明黄(JHS カラーチャート2506)である。がくの直径はやや大、長さはやや短、色は明赤紫(同9506)である。花の香りは有、開花期は早である。 
 「ダイレディールージュ」と比較して、成葉の形がW型であること、葉が長いこと等で、「ダイレディークィーン」と比較して、葉柄の色が濃いこと、がくの色が明赤紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年8月4日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(山梨県北巨摩郡小淵沢町)において、育成者所有の育成系統の実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11741号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   スターチス   千鳥姫(ちどりひめ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統の実生の中から選抜して育成されたものであり、花冠が明黄色、がくが鮮紫ピンク色の切花向きの品種である。
 草形は根出葉・茎出葉とも、草丈は中、分けつの程度は無又は少である。茎の太さは太、色は中、茎の翼は無、たく葉は小、分枝数は多、分枝長は長、枝姿はW型である。成葉の形はW型、葉縁の波打ちは中、葉長は長、葉幅は中、葉身の色は緑、葉の光沢は少、毛は無か極少、葉柄の長さは中、色は淡である。花茎の分枝角度は斜上、抽苔数は少、一次分枝の小花数は多、花の向きは上向き、花冠の形はW型、多少及び径は中、長さはやや短、色は明黄(JHS カラーチャート2506)である。がくの直径はやや大、長さはやや短、色は鮮紫ピンク(同9504)である。花の香りは有、開花期は早である。
 「ダイレディールージュ」と比較して、成葉の形がW型であること、葉が長いこと等で、「ダイレディークィーン」と比較して、花冠が少ないこと、がくの色が鮮紫ピンク(同9504)であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年8月4日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(山梨県北巨摩郡小淵沢町)において、育成者所有の育成系統の実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11742号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   スターチス   歌姫(うたひめ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統の実生の中から選抜して育成されたものであり、花冠が明黄色、がくが鮮紫ピンク色の切花向きの品種である。
 草形は根出葉・茎出葉とも、草丈及び分けつの程度は中である。茎の太さは太、色は中、茎の翼は無、たく葉は小、分枝数は多、分枝長は長、枝姿はW型である。成葉の形はW型、葉縁の波打ち、葉長及び葉幅は中、葉身の色は淡緑、葉の光沢は少、毛は無か極少、葉柄の長さ及び色は中である。花茎の分枝角度は斜上、抽苔数は少、一次分枝の小花数は多、花の向きは上向き、花冠の形はW型、多少及び径は中、長さはやや短、色は明黄(JHS カラーチャート2506)である。がくの直径はやや大、長さはやや短、色は鮮紫ピンク(同9505)である。花の香りは有、開花期は早である。
 「ダイレディールージュ」と比較して、成葉の形がW型であること、葉が長いこと等で、「ダイレディークィーン」と比較して、茎の色が薄いこと、花冠が少ないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年8月4日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(山梨県北巨摩郡小淵沢町)において、育成者所有の育成系統の実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11743号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   スターチス   夢姫(ゆめひめ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統の実生の中から選抜して育成されたものであり、花冠が明黄色、がくが紫ピンク色の切花向きの品種である。
 草形は根出葉のみ、草丈は長、分けつの程度は無又は少である。茎の太さは太、色は中、茎の翼は無、たく葉は小、分枝数は多、分枝長は長、枝姿はW型である。成葉の形はW型、葉縁の波打ちは中、葉長は長、葉幅は中、葉身の色は緑、葉の光沢は少、毛は無か極少、葉柄の長さ及び色は中である。花茎の分枝角度は横張、抽苔数は少、一次分枝の小花数は多、花の向きは上向き、花冠の形はW型、多少は多、径は中、長さはやや短、色は明黄(JHS カラーチャート2506)である。がくの直径はやや大、長さはやや短、色は紫ピンク(同9203)である。花の香りは有、開花期は早である。
 「ダイレディークィーン」と比較して、草形が根出葉のみであること、がくの色が紫ピンクであること等で、「スーパーレディー」と比較して、草形が根出葉のみであること、開花期が晩いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年8月4日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(山梨県北巨摩郡小淵沢町)において、育成者所有の育成系統の実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「恋姫」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11744号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   スターチス   小春姫(こはるひめ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有のシネンシス系からの変異株であり、花冠が明黄色、がくが鮮紫ピンク色の切花向きの品種である。
 草形は根出葉・茎出葉とも、草丈は長、分けつの程度は無又は少である。茎の太さは太、色は中、翼は無、たく葉は小、分枝数は多、分枝長は長、枝姿はW型である。成葉の形はW型、葉縁の波打ちは中、葉長は長、葉幅は中、葉身の色は緑、光沢は少、毛は無又は極少、葉柄の長さは中、色は淡である。花茎の分枝角度は斜上、抽苔数は中、一次分枝の小花数は多、花の向きは上向き、花冠の形はW型、多少は少、径は中、長さはやや短、色は明黄(JHS カラーチャート2506)である。がくの直径は大、長さはやや短、色は鮮紫ピンク(同9504)である。花の香りは有、開花期は早である。
 「ダイレディールージュ」と比較して、成葉の形がW型であること、葉長が長いこと等で、「ダイレディークイーン」と比較して、花茎の抽苔数が多いこと、花冠が少ないこと、がくの色が鮮紫ピンク(同9504)であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年8月4日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(山梨県北巨摩郡小淵沢町)において、育成者所有のシネンシス系の変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11745号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   スターチス   舞姫(まいひめ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有のシネンシス系からの変異株であり、花冠が明黄色、がくが鮮紫ピンク色の切花向きの品種である。
 草形は根出葉・茎出葉とも、草丈は中、分けつの程度は無又は少である。茎の太さ及び色は中、翼は無、たく葉は小、分枝数は多、分枝長は長、枝姿はW型である。成葉の形はW型、葉縁の波打ちは少、葉長及び葉幅は中、葉身の色は緑、光沢は少、毛は無又は極少、葉柄の長さ及び色は中である。花茎の分枝角度は直立、抽苔数は少、一次分枝の小花数は極多、花の向きは上向き、花冠の形はW型、多少及び径は中、長さはやや短、色は明黄(JHS カラーチャート2506)である。がくの直径は大、長さはやや短、色は鮮紫ピンク(同9505)である。花の香りは有、開花期は早である。
 「ダイレディールージュ」と比較して、成葉の形がW型であること、一次分枝の小花数が多いこと等で、「ダイレディークイーン」と比較して、花茎の分枝角度が直立であること、一次分枝の小花数が多いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年8月4日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(山梨県北巨摩郡小淵沢町)において、育成者所有のシネンシス系の変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11746号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   スターチス   掛川CW1(かけがわCW1)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花冠が淡黄緑色、がくが浅青味紫色の切花向きの品種である。
 草形は根出葉のみ、草丈はやや長、分けつの程度は無又は少である。茎の太さ、色及び茎の翼は中、たく葉は小、分枝数は中、分枝長は長、枝姿はU型である。成葉の形はT型、葉縁の波打ちは少、葉長は長、葉幅は広、葉身の色は緑、葉の光沢及び毛は中、葉柄の長さは長、色は無又は極淡である。花茎の分枝角度は直立、抽苔数及び一次分枝の小花数は中、花の向きは上向き、花冠の形はU型、多少は少、径及び長さは中、色は淡黄緑(JHS カラーチャート3303)である。がくの直径はやや大、長さは中、色は浅青味紫(同8303)である。花の香りは無、開花期は極早である。 
 「ダイマリン」と比較して、がくの色が浅青味紫(同8303)であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成6年に出願者の温室(静岡県掛川市)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。   なお、出願時の名称は「ラベンダーシンフォニー」であった。   
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11747号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   スターチス   掛川CW2(かけがわCW2)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統に「エキセレントピンク」を交配して育成されたものであり、花冠が淡黄緑色、がくが鮮紫ピンク色の切花向きの品種である。
 草形は根出葉のみ、草丈は中、分けつの程度は無又は少である。茎の太さ及び色は中、茎の翼はやや大、たく葉及び分枝数は中、分枝長は長、枝姿はU型である。成葉の形はT型、葉縁の波打ちは少、葉長はやや長、葉幅は中、葉身の色は淡緑、葉の光沢は中、毛は無又は極少、葉柄の長さは長、色は無又は極淡である。花茎の分枝角度は直立、抽苔数は多、一次分枝の小花数は少、花の向きは上向き、花冠の形はU型、多少は少、径はやや大、長さは中、色は淡黄緑(JHS カラーチャート3303)である。がくの直径はやや大、長さは中、色は鮮紫ピンク(同8904)である。花の香りは無、開花期は早である。 「ダイフラピンク」と比較して、がくの色が鮮紫ピンク(同8904)であること等で区別性が認められる。  
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成6年に出願者の温室(静岡県掛川市)において、出願者所有の育成系統に「エキセレントピンク」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。                
  なお、出願時の名称は「ピンクシンフォニー」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11748号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   スターチス   ヒルディアゴル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花冠が明緑黄色、がくが淡黄緑色の切花向きの品種である。
 草形は根出葉のみ、草丈は長、分けつの程度は中である。茎の太さ及び色は中、茎の翼は無、たく葉は小、分枝数は中、分枝長は長、枝姿はV型である。成葉の形はW型、葉縁の波打ちは無か極少、葉長及び葉幅は中、葉身の色は緑、葉の光沢は少、毛は無又は極少、葉柄の長さは中、色は無又は極淡である。花茎の分枝角度は斜上、抽苔数は少、一次分枝の小花数は多、花の向きは上向き、花冠の形はW型、多少は多、径は中、長さはやや短、色は明緑黄(JHS カラーチャート2705)である。がくの直径は中、長さはやや短、色は淡黄緑(同3102)である。花の香りは有、開花期は中である。  
 「ダイレディゴールド」と比較して、分けつが多いこと、がくの色が淡黄緑であること等で区別性が認められる。  
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に出願者の温室(オランダ王国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11749号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   スターチス   ヒルディアシル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花冠が明緑黄色、がくが黄白色の切花向きの品種である。
 草形は根出葉・茎出葉とも、草丈は長、分けつの程度は中である。茎の太さ及び色は中、茎の翼は無、たく葉は小、分枝数は多、分枝長は長、枝姿はV型である。成葉の形はW型、葉縁の波打ちは少、葉長及び葉幅は中、葉身の色は濃緑、葉の光沢は少、毛は無又は極少、葉柄の長さは中、色は無又は極淡である。花茎の分枝角度は斜上、抽苔数は少、一次分枝の小花数は多、花の向きは上向き、花冠の形はW型、多少は多、径は中、長さはやや短、色は明緑黄(JHS カラーチャート2705)である。がくの直径は中、長さはやや短、色は黄白(同3101)である。花の香りは有、開花期は中である。  
 「ダイレディーホワイト」と比較して、がくの色が黄白であること等で区別性が認められる。 
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に出願者の温室(オランダ王国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。  
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11750号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   ディアーママレッド
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統に「コブチ バレッタ」を交配して育成されたものであり、花は濃橙赤色の盛咲で、中輪の1花茎当たりの花数が少、花柄当たりの最多花数が極少の鉢物向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈は低、節数はかなり少である。茎の長径は細、硬さは中、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数はやや多、1茎の側芽及び側枝数は少、側枝の着生位置は主に中下部、節間長はやや短、最長節間の位置は第3節以下である。葉全体の形は線形、先端部の形はとがる、葉巻き程度は巻く、最大葉長は短、葉幅は狭、葉色は緑、ろう質は中である。花房形成の有無は無、つぼみの形は倒卵形、大きさはやや小、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径は中、花色は濃橙赤(JHS カラーチャート0707)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数はやや少、花弁の長さはやや短、幅は中、数は少、ほう葉の形はU型、数は4枚、長さはやや短、がくの形は鐘形、がく筒の色は緑、がくの太さ及び長さは中、1花茎当たりの花数は少、花柄当たりの最多花数は極少、花の香りは無である。開花習性は四季咲き、早晩性は中生、がく割れの難易性は難である。
 「コブチ バレッタ」と比較して、ほう葉の形がU型であること等で、「ルビーベル」と比較して、葉巻き程度が強いこと、がくの形が鐘形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に出願者の温室(山梨県北巨摩郡小淵沢町)において、出願者所有の育成系統に「コブチ バレッタ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の農林水産植物の種類は「ダイアンサス」、名称は「アトム レッド」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11751号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   ブレト
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は鮮紫ピンク色の垂咲で、やや小輪の1花茎当たりの花数がやや少、花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈は極高、節数はやや多である。茎の長径は中、硬さは剛、折れの難易は中、中央部の色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数及び1茎の側芽及び側枝数は中、側枝の着生位置は主に中下部、節間長は長、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度はよく巻く、最大葉長は中、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は楕円形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は垂咲、花径はやや小、花色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9205)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは極浅、数は極少、花弁の長さは中、幅はやや狭、数は中、ほう葉の形はT型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は灰緑、がくの太さは中、長さはやや長、1花茎当たりの花数はやや少、花柄当たりの最多花数は少、花の香りは中である。開花習性は四季咲、早晩性は晩生、がく割れの難易性は難である。
 「ダイベルスター」及び「ベガ」と比較して、葉巻き程度が強いこと、花色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の農場(イスラエル国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11752号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   ブレラグ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は淡ピンク色の垂咲で、大輪の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈はかなり高、節数はやや少である。茎の長径は中、硬さは剛、折れの難易は中、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、節間長は長、最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長は中、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は楕円形、大きさはやや大、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は垂咲、花径は大、花色は淡ピンク(JHS カラーチャート0402)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは深、数は中、花弁の長さはやや長、幅はやや広、数はやや多、ほう葉の形はT型、数は4枚、長さはやや長、がくの形は円柱形、がく筒の色は灰緑、がくの太さはやや太、長さはやや長、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや早生、がく割れの難易性は難である。
 「ノラ」及び「ラビレドリーナ」と比較して、葉巻き程度が弱いこと、花弁鋸歯の深さが深いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の農場(イスラエル国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11753号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   ブレッチ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は明紫赤色の盛咲で、中輪の1花茎当たりの花数がやや少、花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈は極高、節数は多である。茎の長径は中、硬さは剛、折れの難易は中、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数は極多、側枝の着生位置は主に中下部、節間長はやや長、最長節間の位置は第3節以下である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度はよく巻く、最大葉長は中、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は楕円形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径は中、花色は明紫赤(JHS カラーチャート9706)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは極浅、数は極少、花弁の長さ及び幅は中、数はやや少、ほう葉の形はT型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さは中、長さはやや長、1花茎当たりの花数はやや少、花柄当たりの最多花数は少、花の香りは中である。開花習性は四季咲き、早晩性はかなり晩生、がく割れの難易性は難である。
 「ダイベルスター」及び「ベガ」と比較して、葉巻き程度が強いこと、花色が明紫赤であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の農場(イスラエル国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11754号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   ブレピンク
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ブレシルク」の枝変わりであり、花は淡黄ピンクの地色に黄白色のぼかしが入る垂咲で、かなり大輪の切花向きの品種である。
 草姿は直立、開花時草丈はかなり高、節数はやや多である。茎の長径は中、硬さは剛、折れの難易は中、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数はやや多、側枝の着生位置は主に中上部、節間長はやや長、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は極巻く、最大葉長はやや長、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は卵形、大きさは大、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は垂咲、花径はかなり大、地色は淡黄ピンク(JHS カラーチャート1002)、複色模様色は黄白(同2901)、色彩模様はぼかし、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さはやや深、数は中、花弁の長さはやや長、幅は広、数はやや多、ほう葉の形はT型、数は4枚、長さはやや長、がくの形は円柱形、がく筒の色は灰緑、がくの太さは太、長さは長、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性は中生、がく割れの難易性は極難である。
 「コブチ サント」及び「スィーティ」と比較して、つぼみの形が卵形であること、花弁にぼかしが入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の温室(イスラエル国)において、「ブレシルク」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11755号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   ブレレル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は濃橙赤色の垂咲で、大輪の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈はかなり高、節数はやや少である。茎の長径は中、硬さは剛、折れの難易は中、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、節間長はかなり長、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長はやや長、葉幅は狭、葉色は緑、ろう質は中である。つぼみの形は楕円形、大きさは大、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は垂咲、花径は大、花色は濃橙赤(JHS カラーチャート0707)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は中、花弁の長さはやや長、幅はやや広、数は多、ほう葉の形はT型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さはやや太、長さはやや長、花の香りは中である。開花習性は四季咲き、早晩性は中生、がく割れの難易性は難である。
 「フランセスコ」と比較して、葉巻き程度が弱いこと、葉のろう質が少ないこと等で、「ハイメリカ」と比較して、葉のろう質が少ないこと、花弁鋸歯の数が多いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の農場(イスラエル国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11756号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   ブレッチタ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ブレエア」の枝変わりであり、花は鮮紫ピンクの地色に黄白色の覆輪が入る盛咲で、やや小輪の1花茎当たりの花数がやや少、花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈は極高、節数は多である。茎の長径は中、硬さは剛、折れの難易は中、中央部の色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数は極多、側枝の着生位置は主に中下部、節間長はやや長、最長節間の位置は第3節以下である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度はよく巻く、最大葉長は中、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は中である。つぼみの形は円柱形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径はやや小、地色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9505)、複色模様色は黄白(同2501)、色彩模様は覆輪、複色割合は中、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さは中、幅はやや狭、数はやや少、ほう葉の形はT型及びV型、数は4枚、長さはやや短、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さは中、長さはやや長、1花茎当たりの花数はやや少、花柄当たりの最多花数は少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性は晩生、がく割れの難易性は難である。
 「ヒノマル」及び「エビータ」と比較して、葉のろう質が少ないこと、花の地色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の農場(イスラエル国)において、「ブレエア」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11757号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   レモンキャット
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「マーテル」どうしを交配して育成されたものであり、花は浅黄の地色に濃橙赤色の覆輪が入る盛咲で、中輪の1花茎当たりの花数がかなり少、花柄当たりの最多花数が極少の鉢物向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈はやや低、節数は少である。茎の長径はやや細、硬さは中、色は灰緑、ろう質の有無は中、立茎数はやや多、1茎の側芽及び側枝数は少、側枝の着生位置は主に中上部、節間長はやや短、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形はとがる、葉巻き程度は巻かない、最大葉長は短、葉幅は狭、葉色は緑、ろう質は少である。つぼみの形は卵形、大きさはやや小、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径は中、地色は浅黄(JHS カラーチャート2504)、複色模様色は濃橙赤(同0707)、色彩模様は覆輪、複色割合は少、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さはかなり浅、数はかなり少、花弁の長さは中、幅はやや狭、数はやや少、ほう葉の形はT型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は淡緑、がくの太さ及び長さは中、1花茎当たりの花数はかなり少、花柄当たりの最多花数は極少、花の香りは無である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや晩生、がく割れの難易性は難である。 
 「カリフォルニア ジャックポット」及び「カリフォルニア コティリオン」と比較して、花の地色が浅黄であること、色彩模様が覆輪であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に育成者の温室(愛知県豊川市)において「マーテル」どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「Golden ring」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11758号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   スープラグリーン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者の所属する会社の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は淡緑黄色の盛咲で、やや小輪の1花茎当たりの花数がやや少、花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈はかなり高、節数は中である。茎の長径はやや細、折れの難易は中、色は灰緑、ろう質の有無及び立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数は極多、側枝の着生位置は主に中下部、節間長は中、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は巻く、最大葉長は中、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は中である。つぼみの形は円柱形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径はやや小、花色は淡緑黄(JHS カラーチャート2903)、色彩模様は単一、花色の移行性は有、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は中、花弁の長さはやや短、幅はやや狭、数は中、ほう葉の形はT型、数は4枚、長さはやや短、がくの形は円柱形、がく筒の色は灰緑、がくの太さ及び長さは中、1花茎当たりの花数はやや少、花柄当たりの最多花数は少、花の香りは中である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや晩生、がく割れの難易性は極難である。
 「バランタイン」及び「ロイヤル グリーン」と比較して、花色が淡緑黄であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に育成者の所属する会社の温室(栃木県小山市)において、育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「ハイプログリーン」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11759号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   バール0214
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は黄白の地色に明紅色の点、条及び覆輪が入る垂咲で、大輪の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈は高、節数はやや少である。茎の長径はやや細、硬さは剛、折れの難易は中、中央部の色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、節間長は長、最長節間の位置は第3節以下である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は巻かない、最大葉長は中、葉幅はかなり狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は球形、大きさはやや大、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は垂咲、花径は大、地色は黄白(JHS カラーチャート2502)、複色模様色は明紅(同0106)、色彩模様は点、条及び覆輪、複色割合は中、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さはやや長、幅は広、数はやや多、ほう葉の形はT型及びV型、数は4枚、長さはやや長、がくの形は円柱形、がく筒の色は灰緑、がくの太さはやや太、長さはやや長、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性は早生、がく割れの難易性は中である。
 「ホワイトサレヤ」と比較して、葉が巻かないこと、がくの形が円柱形であること、早晩性が早生であること等で、「ブレーン」と比較して、茎のろう質が多いこと、つぼみの形が球形であること、花の複色模様色が明紅であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に出願者の農場(イタリア共和国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「フェリス」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11760号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   クレン0196
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ハイメリカ」の枝変わりであり、花はピンク色の垂咲で大輪の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈はかなり高、節数は中である。茎の長径はやや太、硬さは剛、折れの難易は中、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、節間長は長、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度はよく巻く、最大葉長はやや長、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は楕円形、大きさはやや大、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は垂咲、花径は大、花色はピンク(JHS カラーチャート0403)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さはやや長、幅はやや広、数はやや多、ほう葉の形はT型、数は4枚、長さはやや長、がくの形は円柱形、がく筒の色は灰緑、がくの太さは太、長さはやや長、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや晩生、がく割れの難易性は難である。
 「クレフィフラン」及び「ピンクネルソン」と比較して、ほう葉の形がT型のみであること、早晩性がやや晩生であること等で区別性が認められる。 
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
     
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1998年に育成者の農場(ドイツ連邦共和国)において、「ハイメリカ」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「クレン00196」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11761号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   バール0300
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は淡黄ピンク色の垂咲で、大輪の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈は極高、節数はやや少である。茎の長径は中、硬さは剛、折れの難易は中、中央部の色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、節間長はかなり長、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度はよく巻く、最大葉長は中、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は楕円形、大きさは大、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は垂咲、花径は大、花色は淡黄ピンク(JHS カラーチャート0702)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さはやや長、幅はやや広、数は多、ほう葉の形はT型、数は4枚、長さはやや長、がくの形は漏斗形、がく筒の色は灰緑、がくの太さは太、長さはやや長、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性は中生、がく割れの難易性は難である。 
 「ブレキー」及び「オペラ」と比較して、花色が淡黄ピンクであること、がくの形が漏斗形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に出願者の農場(イタリア共和国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「ビコッカ」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11762号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   フロリラズライト
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「クリーム シンデレラ」にパンジー及びペチュニア由来の遺伝子を導入して育成されたものであり、花は濃赤味紫色の垂咲で、やや大輪の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈はやや高、節数は少である。茎の長径はやや細、硬さは中、折れの難易は難、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数はかなり少、側枝の着生位置は主に中部、節間長はやや長、最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形、先端部の形はとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長は中、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は球形、大きさはやや大、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は垂咲、花径はやや大、表面の色は濃赤味紫(JHS カラーチャート8907)、裏面の色は濃赤味紫(同8908)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さ及び幅は中、数はやや多、ほう葉の形はT型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は灰緑+紫、がくの太さはやや太、長さは長、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性はかなり早生、がく割れの難易性は中である。
 「フロリサファイア」と比較して、花径が大きいこと、花表面及び裏面の色が濃赤味紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に出願者の研究所(オーストラリア国)において、「クリーム シンデレラ」の切片にパンジー及びペチュニア由来の遺伝子を導入し、再生した形質転換体の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2000年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11763号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   フロリラピス
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「クリーム シンデレラ」にペチュニア由来の2つの遺伝子を導入して育成されたものであり、花は鮮紫ピンク色の垂咲で、やや大輪の切花向きの品種である。
 草姿は直立、開花時草丈はやや高、節数はやや少である。茎の長径はやや細、硬さは中、折れの難易は難、中央部の色は灰緑、下部の色は緑、ろう質の有無及び立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数はかなり少、側枝の着生位置は主に中下部、節間長はやや長、最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形、先端部の形はとがる、葉巻き程度は巻く、最大葉長は中、葉幅はかなり狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は球形、大きさはやや大、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は垂咲、花径はやや大、表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート8904)、裏面の色は明赤味紫(同8905)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さ、幅及び数は中、ほう葉の形はT型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は灰緑、がくの太さはやや太、長さは長、花の香りは無である。開花習性は四季咲き、早晩性はかなり早生、がく割れの難易性は難である。 
 「フロリサファイア」と比較して、側面から見た花形が垂咲であること、花径が大きいこと等で、「ウエストパープル」と比較して、つぼみの形が球形であること、花表面の色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に出願者の研究室(オーストラリア国)において、「クリーム シンデレラ」にペチュニア由来の2つの遺伝子を導入し、再生した形質転換体の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2000年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11764号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ダイアンサス   スターライトスカーレット
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「秩父乙女」にDianthus caesiusを交配して育成されたものであり、花は鮮紅の地色に暗紅色の条が入る平咲で、やや小輪の1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数が極少の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は開張、開花時草丈は低、節数は少である。茎の長径は細、硬さは中、色は緑、ろう質の有無は中、立茎数はやや多、1茎の側芽及び側枝数は中、側枝の着生位置は主に中下部、節間長は短、最長節間の位置は第3節以下である。葉全体の形は線形、先端部の形はとがる、葉巻き程度は巻かない、最大葉長はやや短、葉幅はかなり狭、葉色は緑、ろう質は少である。花房形成の有無は無、つぼみの形は円柱形、大きさは小、花の重ねは一重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は平咲、花径はやや小、表面の地色は鮮紅(JHS カラーチャート0107)、複色模様色は暗紅(同0110)、裏面の色は紅(同0114)、色彩模様は条、複色割合はかなり少、花弁の波状程度は平、鋸歯の深さはやや深、数はかなり多、花弁の長さ及び幅は中、数は極少、ほう葉の形はU型及びV型、数は4枚、長さはやや短、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑+紫、がくの太さはやや細、長さはやや短、1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数は極少、花の香りは無である。開花習性は四季咲き、早晩性は晩生である。
 D.caesiusと比較して、花の表面の地色が鮮紅であること、色彩模様が条であること、花弁鋸歯が深いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年10月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に出願者の研究農場(新潟県新潟市)において、「秩父乙女」にD.caesiusを交配して胚培養を行い、得られた個体の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11765号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ダイアンサス   スターライトローズ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「秩父乙女」にDianthus caesiusを交配して育成されたものであり、花は紫赤色の平咲で、やや小輪の1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数が極少の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は開張、開花時草丈はかなり低、節数は少である。茎の長径は細、硬さは中、色は緑、ろう質の有無は中、立茎数はやや多、1茎の側芽及び側枝数は少、側枝の着生位置は主に中下部、節間長は短、最長節間の位置は第3節以下である。葉全体の形は線形、先端部の形はとがる、葉巻き程度は巻かない、最大葉長は短、葉幅は極狭、葉色は緑、ろう質は少である。花房形成の有無は無、つぼみの形は円柱形、大きさは小、花の重ねは半八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は平咲、花径はやや小、表面の色は紫赤(JHS カラーチャート9708)、裏面の色は紫赤(同9714)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は平、鋸歯の深さは中、数はやや多、花弁の長さはやや短、幅はやや狭、数はかなり少、ほう葉の形はV型、数は4枚、長さはやや短、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑+紫、がくの太さはやや細、長さはやや短、1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数は極少、花の香りは無である。開花習性は四季咲き、早晩性は晩生である。
 D.caesiusと比較して、花表面の色が紫赤であること、色彩模様が単一であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年10月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に出願者の研究農場(新潟県新潟市)において、「秩父乙女」にD.caesiusを交配して胚培養を行い、得られた個体の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11766号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ダイアンサス   スターライトピンク
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「秩父乙女」に四季咲きタカネナデシコ系の育成系統を交配して育成されたものであり、花は紫ピンク色の平咲で、やや小輪の1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数が極少の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は開張、開花時草丈は極低、節数は少である。茎の長径は細、硬さは中、色は緑、ろう質の有無及び立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数はかなり多、側枝の着生位置は主に中下部、最長節間の位置は第3節以下である。葉全体の形は線形、先端部の形はとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長は短、葉幅は極狭、葉色は緑、ろう質は少である。花房形成の有無は無、つぼみの形は円柱形、大きさは小、花の重ねは一重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は平咲、花径はやや小、花色は紫ピンク(JHS カラー チャート9203)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は平、鋸歯の深さは深、数はやや多、花弁の長さはやや短、幅はやや狭、数は極少、ほう葉の形はV型、数は4枚、長さはやや短、がくの形は円柱形、がく筒の色は灰緑+紫、がくの太さは細、長さはやや短、1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数は極少、花の香りは無である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや早生である。
 Dianthus plumariusと比較して、がく筒の色が灰緑+紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年10月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に出願者の研究農場(新潟県新潟市)において、「秩父乙女」に四季咲きタカネナデシコ系の育成系統を交配して胚培養を行い、得られた個体の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11767号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ダイアンサス   ファーストレディ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、四季咲き白花タカネナデシコ系の育成系統に「ブリリアンシー」を交配して育成されたものであり、花は鮮紫ピンクの地色に鮮赤味紫色の蛇の目が入る平咲で、小輪の1花茎当たりの花数がやや少、花柄当たりの最多花数が極少の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿はほふく、開花時草丈は極低、節数はやや少である。茎の長径はかなり細、色は緑、ろう質の有無は少、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数は極多、側枝の着生位置は主に中下部、節間長は短、最長節間の位置は第3節以下である。葉全体の形は線形、先端部の形はとがる、葉巻き程度は巻く、最大葉長は極短、葉幅は極狭、葉色は緑、ろう質は少である。花房形成の有無は無、つぼみの形は円柱形、大きさは小、花の重ねは一重、上から見た花形は星形、側面から見た花形は平咲、花径は小、表面の地色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9205)、複色模様色は鮮赤味紫(同8906)、裏面の花色は淡紫ピンク(同9202)、色彩模様は蛇の目、複色割合は少、花弁の波状程度は平、鋸歯の深さはやや浅、数はやや少、花弁の長さはやや短、幅は狭、数は極少、ほう葉の形はW型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は淡緑+紫、がくの太さは細、長さはやや短、1花茎当たりの花数はやや少、花柄当たりの最多花数は極少、花の香りは無である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや早生である
 「Dianthus plumarius」と比較して、上から見た花形が星形であること、花の表面の地色が鮮紫ピンクであること、色彩模様が蛇の目であること等で、「フォトンピンク」と比較して草姿がほふくであること、花の表面の地色が鮮紫ピンクであること、色彩模様が蛇の目であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に出願者の温室(新潟県新潟市)において、四季咲き白花タカネナデシコ系の育成系統に「ブリリアンシー」を交配して胚培養を行い、得られた個体の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11768号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ダイアンサス   テルミーホワイト
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ボールボーレ」に四季咲き白花タカネナデシコ系の育成系統を交配して育成されたものであり、花はピンク白色の平咲で、かなり小輪の1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数が極少の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿はほふく、開花時草丈は極低、節数はかなり少である。茎の長径はかなり細、中央部の色は緑、ろう質の有無は少、立茎数及び1茎の側芽及び側枝数は多、側枝の着生位置は主に中下部、最長節間の位置は第3節以下である。葉全体の形は線形、先端部の形はとがる、葉巻き程度は巻かない、最大葉長は極短、葉幅は極狭、葉色は濃緑、ろう質は少である。花房形成の有無は無、つぼみの形は円柱形、大きさは小、花の重ねは一重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は平咲、花径はかなり小、表面の花色はピンク白(JHS カラーチャート9701)、裏面の花色はピンク白(同0101)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は平、鋸歯の深さはやや浅、数は中、花弁の長さは短、幅は狭、数は極少、ほう葉の形はU型、数は4枚、長さは短、がくの形は円柱形、がく筒の色は淡緑+紫、がくの太さは細、長さはやや短、1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数は極少、花の香りは無である。開花習性は四季咲き、早晩性は早生である。
 「四季咲き白花タカネナデシコ」と比較して、花の表面の色がピンク白の単色であること等で、「フォトンホワイト」と比較して草姿がほふくであること、花色がピンク白であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に出願者の温室(新潟県新潟市)において、「ボールボーレ」に四季咲き白花タカネナデシコ系の育成系統を交配して胚培養を行い、得られた個体の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11769号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ダイアンサス   テルミーピンク
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ボールボーレ」に四季咲き白花タカネナデシコ系の育成系統を交配して育成されたものであり、花は紫ピンク色の平咲で、かなり小輪の1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数が極少の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿はほふく、開花時草丈は極低、節数は少である。茎の長径はかなり細、色は緑、ろう質の有無は少、立茎数は多、1茎の側芽及び側枝数はかなり多、側枝の着生位置は主に中下部、最長節間の位置は第3節以下である。葉全体の形は線形、先端部の形はとがる、葉巻き程度は巻かない、最大葉長は極短、葉幅は極狭、葉色は緑、ろう質は少である。花房形成の有無は無、つぼみの形は円柱形、大きさは小、花の重ねは一重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は平咲、花径はかなり小、表面の花色は紫ピンク(JHS カラーチャート8903)、裏面の花色は淡紫ピンク(同8902)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は平、鋸歯の深さは中、数はやや多、花弁の長さは短、幅は狭、数は極少、やくの色は無、ほう葉の形はU型、数は4枚、長さは短、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑+赤紫、がくの太さは細、長さはやや短、1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数は極少、花の香りは無である。開花習性は四季咲き、早晩性は早生である。 「Dianthus plumarius」と比較して、色彩模様が単一であること、やくの色が無いこと等で、「フォトンピンク」と比較して草姿がほふくであること、花色が紫ピンクの単色であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に出願者の温室(新潟県新潟市)において、「ボールボーレ」に四季咲き白花タカネナデシコ系の育成系統を交配して胚培養を行い、得られた個体の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11770号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ダイアンサス   リフレピンク
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者の所属する会社の育成系統を自殖して育成されたものであり、花は濃紫ピンクの地色に紫ピンク色の中心淡色が入る平咲で、小輪の1花茎当たりの花数が中、花柄当たりの最多花数がやや少の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈はやや高、節数はやや少である。茎の長径は細、硬さは中、折れの難易は難、茎の色は濃緑、ろう質の有無及び立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数はやや少、側枝の着生位置は主に下部、節間長はやや長、最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形、先端部の形はとがる、葉巻き程度は巻かない、最大葉長は中、葉幅はかなり狭、葉色は緑、ろう質は少である。つぼみの形は円柱形、大きさは小、花の重ねは一重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は平咲、花径は小、表面の地色は濃紫ピンク(JHS カラーチャート9213)、複色模様色は紫ピンク(同9203)、裏面の色は紫ピンク(同9211)、色彩模様は中心淡色、花弁の波状程度は平、鋸歯の深さは浅、数は中、花弁の長さはやや短、幅は狭、数は極少、ほう葉の形はW型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は淡緑+紫、がくの太さは細、長さ及び1花茎当たりの花数は中、花柄当たりの最多花数はやや少、花の香りは無である。開花習性は四季咲き、早晩性は早生である。
 「セピアス セピア」及び「コブチソネセーラー」と比較して、葉が巻かないこと、複色模様色が紫ピンクであること、裏面の花色が紫ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に育成者の所属する会社の温室(栃木県小山市)において、育成系統を自殖し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11771号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ダイアンサス   リトスパール  
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者の所属する会社の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は黄白の地色に紫ピンク色のぼかしが入る平咲で、小輪の1花茎当たりの花数が多、花柄当たりの最多花数がかなり少の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈はやや高、節数はやや少である。茎の長径はやや細、硬さは剛、折れの難易は易、茎の色は灰緑、ろう質の有無は中、立茎数はやや少、1茎の側芽及び側枝数は多、側枝の着生位置は主に中下部、節間長はやや長、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形はとがる、葉巻き程度は巻く、最大葉長は中、葉幅はかなり狭、葉色は緑、ろう質は中である。つぼみの形は円柱形、大きさは小、花の重ねは一重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は平咲、花径は小、地色は黄白(JHS カラーチャート3101)、複色模様色は紫ピンク(同9503)、色彩模様はぼかし、花弁の波状程度は平、鋸歯の深さは浅、数はやや少、花弁の長さはやや短、幅は狭、数は極少、ほう葉の形はV型、数は4枚、長さはやや短、がくの形は円柱形、がく筒の色は淡緑、がくの太さはやや細、長さは中、1花茎当たりの花数は多、花柄当たりの最多花数はかなり少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや晩生である。
 「スタジテン」と比較して、花の表面の地色が黄白であること、色彩模様がぼかしであること、花弁鋸歯の数が少ないこと等で、「スタジウイット」と比較して、花弁にぼかしが入ること、早晩性がやや晩生であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に育成者の所属する会社の温室(栃木県小山市)において、育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11772号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ダイアンサス   セピアスイエロー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者の所属する会社の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は浅緑黄色の平咲で、かなり小輪の1花茎当たりの花数がやや多、花柄当たりの最多花数がやや少の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈は中、節数はやや少である。茎の長径は細、硬さは中、折れの難易は難、色は灰緑、ろう質の有無は少、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数はやや少、側枝の着生位置は主に中下部、節間長はやや長、最長節間の位置は第6節である。葉全体の形は線形、先端部の形はとがる、葉巻き程度は巻かない、最大葉長は中、葉幅はかなり狭、葉色は濃緑、ろう質は無である。花房形成の有無は有、花房の大きさは小、つぼみの形は円柱形、大きさは小、花の重ねは一重、上から見た花形は星形、側面から見た花形は平咲、花径はかなり小、表面の色は浅緑黄(JHS カラーチャート2904)、裏面の色は淡緑黄(同2903)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は平、鋸歯の深さは浅、数はやや少、花弁の長さはやや短、幅は狭、数は極少、ほう葉の形はW型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さは細、長さは中、1花茎当たりの花数はやや多、花柄当たりの最多花数はやや少、花の香りは無である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや早生である。
 「スタジウイット」と比較して、花表面の色が浅緑黄であること、花弁鋸歯が浅いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に育成者の所属する会社の温室(栃木県小山市)において、育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11773号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ダイアンサス   セピアスクリーム
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者の所属する会社の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は淡黄緑色の平咲で、かなり小輪の1花茎当たりの花数が極多、花柄当たりの最多花数がやや少の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈は高、節数は中である。茎の長径はやや細、硬さ及び折れの難易は中、茎の中央部の色は濃緑、ろう質の有無は中、立茎数はやや少、1茎の側芽及び側枝数はかなり多、側枝の着生位置は主に下部、節間長は長、最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形、先端部の形はとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長はやや長、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は中である。花房形成の有無は有、花房の大きさはかなり小、つぼみの形は円柱形、大きさは小、花の重ねは一重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は平咲、花径はかなり小、花色は淡黄緑(JHS カラーチャート3303)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は平、鋸歯の深さはかなり浅、数は極少、花弁の長さはやや短、幅は狭、数は極少、ほう葉の形はW型、数は4枚、長さは長、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さは細、長さは中、1花茎当たりの花数は極多、花柄当たりの最多花数はやや少、花の香りは無である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや晩生である。     
 「スタジウイット」及び「コブチソネパピー」と比較して、花色が淡黄緑であること、花弁鋸歯が浅いこと、1花茎当たりの花数が多いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に育成者の所属する会社の温室(栃木県小山市)において、育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11774号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ダイアンサス   セピアスミルキー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者の所属する会社の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は淡黄緑の地色にピンク色のぼかしが入る平咲で、小輪の1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数が中の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈は中、節数はやや少である。茎の長径はやや細、硬さは柔、折れの難易は中、茎の中央部の色は濃緑、ろう質の有無及び立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数は多、側枝の着生位置は主に中下部、節間長はやや長、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形はとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長は中、葉幅は狭、葉色は緑、ろう質は中である。花房形成の有無は有、花房の大きさは小、つぼみの形は円柱形、大きさは小、花の重ねは半八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は平咲、花径は小、表面の地色は淡黄緑(JHS カラーチャート3303)、複色模様色はピンク(同0403)、裏面の色は淡黄緑(同3303)、複彩模様はぼかし、花弁の波状程度は平、鋸歯の深さは浅、数はやや少、花弁の長さはやや短、幅は狭、数は少、ほう葉の形はV型、数は4枚、長さはやや長、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さはやや細、長さはやや短、1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数は中、花の香りは無である。開花習性は四季咲き、早晩性は早生、がく割れの難易性は難である。
 「スタジウイット」及び「セピアス セピア」と比較して、花の重ねが半八重であること、花の表面の地色が淡黄緑で、複色模様色がピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に育成者の所属する会社の温室(栃木県小山市)において、育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11775号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ダイアンサス   セピアステディ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者の所属する会社の育成系統を自殖して育成されたものであり、
花は穏黄ピンクの地色に浅黄橙色の中心淡色が入る平咲で、かなり小輪の1花茎当たりの花数がやや多、花柄当たりの最多花数がやや少の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈はやや高、節数は中である。茎の長径やや細、硬さ及び折れの難易は中、茎の中央部の色は灰緑、ろう質の有無は中、立茎数はやや少、1茎の側芽及び側枝数はかなり多、側枝の着生位置は主に中部、節間長は長、最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形、先端部の形はとがる、葉巻き程度は巻く、最大葉長はやや長、葉幅はかなり狭、葉色は濃緑、ろう質は中である。花房形成の有無は有、花房の大きさはかなり小、つぼみの形は円柱形、大きさは小、花の重ねは一重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は平咲、花径はかなり小、表面の地色は穏黄ピンク
(JHS カラーチャート0711)、複色模様色は浅黄橙(同1903)、裏面の色は灰ピンク(同0417)、色彩模様は中心淡色、花弁の波状程度は平、鋸歯の深さは浅、数はやや少、花弁の長さはやや短、幅は狭、数は極少、ほう葉の形はU型、数は4枚、長さはやや長、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さは細、長さは中、1花茎当たりの花数はやや多、花柄当たりの最多花数はやや少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや晩生である。
 「リフレピンク」及び「スタジテン」と比較して、花の表面の地色が穏黄ピンクで、複色模様色が浅黄橙であること、早晩性がやや晩生であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成6年に育成者の所属する会社の温室(栃木県小山市)において、育成系統を自殖し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11776号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペラルゴニウム   フィウォチェル 
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は鮮橙赤色の半八重で中輪の鉢物向きの品種である。
 草丈は低、茎の色は緑、毛の多少は中、節間長は短である。葉身形は長円形、葉身基部の開閉度は極開く、欠刻の有無は有、型は複円鋸歯状、深さは浅、葉身長は短、葉身幅は中、斑入りの有無は無、アントシアンの有無は有、発現の仕方は環紋を含む全面状、紋の鮮明度は弱、たく葉の長さは短、幅は狭、葉柄の長さは中である。花房径は大、一花房の花数は多、花蕾の形は紡錘弾、花の重ねは一重、花径は中、花弁の表面の色は鮮橙赤(JHS カラーチャート0706)、裏面の色は明赤(同0406)、花弁の基部の白色模様の有無は有、花弁の絞り模様の有無は無である。花弁周縁の形状は鋸歯状、上部花弁の幅は狭、花弁の着き方は接する、がくの形はT型、がくの毛及び距の有無は有である。小花柄の長さは長、花の香りの有無は無である。
 「F1スターテル スカーレットアイ」及び「F2スターダストレッドウイズアイ」と比較して、一花房の花数が少ないこと、花弁の裏面の色が明赤であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に出願者の温室(ドイツ連邦共和国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11777号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   りんどう   初雪丸(はつゆきまる)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「丸子系晩生」の変異株から育成されたものであり、花は内面上部が明青紫色で花冠裂片及び下部が黄白色、中部が浅青紫色、外面が濃紫青色で花冠裂片が黄白色の切花向きのやや晩生種である。
 植物体の形状は直立性、草丈は90〜119pである。茎の直径は5.0〜7.9o、横断面の形状は円形、上部の色は淡緑、着色程度は少、下部の色は淡緑、着色程度は無である。1節側枝発生数は1〜4、2節以上の側枝発生数は1〜6、1節側枝発生位置は中部のみである。葉長は7.0〜9.9p、葉幅は2.0〜2.9p、葉身の形状は披針形、葉表面の色は緑、着色程度は無、裏面の色は淡緑、着色程度は無である。花房のつき方は茎頂〜下位節に群生、開花の順序は下部より、頂部の着花数は9〜12、茎当たりの総花数は50〜69である。花冠の形状は鐘形、長さは5.0〜5.9p、直径は1.2〜1.5p、先端の直径は2.0〜2.4p、転回は反転せず、花冠内面上部の色は明青紫(JHS カラーチャート8004)で花冠裂片及び下部が黄白(同2501)、中部の色は浅青紫(同8008)、外面の色は濃紫青(同  7607)で花冠裂片が黄白(同2501)、内面上部の斑点は少、内面中部及び外面の斑点は中、外面の縞模様の有無は無である。花冠裂片の長さ及び幅は8〜9o、形状はV型である。がくの裂片数は5、形状は狭披針形、そろいは不斉、がく筒の形状は筒状である。開花期はやや晩で、育成地(長野県小県郡丸子町)では9月中旬〜下旬である。
 「丸子系晩生」と比較して、花冠外面の色が濃紫青で裂片が黄白であること、花冠外面に斑点があること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成11年11月8日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成2年に育成者のほ場(長野県小県郡丸子町)において、「丸子系晩生」の中から花に覆輪が入る株を発見、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11778号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   りんどう   清竜丸(せいりゅうまる)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、丸子系ミヤマリンドウから選抜した育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は内面上部が浅紫青色、中部が淡黄緑色、外面が浅紫青色で切花向きの極晩生種である。
 植物体の形状は直立性、草丈は90〜119pである。茎の直径は5.0〜7.9o、横断面の形状は円形、上部の色は淡緑、着色程度は中、下部の色は淡緑、着色程度は少である。1節側枝発生数は1〜4、2節以上の側枝発生数は7〜12、1節側枝発生位置は上部〜中部である。葉長は5.0〜6.9p、葉幅は2.0〜2.9p、葉身の形状は広披針形、葉表面の色は緑、着色程度は少、裏面の色は淡緑、着色程度は少である。花房のつき方は茎頂〜下位節に群生、開花の順序は頂部より、頂部の着花数は9〜12、茎当たりの総花数は50〜 69である。花冠の形状は鐘形、長さは4.0〜4.9p、直径は1.2〜1.5p、先端の直径は 3.0〜3.9p、転回は外反転、花冠内面上部の色は浅紫青(JHS カラーチャート7603)、中部の色は淡黄緑(同3303)、外面の色は浅紫青(同7603)、内面上部の斑点は少、内面中部の斑点は多、外面の斑点は無、外面の縞模様の有無は有である。花冠裂片の長さ及び幅は8〜9o、形状はW型である。がくの裂片数は5、形状は狭披針形、そろいは斉、がく筒の形状は筒状である。開花期は極晩で、育成地(長野県小県郡丸子町)では10月下旬〜11月上旬である。
 「セプテンハイジ」及び「丸子系みやまりんどう白」と比較して、花冠内面上部の色が浅紫青であること、花冠内面中部の斑点が多いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成11年11月8日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成6年に育成者のほ場(長野県小県郡丸子町)において、丸子系ミヤマリンドウから選抜した育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11779号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ゆきのした   聖(ひじり)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「緑王」の変異株から育成されたものであり、草型は半球状、花は浅黄緑色で縦径が中、横径がやや小の鉢物向きのダイモンジソウである。
 草型は半球状、草丈はやや低である。葉全体の形は腎円形、基部の形は心形、切れ込み、葉身長及び葉身幅は中、表面の色は暗緑、裏面の色は穏紫赤、斑の有無は無、毛の多少は中、葉柄の長さはやや短、色は浅赤茶である。花序のタイプは集散花序、花の向きは上向き、花形は一重咲、縦径は中、横径はやや小、花弁の色は浅黄緑(JHS カラーチャート3304)、形は線形、ねじれ及び切れ込みは無、長さ及び幅は中、数は5枚である。花茎の太さはやや細、長さは中、色は淡緑褐、毛の有無は無、花数は中、花の香りは無、開花期はやや早である。
 「緑王」と比較して、花弁が大きいこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年2月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に出願者の温室(新潟県新津市)において、組織培養で増殖中の「緑王」の中から変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の農林水産植物の種類は「ダイモンジソウ」、名称は「みどり」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11780号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   るりとうわた   ササミドリ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ブルースター」の自然交雑実生から育成されたものであり、花冠裂片が黄白色の二重でやや大輪の切花向きの品種である。
 草型はアーチ状、草丈はやや低である。茎の太さは中、色は淡緑、毛の多少は中、分枝性はやや少、長さはやや短、節間長は短である。葉の形は2型、葉身長は中、葉身幅はやや狭、成葉表面及び裏面の色は淡緑、毛の多少は中、葉柄の長さは短である。花房の型は円錐形、長さは中、幅はやや狭、花の向きは上向き、花弁の開度は水平、花冠の形は平開(車形)、花冠の重ねは二重、花の大きさはやや大、花冠裂片の長さはやや長、幅はやや広、蕾の色は白、単色・複色の別は単色、花冠裂片の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2902)、花色の変化は無、花冠裂片全体の形は長楕円形、花冠裂片の数は10枚、がくの形は正常、大きさは中、色は淡緑、小花柄の長さはやや長、花柄の長さはやや短、一花房の花数は中、花の香りは無である。開花始期は中である。
 「ホワイトロマン」と比較して、花冠の重ねが二重であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
                         
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年12月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成11年に育成者の温室(高知県須崎市)において、「ブルースター」の自然交雑実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、同年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の農林水産植物の種類は「オクシペタルム」、名称は「ダイアナ」、出願公表時の名称は「ダイヤモンドスターW」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11781号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   シクラメン   うすむらさきのかほり
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、草型は中型で、花は花弁先端及び中央部が明赤紫色、基部が鮮赤紫色となる鉢物向きの品種である。
 草型は中型、開花時の出葉状態は出葉するである。葉の全体の形は心臓型、先端の型は普通、基部の型は2型、葉縁の欠刻は浅く密、波打ちは無、葉柄の太さは3.0〜3.9o、長さは100〜149o、葉の長径は70〜99o、横径は50〜69o、数は中、表面の色は濃緑、模様の程度は明瞭、型は外斑である。花茎の太さは4.0〜4.9o、長さは100〜199o、花弁の反転程度は反転するが一部花茎にかかる、数は5、ねじれは殆ど無、縁の欠刻、波打ち及び花弁面の突起は無、花弁の長さ及び幅は40〜49o、雄ずいの弁化は無、花弁先端及び中央部の色は明赤紫(JHS カラーチャート9206)、基部の色は鮮赤紫(同9206)、模様の状態は無、花の香りは中、開花期は四季咲早生である。
 「ワインのかほり」及び「パピーオレンジ」と比較して、花弁の先端及び中央部の色が明赤紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成6年に育成者の温室(福島県東白川郡矢祭町)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11782号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   シンビジウム   アンドロメダ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが明黄の単色、リップは正三角形で明黄の地色に濃赤茶色の斑点及びぼかしが楔状に入る中型種である。
 草型の大きさは中、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形、横断面の形は扁円形、高さは61〜100o、長径は51〜70oである。葉の全体の形は線形、先端の形は不等鋭先形、頂点の角度は45〜60度、先端の角度は60〜90度、葉の長さは75〜105p、幅は 21〜30o、葉色は緑、葉数は13〜15枚である。一花茎の花数は11〜20、花茎の太さは12〜15o、長さは50〜80p、色は淡緑である。咲き型は部分抱え・平咲き、花の横径は61〜80o、縦径は41〜60o、ドーサル・セパル正面の形は長楕円形、先端の形は鋭形、ラテラル・セパル正面の形は湾曲広線形、先端の形は不等微突形、ペタル正面の形は広線形、先端の形は不等微突形である。リップ正面の形は正三角形、先端の形は鋭形、周縁の反転及び波打ちは小である。全体的な花色は黄系、花色はセパル及びペタルは明黄(JHS カラーチャート2505)の単色、リップは明黄(同2505)の地色に濃赤茶(同  0709)の斑点及びぼかしが楔状に入る。花の香りは弱、開花期は冬である。
 「ハッピーバリー・セーラームーン」と比較して、リップに斑点及びぼかしが楔状に入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日  平成11年3月18日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成3年に出願者の温室(徳島県美馬郡脇町)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「ゴールデンセレクション」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11783号   平成16年3月3日
   
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   シンビジウム   スウィートデボンスウィート
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、Cymbidium.suaveにCym.devonianumを交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが濃黄緑の地色に赤褐の斑点が入る、リップは長三角形で暗灰紫の単色の中型種である。
 草型の大きさは中、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面は円形、横断面の形は扁円形、高さは31〜60o、長径は31〜50oである。葉の全体の形は広線形,先端の形は不等鋭先形、頂点の角度は15〜30度、先端の角度は60〜90度、葉の長さは45〜75p、幅は31〜40o、葉色は緑、葉数は10〜12枚である。1花茎の花数は31〜40、花茎の太さは3.1〜6.0o、長さは30〜50p、上部の色は緑褐、中部及び下部の色は赤紫、抽出の方向は垂下である。咲き型は抱え咲き、花の横径及び縦径は21〜40o、ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形、先端の形は微突形、ラテラル・セパルの正面の形は湾曲広線形、先端の形は不等微突形、ペタル正面の形は広線形、先端の形は不等微突形である。リップの正面の形は長三角形、縦断面の形はW型、先端の形は微突形、周縁の反転は小、波打ちは中である。全体的な花色は緑系、花色はセパル及びペタルは濃黄緑(JHS カラーチャート3106)の地色に赤褐(同0710)の斑点が入る、リップは暗灰紫(同9218)の単色。花の香りは中、開花期は春である。
 「ドロシーストックスティル フォアゴットン フルーツ」と比較して、セパル及びペタルの地色は濃黄緑で赤褐の斑点が入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要要
 この品種は、平成2年に出願者の温室(山梨県塩山市)において、Cym.suaveにCym.devonianumを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながらその特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「スウィートデボン」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11784号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ハーゴーイング
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ハルウェルカム」の枝変わりであり、花序のタイプは散房花序、花は浅黄色でピンク色のぼかしが入り丸弁、抱え咲、弱香の大輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は直立性、株立は中、樹高はやや低である。とげの形は上下部えぐれ形、長さはかなり長、基部の幅はやや狭、色は黄緑、数は枝基部及び枝中央部は極多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さは長、幅はやや広である。新葉の色は緑、光沢は強、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は卵形である。花形は抱え咲、花径は大、高さは高、花弁表面の色は浅黄(JHS カラーチャート2504)でピンク(同0103)のぼかしが入り、裏面の色は浅黄(同2504)で浅黄橙(同1903)のぼかしが入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は円形、厚さ及び硬さは中、数は30〜34、一茎の花数は2〜5、花の香りは弱である。枝の長さは中、太さはやや太、新しょう及び開花枝の色は緑、開花習性は二季咲、開花時期はやや晩である。
 「ハルウェルカム」と比較して、花弁表面及び裏面の色が浅黄であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成11年3月18日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1994年に出願者のほ場(連合王国)において、「ハルウェルカム」の枝変わりを発見し、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「ハーフロー」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11785号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ハーデラックス
       
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は黄白色で丸弁、抱え咲、中香のやや大輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は直立性、株立は中、樹高はやや低である。とげの形は上部えぐれ形、長さは長、基部の幅は中、色は紅紫、数は枝基部は極多、枝中央部は中、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さは長、幅は広である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は強、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は球形である。花形は抱え咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面の色は黄白(JHS カラーチャート2902)、裏面の色は黄白(同2701)である。花色の移行性は無、褪色は難、花弁のタイプは丸弁、全体の形は円形、厚さは中、硬さは軟、数は60以上、一茎の花数は6〜10、花の香りは中である。枝の長さは中、太さはやや太、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑、開花習性は二季咲、開花時期はやや晩である。
 「オスレベル」と比較して、花弁表面の色が黄白であること、花弁全体の形が円形であること等で、「ウィンチェスターカテドラル」と比較して、花色が褪色しにくいこと、花弁数が多いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成11年3月18日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1990年に出願者のほ場(連合王国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1995年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11786号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ジョルジュ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種に「トム サム」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は濃赤色で丸弁、平咲、中香のやや小輪となる鉢物及び修景向きの品種である。                                 樹形は横張性、株立は叢生、樹高は極低である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや短、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部及び枝中央部はかなり多、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は中、本葉の長さはやや短、幅はかなり狭である。新葉の色は緑、光沢は強、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形は平咲、花径はやや小、高さはやや低、花弁表面の色は濃赤(JHS カラーチャート0408)、裏面の色は濃紅(同 0108)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は円形、厚さは薄、硬さは中、数は5〜9、一茎の花数は6〜10、花の香りは中である。枝の長さはかなり短、太さは細、新しょう及び開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期はやや早である。
 「トレンディーノ98」と比較して、花弁表面の色が濃赤であること、花弁数が少ないこと等で、「ルイミレッド」と比較して、花形が平咲であること、花弁数が少ないこと等で区別性が認められる。 
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(岐阜県安八郡輪之内町)において、無名実生種に「トム サム」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11787号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ナカシマ13
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種に「ルージュナカシマピンク」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は鮮紅色でさじ弁、平咲、中香の小輪となる鉢物及び修景向きの品種である。                            樹形は横張性、株立は叢生、樹高は極低である。とげの形はペナント形、長さはやや短、基部の幅はやや狭、色は黄緑、数は枝基部は極多、枝中央部は多、花柄は無である。小葉全体の形は披針形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや短、幅はかなり狭である。新葉の色は緑、光沢は強、本葉の色は濃緑、光沢は強、厚さはやや薄、硬さはやや硬である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形は平咲、花径は小、高さはやや低、花弁表面の色は鮮紅(JHS カラーチャート0107)、裏面の色は明紅(同0106)である。花色の移行性は無、花弁のタイプはさじ弁、全体の形は狭楕円形、厚さは薄、硬さは中、数は5〜9、一茎の花数は6〜10、花の香りは中である。枝の長さは極短、太さは細、新しょう及び開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「ルージュナカシマピンク」及び「ルイミレッド」と比較して、花形が平咲であること、花弁数が少ないこと等で区別性が認められる。 
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(岐阜県安八郡輪之内町)において、無名実生種に「ルージュナカシマピンク」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。                                なお、出願時の名称は「モード」であった。 
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11788号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   シャインエル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「シャインレッド」の枝変わりであり、花序のタイプは単生、花は濃橙赤色で丸弁、高芯咲、中香のやや小輪となる鉢物向きの品種である。         樹形は直立性、株立は叢生でない、樹高は低である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部及び枝中央部はかなり多、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さはやや長、幅は中、小葉の幅はやや広である。新葉の色は緑、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は弱、厚さは中、硬さは軟である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径はやや小、高さは中、花弁表面の色は濃橙赤(JHS カラーチャート0707)、裏面の色は明赤(同0406)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は円形、厚さはかなり薄、硬さは中、数は60以上、一茎の花数は2〜5、花の香りは中である。枝の長さはかなり短、太さはやや細、新しょう及び開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「ルージュナカシマ」及び「ナカシマ91」と比較して、小葉の幅が広いこと、花弁のタイプが丸弁であること等で区別性が認められる。 
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に育成者の温室(岐阜県安八郡輪之内町)において、「シャインレッド」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11789号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ノリッジキャシードラル
       
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ダイヤモンド ジュビリー」の枝変わりであり、花序のタイプは単生、花は浅黄色で丸弁、カップ咲、弱香のやや大輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は直立性、株立はやや叢生でない、樹高は中である。とげの形は上下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅は中、色は紅紫、数は枝基部はやや少、枝中央部は中、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は紅紫、光沢はやや強、本葉の色は濃緑、光沢はやや強、厚さは厚、硬さはやや硬である。花序のタイプは単生、蕾の形は尖長形である。花形はカップ咲、花径はやや大、高さは高、花弁表面の色は浅黄(JHS カラーチャート2504)、裏面の色は淡黄(同2503)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さは中、硬さはやや硬、数は30〜34、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さは短、太さはやや細、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「サンブレスト」と比較して、花弁のタイプが丸弁であること、花弁数が少ないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1989年に出願者のほ場(連合王国)において、「ダイヤモンド ジュビリー」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1995年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「ノリッジ・キャシードラル」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11790号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   バーバラカレラ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、(「Anna Wheatcroft」×「Orange Sensation」)に「オールゴールド」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は鮮ピンク色で丸弁、カップ咲、かなり弱香の大輪となる花壇向きの品種である。             樹形は半直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや広、色は黄緑、数は枝基部はやや多、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は黄緑、光沢はやや強、本葉の色は緑、光沢はやや強、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径は大、高さは高、花弁表面の色は鮮ピンク(JHS カラーチャート0105)、裏面の色は明紫赤(同9706)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は円形、厚さはやや厚、硬さは中、数は15〜19、一茎の花数は2〜5、花の香りはかなり弱である。枝の長さは短、太さはやや細、新しょう及び開花枝の色は黄緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「Dicfire」及び「チャールストン」と比較して、花弁表面の色が鮮ピンクであること、花弁のタイプが丸弁であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1987年に出願者のほ場(連合王国)において、(「Anna Wheatcroft」×「Orange Sensation」)に「オールゴールド」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1994年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「バーバラ・カレラ」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11791号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   デキシーランドリンダ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「アロハ」の枝変わりであり、花序のタイプは散房花序、花は浅黄橙色で浅橙黄色のぼかしが入り、半剣弁、カップ咲、やや強香の中輪となる花壇向きの品種である。                                    樹形は半つる性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は上下部えぐれ形、長さは長、基部の幅はやや広、色は黄緑、数は枝基部はかなり多、枝中央部は多、花柄は無である。小葉全体の形は円形、小葉の枚数は少、本葉の長さは長、幅は広である。新葉の色は緑、光沢はやや強、本葉の色は緑、光沢はやや強、厚さは厚、硬さは硬である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径は中、高さは高、花弁表面の色は浅黄橙(JHS カラーチャート1903)で弁央に浅橙黄(同2203)のぼかしが入り、裏面の色は黄ピンク(同0703)である。花色の移行性は有、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は狭楕円形、厚さはかなり厚、硬さは中、数は40〜59、一茎の花数は2〜5、花の香りはやや強である。枝の長さはやや長、太さはかなり太、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「アロハ」と比較して、花弁表面の色が浅黄橙で弁央に浅橙黄のぼかしが入ること、裏面の色が黄ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1990年に出願者のほ場(連合王国)において、「アロハ」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1995年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。                    なお、出願時の名称は「デキシーランド・リンダ」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11792号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ホレイショネルソン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「アロハ」に「サントネール・ドゥ・ルルド」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は淡紫ピンク色で丸弁、抱え咲、中香のやや大輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部、枝中央部及び花柄はかなり少である。小葉全体の形は円形、小葉の枚数は少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は緑、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さは厚、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形は抱え咲、花径はやや大、高さは高、花弁表面の色は淡紫ピンク(JHS カラーチャート9502)、裏面の色は鮮紫ピンク(同9204)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さは中、数は40〜59、一茎の花数は1、花の香りは中である。枝の長さは短、太さはやや細、新しょう及び開花枝の色は緑、開花時期はやや早である。
 「ガートルード・ジェキル」と比較して、とげの数が枝基部及び中央部で少ないこと、花弁表面の色が淡紫ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1988年に出願者の温室(連合王国)において、「アロハ」に「サントネール・ドゥ・ルルド」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「ホレイショ・ネルソン」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11793号   平成16年3月3日
                                    
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   サマーサンセット
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ニュウ ドーン」に「ロビン レッド ブレスト」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは円錐花序、花は鮮紫ピンク色で弁底にやや薄い鮮紫ピンク色のぼかしが入り、丸弁及び波状弁、波状咲、かなり弱香の小輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は横張性、株立はやや叢生、樹高は低である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部はやや多、枝中央部は中、花柄はかなり少である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数及び本葉の長さは中、幅は狭である。新葉の色は緑、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢はやや弱、厚さは薄、硬さは中である。花序のタイプは円錐花序、蕾の形はつぼ形、色は明紅(JHS カラーチャート0106)である。花形は波状咲、花径は小、高さは低、花弁表面の色は鮮紫ピンク(同9505)で弁底に鮮紫ピンク(同9504)のぼかしが入り、裏面の色は鮮紫ピンク(同9505)で弁底に淡紫ピンク(同9702)のぼかしが入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁及び波状弁、全体の形は狭楕円形、厚さはやや厚、硬さはやや軟、数は15〜19、一茎の花数は6〜10、花の香りはかなり弱である。枝の長さはかなり短、太さはやや細、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期はやや早である。  
 「フェザント」と比較して、蕾の色が明紅であること、花弁表面及び裏面の色が鮮紫ピンクであること等で、「タネザーピ」と比較して、蕾の色が明紅であること、一茎の花数が少ないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1987年に出願者のほ場(連合王国)において、「ニュウ ドーン」に「ロビン レッド ブレスト」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1994年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。                
 なお、出願時の名称は「サマー・サンセット」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11794号   平成16年3月3日
                                    
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   サマーサンライズ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「メイドモナック」に「ニュー ドーン」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは円錐花序、花は鮮紫ピンク色で丸弁、平咲、やや弱香のやや小輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は横張性、株立は叢生、樹高は低である。とげの形は上下部えぐれ形、長さはやや短、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部は多、枝中央部はやや多、花柄はやや少である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや短、幅は狭である。新葉の色は黄緑、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは円錐花序、蕾の形は卵形、色は紅(JHS カラーチャート0114)である。花形は平咲、花径はやや小、高さは低、花弁表面の色は鮮紫ピンク(同9704)、裏面の色は鮮紫ピンク(同9504)である。花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さはやや薄、硬さは軟、数は20〜24、一茎の花数は6〜10、花の香りはやや弱である。枝の長さは短、太さはやや細、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。  
 「フェザント」と比較して、蕾の色が紅であること、花形が平咲であること、花弁数が少ないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1987年に出願者のほ場(連合王国)において、「メイドモナック」に「ニュー ドーン」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1994年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。                     
 なお、出願時の名称は「サマー・サンライズ」であった。  
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11795号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ビートウェ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「INTERROB」に「マージョリー フェア」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は濃赤色で丸弁、平咲、中香の中輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高は低である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部及び枝中央部はやや多、花柄はかなり少である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は中、本葉の長さはやや長、幅はやや狭である。新葉の色は緑褐、光沢は強、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さはやや厚、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形は平咲、花径は中、高さはやや低、花弁表面の色は濃赤(JHS カラーチャート0408)、裏面の色は鮮赤(同 0407)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さは中、数は15〜19、一茎の花数は6〜10、花の香りは中である。枝の長さはかなり短、太さはやや細、新しょう及び開花枝の色は緑、開花時期はやや早である。
 「エヴリンフィッソン」と比較して、樹高が低いこと、花弁表面の色が濃赤であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1987年に出願者の温室(連合王国)において、「INTERROB」に「マージョリー フェア」を交配し、1988年にその実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1993年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「トゥウェンティ・フィフス」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11796号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   マクミランナース
       
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「メイドモナック」に「メイゴールド」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は黄白色で丸弁、多芯咲、やや弱香のやや大輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高はやや低である。とげの形は上下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部は多、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さは中、幅はやや狭である。新葉の色は緑褐、光沢はやや強、本葉の色は濃緑、光沢はやや強、厚さはやや厚、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は球形である。花形は多芯咲、花径はやや大、高さは中、花弁表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2701)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さは厚、硬さは中、数は60以上、一茎の花数は6〜10、花の香りはやや弱である。枝の長さは短、太さは中、新しょう及び開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期はやや早である。
 「オスキャット」と比較して、蕾の形が球形であること、花弁全体の形が狭楕円形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1989年に出願者の温室(連合王国)において、「メイドモナック」に「メイゴールド」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「マクミラン・ナース」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11797号   平成16年3月3日
                                    
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   リバゴールド
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「Rinakor」に「タンレドルグ」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は明黄色で剣弁、高芯咲、弱香の中輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部及び枝中央部は中、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は強、本葉の色は濃緑、光沢は強、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形は尖長形である。花形は高芯咲、花径は中、高さはやや高、花弁表面及び裏面の色は明黄(JHS カラーチャート2505)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は狭楕円形、厚さ及び硬さは中、数は25〜29、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さはやや短、太さはやや細、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期はやや早である。 
 「タンレドルグ」と比較して、花弁表面の色が明黄であること、新しょうの色が紅紫であること等で区別性が認められる。 
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(愛知県蒲郡市)において、「Rinakor」に「タンレドルグ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11798号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   グレイス
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「セレノブ」の枝変わりであり、花序のタイプは単生、花は鮮ピンク色で剣弁、高芯咲、弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。           樹形は直立性、株立は中、樹高は高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅は中、色は紅紫、数は枝基部はやや多、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は中、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は紅紫、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は強、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形は卵形である。花形は高芯咲、花径はやや大、高さは高、花弁表面の色は鮮ピンク(JHS カラーチャート0404)、裏面の色は黄白(同2501)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は円形、厚さはかなり厚、硬さは硬、数は60以上、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さはやや長、太さは中、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期はやや晩である。 「セレノブ」と比較して、花弁裏面の色が黄白であること等で区別性が認められる
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成8年に育成者の温室(愛知県豊橋市)において、「セレノブ」の枝変わりを発見し、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年に特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11799号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ケイスタワイ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「インターティン」の枝変わりであり、花序のタイプは散房花序、花は紫ピンク色で弁先に鮮紫ピンク色のぼかしが入り半剣弁、カップ咲、弱香のやや小輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立はやや叢生、樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや短、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部は多、枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数及び本葉の長さは中、幅はやや狭である。新葉の色は緑褐、光沢はやや強、本葉の色は緑、光沢はやや強、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径はやや小、高さはやや低、花弁表面の色は紫ピンク(JHS カラーチャート9211)で弁先に鮮紫ピンク(同9505)のぼかしが入り、裏面の色は明赤紫(同9506)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さは中、数は30〜34、一茎の花数は6〜10、花の香りは弱である。枝の長さはやや長、太さは中、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「インターティン」と比較して、花弁表面の色が紫ピンクで弁先に鮮紫ピンクのぼかしが入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に育成者の温室(愛媛県周桑郡丹原町)において、「インターティン」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11800号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   タネダイ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は淡黄緑色で半剣弁、高芯咲、かなり弱香の中輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高はやや低である。とげの形は上下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部はかなり多、枝中央部は多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径及び高さは中、花弁表面及び裏面の色は淡黄緑(JHS カラーチャート3102)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さはやや硬、数は40〜59、一茎の花数は1、花の香りはかなり弱である。枝の長さはやや短、太さは中、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「コルスラス」と比較して、花弁表面の色が淡黄緑であること、花弁のタイプが半剣弁であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の所属する会社の温室(ドイツ連邦共和国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11801号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   タニミタ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は紫ピンク色で剣弁、高芯咲、かなり弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立は中、樹高はやや低である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや短、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部はかなり多、枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数はやや多、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面の色は紫ピンク(JHS カラーチャート9211)、裏面の色は紫ピンク(同9203)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は広楕円形、厚さは厚、硬さは中、数は35〜39、一茎の花数は1、花の香りはかなり弱である。枝の長さ及び太さは中、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「ルイラヴ」と比較して、花弁裏面の色が紫ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の所属する会社の温室(ドイツ連邦共和国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11802号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   タンカナ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は明橙色で弁先に明赤色のぼかしが入り半剣弁、高芯咲、弱香の中輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部は多、枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は紅紫、光沢は強、本葉の色は緑、光沢は中、厚さは薄、硬さはやや軟である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径及び高さは中、花弁表面の色は明橙(JHS カラーチャート1304)で弁先に明赤(同0406)のぼかしが入り、裏面の色は明黄(同2506)である。花色の移行性は有、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は広楕円形、厚さは厚、硬さは中、数は20〜24、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さ及び太さは中、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「タニスピル」と比較して、花弁裏面の色が明黄であること、花弁のタイプが半剣弁であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の所属する会社の温室(ドイツ連邦共和国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11803号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   タンタリナ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は黄白色で弁先に淡ピンク色のぼかしが入り剣弁、高芯咲、かなり弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立はやや叢生でない、樹高はやや高である。とげの形は上下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅は中、色は紅紫、数は枝基部はかなり少、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は紅紫、光沢は弱、本葉の色は緑、光沢、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面の色は黄白(JHS カラーチャート1901)で弁先に淡ピンク(同 0102)のぼかしが入り、裏面の色は黄白(同1901)で紫ピンク(同9503)の覆輪が入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は広楕円形、厚さは厚、硬さは中、数は60以上、一茎の花数は1、花の香りはかなり弱である。枝の長さは長、太さはやや太、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期は晩である。
 「タンプスボン」と比較して、花弁表面にぼかしが入ること、花弁のタイプが剣弁であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1993年に育成者の所属する会社の温室(ドイツ連邦共和国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11804号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   タンタシン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は浅緑黄色で弁先から弁央に淡黄橙色のぼかしが入り丸弁、高芯咲、かなり弱香のやや小輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立は中、樹高はやや低である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部及び枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は弱、本葉の色は緑、光沢は弱、厚さはやや厚、硬さはやや硬である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径はやや小、高さは中、花弁表面の色は浅緑黄(JHS カラーチャート2703)で弁先から弁央に淡黄橙(同1902)のぼかしが入り、裏面の色は浅黄(同2504)で弁先から弁央に淡黄ピンク(同1002)のぼかしが入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は広楕円形、厚さは厚、硬さは中、数は30〜34、一茎の花数は1、花の香りはかなり弱である。枝の長さはやや短、太さはやや太、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は早である。
 「コルシュラゼ」及び「コルキルモ」と比較して、花弁表面の色が浅緑黄で弁先から弁央に淡黄橙のぼかしが入ること、花弁のタイプが丸弁であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の所属する会社の温室(ドイツ連邦共和国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11805号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   タニモル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は淡黄ピンク色で半剣弁、高芯咲、かなり弱香のやや小輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立は中、樹高はやや低である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部はかなり少、枝中央部は少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形は卵形である。花形は高芯咲、花径はやや小、高さは中、花弁表面及び裏面の色は淡黄ピンク(JHS カラーチャート0702)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さは中、数は40〜59、一茎の花数は1、花の香りはかなり弱である。枝の長さはやや短、太さは中、新しょう及び開花枝の色は緑褐、開花時期は中である。
 「コルルイシル」と比較して、新葉及び新しょうの色が緑褐であること、花弁のタイプが半剣弁であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1993年に育成者の所属する会社の温室(ドイツ連邦共和国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11806号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   メイデベンネ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「メイホタ」に「メイロウゾウ」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は濃紅色で剣弁、高芯咲、弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立は中、樹高はやや低である。とげの形は下部えぐれ形、長さ及び基部の幅は中、色は緑褐、数は枝基部はやや少、枝中央部は少、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は中、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は紅紫、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さはかなり薄、硬さはやや軟である。花序のタイプは単生、蕾の形は卵形である。花形は高芯咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面の色は濃紅(JHS カラーチャート0109)、裏面の色は濃紅(同0108)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は広楕円形、厚さは厚、硬さは中、数は40〜59、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さはやや長、太さはやや太、新しょう及び開花枝の色は緑、開花時期は中である。
 「メイロウゾウ」と比較して、花弁表面の色が濃紅であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の温室(フランス共和国)において、「メイホタ」に「メイロウゾウ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11807号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   コレイスタン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「コルキルモ」に「コルダバ」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は濃黄ピンク色で剣弁、高芯咲、中香のやや大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立及び樹高は中である。とげの形はペナント形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部はかなり少、枝中央部は中、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は緑、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さは薄、硬さは軟である。花序のタイプは単生、蕾の形は卵形である。花形は高芯咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面及び裏面の色は濃黄ピンク(JHS カラーチャート1011)で弁先に鮮ピンク(同0404)のぼかしが入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さは中、数は30〜34、一茎の花数は1、花の香りは中である。枝の長さは中、太さはやや太、新しょう及び開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、時期は中である。
 「コルダバ」と比較して、新葉の色が緑であること、花弁表面及び裏面の先端に鮮ピンク色のぼかしが入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、「コルキルモ」に「コルダバ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11808号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   コレルゾダ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「コルミラー」に「コルリス」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は鮮紫ピンク色で半剣弁、高芯咲、中香の中輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部は少、枝中央部は中、花柄は無である。小葉全体の形は円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は緑、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さは薄、硬さは軟である。花序のタイプは単生、蕾の形は卵形である。花形は高芯咲、花径は中、高さはやや高、花弁表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9705)、裏面の色は鮮紫ピンク(同9505)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、先端の形は突形、厚さは厚、硬さはやや硬、数は35〜39、一茎の花数は1、花の香りは中である。枝の長さは中、太さはやや太、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「タネチャッタ」と比較して、花弁表面の色が鮮紫ピンクであること、花弁全体の形が円形であること、花弁先端の形が突形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、「コルミラー」に「コルリス」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11809号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   コルマントナ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「コルブロノラ」に「コルスラス」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は淡緑黄色で弁先に濃黄緑色のぼかしが入り、半剣弁、高芯咲、弱香の中輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部は中、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さは中、幅はやや狭である。新葉の色は緑褐、光沢は弱、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはかなり薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径及び高さは中、花弁表面の色は淡緑黄(JHS カラーチャート2903)で弁先に濃黄緑(同3307)のぼかしが入る、裏面の色は淡緑黄(同2903)で弁先に黄緑(同3311)のぼかし及び弁央に淡黄ピンク(同1002)のぼかしが入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は広楕円形、厚さは厚、硬さは中、数は60以上、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さは短、太さは中、新しょう及び開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期は中である。 
 「コルスラス」と比較して、花弁の表面に濃黄緑色のぼかしが入ること、花弁のタイプが半剣弁であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に出願者の温室(ドイツ連邦共和国)において、「コルブロノラ」に「コルスラス」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11810号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   コルナフィロ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「コルモディカ」に「ペックージェニィ」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は明紅色で剣弁、高芯咲、弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立は中、樹高は低である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや短、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部は多、枝中央部は少、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、基部の形は心形、小葉の枚数は少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は弱、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さは薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形は卵形である。花形は高芯咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面の色は明紅(JHSカラーチャート0106)、裏面の色は鮮紅(同0107)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は広楕円形、先端の形は突形、厚さは厚、硬さは中、数は25〜29、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さはやや短、太さは中、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「タノピナ」と比較して、小葉基部の形が心形であること、蕾の形が卵形であること、花弁裏面の色が鮮紅であること等で、「オリナット」と比較して、花弁のタイプが剣弁で、先端の形が突形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1994年に出願者の温室(ドイツ連邦共和国)において、「コルモディカ」に「ペックージェニィ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11811号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   インターナティクティ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種に「インターベマ」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花はピンク白色で半剣弁、カップ咲、やや弱香のやや小輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立は中、樹高はやや低である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部は多、枝中央部は少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さはやや厚、硬さは軟である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径はやや小、高さはやや高、花弁表面の色はピンク白(JHS カラーチャート0701)、裏面の色は淡紫ピンク(同9501)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は広楕円形、厚さは厚、硬さはやや硬、数は30〜34、一茎の花数は1、花の香りはやや弱である。枝の長さは中、太さはやや太、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は晩である。   
 「タンゼルボン」及び「タンピナイソ」と比較して、花弁表面の色がピンク白であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者が所属する会社の温室(オランダ王国)において、無名実生種に「インターベマ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11812号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   インタースナプニ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種に「インターベマ」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は鮮紫赤色で半剣弁、高芯咲、かなり弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立は中、樹高はやや低である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部及び枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は中、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は弱、本葉の色は緑、光沢、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形は尖長形である。花形は高芯咲、花径はやや大、高さは高、花弁表面の色は鮮紫赤(JHS カラーチャート9707)、裏面の色は明紫赤(同9706)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さはかなり厚、硬さは中、数は40〜59、一茎の花数は1、花の香りはかなり弱である。枝の長さ及び太さは中、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「タントクニルプ」と比較して、枝基部のとげの数が多いこと、花弁全体の形が円形であること、花弁数が多いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の所属する会社の温室(オランダ王国)において、無名実生種に「インターベマ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11813号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   インターザンゲ
       
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は明橙黄色で外側の花弁の弁先から弁央に淡黄色のぼかしが入り、剣弁、高芯咲、かなり弱香の中輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は上下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部は無、枝中央部はかなり少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数及び本葉の長さは中、幅はやや狭である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径及び高さは中、花弁表面及び裏面の色は明橙黄(JHS カラーチャート2204)で、外側5枚程度は弁先から弁央に淡黄(同 2503)のぼかしが入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は広楕円形、厚さはかなり厚、硬さはやや硬、数は40〜59、一茎の花数は1、花の香りはかなり弱である。枝の長さはやや短、太さは中、新しょうの色及び開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期は中である。 
 「コルサルトン」と比較して、小葉全体の形が楕円形であること、蕾の形がつぼ形であること、花弁数が多いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の所属する会社の温室(オランダ王国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11814号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   インターチャット
       
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は鮮紫ピンク色で剣弁、カップ咲、かなり弱香の中輪となる切花向きの品種である。 
 樹形は直立性、株立は中、樹高はやや低である。とげの形は上下部えぐれ形、長さはやや短、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部はかなり少、枝中央部及び花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花床の形はロート形、花径は中、高さはやや高、花弁表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9505)、基部の色は黄白(同2701)、裏面の色は鮮紫ピンク(同9504)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は円形、厚さはかなり厚、硬さは中、数は35〜39、一茎の花数は1、花の香りはかなり弱である。枝の長さはやや短、太さはやや細、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は晩である。
 「ルイディ」と比較して、小葉全体の形が楕円形であること、花床の形がロート形であること、花弁基部の色が黄白であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の所属する会社の温室(オランダ王国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11815号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   インターマックス
       
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花はピンク色で剣弁、高芯咲、弱香の中輪となる切花向きの品種である。  
 樹形は半直立性、株立は中、樹高は低である。とげの形は上下部えぐれ形、長さはやや短、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部及び枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さは厚、硬さはやや軟である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径及び高さは中、花弁表面及び裏面の色はピンク(JHS カラーチャート0403)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さは中、数は25〜29、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さは短、太さはやや細、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「コロキス」と比較して、小葉全体の形が楕円形であること、花弁全体の形が円形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1992年に育成者の所属する会社の温室(オランダ王国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11816号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   インターヘラ
       
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「コルフラッパイ」に無名実生種を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は明橙色で外側の花弁の弁先にピンク色のぼかしが入り剣弁、高芯咲、弱香の中輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高はやや低である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部は中、枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅はやや広である。新葉の色は紅紫、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径及び高さは中、花弁表面の色は明橙(JHS カラーチャート1305)で外側5枚程度は弁先にピンク(同0403)のぼかしが入り、裏面の色は明橙(同1304)で外側5枚程度は弁先にピンク(同0403)のぼかしが入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は広楕円形、厚さは厚、硬さは中、数は30〜34、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さは短、太さは中、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「コルダバ」と比較して、とげの色が紅紫であること、枝基部のとげの数が少ないこと、外側5枚程度の花弁表面にピンク色のぼかしが入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の所属する会社の温室(オランダ王国)において、「コルフラッパイ」に無名実生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11817号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   インタースピーグ
       
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「インターフラ」に無名実生種を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は外側の花弁は黄白色で内側の花弁が浅黄色の半剣弁、カップ咲、やや弱香のやや小輪となる切花向きの品種である。      
 樹形は直立性、株立は中、樹高はやや低である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部及び枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は緑、光沢は弱、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径はやや小、高さはやや低、花弁表面及び裏面の色は外側20枚程度は黄白(JHS カラーチャート2902)、内側は浅黄(同2504)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は広楕円形、厚さはかなり厚、硬さはやや硬、数は40〜59、一茎の花数は6〜10、花の香りはやや弱である。枝の長さは中、太さはやや太、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は晩である。 
 「インターフラ」と比較して、花弁表面の色が外側20枚程度が黄白で、内側が浅黄であること、花弁全体の形が広楕円形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の所属する会社の温室(オランダ王国)において、「インターフラ」に無名実生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11818号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   インターラース
       
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は明黄橙色で外側の花弁の弁先に淡黄色のぼかしが入り半剣弁、カップ咲、弱香の中輪となる切花向きの品種である。                     樹形は直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部は少、枝中央部及び花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さは中、幅はやや狭である。新葉及び本葉の色は緑、光沢、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径は中、高さはやや低、花弁表面の色は明黄橙(JHS カラーチャート1905)で外側15枚程度の弁先に淡黄(同2503)のぼかしが入り、裏面の色は浅橙黄(同2203)で外側15枚程度の弁先に淡黄(同2503)のぼかしが入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は広楕円形、厚さは厚、硬さは中、数は40〜59、一茎の花数は6〜10、花の香りは弱である。枝の長さ及び太さは中、新しょう及び開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は早である。
 「インターフラ」と比較して、枝中央部にとげが無いこと、蕾の形がつぼ形であること、花弁表面の色が明黄橙であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の所属する会社の温室(オランダ王国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11819号   平成16年3月3日
                                    
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   インターマクロ
    
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「インテロルトロ」の枝変わりであり、花序のタイプは散房花序、花は鮮赤色で半剣弁、カップ咲、かなり弱香の小輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は叢生、樹高は低である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅は中、色は緑褐、数は枝基部及び枝中央部は中、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや厚、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径は小、高さはやや低、花弁表面の色は鮮赤(JHS カラーチャート0407)、裏面の色は赤(同0415)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は狭楕円形、厚さは厚、硬さは軟、数は40〜59、一茎の花数は6〜10、花の香りはかなり弱である。枝の長さはやや長、太さは中、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は晩である。   「インテロルトロ」と比較して、花弁表面の色が鮮赤であること、花弁全体の形が狭楕円形であること等で、「ルイジェルダン」と比較して、とげの色が緑褐であること、花弁表面の色が鮮赤であること等で区別性が認められる。  
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1999年に育成者が所属する会社の温室(オランダ王国)において、「インテロルトロ」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、同年、その特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。   
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11820号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   インタークリマック
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「インテロルトロ」の枝変わりであり、花序のタイプは散房花序、花は浅黄色で弁先に淡緑黄色のぼかしが入り、半剣弁、カップ咲、弱香の小輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部はかなり少、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は黄緑、光沢はやや弱、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや厚、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径は小、高さはやや低、花弁表面の色は浅黄(JHS カラーチャート2511)で弁先に淡緑黄(同2702)のぼかしが入る、裏面の色は明黄(同2505)で弁先に淡緑黄(同2702)のぼかしが入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さは中、数は40〜59、一茎の花数は2〜5、花の香りは弱である。枝の長さはやや長、太さは中、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。   「インテロルトロ」と比較して、花弁表面の色が浅黄であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1998年に育成者が所属する会社の温室(オランダ王国)において、「インテロルトロ」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、同年、その特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11821号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ルイロスケエ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は鮮紫ピンク色で剣弁、高芯咲、弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部及び枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはかなり薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面及び裏面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9704)である。花色の移行性は無、褪色性は中、花弁のタイプは剣弁、全体の形は円形、先端の形は突形、厚さは厚、硬さは中、数は35〜39、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さはやや長、太さはやや太、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花時期は中である。
 「タネチャッタ」と比較して、花色の褪色性が中であること、花弁全体の形が円形であること、花弁先端の形が突形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1993年に出願者の温室(オランダ王国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11822号   平成16年3月3日
                                    
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ルイクロニ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は明橙赤色で剣弁、高芯咲、弱香のやや小輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部は無、枝中央部はかなり少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さは中、幅はやや狭である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さはやや厚、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径はやや小、高さはやや高、花弁表面の色は明橙赤(JHS カラーチャート0705)、裏面の色は濃黄ピンク(同 0712)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は広楕円形、厚さは厚、硬さはやや硬、数は60以上、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さは中、太さはやや太、新しょう及び開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期は中である。  
 「コルクリセット」と比較して、花弁裏面の色が濃黄ピンクであること、花弁数が多いこと等で区別性が認められる。 
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1993年に出願者の温室(オランダ王国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年、その特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。  
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11823号   平成16年3月3日
                                    
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   オリパン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は淡黄ピンク色で半剣弁、カップ咲、弱香の中輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部は多、枝中央部はかなり少、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は少、本葉の長さは中、幅はやや狭である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや厚、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径及び高さは中、花弁表面及び裏面の色は淡黄ピンク(JHS カラーチャート1002)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は広楕円形、厚さは厚、硬さは中、数は40〜59、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さは中、太さはやや太、新しょう及び開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期は中である。   
 「コルドレウィーア」と比較して、花弁表面及び裏面の色が淡黄ピンクであること、花弁数が多いこと等で区別性が認められる。 
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者が所属する会社の温室(オランダ王国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11824号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   メイマテル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、(「シー フォーム」×「マクピック」)に(「MEIDRAGELAC」×「SATCHMO」)を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は黄白色で弁先から弁央に鮮紅色のぼかしが入り丸弁、カップ咲、無香のやや小輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は横張性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部はかなり少、枝中央部及び花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さは中、幅はやや狭である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さは厚、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は球形である。花形はカップ咲、花径はやや小、高さはやや低、花弁表面の色は黄白(JHS カラーチャート2502)で弁先から弁央に鮮紅(同0107)のぼかしが入り、裏面の色は黄白(同2701)で弁先から弁央に鮮紅(同0107)のぼかしが入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は円形、厚さは中、硬さはやや硬、数は40〜59、一茎の花数は6〜10、花の香りは無である。枝の長さはかなり短、太さは中、新しょう及び開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期はやや晩である。
 「ニコル」と比較して、枝中央部にとげが無いこと、花弁の模様のタイプがぼかしであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1985年に育成者が所属する会社の温室(フランス共和国)において、(「シー フォーム」×「マクピック」)に(「MEIDRAGELAC」×「SATCHMO」)を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11825号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   メイラトカン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、(「PAUL CRAMPEL」×「LADY GAY」)に「フラウ カール ドルシュキ」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は淡紫ピンク色で丸弁、カップ咲、中香のやや小輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は横張性、株立はやや叢生、樹高はやや低である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部は多、枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は倒卵形、小葉の枚数及び本葉の長さは中、幅はやや狭である。新葉の色は緑褐、光沢は強、本葉の色は緑、光沢はやや強、厚さはやや薄、硬さはやや軟である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は球形である。花形はカップ咲、花径はやや小、高さはやや低、花弁表面及び裏面の色は淡紫ピンク(JHS カラーチャート9502)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さは薄、硬さは軟、数は60以上、一茎の花数は11〜20、花の香りは中である。枝の長さは短、太さはやや細、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期はやや晩である。
 「コルフルウィンド」と比較して、花形がカップ咲であること、花弁数が多いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1993年に育成者が所属する会社の温室(フランス共和国)において、(「PAUL CRAMPEL」×「LADY GAY」)に「フラウ カール ドルシュキ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11826号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ミスユカ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ジュリアン」に無名実生種を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は明黄色で弁先から弁央に鮮紫ピンク色のぼかしが入り丸弁、高芯咲、中香の大輪となる切花向きの品種である。                     樹形は直立性、株立は中、樹高はかなり高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅は中、色は浅茶、数は枝基部は少、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅はやや広である。新葉の色は緑褐、光沢は強、本葉の色は濃緑、光沢は強、厚さは薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形は尖長形である。花形は高芯咲、花径は大、高さは高、花弁表面の色は明黄(JHS カラーチャート2505)で弁先から弁央に鮮紫ピンク(同9505)のぼかしが入り、裏面の色は浅橙黄(同2203)で鮮ピンク(同0104)のぼかしが入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は円形、厚さはやや厚、硬さはやや軟、数は15〜19、一茎の花数は1、花の香りは中である。枝の長さはかなり長、太さはやや太、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は晩である。 
 「ブライダル ピンク」と比較して、花弁表面の色が明黄で弁先から弁央に鮮紫ピンクのぼかしが入ること、花弁数が少ないこと等で区別性が認められる。  
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(奈良県吉野郡下市町)において、「ジュリアン」に無名実生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお、出願時の名称は「ミス.ユカ」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11827号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ジャックシャック
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「MELINDA GAINSFORD」に「ツービー」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は淡黄色で鮮ピンクのぼかしが入り、剣弁、高芯咲、中香のかなり大輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅は中、色は緑褐、数は枝基部は極多、枝中央部は中、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さは長、幅は広である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや厚、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形は卵形、長さはかなり長、幅はかなり広である。花形は高芯咲、花径はかなり大、高さはかなり高、花弁表面及び裏面の色は淡黄(JHS カラーチャート2503)で鮮ピンク(同0404)のぼかしが入る。花色の移行性は有、花弁のタイプは剣弁、全体の形は広楕円形、厚さはやや厚、硬さは中、数は40〜59、一茎の花数は1、花の香りは中である。枝の長さは短、太さは中、新しょう及び開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「ケイビアン」と比較して、蕾が大きいこと、花弁数が多いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1991年に育成者の温室(アメリカ合衆国)において、「MELINDA GAINSFORD」に「ツービー」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11828号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ジャックレックス
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「アイスバーグ」に「MACREXY」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は黄白色で丸弁、カップ咲、弱香のやや大輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は横張性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さ及び基部の幅は中、色は緑褐、数は枝基部は多、枝中央部は中、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は黄緑、光沢はやや強、本葉の色は緑、光沢、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径はやや大、高さは中、花弁表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2701)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さ及び硬さは中、数は40〜59、一茎の花数は11〜20、花の香りは弱である。枝の長さ及び太さは中、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「アイスバーグ」と比較して、とげの数が枝基部及び枝中央部で多いこと、花弁数が多いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1991年に育成者の温室(アメリカ合衆国)において、「アイスバーグ」に「MACREXY」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11829号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ケイマテオ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種に「タンオレラ」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は鮮赤色で剣弁、高芯咲、弱香の中輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部及び枝中央部は中、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さはかなり薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形は卵形である。花形は高芯咲、花径は中、高さはやや高、花弁表面の色は鮮赤
(JHS カラーチャート0407)、裏面の色はピンク白(同0701)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は広楕円形、厚さは厚、硬さは硬、数は15〜19、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さ及び太さは中、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期はやや晩である。
 「ルイロオネ」と比較して、新葉の色が緑褐であること、花弁表面の色が鮮赤であること、裏面の色がピンク白であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成5年に出願者の温室(千葉県佐原市)において、無名実生種に「タンオレラ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11830号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   アベリア×グランディフロラ   サンライセ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、Abelia ×grandifloraの枝変わりであり、樹姿は開張性、成葉は緑色で浅緑黄色の覆輪が入り、花は黄白色の庭園等向きの品種である。
 樹姿は開張性、樹高は中である。枝の太さはやや細、新梢の色は褐、分枝性は密、節間長は短である。葉全体の形は楕円形、先端及び基部の形は鋭形、葉身長及び葉身幅は中、新葉及び成葉表面の色は緑、斑の有無は有、パターンは覆輪、色数は1色、新葉の斑色は緑黄(JHS カラーチャート2707)、成葉の主たる斑色は浅緑黄(同2904)、葉の毛の多少は無、光沢は有、葉柄の長さはかなり短である。花序のタイプは集散花序、花の向きは上向き、花形は一重咲、花冠の形は筒状、花径及び花の長さは中、花色及び花筒の色は黄白(同2901)である。がく片の長さは中、色は淡紅、花数はやや少、花の香り及び開花期は中である。
 「フランシス メイソン」と比較して、分枝性が密であること、成葉の主たる斑色が浅緑黄であること、花色が黄白であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年12月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1991年に育成者のほ場(アメリカ合衆国)において、A. ×grandifloraの枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1994年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の農林水産植物の種類は「アベリア」、名称は「サンライズ」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11831号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   のうぜんかずら   チューチンタカラヅカ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「マダム ガレン」に出願者所有の在来種を交配して育成されたものであり、樹姿はつる性、花は橙赤色で花径が中の鉢物及び庭園向きの品種である。
 樹姿はつる性、枝の太さは中、色は緑で赤紫の斑点が入る、分枝性及び節間長は中である。葉全体の形は卵形、先端の形は鋭尖形、基部の形は鋭形、複葉の長さ、幅、小葉の長さ及び幅は中、表面の色は緑、斑の有無は無、毛の有無は有である。花序のタイプは円錐花序、花房の長さは長、幅は中である。花の向きは横向き、花形は一重咲、花筒部の形は鐘状、花の縦径及び横径は中、花筒部の太さはやや細、長さはやや短、花色は橙赤(JHS カラーチャート0713)、花筒部内部の色は明黄橙(同1905)で濃橙赤(同  0714)の条線が入り、外側の色は橙(同1611)である。花冠裂片全体の形は扁円形、先端の形は円形、数は中、がくの長さは中、色は黄茶(同2207)、小花柄の長さはやや長、花数は中、花の香りは無、開花期はやや早である。
 「マダム ガレン」及び「ルージュタカラヅカ」と比較して、花筒部内部の色が明黄橙で濃橙赤の条線が入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年8月30日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和61年に出願者のほ場(兵庫県宝塚市)において、「マダム ガレン」に出願者所有の在来種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11832号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   のうぜんかずら   オランジュタカラヅカ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「マダム ガレン」に出願者所有の在来種を交配して育成されたものであり、樹姿はつる性、花は赤橙色で縦径が小、横径がやや小の鉢物及び庭園向きの品種である。
 樹姿はつる性、枝の太さは中、色は緑で濃赤紫の斑点が入る、分枝性及び節間長は中である。葉全体の形は楕円形、先端の形は鋭尖形、基部の形は鋭形、複葉の長さ、幅、小葉の長さ及び幅は中、表面の色は緑、毛の有無は無である。花序のタイプは円錐花序、花房の長さはやや短、幅は中である。花の向きは斜め上向き、花形は一重咲、花筒部の形は鐘状、花の縦径は小、横径はやや小、花筒部の太さは中、長さはやや短、花色は赤橙(JHS カラーチャート1012)、花筒部内部の色は黄橙(同1913)で赤(同0414)の条線が入り、外側の色は明橙(同1604)である。花冠裂片全体の形は扁円形、先端の形は円形、数は中、がくの長さは短、色は穏黄緑(同3312)、小花柄の長さはやや短、花数はやや多、花の香りは無、開花期は中である。
 「マダム ガレン」及び在来種と比較して、花色が赤橙であること、花筒部内部の色が黄橙で赤の条線が入ること、がくが短いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和61年に出願者のほ場(兵庫県宝塚市)において、「マダム ガレン」に出願者所有の在来種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11833号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ステラ コルダータ   ヤスフロス
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、ステラ コルダータ選抜系どうしを交配して育成されたものであり、草姿は斜上型、花は明青味紫色で中型の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は斜上型、草丈は中である。茎の長さはかなり短、太さは太、アントシアニンの発現の程度は弱、節間長は中である。葉形は長楕円形、葉の基部の形は鋭形、葉縁の形は鋭鋸歯、葉長はやや短、葉幅は狭、葉柄の長さはやや短、葉の色は緑、斑の有無は無である。花の咲き方は漏斗状、花径は中、花筒長は中、花の地色は明青味紫(JHS カラーチャート8305)、花色模様の種類は単一、花冠裂片の形はさじ形、花筒部の形は鐘状、花冠裂片の長さはやや長、幅はやや広、花冠裂片数は5、がくの形は披針形、長さは長、色は緑、花柄の長さは中、花数は少、花の香りの有無は無である。
 「ラベンダーシャワー」と比較して、葉形が長楕円形であること、花の色が明青味紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年10月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1998年に育成者の温室(連合王国)において、育成者所有のステラ コルダータ選抜系どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11834号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ステラ コルダータ   ヤゲミル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ピンクドミノ」に品種名不詳の品種を交配して育成されたものであり、草姿は水平型、花は淡紫色で小型の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は水平型、草丈は中である。茎の長さはやや短、太さはやや太、アントシアニンの発現の程度は中、節間長はかなり長である。葉形は卵形、葉の基部の形は円形、葉縁の形は鋭鋸歯、葉長はやや短、葉幅は狭、葉柄の長さは中、葉の色は緑、斑の有無は無である。花の咲き方は平形、花径は小、花筒長はやや短、花の地色は淡紫(JHS カラーチャート8302)、花色模様の種類は単一、花冠裂片の形は倒卵形、花筒部の形は鐘状、花冠の波状程度は平、花冠裂片の長さはやや短、幅はやや狭、花冠裂片数は5、がくの形は披針形、長さは中、色は緑、花柄の長さは短、花数はやや多、花の香りの有無は無である。
 「ハステラ」と比較して、花径が小さいこと、花の色が淡紫であること等で、「ラベンダーシャワー」と比較して、節間長が長いこと、花冠の波状程度が平であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の温室(連合王国)において、「ピンクドミノ」に品種名不詳の品種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11835号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ステラ コルダータ   バコブル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、草姿は水平型、花は明青味紫色でやや小型の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は水平型、草丈はやや低である。茎の長さはやや短、太さ及びアントシアニンの発現の程度は中、節間長は長である。葉形は卵形、葉の基部の形は円形、葉縁の形は鋭鋸歯、葉長は短、葉幅は狭、葉柄の長さは短、葉の色は緑、斑の有無は無である。花の咲き方は平形、花径はやや小、花筒長はやや短、花の地色は明青味紫(JHS カラーチャート8305)、花色模様の種類は単一、花冠裂片の形は倒卵形、花筒部の形は鐘状、花冠裂片の長さ及び幅は中、花冠裂片数は5、がくの形は披針形、長さは中、色は緑、花柄の長さは短、花数はやや少、花の香りの有無は無である。
 「ヤスフロス」と比較して、葉形が卵形であること、花冠裂片の形が倒卵形であること等で、「ラベンダーシャワー」と比較して、花の色が明青味紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年にシドニー大学の温室(オーストラリア国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11836号   平成16年3月3日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ヘスペロジギス ミルトイデス   サンミンパ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、ブラジルから導入した野生種どうしを交配して育成されたものであり、花は鮮紫色で、樹高が中の鉢物及び花壇向きの品種である。
 樹姿は開張性、樹型は偏球形、樹高及び枝の太さは中、色は緑、分枝性は中、節間長は短である。葉序は対生、葉全体の形は長楕円形、先端の形は鈍形、基部の形は鋭形、葉身長及び幅は中、表面の色は黄緑、斑の有無は無、葉の香りはやや強である。花数は中、向きは横向き、花形は唇状、縦径、横径及び長さは中、上唇弁、下唇弁及び花筒部の色は鮮紫(JHS カラーチャート8605)、上唇弁の形は2裂、下唇弁の形は3裂、がくの形は筒状、長さは中、色は穏黄緑(同3513)、やくの色は紫、花柄の長さは中、花の香りは弱、開花期はやや早である。
 「サンミンブ」と比較して、樹型が偏球形であること、上唇弁及び下唇弁の色が鮮紫であること等で、「ミルトイデスGP」と比較して、上唇弁及び下唇弁の色が鮮紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成8年に出願者の温室(滋賀県八日市市)において、ブラジルから導入した野生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。