種苗法(平成10年法律第83号)第18条の規定に基づき、下記127品種の品種登録(第168回)をしましたので、お知らせします。
 
                                        
品種登録の番号 農林水産植物の種類 登録品種の名称
 
品種登録を受ける者の氏名又は名称
11583 稲      総の舞 千葉県
11584 稲   はなさつま 鹿児島県
11585 佐香錦 島根県
11586
 
いちご
 
エラン
 
ABZ アールドバイエン・アウトザード有限会社
11587 メロン タイトガード タキイ種苗株式会社
11588 にら マルイチポール 田中一男
11589 かんきつ 串清
11590 ぶどう あづましずく 福島県
11591 りんご あおり11 青森県
11592 りんご    あおり12 青森県
11593 りんご あおり15 青森県
11594 りんご あおり16 青森県
11595 デルヒニウム プリームスター カネコ種苗株式会社
11596 デルヒニウム プリームスノー カネコ種苗株式会社
11597 デルヒニウム カネプリホワイト カネコ種苗株式会社
11598 バーベナ ナフラプベンダ 須長賢一
11599 バーベナ ナフラプナチネク 須長賢一
11600 むぎわらぎく フロラベラホワイト フロラベラ オーストラリア
11601 むぎわらぎく フロラベラゴールド フロラベラ オーストラリア
11602 むぎわらぎく  フロラベラレモン フロラベラ オーストラリア
11603 むぎわらぎく フロラベラピンク フロラベラ オーストラリア
11604 むぎわらぎく レッドブラレム レッドランズ ナーセリーズ株式会社
11605 むぎわらぎく レッドブラブロ レッドランズ ナーセリーズ株式会社
11606 むぎわらぎく レッドブラホワイ レッドランズ ナーセリーズ株式会社
11607 むぎわらぎく レッドブラゴル レッドランズ ナーセリーズ株式会社
11608 むぎわらぎく レッドブラピン レッドランズ ナーセリーズ株式会社
11609 せんにちこう 掛川DA1 株式会社サカタのタネ
11610 グズマニア コピート コーン.バック社
11611 アンスリウム アントミラ アンスラ社
11612 アンスリウム アントネロム アンスラ社
11613 アンスリウム アンタスカ アンスラ社
11614 アンスリウム アンスBNZL アンスラ社
11615 アンスリウム アンスBNEN アンスラ社
11616 きく 精の勢 有限会社精興園
11617 きく セイスノーボール 有限会社精興園
11618 きく 精の妖精 有限会社精興園
11619 クレマチス ゾイン 松井識樹
11620 カーネーション ダイグリーンハート 第一園芸株式会社
11621 カーネーション アステカ 第一園芸株式会社
11622 カーネーション スピックペテル P.コーイ&ゾーネン社
11623
 
カーネーション
 
アピールピンク
 
住化農業資材株式会社、野本政男
11624
 
カーネーション
 
アピールレッド
 
住化農業資材株式会社、野本政男
11625
 
カーネーション
 
9539フラッフィ
 
サピア フラビオ コスタンゾ
11626
 
カーネーション
 
INGUセーラームーンオレンジ 稲垣長太郎
 
11627 カーネーション INGUアステノ 稲垣長太郎
11628
 
カーネーション
 
INGUパールギャレット 稲垣長太郎
 
11629 カーネーション INGUミュール 稲垣長太郎
11630
 
ペラルゴニウム
 
フィスビリー
 
フローラノヴァ プランツェン社
11631 ペラルゴニウム ペネア エルスナー pac ユングフランツェン GbR
11632 ペラルゴニウム ティクピンク エルスナー pac ユングフランツェン GbR
11633 ペラルゴニウム ペンバル エルスナー pac ユングフランツェン GbR
11634 ペラルゴニウム ティコルグ エルスナー pac ユングフランツェン GbR
11635 ペラルゴニウム スカイチェリー 太田茂幸
11636 ペラルゴニウム サーフィンパープル 鈴木清次
11637 ペラルゴニウム サーフィンローズ 鈴木清次
11638 ペラルゴニウム サーフィンレッド 鈴木清次
11639 ペラルゴニウム ペンバー エルスナー pac ユングフランツェン GbR
11640 ペラルゴニウム ペンヤナ エルスナー pac ユングフランツェン GbR
11641
 
マーガレット
 
コブシング
 
有限会社ジュー・アンド・エッチ・ジャパン
11642
 
スパシフィラム
 
ナコ
 
金井喜久江、金井正樹、金井賢、金井麻子
11643
 
アルストロメリア 東邦トルテ
 
東邦瓦斯株式会社
 
11644 ゆり グリーンスターウエノ 上野秀男
11645 ゆり リリッ子 上野秀男
11646 ゆり 新世界 上野秀男
11647 ゆり マイエンゼル 上野秀男
11648 ゆり セブンティン 上野秀男
11649 ゆり 阿波の白雪 徳島県
11650 ゆり サンライズマリッジ 山口県
11651 オキザリス 掛川AR1 株式会社サカタのタネ
11652 オキザリス 掛川AR2 株式会社サカタのタネ
11653 オキザリス 掛川AR3 株式会社サカタのタネ
11654 オキザリス 掛川AR4 株式会社サカタのタネ
11655 オキザリス 掛川AR5 株式会社サカタのタネ
11656 シンビジウム スーパーライン 恵比寿 株式会社河野メリクロン
11657
 
シンビジウム
 
エンザンミステリーエンドレスラブ 株式会社向山蘭園
 
11658 つばき エリナ 柴道昭
11659 つばき 福運御厨 御厨陽一郎
11660 ばら GRFアリトー 後藤健
11661 ばら オオタピンク 太田静男
11662 ばら にしお小町 有限会社河本バラ園
11663 ばら クリオネ 有限会社河本バラ園
11664 ばら トレゾア 有限会社河本バラ園
11665 ばら ミルフィーユ 今井清
11666 ばら スノーパウダー 今井清
11667

 
ばら

 
バボル

 
バーテルス ブリーディング社、ペーター アドリアーン ファン デ ポル、ワーゲニンゲン農業大学ユニファーム
11668 ばら イチシルバ 市川惠一
11669 ばら イチフィオナ 市川惠一
11670 ばら イチジーノ 市川惠一
11671 ばら イチルシタ 市川惠一
11672 ばら イチケリ 市川惠一
11673 ばら イチミオラ 市川惠一
11674 ばら メイレイエット 京成バラ園芸株式会社
11675 ばら メイダンケル 京成バラ園芸株式会社
11676 ばら メイフランサ 京成バラ園芸株式会社
11677 ばら メイフラメンク 京成バラ園芸株式会社
11678 ばら サバナイト ノアイースト ミニアチュア ローゼズ社
11679 ばら セイモンブ 今井清
11680 ばら セイベビー 今井清
11681 ばら ハダール 福山市
11682 ばら ミーシャ 富樫康雄
11683 ばら ケイフニシキ 京成バラ園芸株式会社
11684 ばら ケイフハナア 京成バラ園芸株式会社
11685 ばら メイブランカ 京成バラ園芸株式会社
11686 ばら オスヴァース デビット オースチン ロージズ リミテッド
11687 ばら オスウィンター デビット オースチン ロージズ リミテッド
11688 ばら オスクール デビット オースチン ロージズ リミテッド
11689 ばら オスガード デビット オースチン ロージズ リミテッド
11690 ばら オスバンド デビット オースチン ロージズ リミテッド
11691 ばら オスムーヴ デビット オースチン ロージズ リミテッド
11692 ばら オスファー デビット オースチン ロージズ リミテッド
11693 ばら オスウィル デビット オースチン ロージズ リミテッド
11694 ばら オスベイカー デビット オースチン ロージズ リミテッド
11695 ばら オスエクレット デビット オースチン ロージズ リミテッド
11696 ばら オスジョリー デビット オースチン ロージズ リミテッド
11697 ばら タキレット 田中喜志夫
11698 ばら マリオライン 鈴木省吾
11699 ばら スイングベル 岐阜県
11700 ばら 宝川 服部進
11701 ばら ビックエンゼル 今井清
11702
 
ステラ コルダータ スノーストーム
 
有限会社フジ フローラ
 
11703
 
ステラ コルダータ ドーレ プチモンド
 
株式会社日園
 
11704
 
ステラ コルダータ ハステシ
 
有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン
11705
 
ステラ コルダータ ハステラ
 
有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン
11706
 
ディアスキア ハイブリッド パシーチャ
 
有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン
11707
 
ディアスキア ハイブリッド パシジェム
 
有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン
11708
 
ディアスキア ハイブリッド パシグラ
 
有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン
11709
 
レケナウルティア フォルモサ レッドオパール
 
内山隆之、高尾保徳、今村幹雄
         











































































































































 
 
 
 
 
 
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11583号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   稲   総の舞(ふさのまい) 
  
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「白妙錦」に「中部72号」を交配して育成された固定品種であり、育成地(千葉県佐原市)における成熟期は早生の早、大粒で心白がやや多の醸造向きの水稲、粳種である。
 草型は偏穂重、稈長は中、細太は太、剛柔はやや剛、葉身毛茸の有無と多少は中、止葉の直立の程度はやや立、葉身及び葉鞘の色は濃緑である。穂長はやや短、穂数はやや少、粒着密度及び穂軸の抽出度は中、穂型は紡垂状、穎毛の有無と多少は中、穎色は黄白、ふ先色は黄白−黄である。芒の有無と多少は稀、芒長は極短、芒色は黄白−黄である。玄米の形はやや円、大小は大、色沢は中、精玄米千粒重は大、玄米の見かけの品質は上の下、光沢はやや良、心白の多少はやや多、大小はやや大、腹白の多少は極少、胴割の多少はやや少である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期及び成熟期は早生の早、障害型耐冷性は強、穂発芽性は極難、耐倒伏性はやや強、脱粒性は難、収量は中である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi−i、穂いもちほ場抵抗性は強、葉いもちほ場抵抗性は中である。
 「若水」と比較して、穂長が短いこと、成熟期が早いこと等で、「コシヒカリ」と比較して、精玄米千粒重が大きいこと、耐倒伏性が強いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成5年に千葉県農業試験場(現千葉県農業総合研究センター、佐原市)において、「白妙錦」に「中部72号」を交配し、7年に雑種第4代で個体選抜を行い、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11584号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   稲   はなさつま
  
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「南海62号」に「ヒノヒカリ」を交配して育成された固定品種であり、育成地(鹿児島県鹿児島市)における成熟期は晩生の晩、耐倒伏性が強の水稲、粳種である。
 草型は偏穂数、稈長は中、細太はやや太、剛柔は中、葉身毛茸の有無と多少は稀、止葉の直立の程度はやや立、葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長はやや短、穂数はやや多、粒着密度及び穂軸の抽出度は中、穂型は紡垂状、穎色は黄白、ふ先色は黄白−黄、護穎の色は淡黄である。芒の有無と多少は稀、芒長は短、芒色は黄白−黄である。玄米の形及び大小は中、粒色は白、色沢はやや淡、精玄米千粒重は中、玄米の見かけの品質は上の中、光沢は良、香りは無、腹白の多少は極少である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期及び成熟期は晩生の晩、穂揃日数は中、穂発芽性はやや難、耐倒伏性は強、脱粒性は中、収量はやや多である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi−a,i、穂いもちほ場抵抗性は中、葉いもちほ場抵抗性はやや弱、白葉枯病抵抗性品種群別は金南風群、白葉枯病ほ場抵抗性は中、しま葉枯病抵抗性品種群別は日本水稲型(+)、トビイロウンカ抵抗性遺伝子型は+である。     
 「ヒノヒカリ」と比較して、出穂期及び成熟期が晩いこと等で、「かりの舞」と比較して、穂数が多いこと、いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi−a,iであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成3年に鹿児島県農業試験場(鹿児島市)において、「南海62号」に「ヒノヒカリ」を交配し、5年に雑種第3代で個体選抜を行い、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11585号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   稲   佐香錦(さかにしき) 
  
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「改良八反流」に「金紋錦」を交配して育成された固定品種であり、育成地(島根県飯石郡赤来町)における成熟期は早生の早、極大粒の醸造向きの水稲、粳種である。
 草型は偏穂重、稈長はやや長、細太は太、剛柔は中、止葉の直立の程度はやや立、葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長はやや長、穂数は中、粒着密度は疎、穂軸の抽出度は中、穂型は紡垂状、穎色は黄白、ふ先色は黄白−黄、護穎の色は淡黄である。芒の有無と多少は無である。玄米の形は中、大小は極大、色沢は淡、精玄米千粒重は極大、玄米の見かけの品質は上の中、光沢は良、心白の多少は多、大小はやや大、腹白の多少及び胴割の多少は中である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期及び成熟期は早生の早、穂揃日数は中、障害型耐冷性はやや弱、穂発芽性はやや難、耐倒伏性はやや強、脱粒性はやや難、地上部全重はやや大、収量は中である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi−a、穂いもちほ場抵抗性及び葉いもちほ場抵抗性はやや弱、白葉枯病ほ場抵抗性は中である。蛋白質含量はやや低である。       
 「五百万石」と比較して、精玄米千粒重が大きいこと、いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi−aであること等で、「改良八反流」と比較して、稈長が短いこと、精玄米千粒重が大きいこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和60年に島根県農業試験場(出雲市)において、「改良八反流」に「金紋錦」を交配し、平成元年に雑種第4代で個体選抜を行い、以後、島根県中山間地域研究センター(飯石郡赤来町)で固定を図りながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11586号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   いちご   エラン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統「M56」を母系、育成系統「P31」を父系とする交雑品種であり、果実は長円錘形でやや小さく、果皮の色が明赤、四季成性の生食用品種である。
 草姿は立性、草勢は強、草丈はやや高、分げつの多少はやや少である。ランナーの数は少、葉色は濃緑、葉の形状は下に湾曲、葉数は中、葉柄の太さは太である。果皮の色は明赤、果形は長円錘、果実の大きさはやや小、果肉色は淡紅、果心の色は淡赤、果実の光沢は中である。花の大きさは大、花弁の色は白、花房当たり花数は少、花柄の太さはやや太、花柄長は長である。果実の硬さはやや軟、無種子帯は少、そう果の落ち込みは表皮並、そう果数及び果実の香りは中である。季性は四季成、開花位置は葉より上である。
 「章姫」と比較して、果実が小さいこと、果心の色が淡赤であること等で、「F1カラン」と比較して、草姿が立性であること、果形が長円錘であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統「M56」を母系、育成系統「P31」を父系とする交雑品種であり、1996年から出願者の温室(オランダ王国)において交配組合せ能力検定試験及び特性の調査を行い、1998年に目標とする特性であることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「F1 エラン」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11587号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   メロン   タイトガード
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、フランスから導入した系統を元にして育成された系統を母系及び父系とするつる割れ病に強い抵抗性を示すメロンの台木用交雑品種である。
 種子の大きさはやや大、主づるの太さはやや太、節間長は中、葉の大きさはやや大、欠刻は浅、葉柄の長さはやや長、花性は両性花・雄花同株、雌花(両性花)着生位は子づる+孫づる、春作の雌花(両性花)の発生は良、着果の安定度(着果率)はやや安定である。果皮色(適食期)は白、果形は球、果面の状態はみぞ、ネットは無、縞は有、へた離れは易、果重は中、花落ちの大きさは大である。果肉の色は橙、果肉質(適食期)は溶、果肉の厚さはやや薄、糖度は中、香りの質はカロチン、日持ちは中、つる割病抵抗性は強である。
 「バーネット」と比較して、果皮色(適食期)が白であること、果面のネットが無いこと等で、「園研2号」と比較して、果皮色(適食期)が白であること、果形が球であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、フランスから導入した系統より選抜したつる割れ病抵抗性個体に「バーネット」を交配して得られた育成系統を母系とし、同導入系統から選抜、育成されたつる割れ病抵抗性系統を父系とする交雑品種であり、平成10年より出願者の農場(滋賀県甲賀郡甲西町)において交配組合せ能力検定試験及び特性の調査を行い、12年に目標とする特性であることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「ストッパー」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11588号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   にら   マルイチポール
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「グリーンベルト」の変異株から育成されたものであり、草姿は開、葉身は緑で花茎が連続的に抽出する品種である。
 草姿は開、草勢及び草丈は中である。葉身の長さ及び幅は中、色は緑、光沢の程度及び葉肉の厚さは中、葉垂れの程度はやや強である。葉梢部断面の形は円、太さはかなり太、長さはやや長、外観の色は帯緑、外皮の色素発現の有無は有、1葉鞘当たり葉数は中、分けつ数は少である。花茎の太さは中、長さは長、数は多、再収穫までの早晩は中、花茎の抽出性は連続である。
 「テンダーポール」及び「フラワーポール」と比較して、葉鞘部が太いこと、花茎数が多いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年12月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和62年に育成者のほ場(高知県高岡郡中土佐町)において、「グリーンベルト」の変異株を発見、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、平成8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11589号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   かんきつ   串(くし)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「崎久保早生」の枝変わりであり、果形が扁平、果実の重さが中、果皮色が黄橙の育成地(三重県南牟婁郡御浜町)では9月中旬に成熟する温州みかんである。 樹姿は開張、樹の大きさは中、樹勢はやや強である。枝梢の太さは太、節間長は中、枝梢のとげの多少は少である。葉身の形は紡錘形、波状の程度は弱、大きさは小、葉身長は中、葉身幅は狭、網脈の鮮明度は明瞭である。翼葉の形は痕跡、葉柄の長さは短、太さは中である。花序の形成は単生、花(花蕾)の重さは中、花弁の形は紡錘形、長さは長、幅は中、色は白、数は5枚、花糸の分離の程度は一部合一、花粉の多少は無である。果実の形は扁平、果形指数は中、果頂部の形は平坦、放射条溝の有無は無、凹環の有無は不明瞭、果梗部の形は切平面、放射条溝の多少は少である。果心の充実度は粗、大きさは極大、果実の重さは中、果皮の色は黄橙、油胞の大きさはやや大、密度は疎、凹凸は凹、果面の粗滑はやや粗、果皮の厚さ及び果皮歩合は中、剥皮の難易は易である。じょうのう膜の硬さは軟、さじょうの形及び大きさは中、色は濃橙である。果汁の多少はやや少、甘味はやや低、酸味は高、香気の多少は中、種子数は無、胚の数は多胚である。発芽期及び開花期は早、成熟期はかなり早で育成地においては9月中旬である。隔年結果性は中、浮皮果の発生は多、裂果の発生は中、貯蔵性はかなり短である。
 「崎久保早生」及び「宮本早生」と比較して、果心の大きさが大きいこと、成熟期が早いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成元年に育成者のほ場(三重県南牟婁郡御浜町)において、「崎久保早生」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11590号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ぶどう   あづましずく
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ブラックオリンピア」に「4倍体ヒムロッド」を交配して育成されたもので、果皮の色が紫黒、果粒が円で極大粒の育成地(福島県福島市)では8月上旬に成熟する極早生種である。
 樹の拡がりは大、樹勢は強である。熟梢の太さは太、色は黄褐、節間横断面の形は楕円、表面の形状は細溝あり、幼梢先端の色は薄赤、巻きひげの着生は2である。花穂の着生数は中、花性は両性、花粉の多少は多である。成葉葉身の形は五角形、裂片数は5片、葉身横断面の形は波打ち、葉縁鋸歯の形は両側直線、葉柄裂刻の一般的な形は開く、成葉上裂刻の一般的な形は重なる、成葉の大きさは大、上面の色は暗緑、葉柄の色は淡紅、成葉の下面葉脈間の綿毛の密度は無〜極粗、下面主脈上の綿毛の密度は中、葉柄の綿毛の密度は無〜極粗、中肋に対する葉柄の長さの比及び葉柄の太さは中である。穂梗の太さは太、長さは短、色は淡緑である。果房の形は複形、大きさは大、長さ及び着粒の粗密は中、果梗の太さは太、長さは短、色は黄緑である。果粒の形は円、大きさは極大、果皮の色は青黒又は紫黒、果粉の多少は多、果皮の厚さは厚、果皮と果肉の分離性は易、果肉の色は不着色、肉質は中間、甘味は中、酸味は少、渋味は無〜極少、香気はフォクシー、果汁の多少は多、種子の有無は無である。発芽期は早、開花期は中、成熟期は極早で 育成地においては8月上旬である。果実の着色の難易は中間、花振いの多少は中、裂果の多少は無〜極少、果梗の強さ及び果梗と果粒の分離は中である。
 「巨峰」と比較して、果粒の形が円であること、種子が無いこと等で、「高尾」と比較して、成葉葉身の形が五角形であること、果房が短いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成4年に福島県果樹試験場(福島市)において、「ブラックオリンピア」に「4倍体ヒムロッド」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11591号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   りんご   あおり11
  
3 登録品種の特性の概要
この品種は、「北の幸」に「ジャージーマック」を交配して育成されたものであり、果形が長円、大きさが中、果皮を被う色が赤の育成地(青森県黒石市)では8月中旬に成熟する早生種である。
 樹のタイプは普通型、樹姿は開張、樹勢は中である。枝梢の太さ及び節間長は中、皮目の大きさは小、多少は極少、えき花芽の着生は多である。葉形はやや長、葉の大きさは中、色は淡緑、たく葉の形は鎌形、葉柄の長さは長、太さは細である。花の大きさは中、色は淡桃、花弁の形は長円、やくの色は黄である。果形は長円、王冠は無、がくの開閉は閉、がくあの深さ、広さ及びこうあの深さは中、広さは狭、果実の大きさは中、果皮の地色は黄緑、果皮を被う色は赤、量は多、強さは中、型は少、さびの量は無〜僅か、さび状果点は有、果点の大きさは大、密度は中、スカーフスキンは少、果皮のろう質及び粗滑の程度は中である。果梗の長さは中、太さは中、肉こうの有無は有である。果心の形は広楕円、大きさは大、果肉の色は黄白、褐色化は弱、硬さは中、肉質は中、蜜の多少は無〜僅か、甘味は中、酸味は強、渋味は無、香気は中、果汁の多少は多、種子の形は倒卵、大きさは中である。発芽期及び開花期は中、成熟期は早で育成地においては8月中旬である。結果の早晩は早、後期落果は中、普通貯蔵性及び冷蔵貯蔵性は短い、心かびの発生は無〜僅かである。
 「ジャージーマック」と比較して、果形が長円であること、こうあが狭いこと等で、「ちなつ」と比較して、果形が長円であること、肉こうが有ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和53年に青森県りんご試験場(現青森県農林総合研究センター りんご試験場、黒石市)において、「北の幸」に「ジャージーマック」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11592号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   りんご   あおり12
  
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「北の幸」に「ジャージーマック」を交配して育成されたものであり、果形が長円、大きさが中、果皮を被う色が赤の育成地(青森県黒石市)では8月中旬に成熟する早生種である。
 樹のタイプは普通型、樹姿は開張、樹勢は中である。枝梢の太さ及び節間長は中、皮目の大きさは小、多少は極少、えき花芽の着生は中である。葉形は中間、葉の大きさはやや長、色は緑、たく葉の形は鎌形、葉柄の長さは中、太さは中である。花の大きさは中、色は淡桃、花弁の形は卵、やくの色は黄である。果形は長円、王冠は無、がくの開閉は中、がくあの深さ及び広さは中、こうあの深さは浅、広さ及び果実の大きさは中、果皮の地色は黄緑、果皮を被う色は赤、量及び強さは中、型は少、さびの位置はこうあ、量は無〜僅か、さび状果点は有、果点の大きさは大、密度は中、スカーフスキンは少、果皮のろう質は中、粗滑の程度は滑である。果梗の長さ及び太さは中、肉こうの有無は無である。果心の形は円錐、大きさは大、果肉の色は黄白、褐色化は中、硬さは軟、肉質は中、蜜の多少は無〜僅か、甘味は低、酸味は強、渋味は無、香気は中、果汁の多少は多、種子の形は倒卵、大きさは大である。発芽期及び開花期は中、成熟期は早で育成地においては8月中旬である。結果の早晩は早、後期落果は中、普通貯蔵性及び冷蔵貯蔵性は短い、心かびの発生は無〜僅かである。
 「ジャージーマック」と比較して、果形が長円であること,肉こうが無いこと等で、「ちなつ」と比較して、果形が長円であること、果実が大きいこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和53年に青森県りんご試験場(現青森県農林総合研究センター りんご試験場、黒石市)において、「北の幸」に「ジャージーマック」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11593号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   りんご   あおり15
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ふじ」に「青り3号」を交配して育成されたものであり、果実の外観が円錐、大きさが中、果皮を被う色が黄の育成地(青森県黒石市)では10月下旬に成熟する晩生種である。
 樹姿は中間、樹の大きさ及び樹勢は中である。枝梢の太さは細、節間長は中、皮目の大きさは小、多少は多、えき花芽の着生は中である。葉身の形は中間、葉の大きさはやや短、色は緑、たく葉の形は長円、長さは中、葉柄の長さはやや短、太さは中である。花の大きさは中、色は淡桃、花弁の形は円、やくの色は黄である。果実の外観は円錐、王冠は無、がくの開閉は閉、がくあの深さは浅、広さは狭、こうあの深さ、広さ及び果実の大きさは中、果皮の地色及び果皮を被う色は黄、強さは淡、量は少、さびの量は無〜僅か、さび状果点は有、果点の大きさ及び密度は中、スカーフスキンは無、果皮の光沢は弱、ろう質は少、粗滑の程度は粗である。果梗の長さは長、太さは中、肉こうの有無は有である。果心の形は円、大きさは小、果肉の色は黄、褐色化、硬さ及びきめは中、蜜の多少は少、甘味は高、酸味は弱、渋味は無、香気及び果汁の多少は多、種子の形は倒卵、大きさはやや小である。発芽期及び開花期は中、成熟期は晩で育成地においては10月下旬である。結果の早晩は中、後期落果は無〜僅か、普通及び冷蔵貯蔵性は非常に長い、心かびの発生は無〜僅かである。
 「王林」と比較して、果実の外観が円錐であること、果皮の地色が黄であること等で、「こうこう」と比較して、果実の外観が円錐であること、果皮の光沢が弱いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和45年に青森県りんご試験場(黒石市)において、「ふじ」に「青り3号」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11594号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   りんご   あおり16
  
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、(「あかね」×「レロ11」)に「夏緑」を交配して育成されたものであり、果形が円、大きさが小、果皮を被う色が紫紅の育成地(青森県黒石市)では8月中旬に成熟する早生種である。
 樹のタイプは普通型、樹姿は中間、樹勢は強である。枝梢の太さは中、節間長は短、皮目の大きさ、多少及びえき花芽の着生は中である。葉形はやや長、葉の大きさは中、色は緑、たく葉の形は鎌形、葉柄の長さ及び太さは中である。花の大きさは中、色は濃桃、花弁の形は長円、やくの色は黄である。果形は円、王冠は無、がくの開閉は閉、がくあの深さ、広さ及びこうあの深さは中、広さは広、果実の大きさは小、果皮の地色は黄緑、果皮を被う色は紫紅、量は多、強さは濃、型は無、さびの位置はこうあ、量は無〜僅か、さび状果点は有、果点の大きさは大、密度は中、スカーフスキンは少、果皮のろう質は少、粗滑の程度は中である。果梗の長さは中、太さは細、肉こうの有無は無である。果心の形は円錐、大きさは小、果肉の色は黄白、果肉の褐色化は弱、硬さは硬、肉質は粗、蜜の多少は無〜僅か、甘味は中、酸味は弱、渋味は無、香気は少、果汁の多少は多、種子の形は倒卵、大きさは小である。発芽期及び開花期は早、成熟期は早で育成地においては8月中旬である。結果の早晩は早、後期落果は無〜僅か、普通貯蔵性及び冷蔵貯蔵性は短い、心かびの発生は無〜僅かである。
 「きざし」及び「ちなつ」と比較して、果皮を被う色が紫紅であること、果皮を被う色の型が無であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和59年に青森県りんご試験場(現青森県農林総合研究センター りんご試験場、黒石市)において、(「あかね」×「レロ11」)に「夏緑」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11595号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   デルヒニウム   プリームスター
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「リトルタイプ スノーホワイト」に「トム ポウス スノーホワイト」を交配して育成されたものであり、花は浅青色の一重咲で、中輪の切花向きの品種である。
 草型は直立型、草丈は中、地下部の形状は繊根性、茎の長さは中、太さはやや細、分枝性は少、毛の有無は有、色は穏黄緑(JHS カラーチャート3512)である。葉の枚数は少、全形はV、長さは中、幅は広、葉柄の有無と長さは中、葉縁の毛の有無は有、葉の表面の色は暗黄緑(同3509)である。花序の長さは長、幅は広、1花序に着生している小花数は少、小花の密度は粗、花の咲き方は普通咲、花形は一重咲、花冠の大きさは中、花柄の長さは長、がく片の数は少、最外層がく片の全形は楕円形、長さは長、幅は広、表面の着色パターンはT、Aゾーンの色は浅青(同7303)、がく片の距の有無と長さは長、色は淡青(同7602)、花弁部の大きさは中、花弁数は少、花弁の単色・複色の別は複色、色は青、2次的な色は白、葯の色は緑褐、花の香りは無である。繁殖法は組織培養系、開花期は早である。
 「ベラドンナインプ」と比較して、葉の全形がV型であること、花序が長いこと等で、「プラージュスカイブルー」と比較して、葉の全形がV型であること、花序の幅が広いこと、がく片表面のAゾーンの色が浅青であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成8年に日本たばこ産業株式会社の温室(栃木県小山市)において、「リトルタイプ スノーホワイト」に「トム ポウス スノーホワイト」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年に特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11596号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   デルヒニウム   プリームスノー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「マジックフォンテン ホワイト」に「カサブランカ」を交配して育成されたものであり、花は黄白色の一重咲で、中輪の切花向きの品種である。
 草型は直立型、草丈は中、地下部の形状は繊根性、茎の長さ及び太さは中、分枝性は少、毛の有無は無、色は浅緑(JHS カラーチャート4008)である。葉の枚数は少、全形はX、長さは長、幅は広、葉柄の有無と長さは中、葉縁の毛の有無は有、葉の表面の色は暗緑(同3707)である。花序の長さは長、幅は広、1花序に着生している小花数は中、小花の密度は密、花の咲き方は普通咲、花形は一重咲、花冠の大きさは大、花柄の長さは長、がく片の数は少、最外層がく片の全形は楕円形、長さは長、幅は広、表面の着色パターンはT、Aゾーンの色は黄白(同3301)、がく片の距の有無と長さは長、色は淡黄緑(同3303)、花弁部の大きさ及び花弁数は中、花弁の単色・複色の別は単色、色は白、葯の色は黒、花の香りは無である。繁殖法は組織培養系、開花期は中である。
 「マジックフォンテン ホワイト」と比較して、花形が一重咲であること、がく片の距が長いこと等で、「カサブランカ」と比較して、花冠が大きいこと、花弁数が多いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成8年に日本たばこ産業株式会社の温室(栃木県小山市)において、「マジックフォンテン ホワイト」に「カサブランカ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年に特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11597号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   デルヒニウム   カネプリホワイト
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「マジックフォンテン ホワイト」に「トム ポウス スノーホワイト」を交配して育成されたものであり、花は緑白色で中輪、一重咲の切花向きの品種である。
 草型は直立型、草丈は中、地下部の形状は繊根性、茎の長さ及び太さは中、分枝性は少、毛の有無は有、色は濃黄緑(JHS カラーチャート3307)である。葉の枚数は少、全形はX、長さは長、幅は広、葉柄の有無と長さは短、葉縁の毛の有無は有、表面の色は暗緑(同3707)である。花序の長さは中、幅は広、1花序に着生している小花数は少、小花の密度は粗、花の咲き方は普通咲、形は一重咲、花冠の大きさは中、花柄の長さは長、がく片の数は少、最外層がく片の全形は楕円形、長さは長、幅は中、表面の着色パターンはT、Aゾーンの色は緑白(同3701)、がく片の距の有無と長さは長、色は淡黄緑(同3303)、花弁部の大きさは中、花弁数はやや少、花弁の単色・複色の別は単色、色は白、葯の色は緑褐、花の香りは無である。繁殖法は組織培養系、開花期は早である。
 「カサブランカ」と比較して、茎の長さが短いこと、葉柄が短いこと等で、「マジックフォンテン ホワイト」と比較して、1花序に着生している小花の密度が粗いこと、花形が一重咲きであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成8年に日本たばこ産業株式会社の温室(栃木県小山市)において、「マジックフォンテン ホワイト」に「トム ポウス スノーホワイト」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお出願時の名称は「プリームホワイト」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11598号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   バーベナ   ナフラプベンダ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の品種名不詳の品種の枝変わりであり、花は明紫色で鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿はほふく、株の広がり及び高さは中である。茎の太さは中、アントシアンの発色の有無は無、毛の多少は中、とげの有無は無、分枝性はやや少、地下ほふく性は無、節間長は中である。葉序は対生、葉身の形はV型、葉の切れ込みの有無は無、縁の形は鋸歯状、葉長及び幅は中、色は緑、毛の多少は中、葉柄の有無は有、太さ及び長さは中である。花房の形はV型、花穂長及び花穂径は中、花の向きは上向き、花形は受咲き、花径は大、花筒長は長、花色は明紫(JHS カラーチャート8604)、花弁中央部の目の有無は有、大きさは小、絞り及びぼかしの有無は無、花弁の重なりは閉じる、裂片の欠刻の有無は有、花弁数は中、がくの切れ込みの有無は有、長さは長、先端部のアントシアンの有無は無、雌ずいの形は2裂、雄ずいの数は中、葯先端部の色は黄緑、花柄の太さは細、長さ及び花数は中、花の香りは無である。
 「オブセッションラベンダー」と比較して、花色が明紫であること、花弁の重なりが閉じること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年10月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成6年に育成者の温室(埼玉県本庄市)において、育成者所有の品種名不詳の品種の中から枝変わりを発見し、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「パルファム ラベンダー」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11599号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   バーベナ   ナフラプナチネク
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の品種名不詳の品種の枝変わりであり、花は紫白の地色に明青味紫色の絞りが入る鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿はほふく、株の広がりは大、高さは高である。茎の太さは中、アントシアンの発色の有無は無、毛の多少は中、とげの有無は無、分枝性はやや多、地下ほふく性は無、節間長は長である。葉序は対生、葉身の形はV型、葉の切れ込みの有無は無、縁の形は鋸歯状、葉長は中、幅は広、色は緑、毛の多少は中、葉柄の有無は有、太さ及び長さは中である。花房の形はU型、花穂長及び花穂径は中、花の向きは上向き、花形は受咲き、花径は大、花筒長は長、花色は明青味紫(JHS カラーチャート8305)、花弁中央部の目の有無は無、絞りの有無は有、ぼかしの有無は無、花弁の重なりは閉じる、裂片の欠刻の有無は有、花弁数は中、がくの切れ込みの有無は有、長さは長、先端部のアントシアンの有無は無、雌ずいの形は2裂、雄ずいの数は中、葯先端部の色は黄緑、花柄の太さは中、長さは長、花数はやや多、花の香りは無である。
 「キャンディストライプ」と比較して、花色が明青味紫であること、花弁の重なりが閉じること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成5年に育成者の温室(埼玉県本庄市)において、育成者所有の品種名不詳の品種の中から枝変わりを発見し、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「パルファム パステル」、出願公表時の名称は「パルファムスカイブルークロス」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11600号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   むぎわらぎく   フロラベラホワイト 
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は黄白色のやや小輪で鉢物向きの品種である。
 草型は直立性、草丈はやや低である。茎の太さは細、色は緑、毛の多少は少、分枝数は中、節間長はかなり短である。茎葉の形は線形、葉身長は中、葉身幅は狭、葉の厚さは中、毛の多少は少、葉柄の有無は無、葉表面の色は緑、裏面の色は淡緑である。蕾の形は卵形、花形は4型、露芯の難易は易、花径はやや小、筒状花部の直径はやや大、単色・複色の別は単色、表面の主な色は黄白(JHS カラーチャート3101)、花色の変化は無、花芯部(管状花)の色は黄、花弁全体の形は狭卵形、先端の形は鋭形、長さは中、幅は狭、総苞片の有無は有、数は多、一花房当たりの頭状花序の数は少、花の香りは有である。
 「チコ ホワイト」と比較して、草丈が高いこと、花の色が黄白であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の温室(オーストラリア国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の農林水産植物の種類は「ブラクテアンサ ブラクティアタ」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11601号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   むぎわらぎく   フロラベラゴールド
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花は鮮黄色のやや小輪で鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型は直立性、草丈はやや低である。茎の太さは中、色は緑、毛の多少は中、分枝数は少、節間長はかなり短である。茎葉の形は線形、葉身長は中、葉身幅は狭、葉の厚さはやや厚、毛の多少は少、葉柄の有無は無、葉表面及び裏面の色は緑である。蕾の形は卵形、花形は4型、露芯の難易は易、花径はやや小、筒状花部の直径はやや大、単色・複色の別は単色、表面の主な色は鮮黄(JHS カラーチャート2507)、花色の変化は無、、花芯部(管状花)の色は黄、花弁全体の形は狭卵形、先端の形は鋭形、長さ及び幅は中、総苞片の有無は有、数は中、一花房当たりの頭状花序の数は少、花の香りは無である。
 「チコ イエロー」と比較して、草丈が高いこと、蕾の形が卵形であること等で、「サンイエローボンボン」と比較して、草丈が高いこと、花形が4型であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の温室(オーストラリア国)において、育成者所有の無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、選抜・増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願公表時の農林水産植物の種類は「ブラクテアンサ ブラクティアタ」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11602号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   むぎわらぎく   フロラベラレモン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花は浅緑黄色の小輪で鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型は直立性、草丈はやや低である。茎の太さは中、色は緑、毛の多少及び分枝数は中、節間長はかなり短である。茎葉の形は線形、葉身長は中、葉身幅は狭、葉の厚さは中、毛の多少は少、葉柄の有無は無、葉表面及び裏面の色は淡緑である。蕾の形は卵形、花形は4型、露芯の難易は易、花径は小、筒状花部の直径はやや大、単色・複色の別は単色、表面の主な色は浅緑黄(JHS カラーチャート2904)、花色の変化は無、、花芯部(管状花)の色は黄、花弁全体の形は狭卵形、先端の形は鋭尖形、長さはやや短、幅はやや狭、総苞片の有無は有、数はやや多、一花房当たりの頭状花序の数は少、花の香りは無である。
 「チコ ホワイト」と比較して、草丈が高いこと、茎葉の形が線形であること等で、「チコ イエロー」と比較して、草丈が高いこと、蕾の形が卵形であること、花色が浅緑黄であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の温室(オーストラリア国)において、育成者所有の無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願公表時の農林水産植物の種類は「ブラクテアンサ ブラクティアタ」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11603号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   むぎわらぎく   フロラベラピンク
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花は紫ピンク色のやや小輪で鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型は直立性、草丈はやや低である。茎の太さはやや細、色は緑、毛の多少及び分枝数は中、節間長はかなり短である。茎葉の形は長楕円形、葉身長は中、葉身幅はやや狭、葉の厚さは中、毛の多少は少、葉柄の有無は無、葉表面及び裏面の色は淡緑である。蕾の形は卵形、花形は4型、露芯の難易は易、花径はやや小、筒状花部の直径はやや大、単色・複色の別は単色、表面の主な色は紫ピンク(JHS カラーチャート9703)、花色の変化は無、花芯部(管状花)の色は黄緑、花弁全体の形は狭卵形、先端の形は鋭形、長さ及び幅は中、総苞片の有無は有、数はやや多、一花房当たりの頭状花序の数は少、花の香りは無である。
 「チコ ピンク」及び「ボンボン ピンク」と比較して、草丈が高いこと、花色が紫ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年2月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の温室(オーストラリア国)において、育成者所有の無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願公表時の農林水産植物の種類は「ブラクテアンサ ブラクティアタ」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11604号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   むぎわらぎく   レッドブラレム 
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「Hasting Gold」に育成者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、花は明緑黄色で二次的な色が淡緑黄色の中輪で鉢物向きの品種である。
 草型は開張性、草丈は低である。茎の太さはやや細、色は緑、毛の多少は少、分枝数は中、節間長は極短である。茎葉の形は長楕円形、葉身長は中、葉身幅はやや狭、葉の厚さはやや厚、毛の多少は少、葉柄の有無は無、葉表面の色は緑、裏面の色は淡緑である。蕾の形は卵形、花形は4型、露芯の難易は易、花径は中、筒状花部の直径は大、単色・複色の別は複色、着色のパターンは基部まで、表面の主な色は明緑黄(JHS カラーチャート2905)、二次的な色は淡緑黄(同2903)、花色の変化は無、花芯部(管状花)の色は黄、花弁全体の形は狭卵形、先端の形は鋭尖形、長さは中、幅は狭、総苞片の有無は有、数はやや多、一花房当たりの頭状花序の数は極少、花の香りは有である。 
 「チコ イエロー」と比較して、単色・複色の別が複色であること、花の主な色が明緑黄であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に育成者の温室(オーストラリア国)において、「Hasting Gold
」に育成者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の農林水産植物の種類は「ブラクテアンサ ブラクティアタ」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11605号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   むぎわらぎく   レッドブラブロ 
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は鮮黄橙色の中輪で鉢物向きの品種である。
 草型は開張性、草丈は低である。茎の太さはやや細、色は緑、毛の多少は少、分枝数は中、節間長はかなり短である。茎葉の形は長楕円形、葉身長は中、葉身幅はやや狭、葉の厚さは中、毛の多少は少、葉柄の有無は無、葉表面の色は緑、裏面の色は淡緑である。蕾の形は球形、花形は2型、露芯の難易は易、花径は中、筒状花部の直径は大、単色・複色の別は単色、表面の主な色は鮮黄橙(JHS カラーチャート1906)、花色の変化は無、花芯部(管状花)の色は黄、花弁全体の形は卵形、先端の形は鋭形、長さ及び幅は中、総苞片の有無は有、数は多、一花房当たりの頭状花序の数は極少、花の香りは有である。
 「チコ オレンジ」と比較して、花径が大きいこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に育成者の温室(オーストラリア国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の農林水産植物の種類は「ブラクテアンサ ブラクティアタ」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11606号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   むぎわらぎく   レッドブラホワイ 
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「Argyle Star」に育成者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、花は黄白色のやや小輪で鉢物向きの品種である。
 草型は開張性、草丈は低である。茎の太さはやや細、色は緑、毛の多少及び分枝数は少、節間長は短である。茎葉の形は長楕円形、葉身長は中、葉身幅はやや狭、葉の厚さは中、毛の多少は少、葉柄の有無は無、葉表面の色は緑、裏面の色は淡緑である。蕾の形は卵形、花形は4型、露芯の難易は易、花径はやや小、筒状花部の直径はやや大、単色・複色の別は単色、表面の主な色は黄白(JHS カラーチャート2701)、花色の変化は無、花芯部(管状花)の色は黄、花弁全体の形は狭卵形、先端の形は鋭形、長さは中、幅はやや狭、総苞片の有無は有、数は中、一花房当たりの頭状花序の数は少、花の香りは有である。 
 「チコ ホワイト」と比較して、花の色が黄白であること、総苞片の数が少ないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に育成者の温室(オーストラリア国)において、「Argyle Star」に育成者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の農林水産植物の種類は「ブラクテアンサ ブラクティアタ」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11607号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   むぎわらぎく   レッドブラゴル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花は鮮黄色の中輪で鉢物向きの品種である。
 草型は開張性、草丈は低である。茎の太さは中、色は緑、毛の多少及び分枝数は中、節間長はかなり短である。茎葉の形は長楕円形、葉身長は中、葉身幅はやや狭、葉の厚さは中、毛の多少は少、葉柄の有無は無、葉表面及び裏面の色は淡緑である。蕾の形は卵形、花形は4型、露芯の難易は易、花径は中、筒状花部の直径はやや大、単色・複色の別は単色、表面の主な色は鮮黄(JHS カラーチャート2507)、花色の変化は無、花芯部(管状花)の色は黄、花弁全体の形は狭卵形、先端の形は鋭尖形、長さはやや長、幅はやや広、総苞片の有無は有、数は中、一花房当たりの頭状花序の数は少、花の香りは無である。
 「チコ イエロー」と比較して、蕾の形が卵形であること、総ほう片の数が少ないこと等で、「フロラベラレモン」と比較して、草丈が低いこと、花色が鮮黄であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に育成者の温室(オーストラリア国)において、育成者所有の無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年6月にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願公表時の農林水産植物の種類は「ブラクテアンサ ブラクティアタ」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11608号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   むぎわらぎく   レッドブラピン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花は濃紫赤色及び紫赤色で二次的な色がピンク白色のやや小輪で鉢物向きの品種である。
 草型は開張性、草丈は低である。茎の太さは中、色は緑、毛の多少は中、分枝数はやや少、節間長はかなり短である。茎葉の形は長楕円形、葉身長はやや長、葉身幅はやや狭、葉の厚さは中、毛の多少は少、葉柄の有無は無、葉表面及び裏面の色は淡緑である。蕾の形は卵形、花形は4型、露芯の難易は易、花径はやや小、筒状花部の直径はやや大、単色・複色の別は複色、着色のパターンは先端部及び基部まで、表面の主な色は濃紫赤及び紫赤(JHS カラーチャート9709・9708)、二次的な色はピンク白(同9701)、花色の変化は無、花芯部(管状花)の色は黄緑、花弁全体の形は三角形、先端の形は鋭尖形、長さ及び幅は中、総苞片の有無は有、数は中、一花房当たりの頭状花序の数は少、花の香りは無である。
 「チコ ピンク」と比較して、花径が大きいこと、総ほう片の数が少ないこと等で、「フロラベラピンク」と比較して、草丈が低いこと、単色・複色の別が複色であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年3月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に育成者の温室(オーストラリア国)において、育成者所有の無名実生種どうしを交配し、その中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願公表時の農林水産植物の種類は「ブラクテアンサ ブラクティアタ」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11609号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   せんにちこう   掛川DA1(かけがわDA1)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、香港在来種紫花から選抜して育成されたものであり、草型が直立、頭花が球体で鮮赤味紫色の花壇及び切花向きの品種である。
 草型は直立、草丈は高、茎の太さはやや太、色は濃紅、一次分枝数及び節間長は中である。葉全体の形は倒披針形、葉身の長さはやや長、幅はやや広、葉の表面の色は濃緑、アントシアニンの着色の程度はやや弱、毛の多少は多、葉柄の有無と長さは中である。苞葉の形は卵形、長さは中、頭花の形は球体、長さはやや長、幅はやや狭、茎頂に着生する頭花数は3個、頭花の色は鮮赤味紫(JHS カラーチャート8906)、花首の長さはやや長、強さの程度は強である。開花の早晩性は早である。
 「赤花千日紅」と比較して、草型が直立であること、頭花の色が鮮赤味紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年12月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1992年に育成者のほ場(連合王国、現中華人民共和国)において、香港在来種紫花の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、1995年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「ローズネオン」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11610号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   グズマニア   コピート
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有のGuzmania lingulata var.minorの選抜系統を両親とする交雑品種であり、苞状葉が淡黄色のリングラータ型で鉢物用の品種である。
 草型は開張型、植物体基部の膨大はやや有り、草丈は低である。葉身部の形は披針形、葉先の形は鋭形、葉のそりは全体に曲る、ねじれは無、長さ短,幅は狭、成葉の表面先端部及び中間部の色は濃黄緑(JHS カラーチャート3307)、基部の色は浅黄緑(同3304)、斑の有無は無、吸収鱗片の模様は模様なしである。花茎の長さは極短、太さは中、抽出角度は直立である。着色した苞状葉部位は中部〜上部、苞状葉の模様は無、色は淡黄(同  2503)である。花序の形状はリングラータ型、抽出角度は葉と同位、長さは短、幅は極広、1花序の小花数は中、花被片の色は黄白(同3101)、葯の抽出は抽出しないである。
 「イントロ」と比較して、成葉の表面先端部及び中間部の色が濃黄緑であること、苞状葉の色が淡黄であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、Guzmania lingulata var.minor の選抜系統を両親とする交雑品種であり、1994年から出願者のほ場(オランダ王国)において交配組合せ検定試験及び特性調査を行い、1998年に目標とする特性であることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11611号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   アンスリウム   アントミラ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、草丈が中で仏炎苞が濃赤色、肉穂花序は先端部が浅黄緑色で基部が黄白色の鉢物向きの品種である。
 草型は株立型、草丈は中、分枝の程度は4本以上、茎の太さは細である。葉の全体の形は三角形、葉縁の波うちは無、先端部の形は鋭尖形、葉脚の形は心形、切れ込みの程度は浅、基部裂片の重なりは離れている、葉身の長さ及び幅は中、表面の色は暗緑(JHS カラーチャート4703)、裏面の色は暗黄緑(同3313)、光沢、葉柄の長さ及び太さは中、色は濃黄緑(同3507)、葉の向きは下向き、斑の有無は無である。仏炎苞の重ねは一重、形は心形、長さ及び幅は中、先端の形は微突形、基部の形は心形、切れ込みの深さの程度は浅、裂片の重なりは離れている、周縁部のそりは平、表面の起伏は中、色の数は単色、表面及び裏面の主な色は濃赤(同0408)、色の変化は有、光沢は中、向きは斜上、葉との位置関係は葉より抽出である。肉穂花序の形は円柱形、長さは中、仏炎苞との長さの比は仏炎苞と同長、太さは中、先細りの程度は無、先端部の色は浅黄緑(同3109)、基部の色は黄白(同3101)、曲がり及びねじれは無、仏炎苞との角度及び花茎の長さは中、太さは細、色は濃黄緑(同3507)である。花数は3花以下、花持ちの程度は1ケ月以上である。
 「アンタンピオ」と比較して、葉の色が暗緑であること、仏炎苞の色が濃赤であること、肉穂花序の先端部の色が浅黄緑、基部の色が黄白であること等で、「アントロンコ
」と比較して、肉穂花序の先端部の色が浅黄緑、基部の色が黄白であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1993年に出願者の温室(オランダ王国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11612号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   アンスリウム   アントネロム
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、草丈が中で仏炎苞が鮮赤色、肉穂花序は先端部が赤色で基部が濃ピンク色の鉢物向きの品種である。
 草型は株立型、草丈は中、分枝の程度は4本以上、茎の太さは中である。葉の全体の形は三角形、葉縁の波うちは無、先端部の形は突形、葉脚の形は心形、切れ込みの程度は浅、基部裂片の重なりは離れている、葉身の長さは短、幅は狭、表面の色は暗緑(JHS カラーチャート3708)、裏面の色は暗黄緑(同3311)、光沢は中、葉柄の長さは短、太さは細、色は赤茶(同1013)、葉の向きは下向き、斑の有無は無である。仏炎苞の重ねは一重、形は卵形、長さは短、幅は中、先端の形は微突形、基部の形は載形、切れ込みの深さの程度は無、裂片の重なりは離れている、周縁部のそりは平、表面の起伏は弱、色の数は単色、表面の主な色は鮮赤(同0407)、裏面の色は赤(同0415)、色の変化は無、光沢は中、向きは斜上、葉との位置関係は葉より抽出である。肉穂花序の形は円柱形、長さは中、仏炎苞との長さの比は仏炎苞と同長、太さは中、先細りの程度は無、先端部の色は赤(同0414)、基部の色は濃ピンク(同0113)、曲がり及びねじれは無、仏炎苞との角度は中、花茎の長さは短、太さは細、色は濃赤茶(同1008)である。花数は4花以上、花持ちの程度は1ケ月以上である。 
 「アンタンピオ」と比較して、葉の色が暗緑であること、仏炎苞の色が鮮赤であること、肉穂花序の先端部の色が赤、基部の色が濃ピンクであること等で、「アントロンコ
」と比較して、葉が小さいこと、肉穂花序の先端部の色が赤、基部の色が濃ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1990年に出願者の温室(オランダ王国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11613号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   アンスリウム   アンタスカ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、草丈が中で仏炎苞は黄白色の地色に穏緑色の条斑が入り、肉穂花序の先端部が穏黄緑色で基部が穏紫ピンク色の鉢物向きの品種である。 
 草型は株立型、草丈は中、分枝の程度は3本以下、茎の太さは中である。葉の全体の形は長卵形、先端部の形は鋭形、葉縁の波打ちは無、葉脚の形は円形、切れ込みの程度は無、葉身の長さは短、幅は中、表面の色は緑、裏面の色は淡緑、光沢は中、葉柄の長さは短、太さは細、色は緑、葉の向きは水平、斑の有無は無である。仏炎苞の重ねは一重、形は卵形、長さ及び幅は中、先端の形は鋭尖形、基部の形は心形、切れ込みの深さの程度は浅、裂片の重なりは離れている、周縁部のそりは平、表面の起伏は無又は弱、色の数は2色、表面の主な色は黄白(JHS カラーチャート2501)、二次的な色は穏緑(同3712)、裏面は黄白(同2501)、色の変化は有、光沢は中、向きは水平、葉との位置関係は葉より抽出である。肉穂花序の形は円柱形、太さ及び長さは中、仏炎苞との長さの比は仏炎苞より短、先細りの程度は弱、先端部の色は穏黄緑(同3312)、基部の色は穏紫ピンク(同9511)、曲がり及びねじれは無、仏炎苞との角度は大、花茎の太さは中、長さは短、色は暗黄緑(同3111)である。花数は4花以上、花持ちの程度は一ヶ月以上である。   
 「アンタンピオ」と比較して、葉全体の形が長卵形であること、仏炎苞の形が卵形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1992年に出願者の温室(オランダ王国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11614号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   アンスリウム   アンスBNZL
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、草丈が中で仏炎苞が濃橙赤色、肉穂花序は先端部が鮮橙黄色で基部が淡黄色の鉢物向きの品種である。 
 草型は株立型、草丈は中、分枝の程度は4本以上、茎の太さは中である。葉の全体の形は狭長心形、先端部の形は鋭形、葉縁の波打ちは無、葉脚の形は心形、切れ込みの程度は浅、基部裂片の重なりは離れている、葉身の長さは短、幅は中、表面の色は緑、裏面の色は淡緑、光沢及び葉柄の長さは中、太さは太、色は淡緑、葉の向きは下向き、斑の有無は無である。仏炎苞の重ねは一重、形は心形、長さ及び幅は中、先端の形は鋭形、基部の形は心形、切れ込みの深さの程度は中、裂片の重なりは離れている、周縁部のそりは平、表面の起伏は中、色の数は単色、表面の主な色は濃橙赤(JHS カラーチャート0707)、裏面は鮮赤(同0407)、色の変化は有、光沢はやや強、向きは水平、葉との位置関係は葉より抽出である。肉穂花序の形は円柱形、太さ及び長さは中、仏炎苞との長さの比は仏炎苞より短、先細りの程度は弱、先端部の色は鮮橙黄(同2205)、基部の色は淡黄(同2503)、曲がり及びねじれは無、仏炎苞との角度は大、花茎の太さ及び長さは中、色は穏黄緑(同3312)である。花数は4花以上、花持ちの程度は1ヶ月以上である。
 「アントロンコ」と比較して、仏炎苞の先端の形が鋭形であること、表面の色が濃橙赤であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に出願者の温室(オランダ王国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2000年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11615号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   アンスリウム   アンスBNEN
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、草丈が中で仏炎苞が濃橙赤色、肉穂花序は先端部が明橙黄色で基部が淡黄色の鉢物向きの品種である。 
 草型は株立型、草丈は中、分枝の程度は4本以上、茎の太さは中である。葉の全体の形は楕円状心形、先端部の形は突形、葉縁の波打ちは有、葉脚の形は心形、切れ込みの程度は浅、基部裂片の重なりは離れている、葉身の長さは短、幅は中、表面の色は緑、裏面の色は淡緑、光沢は中、葉柄の長さは短、太さは細、色は淡褐、葉の向きは水平、斑の有無は無である。仏炎苞の重ねは一重、形は楕円状心形、長さは短、幅は中、先端の形は微突形、基部の形は耳形、切れ込みの深さの程度は深、裂片の重なりは離れている、周縁部のそりは平、表面の起伏は無又は弱、色の数は単色、表面の色は濃橙赤(JHS カラーチャート0707)、裏面は鮮赤(同0407)、色の変化は無、光沢は中、向きは水平、葉との位置関係は葉より抽出である。肉穂花序の形は円柱形、太さは中、長さは短、仏炎苞との長さの比は仏炎苞より短、先細りの程度は弱、先端部の色は明橙黄(同2204)、基部の色は淡黄(同2503)、曲がり及びねじれは無、仏炎苞との角度は大、花茎の太さは細、長さは短、色は褐(同1608)である。花数は4花以上、花持ちの程度は1ヶ月以上である。
 「アントロンコ」と比較して、葉の全体の形が楕円状心形であること、先端部の形が突形であること、仏炎苞の表面の色が濃橙赤であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に出願者の温室(オランダ王国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2000年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11616号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   きく   精の勢(せいのいきおい)
        
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「三ケ月」に黄色八重咲系の混合花粉を交配して育成されたものであり、花は明緑黄色の大輪で切花向きの品種である。
 草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さはやや太、色は緑、強さは強、中空の程度は小、摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度はかなり少、節間長はかなり短である。葉身長及び葉幅は中、葉の縦横比はやや大、葉柄の長さはやや短、基部の形は平、一次欠刻は深、葉の表面の色は中、裏面の色はやや淡、毛じの多少、光沢度、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさは大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は中、管状花数はやや少、分布は集中、長さはかなり小である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、花弁の長さ及び幅は中、外花弁の表面の色は明緑黄(JHS カラーチャート2705)、裏面の色は明緑黄(同2704)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は中央部の凹んだドーム状、大きさ及び総ほうの大きさは中、花首の太さはやや太、長さは短、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性は晩である。
 「精の笛」と比較して、花弁先端の形が丸いこと、外花弁の表面の色が明緑黄であること等で、「精の館」と比較して、茎の色が緑であること、花弁先端の形が丸いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「三ケ月」に黄色八重咲系の混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11617号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   きく   セイスノーボール
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「光悦」に白色系の混合花粉を交配して育成されたものであり、花は黄白色の中輪で切花向きの品種である。
 草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さは中、色は緑、強さはやや強、中空の程度は小、摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は多、節間長は短である。葉身長及び葉幅は中、葉の縦横比はやや小、葉柄の長さは短、葉の基部の形は凹、一次欠刻はやや深、表面の色、裏面の色、毛じの多少及び光沢度は中、厚さは厚、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず及び2深裂、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさは中、厚みはやや高、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は多である。管状花数はかなり少、分布は散在、長さは中である。花弁の形は樋弁、先端の形は丸い、花弁の長さはやや小、幅は中、外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2501)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は下向き、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は平らなドーム状、大きさ及び総ほうの大きさは中、花首の太さはやや太、長さはやや短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。
 「ピンポン」と比較して、葉の基部の形が凹であること、葉の一次欠刻が深いこと、花の厚みが高いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「光悦」に白色系の混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11618号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   きく   精の妖精(せいのようせい)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「紅車」に秋咲さじ弁系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は鮮赤紫色のやや小輪で、切花向きの品種である。
 草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや低である。茎の太さは細、色は緑、強さは中、中空の程度は小、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は中、節間長はやや短である。葉身長、葉幅及び葉の縦横比は中、葉柄の長さは長、基部の形は平、先端部分の形は尖、一次欠刻は深、二次欠刻の程度は中、葉の表面及び裏面の色は濃、毛じの多少は中、光沢度は強、厚さはやや薄、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円錐形、花の大きさはやや小、厚みはやや低、舌状花の重ねは 1.5列まで、舌状花数はかなり少、管状花部の直径は小、管状花数は中、分布は集中、長さはやや小である。花弁の形はさじ弁、先端の形は丸い、花弁の長さはやや小、幅はやや狭、外花弁の表面の色は鮮赤紫(JHS カラーチャート9208)、裏面の色は濃紫ピンク(同9213)で基部がピンク白(同9201)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花盤の色は緑、花たくの形は盛り上がった円錐状、大きさは極小、総ほうの大きさはかなり小、花首の太さは極細、長さは短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は早である。
 「文風車」と比較して、葉の先端部分の形が尖ること、葉の二次欠刻の程度が高いこと、外花弁の表面の色が鮮赤紫であること等で、「綾かざぐるま」と比較して、たく葉の形が深裂しないこと、外花弁の表面の色が鮮赤紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「紅車」に秋咲さじ弁系の混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11619号   平成16年1月13日
                                    
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   クレマチス   ゾイン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「Rosea」に「Warsawska Nike」を交配して育成されたものであり、花は濃赤紫色、平開、一重咲きで中輪の花壇及び切花向きの品種である。
 草型は直立、着花習性はX型、着花枝の発生部位は上部、葉の全形は一回羽状複葉、小葉の形は長楕円状披針形、先端の形は鋭先形、長さは中、数は3出、毛の有無は有である。花の向きは斜上〜上、一重・八重の別は一重、花形は平開型、花の大きさは中、がく片の全形はV型、先端の形は微突形、数は4、縦方向の曲り方はW型、横方向の曲り方はT型、重ねの程度は無、長さは長、幅は中、条線の数は3、単色・複色の別は単色、表面の地色は濃赤紫(JHS カラーチャート9209)、条線部の色は赤紫(同9508)、裏面の地色は赤紫(同9214)である。雄ずいの長さは中、毛の有無は有、花柄の太さ及び長さは中、芳香性は無である。
 「デュランディ」及び「ルージュカルディナール」と比較して、がくの表面の色が濃赤紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1993年に育成者の農場(オランダ王国)において、「Rosea」に「Warsawska Nike」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11620号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   ダイグリーンハート
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は淡黄緑色の盛咲で、やや小輪の1花茎当たりの花数がやや少、花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈は高、節数は中である。茎の長径はやや細、硬さは剛、折れの難易は難、中央部の色は濃緑、ろう質の有無及び立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数はやや少、側枝の着生位置は主に中部、節間長は長、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長は中、葉幅はかなり狭、葉色は濃緑、ろう質は中である。つぼみの形は円柱形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径はやや小、花色は淡黄緑(JHS カラーチャート3303)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さ及び数は中、花弁の長さはやや短、幅は中、数はやや少、ほう葉の形はT型及びV型、数は4枚、長さは中、がくの形は鐘形、がく筒の色は緑、がくの太さは中、長さはやや長、1花茎当たりの花数はやや少、花柄当たりの最多花数は少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや晩生、がく割れの難易性は難である。
 「ミスティックグリーン」と比較して、1茎の側芽及び側枝数が少ないこと、花弁鋸歯の深さが深いこと等で、「グリーンマジック」と比較して、花色が淡黄緑であること、花弁鋸歯の深さが深いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年7月31日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に出願者の温室(静岡県駿東郡小山町)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「グリーンハート」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11621号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   アステカ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は鮮紫赤の地色に鮮紅色の中心濃色及びピンク白色のぼかしが入る盛咲で、やや大輪の1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。
 草姿は直立、開花時草丈は高、節数は中である。茎の長径はやや細、硬さは中、折れの難易は難、色は灰緑、ろう質の有無及び立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数はやや少、側枝の着生位置は主に中上部、節間長は中、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は巻く、最大葉長はやや長、葉幅はかなり狭、葉色は濃緑、ろう質は中である。つぼみの形は倒卵形、大きさはやや大、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径はやや大、表面の地色は鮮紫赤(JHS カラーチャート9707)、複色模様色は鮮紅(同0107)の中心濃色及びピンク白(同0701)のぼかしが入り、裏面の色は鮮紫ピンク(同9705)、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さはやや長、幅及び数は中、ほう葉の形はT型、数は4枚、長さはやや短、がくの形は円柱形、がく筒の色は灰緑、がくの太さは中、長さは長、1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数は少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性は早生、がく割れの難易性は難である。
 「ショコラ」と比較して、花の表面の地色が鮮紫赤であること、色彩模様が中心濃色及びぼかしであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年7月31日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に出願者の温室(静岡県駿東郡小山町)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11622号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   スピックペテル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者の所属する会社の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は淡紫ピンクの地色に濃赤紫色の点、条及び覆輪が入る垂咲で、中輪の1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈はかなり高、節数は中である。茎の長径は中、硬さは剛、折れの難易は中、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数は極多、側枝の着生位置は主に中下部、節間長は中、最長節間の位置は第3節以下である。茎中央部の葉全体の形は剣形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は極巻く、最大葉長はやや長、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は楕円形、大きさはやや大、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は垂咲、花径は中、地色は淡紫ピンク(JHS カラーチャート9501)、複色模様色は濃赤紫(同9209)、色彩模様は点、条及び覆輪、複色割合はかなり少、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さ及び幅は中、数は多、ほう葉の形はT型、数は4枚、長さは中、がくの形は鐘形、がく筒の色は灰緑、がくの太さは中、長さは長、1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数は少、花の香りは中である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや晩生である。
 「スマート」と比較して、花の地色が淡紫ピンクであること、色彩模様が点、条及び覆輪であること等で、「スペクトロ」と比較して、葉巻き程度が強いこと、花色の複色割合が少ないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年8月4日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に育成者の所属する会社の温室(栃木県小山市)において、育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11623号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   アピールピンク
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「モンドリアン」の枝変わりであり、花は明紫赤の地色に淡紫ピンク色の覆輪及び中心淡色が入る盛咲で、やや小輪の1花茎当たりの花数がかなり少、花柄当たりの最多花数が少の鉢物向きの品種である。
 草姿は開張、開花時草丈はやや低、節数はやや少である。茎の長径はやや細、硬さは中、色は灰緑、ろう質の有無は中、立茎数はやや少、1茎の側芽及び側枝数は極多、側枝の着生位置は主に下部、節間長はやや短、最長節間の位置は第3節以下である。葉全体の形は線形、先端部の形はとがる、葉巻き程度は巻かない、最大葉長はやや短、葉幅はかなり狭、葉色は緑、ろう質は少である。つぼみの形は円柱形、大きさはやや小、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径はやや小、表面の地色は明紫赤(JHS カラーチャート9706)、複色模様色及び裏面の色は淡紫ピンク(同9501)、色彩模様は覆輪及び中心淡色、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さはかなり浅、数は極少、花弁の長さはやや短、幅はやや狭、数は少、ほう葉の形はT型、数は6枚以上、長さはやや短、がくの形は鐘形、がく筒の色は緑、がくの太さはやや細、長さはやや短、1花茎当たりの花数はかなり少、花柄当たりの最多花数は少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性は中生、がく割れの難易性は難である。
 「モンドリアン」及び「リサナ」と比較して、花の表面の地色が明紫赤であること、色彩模様が覆輪及び中心淡色であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名又は名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年12月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成11年に育成者野本政男の温室(埼玉県北埼玉郡川里町)において、「モンドリアン」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11624号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   アピールレッド
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「モンドリアン」の枝変わりであり、花は濃紅の地色にピンク白色の覆輪及び中心淡色が入る盛咲で、小輪の1花茎当たりの花数がかなり少、花柄当たりの最多花数が少の鉢物向きの品種である。
 草姿は開張、開花時草丈はやや低、節数はやや少である。茎の長径はやや細、硬さは中、色は灰緑、ろう質の有無は中、立茎数はやや少、1茎の側芽及び側枝数はかなり多、側枝の着生位置は主に下部、節間長はやや短、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形はとがる、葉巻き程度は巻かない、最大葉長はやや短、葉幅はかなり狭、葉色は緑、ろう質は少である。つぼみの形は円柱形、大きさはやや小、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径は小、表面の地色は濃紅(JHS カラーチャート0108 )、複色模様色はピンク白(同0101)、裏面の色は淡ピンク(同0102)、色彩模様は覆輪及び中心淡色、複色割合は少、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さはかなり浅、数は極少、花弁の長さはやや短、幅はやや狭、数は少、ほう葉の形はT型、数は4枚、長さは中、がくの形は鐘形、がく筒の色は緑、がくの太さはやや細、長さは中、1花茎当たりの花数はかなり少、花柄当たりの最多花数は少、花の香りは中である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや晩生、がく割れの難易性は難である。
 「モンドリアン」及び「リサナ」と比較して、花の複色模様色がピンク白であること、色彩模様が覆輪及び中心淡色であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称又は氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年12月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成11年に育成者野本政男の温室(埼玉県北埼玉郡川里町)において、「モンドリアン」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11625号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   9539フラッフィ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は淡ピンク色の垂咲で、かなり大輪の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈はかなり高、節数は中である。茎の長径は中、硬さは剛、折れの難易は中、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、節間長は長、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は巻く、最大葉長はやや長、葉幅は狭、葉色は緑、ろう質は中である。つぼみの形は球形、大きさは大、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は垂咲、花径はかなり大、花色は淡ピンク(JHS カラーチャート0402)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は中、花弁の長さはやや長、幅は広、数はかなり多、ほう葉の形はT型、数は4枚、長さはやや長、がくの形は円柱形、がく筒の色は灰緑、がくの太さは太、長さは中、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや晩生、がく割れの難易性は中である。
 「ノラ」と比較して、葉巻き程度が弱いこと、葉のろう質が少ないこと、つぼみの形が球形であること等で、「ラビレドリーナ」と比較して、葉のろう質が少ないこと、花色が淡ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の温室(イタリア共和国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11626号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   INGUセーラームーンオレンジ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「INGUセーラームーン」の枝変わりであり、花は淡黄色の垂咲で、中輪の1花茎当たりの花数がやや少、花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈はかなり高、節数は中である。茎の長径は中、硬さは剛、折れの難易は難、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数はやや少、側枝の着生位置は主に下部、節間長は長、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長はやや長、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は楕円形、大きさはやや大、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は垂咲、花径は中、花色は淡黄(JHS カラーチャート2503)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さ、幅及び数は中、ほう葉の形はT型及びV型、数は4枚、長さは中、がくの形は鐘形、がく筒の色は緑、がくの太さは中、長さはやや長、1花茎当たりの花数はやや少、花柄当たりの最多花数は少、花の香りは無である。早晩性はかなり晩生、がく割れの難易性は難である。
 「ピーチインターメッゾ」と比較して、花形が垂咲であること、色彩模様が単一であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(愛知県幡豆郡一色町)において、「INGUセーラームーン」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11627号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   INGUテアノ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「INGUメモリー」に育成者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、花は黄ピンクの地色に淡緑黄色の覆輪が入る盛咲で、中輪の1花茎当たりの花数が少、花柄当たりの最多花数がかなり少の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈はかなり高、節数は中である。茎の長径は中、硬さは剛、折れの難易は中、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数はかなり多、側枝の着生位置は主に下部、節間長はやや長、最長節間の位置は第3節以下である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度はよく巻く、最大葉長はやや長、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は倒卵形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径は中、地色は黄ピンク(JHS カラーチャート0704)、複色模様色は淡緑黄(同2903)、色彩模様は覆輪、複色割合は少、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さ、数、花弁の長さ及び幅は中、数は少、ほう葉の形はT型、数は4枚、長さは中、がくの形は鐘形、がく筒の色は緑、がくの太さは中、長さはやや長、1花茎当たりの花数は少、花柄当たりの最多花数はかなり少、花の香りは弱である。早晩性は晩生、がく割れの難易性は難である。
 「ヒルクイーン」と比較して、花の地色が黄ピンクであること、複色割合が少ないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成8年に育成者の温室(愛知県幡豆郡一色町)において、「INGUメモリー」に育成者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「INGUチアラ」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11628号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   INGUパールギャレット
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「INGU ギャレットクリーム」の枝変わりであり、花は黄白色の盛咲で、中輪の1花茎当たりの花数が中、花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈は極高、節数は中である。茎の長径は中、硬さは剛、折れの難易は中、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数はやや少、側枝の着生位置は主に中部、節間長はやや長、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は巻く、最大葉長は中、葉幅は狭、葉色は緑、ろう質は中である。つぼみの形は円柱形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径は中、花色は黄白(JHS カラーチャート2902)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さ及び幅は中、数は少、ほう葉の形はT型及びV型、数は4枚、長さは中、がくの形は鐘形、がく筒の色は灰緑、がくの太さは中、長さはやや長、1花茎当たりの花数は中、花柄当たりの最多花数は少、花の香りは弱である。早晩性はやや晩生、がく割れの難易性は難である。
 「ブライダル ホワイト」と比較して、1茎の側芽及び側枝数が少ないこと、葉のろう質が少ないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(愛知県幡豆郡一色町)において、「INGU ギャレットクリーム」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「INGUパールホワイトキャンドル」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11629号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   カーネーション   INGUミュール
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「INGUメモリー」に「INGUアルペンピンク」を交配して育成されたものであり、花は紫ピンク色の盛咲で、中輪の1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。
 草姿は中間、開花時草丈はかなり高、節数は中である。茎の長径は中、硬さは剛、折れの難易は中、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数及び1茎の側芽及び側枝数は中、側枝の着生位置は主に中部、節間長は長、最長節間の位置は第3節以下である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は巻く、最大葉長はやや長、葉幅は狭、葉色は緑、ろう質は中である。つぼみの形は倒卵形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径は中、花色は紫ピンク(JHS カラーチャート9703)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは中、数は少、花弁の長さ及び幅は中、数は少、ほう葉の形はT型、数は4枚、長さは中、がくの形は鐘形、がく筒の色は緑、がくの太さは中、長さはやや長、1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数は少、花の香りは弱である。早晩性は中生、がく割れの難易性は難である。
 「ピンクビジュー」と比較して、葉のろう質が少ないこと、花弁鋸歯が深いこと等で、「ヒリピンバー」と比較して、葉巻き程度が強いこと、花弁鋸歯の数が少ないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成8年に育成者の温室(愛知県幡豆郡一色町)において、「INGUメモリー」に「INGUアルペンピンク」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11630号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペラルゴニウム   フィスビリー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統に「アメジスト」を交配して育成されたものであり、花は鮮紫ピンク色に濃紫赤色の斑紋が入る八重で中輪の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草丈は短、茎の色は緑、毛の多少は少、節間長は短である。葉身形はツタバ形、葉身基部の開閉度は一部重なる、欠刻の有無は無、葉身長は短、葉身幅は中、斑入りの有無は無、アントシアンの有無は有、発現の仕方は環紋状、紋の鮮明度は弱、たく葉の長さは短、幅及び葉柄の長さは中である。花房径は中、花蕾の形は砲弾、花の重ねは八重、花径は中、花弁の表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート8904)、裏面の色は淡紫ピンク(同8902)、上部花弁の色模様の色は濃紫赤(同9709)、型は斑紋状、花弁の基部の白色模様の有無及び内花弁の色模様の有無は無、花弁の絞り模様の有無は有である。花弁周縁の形状は全縁状、上部花弁の幅は狭、がくの形はT型、毛の有無は有、距の有無は無である。小花柄の長さは中、花の香りの有無は無である。
 「フィサム」と比較して、葉身の紋の鮮明度が弱いこと、がくの距が無いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年8月4日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の育成系統に「アメジスト」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11631号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペラルゴニウム   ペネア
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花は鮮赤紫色で上部花弁に暗赤紫色の条及び斑紋が入る八重で中輪の鉢物向きの品種である。
 草丈は低、茎の色は緑、毛の多少は少、節間長は短である。葉身形はツタバ形、葉身基部の開閉度は開く、欠刻の有無は有、型は複円鋸歯状、深さは浅、葉身長は短、幅は中、斑入りの有無は無、アントシアンの有無は有、発現の仕方は環紋状、紋の鮮明度は弱、たく葉の長さは短、幅及び葉柄の長さは中である。花房径は中、花蕾の形は砲弾、花の重ねは八重、花径は中、花弁の表面の色は鮮赤紫(JHS カラーチャート9207)、花弁の裏面の色は明赤紫(同9206)、上部花弁の色模様の色は暗赤紫(同9510)、型は条状及び斑紋状、花弁の基部の白色模様、内花弁の色模様並びに花弁の絞り模様の有無は無である。花弁周縁の形状は全縁状、上部花弁の幅は狭、がくの形はT型、がくの毛の有無は有、距の有無は無である。小花柄の長さは中、花の香りの有無は無である。
 「ペンロー」及び「サクスプール」と比較して、花弁表面の色が鮮赤紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年10月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1994年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11632号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペラルゴニウム   ティクピンク
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は明赤紫色の一重で中輪の鉢物向きの品種である。
 草丈は低、茎の色は緑、毛の多少は中、節間長は極短である。葉身形はじん臓形、葉身基部の開閉度は開く、欠刻の有無は有、型は円鋸歯状、深さは浅、葉身長は短、幅は狭、斑入りの有無は無、アントシアンの有無は有、発現の仕方は環紋状、紋の鮮明度は強、たく葉の長さは短、幅及び葉柄の長さは中である。花房径は大、花蕾の形は紡錘弾、花の重ねは一重、花径は中、花弁の表面の色は明赤紫(JHS カラーチャート9206)、花弁の裏面の色は鮮紫ピンク(同9204)、花弁の基部の白色模様の有無は有、花弁の絞り模様の有無は無である。花弁周縁の形状は全縁状、上部花弁の幅は狭、花弁の着き方は重なる、がくの形はT型、がくの毛及び距の有無は有である。小花柄の長さは長、花の香りの有無は無である。
 「ムルチブルームピンク」と比較して、花弁表面の色が明赤紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年10月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11633号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペラルゴニウム   ペンバル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は鮮紅色で上部花弁に鮮赤色の条が入る八重で中輪の鉢物向きの品種である。
 草丈は低、茎の色は緑、毛の多少は中、節間長は短である。葉身形はじん臓形、葉身基部の開閉度は開く、欠刻の有無は有、型は円鋸歯状、深さは浅、葉身長は短、幅は中、斑入りの有無は無、アントシアンの有無は有、発現の仕方は環紋状、紋の鮮明度は強、たく葉の長さは短、幅は中、葉柄の長さは長である。花房径は中、花蕾の形は砲弾、花の重ねは八重、花径は中、花弁の表面及び裏面の色は鮮紅(JHS カラーチャート0107)、上部花弁の色模様の色は鮮赤(同0407)、型は条状、花弁の基部の白色模様の有無は無、内花弁の色模様の有無は有、花弁の絞り模様の有無は無である。花弁周縁の形状は全縁状、上部花弁の幅は中、がくの形はT型、がくの毛の有無は有、距の有無は無である。小花柄の長さは中、花の香りの有無は無である。
 「ペンコール」及び「ペンダコ」と比較して、花弁表面の色が鮮紅であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年10月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11634号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペラルゴニウム   ティコルグ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は明橙赤色の一重で中輪の鉢物向きの品種である。
 草丈は低、茎の色は緑、毛の多少は中、節間長は短である。葉身形はじん臓形、葉身基部の開閉度は開く、欠刻の有無は有、型は円鋸歯状、深さは浅、葉身長は短、幅は中、斑入りの有無は無、アントシアンの有無は有、発現の仕方は環紋状、紋の鮮明度は中、たく葉の長さは短、幅は中、葉柄の長さは長である。花房径は大、花蕾の形は紡錘弾、花の重ねは一重、花径は中、花弁の表面の色は明橙赤(JHS カラーチャート0705)、裏面の色は黄ピンク(同0704)、上部花弁の基部の白色模様の有無は無、下部花弁の基部の白色模様の有無は有、花弁の絞り模様の有無は無である。花弁周縁の形状は全縁状、上部花弁の幅は狭、花弁の着き方は重なる、がくの形はT型、がくの毛及び距の有無は有である。小花柄の長さは長、花の香りの有無は無である。
 「ペンティーク」及び「マルチブルーム スカーレットアイ」と比較して、花弁表面の色が明橙赤であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年10月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1995年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11635号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペラルゴニウム   スカイチェリー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「シェピリア」と品種名不詳の品種群を相互に交配して育成されたものであり、花は鮮紫ピンク色で鮮赤紫色の条状が入る一重で大輪の鉢物向きの品種である。
 草丈は中、茎の色は緑、毛の多少は中、節間長は短である。葉身形は長円形、葉身基部の開閉度は開く、欠刻の有無は有、型は複鋸歯状、深さは浅、葉身長及び幅は中、斑入り及びアントシアンの有無は無、たく葉の長さは短、幅及び葉柄の長さは中である。花房径は大、花蕾の形は砲弾、花の重ねは一重、花径は大、花弁の表面、周縁及び裏面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9204)、上部花弁の色模様の色は鮮赤紫(同
9208)、型は条状、花弁の基部の白色模様の有無は有、花弁の絞り模様の有無は無である。花弁周縁の形状は全縁状、上部花弁の幅は広、花弁の着き方は重なる、がくの形はT型、がくの毛及び距の有無は有である。小花柄の長さは中、花の香りの有無は無である。
 「リラ湘南」と比較して、花弁裏面の色が鮮紫ピンクであること、花弁の絞り模様が無いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年10月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成5年に育成者の温室(愛知県宝飯郡小坂井町)において、「シェピリア」と品種名不詳の品種群を相互に交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11636号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペラルゴニウム   サーフィンパープル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統に混合花粉を交配して育成されたものであり、花は鮮赤紫色で濃赤紫色の条が入る一重で中輪の鉢物向きの品種である。
 草丈は長、茎の色は緑、毛の多少は少、節間長は短である。葉身形は長円形、葉身基部の開閉度は極開く、欠刻の有無は有、型は複鋸歯状、深さは浅、葉身長及び幅は中、斑入り及びアントシアンの有無は無、たく葉の長さは短、幅は中、葉柄の長さは長である。花房径は中、花蕾の形は砲弾、花の重ねは一重、花径は中、花弁の表面の色は鮮赤紫(JHS カラーチャート9208)、周縁の色は鮮赤紫(同9207)、裏面の色は淡紫ピンク(同8902)、上部花弁の色模様の色は濃赤紫(同9209)、型は条状、花弁の基部の白色模様及び絞り模様の有無は有である。花弁周縁の形状は全縁状、上部花弁の幅は中、花弁の着き方は重なる、がくの形はT型、がくの毛及び距の有無は有である。小花柄の長さは中、花の香りの有無は無である。
 「マリン湘南」と比較して、花弁表面の色が鮮赤紫(同9208)であること等で、「マダムセツコ」と比較して、花弁の表面及び周縁の色が鮮赤紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年12月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(神奈川県茅ヶ崎市)において、育成者所有の育成系統に混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11637号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペラルゴニウム   サーフィンローズ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統に混合花粉を交配して育成されたものであり、花は赤紫色の一重で中輪の鉢物向きの品種である。
 草丈は長、茎の色は緑、毛の多少は少、節間長は短である。葉身形はツタバ形、葉身基部の開閉度は開く、欠刻の有無は有、型は複鋸歯状、深さは浅、葉身長及び幅は中、斑入り及びアントシアンの有無は無、たく葉の長さは短、幅は中、葉柄の長さは長である。花房径は中、花蕾の形は砲弾、花の重ねは一重、花径は中、花弁の表面及び周縁の色は赤紫(JHS カラーチャート9508)、裏面の色は淡紫ピンク(同8902)、花弁の基部の白色模様及び絞り模様の有無は有である。花弁周縁の形状は全縁状、上部花弁の幅は中、花弁の着き方は重なる、がくの形はT型、がくの毛及び距の有無は有である。小花柄の長さは中、花の香りの有無は無である。
 「ビーチ湘南」と比較して、花弁の表面及び周縁の色が赤紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年12月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(神奈川県茅ヶ崎市)において、育成者所有の育成系統に混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11638号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペラルゴニウム   サーフィンレッド
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統に混合花粉を交配して育成されたものであり、花は鮮赤色で濃赤紫色の条が入る一重で中輪の鉢物向きの品種である。
 草丈は長、茎の色は緑、毛の多少は少、節間長は短である。葉身形はツタバ形、葉身基部の開閉度は開く、欠刻の有無は有、型は鋸歯状、深さは浅、葉身長及び幅は中、斑入り及びアントシアンの有無は無、たく葉の長さは短、幅は中、葉柄の長さは長である。花房径は中、花蕾の形は砲弾、花の重ねは一重、花径は中、花弁の表面及び周縁の色は鮮赤(JHS カラーチャート0407)、裏面の色は淡ピンク(同0402)、花弁の色模様の色は濃赤紫(同9509)、型は条状、花弁の基部の白色模様の有無は有、花弁の絞り模様の有無は無である。花弁周縁の形状は全縁状、上部花弁の幅は中、花弁の着き方は重なる、がくの形はT型、がくの毛及び距の有無は有である。小花柄の長さは中、花の香りの有無は無である。
 「マリン湘南」と比較して、花弁の表面の色が鮮赤であること、下部花弁に条状の模様が入ること等で、「マダムセツコ」と比較して、花弁の表面及び周縁の色が鮮赤であること、下部花弁に条状の模様が入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年12月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(神奈川県茅ヶ崎市)において、育成者所有の育成系統に混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11639号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペラルゴニウム   ペンバー 
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「メロディー」の変異株であり、花は明赤紫色で上部花弁に鮮紫赤色の条及び斑紋、下部花弁に鮮赤色の斑紋が入る一重で中輪の鉢物向きの品種である。
 草丈は短、茎の色は緑、毛の多少は中、節間長は極短である。葉身形は長円形、葉身基部の開閉度は開く、欠刻の有無は有、型は複鋸歯状、深さは浅、葉身長は短、葉身幅は中、斑入りの有無は有、位置は外斑、色は白、アントシアンの有無は無、たく葉の長さは短、幅及び葉柄の長さは中である。花房径は中、花蕾の形は砲弾、花の重ねは一重、花径は中、花弁の表面の色は明赤紫(JHS カラーチャート9506)、裏面の色は紫ピンク(同9503)、上部花弁の色模様の色は鮮紫赤(同9707)、型は条状及び斑紋状、花弁の基部の白色模様の有無は有、下部花弁の色模様の色は鮮赤(同0407)、型は斑紋状、花弁の絞り模様の有無は無である。花弁周縁の形状は全縁状、上部花弁の幅は狭、花弁の着き方は接する、がくの形はT型、毛の有無は有、距の有無は無である。小花柄の長さは中、花の香りの有無は無である。
 「ムルチブルームピンク」と比較して、葉身の欠刻の型が複鋸歯状であること、葉身に斑が入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1997年に育成者の温室(オランダ王国)において、「メロディー」の変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11640号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ペラルゴニウム   ペンヤナ 
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は明赤紫色に鮮紫赤色の条及び鮮赤の斑紋が入る半八重で中輪の鉢物向きの品種である。
 草丈は極低、茎の色は緑、毛の多少は中、節間長は極短である。葉身形はじん臓形、葉身基部の開閉度は開く、欠刻の有無は有、型は複円鋸歯状、深さは浅、葉身長は短、葉身幅は中、斑入りの有無は無、アントシアンの有無は有、発現の仕方は全面状、紋の鮮明度は極弱、たく葉の長さは短、幅及び葉柄の長さは中である。花房径は中、花蕾の形は紡錘弾、花の重ねは半八重、花径は中、上部花弁の表面の色は明赤紫(JHS カラーチャート9506)、下部花弁の表面及び内花弁の色は明赤紫(同9206)、裏面の色は鮮紫ピンク(同9205)、上部花弁の色模様の色は鮮紫赤(同9707)の条及び鮮赤(同0407)の斑紋、花弁の基部の白色模様の有無並びに内花弁の色模様の有無は有、下部花弁の色模様の色は鮮赤(同0407)、型は斑紋状、花弁の絞り模様の有無は有である。花弁周縁の形状は全縁状、上部花弁の幅は狭、がくの形はT型、がくの毛の有無及び距の有無は有である。小花柄の長さは中、花の香りの有無は無である。
 「ピントディープローズ」及び「ピーエーシーメロディー」と比較して、花弁表面の色が明赤紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
                        
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に出願者の温室(ドイツ連邦共和国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11641号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   マーガレット   コブシング
    
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の育成系統に「COMPACTA」を交配して育成されたものであり、花は紫ピンク色で小輪の鉢物及び花壇向きの品種である。
 株の草型及び高さは中である。茎の太さは中、アントシアニンの発色は無、一次分枝数は少、節間長は短である。葉序は2/8、葉片の幅は狭、葉縁の鋸歯の形は深鋭鋸歯、粗密は中、葉身長は短、幅は中、葉身の色は緑、葉柄の長さは短、葉の角度は斜上である。花房の形は凹型、花数は中、花形は一重、花容は斜上、花径は小、管状花部の直径は中、舌状花の長さは短、幅は狭、形は倒卵形、先端の形は波状形、数は少、表面の色は紫ピンク(JHS カラーチャート9203)、裏面の色は淡紫ピンク(同9202)、花中央部の色は黄、花の臭気の有無は有、芳香の有無は無である。開花期は早である。  
 「サンブライダルピンク」と比較して、株の高さが低いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
  
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者の温室(オーストラリア国)において、育成者所有の育成系統に「COMPACTA」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11642号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   スパシフィラム   ナコ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ルナ」の変異個体であり、草丈が中で仏炎苞が緑白色、花序は淡緑黄色で鉢物向きの品種である。
 葉の展開状態及び葉柄の出方は斜上、草丈及び株立性は中である。葉身全体の形は披針形、先端の形は鋭尖形、基部の形は鈍形、縁の波打は有、葉身長及び幅は中、厚さは薄、表面の色は穏黄緑(JHS カラーチャート3513)、裏面の色は穏黄緑(同3312)、斑の有無は無、葉柄の長さは中、幅は狭、色は浅黄緑(同3511)である。仏炎苞の展開状態は直立、安定性は安定、全体の形は長楕円形、先端の形は鋭尖形、基部の形は円形、縁の波打ちは無、横断面の形は内曲、長さ及び幅は中、色は緑白(同3501)、模様の有無は無、色の変化性は有、変化性の早晩は中である。花序の形は円柱形、太さはやや細、長さは中、色は淡緑黄(同2702)、花柄の太さは中、長さは長、色は濃黄味緑(同3711)、花茎の向きは斜上、曲がりは無、太さ及び長さは中、色は濃黄味緑(同3711)、花つきの多少は中、香りは有である。開花期及び開花期間は中である。
 「咲姫」と比較して、葉表面の色が穏黄緑であること、葉柄の色が浅黄緑であること、仏炎苞が大きいこと等で、「ルナ」と比較して、葉表面の色が穏黄緑であること、葉柄の色が浅黄緑であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年6月14日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成6年に出願者の温室(群馬県前橋市)において、「ルナ」の変異個体を発見、以後、増殖・選抜を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11643号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   アルストロメリア   東邦トルテ(とうほうトルテ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は側方外花被は上部が淡黄緑色、中央部が濃ピンク色、下部及び周縁部が淡黄色に濃ピンクのぼかし、側方内花被は上部が浅黄色に紅のぼかし、中央部が明緑黄色、下部が浅黄色に紅のぼかしで全体に赤褐色の条線が入る切花向きの品種である。
 草丈及び茎の太さは中、色は穏黄緑(JHS カラーチャート3513)である。葉の全形は披針形、長さは長、幅は中、表面の色は暗緑(同4007)、光沢は中である。開花の方向は咲き上がる、散形花序の分枝数、花柄長及び1分枝当たりの花数は中である。花の縦径は長、横径及び花被片の展開度は中、側方外花被の全形は長倒卵形、内面の花色の模様は[型、Aゾーンの色は淡黄緑(同3303)、Bゾーンの色は濃ピンク(同0413)、Cゾーンの色は淡黄 (同2503)に濃ピンク(同0413)のぼかし、条線は無である。中央外花被の全形は長倒卵形、内面の花色の模様は[型、Aゾーンの色は淡黄緑(同3303)、Bゾーンの色は濃ピンク(同0413)、Cゾーンの色は淡黄(同2503)に濃ピンク(同0413)のぼかし、条線は無である。側方内花被の全形は倒披針形、内面の花色の模様はX型、Aゾーンの色は浅黄(同2504)に紅(同0114)のぼかし、Bゾーンの色は明緑黄(同 2704)、Cゾーンの色は浅黄(同2504)に紅(同0114)のぼかし、条線は有、数は少、大きさは中、分布は全体、色は赤褐(同0710)である。中央内花被の全形は倒披針形、内面の花色の模様はX型、Aゾーンの色は浅緑黄(同2703)に紅(同0114)のぼかし、Bゾーンの色は浅緑黄(同2703)、Cゾーンの色は淡黄(同2503)、条線は有、数は極少、大きさは中、分布は上部、色は赤褐(同0710)である。花糸の主な色は濃ピンク(同 0413)、葯に対する柱頭の位置は葯より下位、花柱の主な色は濃ピンク(同0413)である。
 「ムーンシャイン」と比較して、側方外花被の内面の花色の模様が[型であること、側方外花被の内面のAゾーンの色が淡黄緑であること、側方内花被の内面の条線の数が少ないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成8年に出願者の温室(愛知県東海市)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、無菌培養により得られた実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11644号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ゆり   グリーンスターウエノ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「望月1号」と「望月2号」を両親として育成されたものであり、花は中輪の黄白色で中肋部が浅緑黄色のテッポウユリ型の切花向きの品種である。
 草丈は100〜129p、茎の直径は10.0〜14.9o、上部の色は緑、中部及び下部の色は濃緑、毛じは無、節間長は茎の中央部は10〜19o、止葉下は20〜39oである。葉序は2/5、葉の全体の形は長楕円形、ねじれは無、葉幅は20〜29o、葉長は16〜20p、葉の光沢は無、葉数は多、葉の着生角度は30〜59゜である。つぼみの形は[型、花の向きは30〜
59゜、花房の形状は散形花序、全体の形はテッポウユリ型である。花径は120〜149o、内花被の幅は40〜49o、長さは13〜17p、外花被の幅は30〜39o、長さは12〜15pである。花色は花弁の基部及び地色は黄白(JHS カラーチャート2902)、中肋部は浅緑黄(同2904)、縁部及び裏面は黄白(同2902)である。内花被及び外花被1枚の斑点の数は0、つぼみの色は浅黄緑(同3503)、内花被の形はT型、外花被の形はW型、内花被の先端の形状はY型、反転の程度はX型、外花被の先端の形状はY型、反転の程度はX型、花被のねじれは1/8未満、花被上の乳状突起は無である。花糸の色は白、花粉の色は黄、第一花梗の長さは30〜59o、花梗の太さはやや太、色は濃緑、花梗への葉の着生は有、第一花梗の向きは15〜29゜、一花茎の花数は中、花の香りは弱、開花期は中である。
 「望月1号」と比較して、花弁中肋部の色が浅緑黄であること、外花被の反転の程度がX型であること等で、「ホワイトランサー」と比較して、内花被の先端の形状がY型であること、外花被の反転の程度がX型であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成5年に、育成者のほ場(長野県北佐久郡望月町)において、「望月1号」と「望月2号」を交配し、その後、その後代の選抜・交配を繰り返し、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「マイグリーン」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11645号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ゆり   リリッ子
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「望月1号」と「望月2号」を両親として育成されたものであり、花はやや小輪の黄白色で中肋部が浅黄緑色のテッポウユリ型の切花向きの品種である。
 草丈は75〜99p、茎の直径は10.0〜14.9o、色は緑、毛じは無、節間長は茎の中央部は10〜19o、止葉下は20〜39oである。葉序は2/5、葉の全体の形は長楕円形、ねじれは無、葉幅は20〜29o、葉長は12〜15p、葉の光沢は無、葉数は多、葉の着生角度は30〜59゜である。つぼみの形はZ型、花の向きは30〜59゜、花房の形状は散形花序、全体の形はテッポウユリ型である。花径は90〜119o、内花被の幅は40〜49o、長さは13〜17p、外花被の幅は30〜39o、長さは12〜15pである。花色は花弁の基部及び地色は黄白
(JHS カラーチャート2902)、中肋部は浅黄緑(同3304)、縁部及び裏面は黄白(同2902)である。内花被及び外花被1枚の斑点の数は0、つぼみの色は浅黄緑(同3304)、内花被の形はT型、外花被の形はW型、内花被の先端の形状はY型、反転の程度は[型、外花被の先端の形状はY型、反転の程度はX型、花被のねじれは1/8未満、花被上の乳状突起は無である。花糸の色は白、花粉の色は黄、第一花梗の長さは30〜59o、花梗の太さは中、色は緑、花梗への葉の着生は有、第一花梗の向きは15〜29゜、一花茎の花数は中、花の香りは無、開花期はやや早である。
 「雷山1号」と比較して、つぼみの形がZ型であること、内花被の幅が狭いこと等で、「望月1号」と比較して、つぼみの形がZ型であること、花粉の色が黄であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成5年に、育成者のほ場(長野県北佐久郡望月町)において、「望月1号」と「望月2号」を交配し、その後、その後代の選抜・交配を繰り返し、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11646号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ゆり   新世界(しんせかい)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「望月1号」と「望月2号」を両親として育成されたものであり、花はやや大輪の黄白色で中肋部が淡黄緑色のテッポウユリ型の切花向きの品種である。
 草丈は75〜99p、茎の直径は5.0〜9.9o、色は濃緑、毛じは無、節間長は茎の中央部は10〜19o、止葉下は20〜39oである。葉序は2/5、葉の全体の形は広披針形、ねじれは無、葉幅は30〜39o、葉長は12〜15p、葉の光沢は無、葉数は多、葉の着生角度は30〜59゜である。つぼみの形は\型、花の向きは30〜59゜、花房の形状は散形花序、全体の形はテッポウユリ型である。花径は150〜179o、内花被の幅は60〜79o、長さは13〜17p、外花被の幅は40〜49o、長さは16〜20pである。花色は花弁の基部及び地色は黄白(JHS カラーチャート2902)、中肋部は淡黄緑(同3303)、縁部は黄白(同2902)、裏面は黄白(同3302)である。内花被及び外花被1枚の斑点の数は0、つぼみの色は浅黄緑(同3304)、内花被の形はT型、外花被の形はW型、内花被の先端の形状はY型、反転の程度は[型、外花被の先端の形状はY型、反転の程度はZ型、花被のねじれは1/8未満、花被上の乳状突起は無である。花糸の色は白、やく及び花粉の色は黄、第一花梗の長さは60〜89o、花梗の太さは太、色は緑、花梗への葉の着生は有、第一花梗の向きは15〜29゜、一花茎の花数はやや少、花の香りは弱、開花期はやや早である。
 「ふくれん西尾2号」と比較して、外花被の反転の程度がZ型であること等で、「望月2号」と比較して、やくの色が黄であること、開花期が早いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成5年に、育成者のほ場(長野県北佐久郡望月町)において、「望月1号」と「望月2号」を交配し、その後、その後代の選抜・交配を繰り返し、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11647号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ゆり   マイエンゼル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「望月1号」と「望月2号」を両親として育成されたものであり、花は中輪の黄白色で中肋部が浅黄緑色のテッポウユリ型の切花向きの品種である。
 草丈は75〜99p、茎の直径は10.0〜14.9o、色は濃緑、毛じは無、節間長は茎の中央部は10〜19o、止葉下は20〜39oである。葉序は2/5、葉の全体の形は広披針形、ねじれは無、葉幅は30〜39o、葉長は12〜15p、葉の光沢は無、葉数はやや多、葉の着生角度は30〜59゜である。つぼみの形は\型、花の向きは30〜59゜、花房の形状は散形花序、全体の形はテッポウユリ型である。花径は120〜149o、内花被の幅は50〜59o、長さは13〜17p、外花被の幅は40〜49o、長さは12〜15pである。花色は花弁の基部及び地色は黄白(JHS カラーチャート2902)、中肋部は浅黄緑(同3304)、縁部及び裏面は黄白(同2902)である。内花被及び外花被1枚の斑点の数は0、つぼみの色は浅黄緑(同3503)、内花被の形はU型、外花被の形はW型、内花被の先端の形状はY型、反転の程度は[型、外花被の先端の形状及び反転の程度はY型、花被のねじれは1/8未満、花被上の乳状突起は無である。花糸の色は白、花粉の色は黄褐、第一花梗の長さは60〜89o、花梗の太さはやや太、色は濃緑、花梗への葉の着生は有、第一花梗の向きは15〜29゜、一花茎の花数は中、花の香りは弱、開花期はやや早である。
 「雷山1号」と比較して、内花被の形がU型であること等で、「望月2号」と比較して、内花被の形がU型であること、開花期が早いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成5年に、育成者のほ場(長野県北佐久郡望月町)において、「望月1号」と「望月2号」を交配し、その後、その後代の選抜・交配を繰り返し、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11648号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ゆり   セブンティン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「望月1号」と「望月2号」を両親として育成されたものであり、花はやや小輪の黄白色で中肋部が浅黄緑色のテッポウユリ型の切花向きの品種である。
 草丈は75〜99p、茎の直径は10.0〜14.9o、色は濃緑、毛じは無、節間長は茎の中央部は10〜19o、止葉下は20〜39oである。葉序は2/5、葉の全体の形は披針形、ねじれは無、葉幅は20〜29o、葉長は12〜15p、葉の光沢は無、葉数は中、葉の着生角度は30〜59゜である。つぼみの形はZ型、花の向きは30〜59゜、花房の形状は散形花序、全体の形はテッポウユリ型である。花径は90〜119o、内花被の幅は40〜49o、長さは13〜17p、外花被の幅は30〜39o、長さは12〜15pである。花色は花弁の基部及び地色は黄白(JHS カラーチャート2902)、中肋部は浅黄緑(同3304)、縁部及び裏面は黄白(同 2902)である。内花被及び外花被1枚の斑点の数は0、つぼみの色は浅黄緑(同3503)、内花被の形はT型、外花被の形はW型、内花被の先端の形状はY型、反転の程度はZ型、外花被の先端の形状はY型、反転の程度はX型、花被のねじれは1/8未満、花被上の乳状突起は無である。花糸の色は白、花粉の色は黄、第一花梗の長さは30〜59o、花梗の太さは中、色は濃緑、花梗への葉の着生は有、第一花梗の向きは15〜29゜、一花茎の花数は中、花の香りは無、開花期はやや晩である。
 「F1オーガスタ」と比較して、外花被の反転の程度がX型であること、開花期が晩いこと等で、「望月1号」と比較して、内花被の幅が狭いこと、開花期が晩いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成5年に、育成者のほ場(長野県北佐久郡望月町)において、「望月1号」と「望月2号」を交配し、その後、その後代の選抜・交配を繰り返し、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11649号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
    ゆり   阿波の白雪(あわのしらゆき)    
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「新雪」の選抜系統を母系及び父系とする交雑品種であり、花は中輪の黄白色で中肋部が浅黄緑色のテッポウユリ型の切花向きの早生種である。
 草丈は100〜129p、茎の直径は10.0〜14.9o、色は緑、毛じは無、節間長は茎の中央部は20〜39o、止葉下は60〜79oである。葉序は2/5、葉の全体の形は披針形、葉身中央部及び葉の先端部の反りはやや外反転、ねじれは無、葉幅は20〜29o、葉長は12〜15p、光沢は有、数は中、着生角度は30〜59°である。つぼみの形は\型、花の向きは15〜 29°、花房の形状は散形花序、花の全体の形はテッポウユリ型である。花径は120〜149o、内花被の幅は60〜79o、長さは18〜23p、外花被の幅は40〜49o、長さは16〜20pである。花色は花弁の基部は濃黄緑(JHS カラーチャート3106)、地色は黄白(同2502)、中肋部は浅黄緑(同3304)、縁部及び裏面は黄白(同2502)である。内花被及び外花被1枚の斑点の数は0、つぼみの色は浅黄緑(同3304)、内花被の形はT型、外花被の形はW型、内花被先端の形状はV型、反転の程度は[型、外花被の先端の形状及び反転の程度はX型、花被のねじれは1/8未満、花被上の乳状突起は無である。花糸の色は白、花粉の色は黄、第一花梗の長さは120〜149o、花梗の太さは中、色は緑、花梗への葉の着生は有、第一花梗の向きは15〜29°、一花茎の花数はやや少、花の香りは中、開花始期は早である。
 「雷山2号」と比較して、葉の全体の形が披針形であること、花弁の基部の色が濃黄緑であること等で、「さやか」と比較して、葉の全体の形が披針形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、「新雪」の選抜系統を母系及び父系とする交雑品種であり、平成元年より徳島県農業試験場(現徳島県農林水産総合技術センター農業研究所、名西郡石井町)において親系統の育成を行い、7年より交配組合せ検定試験及び特性調査を行い、12年に目標とする特性を確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11650号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ゆり   サンライズマリッジ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、シンテッポウユリ「津山」にアジアティック系「コリナ」を交配して育成されたものであり、花は中輪の明橙色でスカシユリ型の切花向きの品種である。
 草丈は130p以上、茎の直径は5.0〜9.9o、上部の色は緑、中部の色は淡褐、下部の色は褐、毛じは無、節間長は茎の中央部は10〜19o、止葉下は80〜99oである。葉序は
3/8、葉の全体の形は長楕円形、ねじれは無、葉幅は20〜29o、葉長は16〜20p、葉の光沢は無、葉数はやや少、葉の着生角度は60〜89゜である。つぼみの形はZ型、花の向きは30〜59゜、花房の形状は複散形花序、全体の形はスカシユリ型である。花径は120〜149o、内花被の幅は40〜49o、長さは9〜12p、外花被の幅は30〜39o、長さは9〜11pである。花色は花弁の基部は淡黄橙(JHS カラーチャート1902)、地色及び中肋部は明橙(同1604)、縁部は明橙(同1305)、裏面は浅橙(同1603)である。内花被1枚の斑点の数は20〜29、外花被1枚の斑点の数は1〜9、つぼみの色は浅橙(同1603)、内花被の形はZ型、外花被の形はW型、内花被の先端の形状はV型、反転の程度はZ型、外花被の先端の形状はY型、反転の程度はZ型、花被のねじれは1/8未満、花被上の乳状突起は無である。花糸の色は桃、花粉の色は赤紫褐、第一花梗の長さは90〜119o、花梗の太さは細、色は緑、花梗への葉の着生は有、第一花梗の向きは30〜59゜、一花茎の花数はやや多、花の香りは無、開花期は中である。
 「アプリコットマリッジ」と比較して、花弁の地色、中肋部及び縁部の色が明橙であること、花被の斑点の数が少ないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成4年に山口県農業試験場(山口市)において、シンテッポウユリ「津山」にアジアティック系「コリナ」を花柱切断法により交配して胚珠培養を行い、その中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11651号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   オキザリス   掛川AR1(かけがわAR1)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の実生由来育成系統の中から選抜されたものであり、花色は鮮紫ピンクで脈の色が鮮赤紫の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型はロゼット状、草丈は中である。球根の有無は有、タイプはりん茎、全体の形は卵形、大きさは小、色は茶、子球根の発生位置は母球内である。主茎地下部の太さは細、長さは中、色は白である。葉の発生位置は伸長した主茎から、単葉と複葉の別は複葉、複葉の形は三出葉、小葉全体の形は倒心臓形、先端の形は心臓形、切れ込みの有無は有、程度は中、基部の形は鋭形、複葉の大きさは小、小葉の長さはかなり短、幅はかなり狭、新葉表面、成熟葉表面及び裏面の色は灰緑、成熟葉の斑の有無は無、葉柄の長さはかなり短である。花序の形は単生、花の向きは上向き、花形は盃形、花弁の重なりの有無は有、程度は弱、花径は中、花弁表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9504)、裏面の色は淡紫ピンク(同9202)、花底の色は明緑黄(同2705)、脈の色は鮮赤紫(同9207)、花弁全体の形は倒三角形、先端の形は切形、一重・八重の別は一重、がく片の形は披針形、柱頭の高さは上段と下段雄ずいの中間、やくの色は黄である。開花時期は冬〜春である。
 「バリアビリス レッド」及び「バリアビリス ローズ」と比較して、草丈が高いこと、小葉全体の形が倒心臓形であること、花弁表面の色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に出願者の温室(静岡県掛川市)において、出願者所有の実生由来育成系統の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11652号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   オキザリス   掛川AR2(かけがわAR2)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の実生由来育成系統の中から選抜されたものであり、花色はピンクで脈の色が穏紅の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型はロゼット状、草丈は低である。球根の有無は有、タイプはりん茎、全体の形は卵形、大きさは小、色は茶、子球根の発生位置は主茎地下部節である。主茎地下部の太さは細、長さは短、色は白である。葉の発生位置は地上部と地下部両方から、単葉と複葉の別は複葉、複葉の形は三出葉、小葉全体の形は楕円形、先端の形は心臓形、切れ込みの有無は有、程度は中、基部の形は鋭形、複葉の大きさは中、小葉の長さはやや短、幅は狭、新葉表面、成熟葉表面及び裏面の色は緑、成熟葉の斑の有無は無、葉柄の長さは短である。花序の形は単生、花の向きは上向き、花形は盃形、花弁の重なりの有無は無、花径は中、花弁表面の色はピンク(JHS カラーチャート0411)、裏面の色はピンク(同0111)、花底の色は緑黄(同2707)、脈の色は穏紅(同0115)、花弁全体の形は倒三角形、先端の形は切形、一重・八重の別は一重、がく片の形は披針形、柱頭の高さは上段雄ずいより高い、やくの色は黄である。開花時期は冬〜春である。
 「コモサ」及び「バリアビリス ローズ」と比較して、小葉全体の形が楕円形であること、花弁表面及び裏面の色がピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に出願者の温室(静岡県掛川市)において、出願者所有の実生由来育成系統の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11653号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   オキザリス   掛川AR3(かけがわAR3)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の実生由来育成系統の中から選抜されたものであり、花色は浅橙で脈の色が濃赤茶の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型はロゼット状、草丈はやや低である。球根の有無は有、タイプはりん茎、全体の形は卵形、大きさはやや小、色は黒茶、子球根の発生位置は主茎地下部節である。主茎地下部の太さは中、長さは短、色は白である。葉の発生位置は地下部から、単葉と複葉の別は複葉、複葉の形は三出葉、小葉全体の形は倒心臓形、先端の形は心臓形、先端の切れ込みの有無は有、程度は深、基部の形は鋭形、複葉の大きさは小、小葉の長さは短、幅は狭、新葉及び成熟葉表面の色は緑、成熟葉裏面の色は灰緑、成熟葉の斑の有無は無、葉柄の長さは中である。花序の形は単生、花の向きは上向き、花形は盃形、花弁の重なりの有無は有、重なりの程度は弱、花径は大、花弁表面の色は浅橙(JHS カラーチャート1303)、裏面は浅橙(同1302)、花底の色は鮮緑黄(同2706)、脈の色は濃赤茶(同  1008)、花弁全体の形は倒卵形、先端の形は円形、一重・八重の別は一重、がく片の形は披針形、柱頭の高さは上段雄ずいより高い、やくの色は黄である。開花時期は秋〜春である。
 「コモサ」と比較して、花弁が重なること、花弁表面の色が浅橙であること、脈の色が濃赤茶であること等で、「バリアビリス レッド」と比較して、小葉全体の形が倒心臓形であること、花弁表面の色が浅橙であること、脈の色が濃赤茶であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に出願者の温室(静岡県掛川市)において、出願者所有の実生由来育成系統の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11654号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   オキザリス   掛川AR4(かけがわAR4)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の実生由来育成系統の中から選抜されたものであり、花色は浅緑黄で脈の色が浅黄茶の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型はロゼット状、草丈はやや低である。球根の有無は有、タイプはりん茎、全体の形は卵形、大きさはやや小、色は黒茶、子球根の発生位置は主茎地下部節である。主茎地下部の太さ及び長さは中、色は紅である。葉の発生位置は地下部から、単葉と複葉の別は複葉、複葉の形は三出葉、小葉全体の形は倒心臓形、先端の形は心臓形、先端の切れ込みの有無は有、程度は中、基部の形は鋭形、複葉の大きさはやや小、小葉の長さはやや短、幅はやや狭、新葉及び成熟葉表面の色は緑、成熟葉裏面の色は灰緑、成熟葉の斑の有無は無、葉柄の長さはやや短である。花序の形は単生、花の向きは上向き、花形は盃形、花弁の重なりの有無は無、花径は大、花弁表面の色は浅緑黄(JHS カラーチャート2904)、裏面は淡緑黄(同2702)、花底の色は緑黄(同2911)、脈の色は浅黄茶(同 1914)、花弁全体の形は倒三角形、先端の形は切形、一重・八重の別は一重、がく片の形は披針形、柱頭の高さは上段と下段雄ずいの中間、やくの色は黄である。開花時期は秋〜春である。
 「コモサ」と比較して、花弁表面の色が浅緑黄であること、脈の色が浅黄茶であること等で、「バリアビリス レッド」と比較して、小葉全体の形が倒心臓形であること、花弁表面の色が浅緑黄であること、脈の色が浅黄茶であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に出願者の温室(静岡県掛川市)において、出願者所有の実生由来育成系統の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11655号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   オキザリス   掛川AR5(かけがわAR5)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の実生由来育成系統の中から選抜されたものであり、花色は浅緑黄で脈の色が濃ピンクの鉢物及び花壇向きの品種である。
 草型はロゼット状、草丈は中である。球根の有無は有、タイプはりん茎、全体の形は卵形、大きさはやや小、色は黒茶、子球根の発生位置は主茎地下部節である。主茎地下部の太さは細、主茎地下部の長さはやや長、主茎地下部の色は白である。葉の発生位置は地下部から、単葉と複葉の別は複葉、複葉の形は三出葉、小葉全体の形は倒心臓形、先端の形は心臓形、先端の切れ込みの有無は有、程度は深、基部の形は鋭形、複葉の大きさ、小葉の長さ及び幅は中、新葉及び成熟葉表面の色は緑、成熟葉裏面の色は灰緑、成熟葉の斑の有無は無、葉柄の長さは中である。花序の形は単生、花の向きは上向き、花形は盃形、花弁の重なりの有無は無、花径は大、花弁表面の色は浅緑黄(JHS カラーチャート2904)、裏面は淡緑黄(同2702)、花底の色は鮮緑黄(同2906)、脈の色は濃ピンク(同0113)、花弁全体の形は倒三角形、先端の形は切形、一重・八重の別は一重、がく片の形は披針形、柱頭の高さは上段雄ずいより高い、やくの色は黄である。開花時期は秋〜春である。
 「コモサ」と比較して、花弁表面の色が浅緑黄であること、脈の色が濃ピンクであること等で、「バリアビリス レッド」と比較して、小葉全体の形が倒心臓形であること、花弁が重ならないこと、花弁表面の色が浅緑黄であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に出願者の温室(静岡県掛川市)において、出願者所有の実生由来育成系統の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11656号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   シンビジウム   スーパーライン 恵比寿(スーパーライン えびす)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「グレートキャティ」に「ラインストーン」を交配して育成されたものであり、花はセパルがピンク白の地色に紫赤色のぼかしが入る、ペタルが黄白の地色に紫赤色のぼかしが入る、リップは正三角形で黄白の地色に紫赤色の斑点が覆輪状に入る中型種である。
 草型の大きさは中、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形、横断面の形は扁円形、高さは61〜100o、長径は51〜70oである。葉の全体の形は広線形、先端の形は不等鋭先形、頂点の角度は30〜45度、先端の角度は60〜90度、葉の長さは75〜105p、幅は31〜40o、葉色は緑、葉数は13〜15枚である。一花茎の花数は21〜30、花茎の太さは12〜15o、長さは50〜80p、上部の色は緑褐、中部の色及び下部の色は淡緑である。咲き型は抱え咲き、花の横径は61〜80o、縦径は41〜60o、ドーサル・セパル正面の形は広線形、先端の形は微突形、ラテラル・セパル正面の形は湾曲広線形、先端の形は不等微突形、ペタル正面の形は広線形、先端の形は不等微突形である。リップ正面の形は正三角形、先端の形は切形、周縁の反転はかなり小、波打ちは中である。全体的な花色は桃系、花色はセパルはピンク白(JHS カラーチャート9701)の地色に紫赤(同9714)のぼかしが入る、ペタルは黄白(同2201)の地色に紫赤(同9714)のぼかしが入る、リップは黄白(同2201)の地色に紫赤(同9714)の斑点が覆輪状に入る。花の香りは無、開花期は冬である。   
 「グレートフラワー・バレリーナ」と比較して、リップ正面の形が正三角形であること、リップの斑点の色が紫赤であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成5年に出願者の温室(徳島県美馬郡脇町)において、「グレートキャティ」に「ラインストーン」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。             
 なお、出願時の名称は「スーパーライン ひかり」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11657号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   シンビジウム   エンザンミステリーエンドレスラブ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ラブリー エンジェル ザ ツー バージンズ」に「ラッキー レインボー」を交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが黄白の地色に紫ピンク色のぼかしが入る、リップは円形で黄白の地色に淡緑黄色のぼかし及び鮮紫ピンク色の斑点とぼかしが入る中型種である。
 草型の大きさは中、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形、横断面の形は扁円形、高さは61〜100o、長径は51〜70oである。葉の全体の形は広線形、先端の形は鋭先形、頂点の角度は30〜45度、先端の角度は60〜90度、葉の長さは45〜75p、幅は31〜40o、葉色は緑、葉数は10〜12枚である。一花茎の花数は6〜10、花茎の太さは9.1〜12o、長さは50〜80p、色は緑、抽出の方向は斜上である。咲き型は抱え咲き、花の横径は81〜100o、縦径は61〜80o、ドーサル・セパル正面の形は長楕円形、先端の形は微突形、ラテラル・セパル正面の形は倒広卵形、先端の形は不等微突形、ペタル正面の形は倒卵形、先端の形は不等微突形である。リップ正面の形は円形、先端の形は切形、周縁の反転はかなり小、波打ちは小である。全体的な花色は白系、花色はセパル及びペタルは黄白(JHS カラーチャート2501)の地色に紫ピンク(同9203)のぼかしが入る、リップは黄白(同2502)の地色に淡緑黄(同2903)のぼかし及び鮮紫ピンク(同9204)の斑点及びぼかしが入る。花の香りは無、開花期は初冬である。
 「ラブリー エンジェル ザ ツー バージンズ」と比較して、セパル及びペタルに紫ピンクのぼかしが入ること等で、「エンザン ビーナス アレゴリー」と比較して、咲き型が抱え咲きであること、セパル及びペタルに紫ピンクのぼかしが入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成4年に出願者の温室(山梨県塩山市)において、「ラブリー エンジェル ザ ツー バージンズ」に「ラッキー レインボー」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「エンザン ミステリー エンドレスラブ」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11658号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   つばき   エリナ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、中国から導入した野生種の変異株であり、花はピンク白の地色に鮮紫ピンク色のぼかしが入り、一重咲きの極小輪となる鉢物及び切り花向きの品種である。
 樹形は横張性、樹高は矮性、枝の太さは極細、分枝性は強、節間長は短である。葉形は長楕円形、葉の大きさは小、葉姿は反曲、先端の形は鋭尖形、葉脚の形は鈍脚、色は濃緑、光沢は少、厚さは薄、葉縁の形は鈍い細鋸歯、葉柄の長さは短、葉柄及び葉の毛は葉裏に毛ありである。花は一重咲き、花形は杯状咲き、着き方は横向き、大きさは極小輪である。花色区分は複色、花色(地色)及び内側の花弁の色はピンク白(JHS カラーチャート9701)、複色花の区分はその他の斑、その他の斑の区分はぼかし、斑の色は鮮紫ピンク(同9704)である。外花弁の形は丸形、弁脈は無、弁縁の形は桜弁、花弁数は9以下、外花弁の曲り方は外曲である。蕾の形は円尖形、雄ずいの形は茶せんしべ、花糸の色は白、やくの色は黄褐、花弁と雄ずいのゆ着はする 、子房の毛は無、花梗の有無及び長さは長、花の香りは無である。開花期は春咲きである。
 Camellia lutchuensis及びC. rosaefloraと比較して、花色区分が複色であること、花梗があること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年12月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に育成者のほ場(埼玉県川口市)において、中国から導入した野生種の変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11659号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   つばき   福運御厨(ふくうんみくりや)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、ピンク系ヤブツバキの枝変わりであり、花は淡黄ピンク色の八重咲きで花形が牡丹咲きの中輪となる品種である。
 樹形は普通、樹高はやや矮性、枝の太さ及び分枝性は中、節間長は短である。葉形は楕円形、葉の大きさは中、葉姿は平ら、先端の形は鋭尖形、葉脚の形は鈍脚、色は緑、光沢は有、厚さは中、葉縁の形は細鋸歯、葉柄の長さは中、葉柄及び葉の毛は無である。花は八重咲き、花形は牡丹咲き、着き方は横向き、大きさは中輪である。花色区分は単色、花色(地色)及び内側の花弁の色は淡黄ピンク(JHS カラーチャート1301)、外花弁の形は丸形、弁脈は明確、弁縁の形は丸、花弁数は20〜29、外花弁の曲り方は外曲、蕾の形は円尖形である。雄ずいの形は散しべ、花糸の色は淡黄、やくの色は黄、花弁と雄ずいのゆ着はする、子房の毛は無、室数は4、花の香りは無である。開花期は春咲きである。
 「ヤブツバキ(ピンク)」と比較して、花弁数が多いこと、雄ずいの形が散しべであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年11月1日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成2年に育成者の所有林(長崎県西彼杵郡西彼町)において、自生するピンク系ヤブツバキの中から枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「福運牡丹」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11660号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   GRFアリトー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は鮮紫ピンク色で淡黄緑色の目が入り丸弁、平咲、弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅は狭、色は黄緑、数は枝基部は中、枝中央部は多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は紅紫、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は強、厚さは薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は卵形、色は浅黄緑(JHS カラーチャート3103)である。花形は平咲、花径はやや大、高さはやや低、花弁表面の色は鮮紫ピンク(同9705)で淡黄緑(同3102)の目が入り、裏面の色は淡黄ピンク(同1301)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さはやや厚、硬さは中、数は10〜14、一茎の花数は2〜5、花の香りは弱である。枝の長さは中、太さはやや細、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期はやや晩である。
 「連弾」と比較して、蕾の色が浅黄緑であること、花弁表面の色が鮮紫ピンクでであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成11年11月8日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に育成者の温室(静岡県駿東郡長泉町)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「GRF9409」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11661号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   オオタピンク
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ユリウス」の枝変わりであり、花序のタイプは散房花序、花は鮮紫ピンク色で黄白色の目が入り半剣弁、平咲、無香の小輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は叢生、樹高は低である。とげの数は枝基部、枝中央部及び花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや短、幅は狭である。新葉の色は緑、光沢は弱、本葉の色は緑、光沢は中、厚さは薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は卵形である。花形は平咲、花径は小、高さは低、花弁表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9705)で黄白(同3301)の目が入り、裏面の色は鮮紫ピンク(同9705)である。花色の移行性は無、花色の褪色は中、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さはやや薄、硬さは中、数は10〜14、一茎の花数は6〜10、花の香りは無である。枝の長さは短、太さは細、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「ユリウス」及び「ルイジェルダン」と比較して、花弁表面の色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年2月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に育成者の温室(愛知県海部郡蟹江町)において、「ユリウス」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「プリティピンク」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11662号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   にしお小町(にしおこまち)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は鮮赤色で剣弁、高芯咲、弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立は中、樹高はかなり高である。とげの形は下部えぐれ形、長さは長、基部の幅は中、色は紅紫、数は枝基部は極多、枝中央部は多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は紅紫、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は強、厚さは薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径はやや大、高さは高、花弁表面の色は鮮赤(JHS カラーチャート0407)、裏面の色は鮮紅(同0107)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は円形、厚さ及び硬さは中、数は40〜59、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さはやや長、太さはやや細、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期はやや晩である。
 「マリー デボア」と比較して、枝基部及び中央部のとげの数が多いこと、花弁表面の色が鮮赤であること等で、「アサミ・レッド」と比較して、花弁表面の色が鮮赤であること、花弁数が多いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に出願者の温室(岐阜県揖斐郡大野町)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11663号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   クリオネ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「メイフローニィ」に無名実生種を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花はピンク白色で淡紫ピンク色のぼかしが入り半剣弁、高芯咲、弱香の大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立は中、樹高はかなり高である。とげの形は下部えぐれ形、長さは長、基部の幅は中、色は紅紫、数は枝基部はかなり多、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さは長、幅はやや広である。新葉の色は紅紫、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さは薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形は卵形である。花形は高芯咲、花径は大、高さはかなり高、花弁表面の色はピンク白(JHS カラーチャート9701)で淡紫ピンク(同9702)のぼかしが入り、裏面の色は淡紫ピンク(同9501)で 紫ピンク(同9703)の覆輪が入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さは中、数は25〜29、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さは長、太さは中、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期はやや晩である。
 「タンプスボン」及び「メイフローニィ」と比較して、花弁表面の色がピンク白で淡紫ピンクのぼかしが入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成7年に出願者の温室(岐阜県揖斐郡大野町)において、「メイフローニィ」に無名実生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11664号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   トレゾア
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種に「ジュリア」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は穏黄橙色で灰ピンク色のぼかしが入り剣弁、高芯咲、弱香の大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立は中、樹高はかなり高である。とげの形は下部えぐれ形、長さは長、基部の幅は中、色は紅紫、数は枝基部はかなり多、枝中央部は多、花柄はかなり少である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さは中、幅はやや狭である。新葉の色は紅紫、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は強、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形は卵形である。花形は高芯咲、花径は大、高さは高、花弁表面の色は穏黄橙(JHS カラーチャート1912)で灰ピンク(同0417)のぼかしが入り、裏面の色は鮮橙黄(同2205)で鮮ピンク(0404)のぼかしが入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さは中、数は40〜59、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さはやや長、太さは中、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期はやや晩である。
 「タンザジャ」と比較して、枝基部及び枝中央部にとげが有ること、花弁表面の色が穏黄橙で灰ピンクのぼかしが入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成6年に出願者の温室(岐阜県揖斐郡大野町)において、無名実生種に「ジュリア」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11665号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ミルフィーユ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ケイスピミ」どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は淡紫ピンク色で明紫赤色の覆輪が入り剣弁、高芯咲、無香のやや小輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部及び枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数及び本葉の長さは中、幅は狭である。新葉の色は緑、光沢は弱、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さはやや薄、硬さは軟である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は卵形、色は黄ピンク(JHS カラーチャート0703)である。花形は高芯咲、花径はやや小、高さは中、花弁表面の色は淡紫ピンク(同9702)で明紫赤(同9706)の覆輪が入り、裏面の色は紫ピンク(同9703)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は円形、厚さはやや薄、硬さは軟、数は40〜59、一茎の花数は2〜5、花の香りは無である。枝の長さはやや短、太さはやや細、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は晩である。
 「マニッシュ」と比較して、蕾の色が黄ピンクであること、花弁表面の色が淡紫ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年8月30日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(広島県安芸郡倉橋町)において、「ケイスピミ」どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11666号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   スノーパウダー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「フェベサ」に「タノチカ」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は黄白色で剣弁、高芯咲、弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立は中、樹高は高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや短、基部の幅はやや狭、色は黄緑、数は枝基部はかなり少、枝中央部は中、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数及び本葉の長さは中、幅はやや狭である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さは薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径はやや大、高さは高、花弁表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート3101)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は円形、厚さ及び硬さは中、数は40〜59、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さ及び太さは中、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期はやや晩である。
 「タノチカ」及び「ティネケ」と比較して、とげの色が黄緑であること、枝基部のとげの数が少ないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年8月30日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(広島県安芸郡倉橋町)において、「フェベサ」に「タノチカ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11667号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   バポル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは円錐花序、花は黄白色で丸弁、平咲、弱香の小輪となる切花向きの品種である。
 樹形はつる性、株立は叢生、樹高は高である。とげの数は枝基部、枝中央部及び花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は中、重なりは重ならない、本葉の長さは中、幅は狭である。新葉の色は緑、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さは薄、硬さは軟である。花序のタイプは円錐花序、蕾の形はつぼ形である。花形は平咲、花径は小、高さは低、花弁表面の色は黄白(JHS カラーチャート3301)、裏面の色は黄白(同3301)でピンク白(同0101)のぼかしが入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さは極薄、硬さは軟、数は5〜9、一茎の花数は21以上、花の香りは弱である。果実の色は赤、枝の長さはかなり短、太さは細、新しょう及び開花枝の色は緑、開花習性は一季咲、開花時期はやや晩である。
 「BREAPUM」と比較して、花形が平咲であること、果実の色が赤であること等で、「ホワイト マックス グラフ」と比較して、小葉が重ならないこと、花弁裏面にぼかしが入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年10月20日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1990年に出願者の農場(オランダ王国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11668号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   イチシルバ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「イブ ピアッジェ」の枝変わりであり、花序のタイプは単生、花は淡黄ピンク色の丸弁、カップ咲、弱香の中輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立及び樹高は中である。とげの数は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さは薄、硬さはやや軟である。花序のタイプは単生、蕾の形は卵形である。花形はカップ咲、花径及び高さは中、花弁表面及び裏面の色は淡黄ピンク(JHS カラーチャート1301)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さは厚、硬さは中、数は40〜59、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さは短、太さはやや細、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は晩である。
 「クリオネ」と比較して、花形がカップ咲であること、花弁表面の色が淡黄ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年12月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に育成者の温室(静岡県三島市)において、「イブ ピアッジェ」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11669号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   イチフィオナ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ティネケ」に無名実生種を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は黄白色で丸弁、抱え咲、弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は黄緑、数は枝基部はやや多、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅はやや広である。新葉の色は緑、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢及び厚さは中、硬さは軟である。花序のタイプは単生、蕾の形は卵形である。花形は抱え咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面の色は黄白(JHS カラーチャート2701)、裏面の色は黄白(同2902)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さ及び硬さは中、数は60以上、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さは中、太さはやや細、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期はやや晩である。
 「タノチカ」と比較して、花形が抱え咲であること、花弁全体の形が狭楕円形であること等で、「ティネケ」と比較して、花形が抱え咲であること、花弁のタイプが丸弁であること、花弁全体の形が狭楕円形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年12月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(静岡県三島市)において、「ティネケ」に無名実生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11670号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   イチジーノ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「タントロスアリー」に「インタープリンス」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は黄白色で半剣弁、カップ咲、弱香の中輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや短、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部はかなり少、枝中央部及び花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は中、本葉の長さはやや長、幅はやや狭である。新葉の色は緑褐、光沢は弱、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さは薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は卵形である。花形はカップ咲、花径及び高さは中、花弁表面の色は黄白(JHS カラーチャート2902)、裏面の色は黄白(同3101)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さ及び硬さは中、数は15〜19、一茎の花数は2〜5、花の香りは弱である。枝の長さは中、太さはやや細、新しょうの色は浅茶、開花枝の色は灰緑、開花習性は四季咲、開花時期はやや晩である。
 「ケイスミホ」と比較して、枝基部及び中央部のとげが少ないこと、花弁全体の形が円形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年12月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成8年に育成者の温室(静岡県三島市)において、「タントロスアリー」に「インタープリンス」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11671号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   イチルシタ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「TANKEIJOLI」に「インタープリンス」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は黄白色で淡黄ピンク色のぼかしが入り、半剣弁、カップ咲、弱香の中輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さは長、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部はやや多、枝中央部はかなり少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数及び本葉の長さは中、幅はやや狭である。新葉の色は紅紫、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さは薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は卵形である。花形はカップ咲、花径は中、高さはやや高、花弁表面の色は黄白(JHS カラーチャート2701)で淡黄ピンク(同1002)のぼかしが入り、裏面の色は黄白(同2701)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さはやや薄、硬さは中、数は30〜34、一茎の花数は2〜5、花の香りは弱である。枝の長さはやや短、太さはやや細、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は晩である。
 「ケイスミホ」と比較して、花弁表面に淡黄ピンクのぼかしが入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年12月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成8年に育成者の温室(静岡県三島市)において、「TANKEIJOLI」に「インタープリンス」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11672号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   イチケリ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ティネケ」に無名実生種を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は黄白色で丸弁、カップ咲、弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや短、基部の幅は狭、色は黄緑、数は枝基部及び枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は少、本葉の長さは中、幅はやや狭である。新葉の色は緑、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さは薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形は卵形である。花形はカップ咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面の色は黄白(JHS カラーチャート3301)、裏面の色は黄白(同3302)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さは薄、硬さは軟、数は60以上、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さは短、太さはやや細、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「ティネケ」と比較して、花形がカップ咲であること、花弁全体の形が狭楕円形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成12年12月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成8年に育成者の温室(静岡県三島市)において、「ティネケ」に無名実生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11673号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   イチミオラ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は「イブ ピアッジェ」の枝変わりであり、花序のタイプは単生、花は鮮紫ピンク色で丸弁、抱え咲、強香の中輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高は高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや短、基部の幅はやや狭、色は黄緑、数は枝基部は少、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は中、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は強、厚さは薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形は球形である。花形は抱え咲、花径は中、高さはやや高、花弁表面及び裏面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9504)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は広楕円形、厚さは厚、硬さは軟、数は60以上、一茎の花数は1、花の香りは強である。枝の長さ及び太さは中、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は晩である。  
 「デバイン」と比較して、枝基部のとげの数が少ないこと、花弁表面の色が鮮紫ピンクであること等で、区別性が認められる。 
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に育成者の温室(静岡県三島市)において、「イブ ピアッジェ」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11674号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   メイレイエット
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「タンゼルボン」に「EROTIKA DEVOLOR」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花はピンク白色で高芯咲、弱香の中輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの数は枝基部、枝中央部及び花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅はやや広である。新葉の色は紅紫、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや薄、硬さはやや軟である。花序のタイプは単生、蕾の形は卵形である。花形は高芯咲、花径は中、高さはやや高、花弁表面の色はピンク白(JHS カラーチャート9701)、裏面の色は淡黄緑(同3303)で淡紫ピンク(同9501)の覆輪が入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は狭楕円形、厚さはやや厚、硬さは中、数は60以上、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さはやや長、太さはやや太、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花時期は中である。
 「タンプスボン」及び「タンゼルボン」と比較して、とげが枝基部及び中央部に無いこと、花弁裏面の色が淡黄緑で淡紫ピンクの覆輪が入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年12月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1993年に育成者の温室(フランス共和国)において、「タンゼルボン」に「EROTIKA DEVOLOR」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11675号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   メイダンケル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「メイプロバン」に「ケイタイブ」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は鮮紫赤色で高芯咲、かなり弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は黄緑、数は枝基部はやや多、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は中、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面の色は鮮紫赤(JHS カラーチャート9707)、裏面の色は明赤紫(同9506)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は広楕円形、厚さは厚、硬さはやや硬、数は30〜34、一茎の花数は1、花の香りはかなり弱である。枝の長さはやや長、太さはやや太、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花時期は中である。
 「ケイハピオサ」と比較して、花形が高芯咲であること、花弁数が多いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年12月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1991年に育成者の温室(フランス共和国)において、「メイプロバン」に「ケイタイブ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11676号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   メイフランサ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「コルフラッパイ」に(「DR.J.A.VERHAGE」×「MEIMOYEL」)を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は鮮橙黄色でカップ咲、弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部及び枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さはやや長、幅はやや広である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さはやや厚、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面の色は鮮橙黄(JHS カラーチャート2205)、裏面の色は明黄橙(同1905)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さはやや硬、数は35〜39、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さはやや長、太さは中、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花時期は中である。
 「コロジロ」と比較して、花弁表面の色が鮮橙黄であること、花弁裏面の色が明黄橙であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年12月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1994年に育成者の所属する会社の温室(フランス共和国)において、「コルフラッパイ」に(「DR.J.A.VERHAGE」×「MEIMOYEL」)を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11677号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   メイフラメンク
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「KORFAN」に「メイリロクラ」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は淡緑黄色で鮮紅色の覆輪が入りカップ咲、弱香の中輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部及び枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅はやや広である。新葉の色は緑褐、光沢はやや弱、本葉の色は緑、光沢はやや弱、厚さは薄、硬さはやや軟である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径及び高さは中、花弁表面及び裏面の色は淡緑黄(JHS カラーチャート2702)で鮮紅(同0107)の覆輪が入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは波状弁、全体の形は広楕円形、厚さは厚、硬さはやや硬、数は40〜59、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さ及び太さは中、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は黄緑、開花時期は中である。
 「オリセズ」と比較して、花形がカップ咲であること、花弁のタイプが波状弁であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年12月22日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1993年に育成者の所属する会社の温室(フランス共和国)において、「KORFAN」に「メイリロクラ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11678号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   サバナイト
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「タクシー」に「ベナラブ」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は明紫赤色で高芯咲、強香の中輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部は多、枝中央部は中、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さは中、幅はやや狭である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径及び高さは中、花弁表面の色は明紫赤(JHS カラーチャート9706)、裏面の色は鮮紫ピンク(同9505)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は広楕円形、厚さはやや薄、硬さは軟、数は60以上、一茎の花数は2〜5、花の香りは強である。枝の長さはかなり短、太さはやや細、新しょう及び開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲である。
 「メイジカタール」と比較して、花形が高芯咲であること、花弁表面の色が明紫赤であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1990年に育成者のほ場(アメリカ合衆国)において、「タクシー」に「ベナラブ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11679号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   セイモンブ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ケイスミホ」に「タノブマム」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は淡橙黄色で半剣弁、カップ咲、弱香の中輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立は中、樹高は高である。とげの形は下部えぐれ形、長さは長、基部の幅は中、色は紅紫、数は枝基部及び中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さは中、幅はやや狭である。新葉の色は紅紫、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は卵形である。花形はカップ咲、花径及び高さは中、花弁表面の色は淡橙黄(JHS カラーチャート2202)、裏面の色は黄白(同1901)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さは中、数は25〜29、一茎の花数は2〜5、花の香りは弱である。枝の長さは中、太さはやや細、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期は晩である。
 「ケイスミホ」と比較して、花弁表面の色が淡橙黄であること、花弁数が少ないこと等で、「イチジーノ」と比較して、枝基部及び中央部のとげの数が多いこと、花弁表面の色が淡橙黄であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(広島県安芸郡倉橋町)において、「ケイスミホ」に「タノブマム」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「モンブラン」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11680号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   セイベビー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ケイスピミ」に「ケイスミホ」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は淡紫ピンク色で剣弁、高芯咲、無香のやや小輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部は多、枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さは中、幅はやや狭である。新葉の色は緑、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さは薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は卵形である。花形は高芯咲、花径はやや小、高さは中、花弁表面の色は淡紫ピンク(JHS カラーチャート9702)、裏面の色は紫ピンク(同9703)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は円形、厚さは薄、硬さは軟、数は25〜29、一茎の花数は2〜5、花の香りは無である。枝の長さはやや短、太さはやや細、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は晩である。
 「ケイスピミ」と比較して、とげの色が紅紫であること、花形が高芯咲であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年10月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(広島県安芸郡倉橋町)において、「ケイスピミ」に「ケイスミホ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「ベビーキッス」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11681号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ハダール
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「MACYOUMIS」を自家受粉して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花はピンク白色でピンク色のぼかしが入り丸弁、カップ咲、弱香の中輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は横張性、株立は叢生、樹高は低である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅は狭、色は紅紫、数は枝基部はかなり多、枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや短、幅は狭である。新葉の色は紅紫、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さは厚、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径及び高さは中、花弁表面の色はピンク白(JHS カラーチャート0101)でピンク(同0103)のぼかしが入り、裏面の色はピンク白(同0101)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さはやや軟、数は35〜39、一茎の花数は2〜5、花の香りは弱である。枝の長さはかなり短、太さは細、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「MACYOUMIS」と比較して、花弁表面の模様の色がピンクであること等で、「メイジディロ」と比較して、蕾の形がつぼ形であること、花弁表面の色がピンク白であること、花弁表面に模様が入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成4年に出願者の温室(広島県福山市)において、「MACYOUMIS」を自家受粉し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「アディール」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11682号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ミーシャ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、育成者所有の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は鮮紫ピンク色の平咲、無香の中輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は上下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅は中、色は黄緑、数は枝基部及び枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや短、幅はやや狭である。新葉の色は黄緑、光沢は中、本葉の色は緑、光沢、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形は平咲、花径及び高さは中、花弁表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9505)、裏面の色は鮮紫ピンク(同9504)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は狭楕円形、厚さ及び硬さは中、数は35〜39、一茎の花数は11〜20、花の香りは無である。枝の長さは長、太さはやや太、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「ジャックロクサ」と比較して、花弁表面の色が鮮紫ピンクであること、花弁全体の形が狭楕円形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成8年に育成者のほ場(新潟県新発田市)において、育成者所有の無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11683号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ケイフニシキ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は鮮橙黄色で鮮橙赤色の爪が入り、カップ咲、かなり弱香の中輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さ及び基部の幅は中、色は緑褐、数は枝基部は多、枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は紅紫、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや厚、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径及び高さは中、花弁表面の色は鮮橙黄(JHS カラーチャート2205)で鮮橙赤(同0706)の爪が入り、裏面の色は明橙黄(同2204)で鮮橙赤(同0706)の爪が入る。花色の移行性は有、花弁のタイプは丸弁、全体の形は広楕円形、厚さはやや厚、硬さは中、数は25〜29、一茎の花数は2〜5、花の香りはかなり弱である。枝の長さは短、太さは中、新しょう及び開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「ゴールドマリー'84」と比較して、花弁に爪が入ること、花色の移行性が有ること等で、「チャールストン」と比較して、花弁裏面に爪が入ること、花弁のタイプが丸弁であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和54年に出願者の温室(千葉県佐原市)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11684号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ケイフハナア
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ルンバ」に「カブキ」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は濃赤茶色で平咲、かなり弱香の中輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高はやや低である。とげの形は上下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅は中、色は紅紫、数は枝基部はかなり多、枝中央部は多、花柄は無である。小葉全体の形は円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は黄緑、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さは厚、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形は平咲、花径は中、高さはやや高、花弁表面の色は濃赤茶(JHS カラーチャート0708)、裏面の色は濃赤(同0408)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは波状弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さはやや硬、数は5〜9、一茎の花数は6〜10、花の香りはかなり弱である。枝の長さは短、太さは中、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「サラバンド」と比較して、花弁表面の色が濃赤茶であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、昭和52年に出願者の温室(千葉県佐原市)において、「ルンバ」に「カブキ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11685号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   メイブランカ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「フェベサ」の枝変わりであり、花序のタイプは単生、花は黄白色で高芯咲、弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部はやや多、枝中央部はかなり少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さは中、幅はやや狭である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さは薄、硬さはやや軟である。花序のタイプは単生、蕾の形は尖長形である。花形は高芯咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート3101)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さはやや硬、数は30〜34、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さ及び太さは中、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「フェベサ」と比較して、花弁表面の色が黄白であること等で、「コルキルモ」と比較して、花弁全体の形が円形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1996年に育成者が所属する会社の温室(フランス共和国)において、「フェベサ」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11686号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   オスヴァース
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は紫赤色で半剣弁、カップ咲及び多芯咲、中香のやや大輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立はやや叢生、樹高はやや低である。とげの形は下部えぐれ形、長さ及び基部の幅は中、色は黄緑、数は枝基部は多、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはかなり長、幅は広である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は球形である。花形はカップ咲及び多芯咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面の色は紫赤(JHS カラーチャート9708)、裏面の色は鮮赤紫(同  9507)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は広楕円形、厚さは薄、硬さはやや軟、数は60以上、一茎の花数は2〜5、花の香りは中である。枝の長さはやや短、太さは中、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「AUSCRIM」と比較して、花序のタイプが散房花序であること、花の高さが低いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1990年に出願者のほ場(連合王国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11687号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   オスウィンター
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種に「オスコット」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は浅橙黄色で丸弁、抱え咲及び多芯咲、やや弱香のやや大輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立はやや叢生、樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや広、色は紅紫、数は枝基部はやや少、枝中央部は少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはかなり長、幅は広である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形は抱え咲及び多芯咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面及び裏面の色は浅橙黄(JHS カラーチャート 2203)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さは中、硬さはやや軟、数は60以上、一茎の花数は2〜5、花の香りはやや弱である。枝の長さは中、太さはやや細、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「オスゴールド」と比較して、花弁表面の色が浅橙黄であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1990年に出願者のほ場(連合王国)において、無名実生種に「オスコット」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11688号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   オスクール
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は浅緑黄色でカップ咲、弱香の中輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高はやや低である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅は中、色は緑褐、数は枝基部は中、枝中央部は少、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は中、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は緑、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は卵形である。花形はカップ咲、花径は中、高さはやや高、花弁表面及び裏面の色は浅緑黄(JHS カラーチャート2703)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さは薄、硬さはやや軟、数は40〜59、一茎の花数は2〜5、花の香りは弱である。枝の長さはやや短、太さは細、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花時期は中である。
 「オスポリー」と比較して、花弁数が少ないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1990年に出願者の温室(連合王国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11689号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   オスガード
       
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「オスブラッシュ」に無名実生種を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は明赤紫色で抱え咲、弱香の大輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立はやや叢生、樹高はやや低である。とげの形は下部えぐれ形、長さ及び基部の幅は中、色は緑褐、数は枝基部及び枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さは長、幅は広である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや厚、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形は抱え咲、花径は大、高さはやや高、花弁表面の色は明赤紫(JHS カラーチャート9506)、裏面の色は鮮紫ピンク(同9505)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は広楕円形、厚さ及び硬さは中、数は60以上、一茎の花数は6〜10、花の香りは弱である。枝の長さは中、太さはやや細、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花時期は早である。
 「Ausbord」及び「オスマック」と比較して、花弁表面の色が明赤紫であること、花弁全体の形が広楕円形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1987年に出願者の温室(連合王国)において、「オスブラッシュ」に無名実生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11690号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   オスバンド
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は明黄色でカップ咲、弱香の中輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅は中、色は緑褐、数は枝基部は中、枝中央部は少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはかなり長、幅は広である。新葉の色は黄緑、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや厚、硬さはやや硬である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は卵形である。花形はカップ咲、花径及び高さは中、花弁表面の色は明黄(JHS カラーチャート2505)、裏面の色は明橙黄(同2204)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さは薄、硬さはやや軟、数は20〜24、一茎の花数は2〜5、花の香りは弱である。枝の長さはやや長、太さはやや細、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花時期は中である。
 「オスポリー」と比較して、花弁数が少ないこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1990年に出願者の温室(連合王国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11691号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   オスムーヴ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「Ausire」に「Ausmound」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は鮮紫赤色でポンポン咲、弱香のやや大輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立はやや叢生、樹高は中である。とげの形は上下部えぐれ形、長さ及び基部の幅は中、色は緑褐、数は枝基部及び中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は円形、小葉の枚数は中、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢はやや弱、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや厚、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はポンポン咲、花径はやや大、高さはかなり高、花弁表面及び裏面の色は鮮紫赤(JHS カラーチャート9707)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は広楕円形、厚さは薄、硬さは中、数は60以上、一茎の花数は2〜5、花の香りは弱である。枝の長さはやや長、太さはやや細、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲である。
 「Auscrim」と比較して、花形がポンポン咲であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1988年に出願者のほ場(連合王国)において、「Ausire」に「Ausmound」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11692号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   オスファー
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「オスブラッシュ」に無名実生種を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は紫ピンク色で丸弁、抱え咲、弱香の中輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高はやや低である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや短、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部はかなり多、枝中央部は中、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は緑、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや厚、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形は抱え咲、花径は中、高さはやや高、花弁表面の色は紫ピンク(JHS カラーチャート9503)、裏面の色は鮮紫ピンク(同9504)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さ及び硬さは中、数は60以上、一茎の花数は2〜5、花の香りは弱である。枝の長さは短、太さは細、新しょうの色及び開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「AUSBORD」と比較して、花弁表面の色が紫ピンクであること等で、「オスマック」と比較して、花形が抱え咲であること、花弁表面の色が紫ピンクであること、裏面の色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1988年に出願者のほ場(連合王国)において、「オスブラッシュ」に無名実生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11693号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   オスウィル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「オスコット」に無名実生種を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は浅橙色の多芯咲、やや弱香のやや大輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立はやや叢生、樹高は中である。とげの形はつり針形、長さは長、基部の幅は中、色は紅紫、数は枝基部は多、枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は緑、光沢は弱、本葉の色は濃緑、光沢は弱、厚さはやや厚、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形、色は明紅(JHS カラーチャート0106)である。花形は多芯咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面及び裏面の色は浅橙(同1302)、花弁表面の模様の有無は無である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さ及び硬さは中、数は60以上、一茎の花数は2〜5、花の香りはやや弱である。枝の長さ及び太さは中、新しょうの色は緑、開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲である。
 「オスリープ」と比較して、蕾の色が明紅であること、花弁表面の模様が無いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1988年に出願者のほ場(連合王国)において、「オスコット」に無名実生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11694号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   オスベイカー
       
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「AUSFATHER」に無名実生種を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は淡黄色でカップ咲及び多芯咲、やや弱香のやや大輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部は中、枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は黄緑、光沢は中、本葉の色は緑、光沢、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は球形、色は穏緑黄(JHS カラーチャート2711)である。花形はカップ咲及び多芯咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面の色は淡黄(同2503)、裏面の色は淡橙黄(同2202)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さはやや薄、硬さはやや軟、数は60以上、一茎の花数は2〜5、花の香りはやや弱である。枝の長さは短、太さは細、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花時期は中である。
 「オスゴールド」と比較して、蕾の色が穏緑黄であること、花弁数が多いこと等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1988年に出願者の温室(連合王国)において、「AUSFATHER」に無名実生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11695号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   オスエクレット
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「オスマス」に無名実生種を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は鮮紫ピンク色でカップ咲、中香の中輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立はやや叢生、樹高はやや低である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部及び枝中央部は中、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は黄緑、光沢はやや強、本葉の色は緑、光沢及び厚さは中、硬さはやや軟である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は球形である。花形はカップ咲、花径は中、高さは高、花弁表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9504)、裏面の色は紫ピンク(同9703)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さは厚、硬さは中、数は60以上、一茎の花数は2〜5、花の香りは中である。枝の長さはやや短、太さはやや細、新しょうの色は緑、開花枝の色は緑褐、開花時期は中である。
 「オスクラブ」及び「オスマック」と比較して、花弁表面の色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1990年に出願者の温室(連合王国)において、「オスマス」に無名実生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11696号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   オスジョリー
  
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は淡黄ピンク色で浅緑黄色のぼかしが入り多芯咲、中香のやや大輪となる花壇向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立はやや叢生、樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部は中、枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は紅紫、光沢は弱、本葉の色は緑、光沢は弱、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形は多芯咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面の色は淡黄ピンク(JHS カラーチャート1301)で浅緑黄(同2703)のぼかしが入り、裏面の色は淡黄ピンク(同1301)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は円形、厚さはやや厚、硬さはやや硬、数は60以上、一茎の花数は2〜5、花の香りは中である。枝の長さはかなり短、太さは細、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲である。
 「オスクラブ」及び「オスマック」と比較して、花弁表面にぼかしが入ること、花弁全体の形が円形であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1986年に出願者のほ場(連合王国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11697号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   タキレット
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は濃紅色で剣弁、高芯咲、弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。    樹形は直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部はかなり多、枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数及び本葉の長さは中、幅はやや狭である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さは薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形は卵形である。花形は高芯咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面及び裏面の色は濃紅(JHS カラーチャート0108)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は円形、厚さはやや厚、硬さは中、数は40〜59、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さはやや短、太さはやや細、新しょう及び開花枝の色は紅紫、開花習性は四季咲、開花時期は早である。
 「マリー デボア」と比較して、枝基部のとげの数が多いこと、小葉全体の形が卵形であること等で、「インターギル」と比較して、花弁表面の色が濃紅であること、花弁のタイプが剣弁であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成8年に育成者の温室(静岡県志太郡大井川町)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11698号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   マリオライン
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「カブキ」に「タンタトゥク」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は鮮紫ピンク色で剣弁、高芯咲、中香の大輪となる切花向きの品種である。                                    樹形は半直立性、株立は中、樹高はかなり高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅は中、色は紅紫、数は枝基部は多、枝中央部はかなり少、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は少、本葉の長さは長、幅はやや広である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形は卵形である。花形は高芯咲、花径は大、高さはかなり高、花弁表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9504)、裏面の色は紫ピンク(同9503)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は広楕円形、厚さはやや厚、硬さは中、数は60以上、一茎の花数は1、花の香りは中である。枝の長さはやや長、太さは中、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期は中である。 
 「デバイン」及び「タンゼルボン」と比較して、花弁表面の色が鮮紫ピンクであること、花弁のタイプが剣弁であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成8年に育成者の温室(愛知県幡豆郡吉良町)において、「カブキ」に「タンタトゥク」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11699号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   スイングベル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ライズンシャイン」に「メイジカタール」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は鮮橙赤色で平咲、かなり弱香の小輪となる鉢物向きの品種である。
 樹形は横張性、株立はやや叢生、樹高はかなり低である。とげの形は上下部えぐれ形、長さはやや短、基部の幅は狭、色は黄緑、数は枝基部及び枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さは中、幅は狭である。新葉の色は黄緑、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さは薄、硬さは軟である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形は平咲、花径は小、高さは低、花弁表面の色は鮮橙赤(JHS カラーチャート0706)、裏面の色は鮮赤(同0407)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さは薄、硬さはやや軟、数は25〜29、一茎の花数は6〜10、花の香りはかなり弱である。枝の長さはかなり短、太さは細、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花時期は早である。
 「メイジカタール」と比較して、花弁裏面の色が鮮赤であること、花弁全体の形が狭楕円形であること、花弁数が少ないこと等で、「ルイミレッド」と比較して、とげの色が黄緑であること、花弁表面の色が鮮橙赤であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に岐阜県農業技術研究所(岐阜市)において、「ライズンシャイン」に「メイジカタール」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11700号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   宝川(たからがわ)
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ブライダルケイコ」の枝変わりであり、花序のタイプは単生、花は明紫赤色で半剣弁、カップ咲、弱香の大輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高は高である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部はかなり多、枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は灰緑、光沢は中、厚さは薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形は卵形である。花形はカップ咲、花径は大、高さは高、花弁表面の色は明紫赤(JHS カラーチャート9706)、裏面の色は鮮紫ピンク(同9705)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さはかなり厚、硬さは中、数は60以上、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さ及び太さは中、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。
 「デバイン」と比較して、とげの色が紅紫であること、花弁表面の色が明紫赤であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に育成者の温室(愛知県海部郡十四山村)において、「ブライダルケイコ」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「宝」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11701号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ばら   ビックエンゼル
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ケイスミホ」に「タノブマム」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花はピンク白色で淡ピンク色のぼかしが入り半剣弁、カップ咲、弱香のやや小輪となる切花向きの品種である。
 樹形は半直立性、株立は中、樹高は高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅は中、色は緑褐、数は枝基部及び枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は紅紫、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は強、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は卵形である。花形はカップ咲、花径はやや小、高さは中、花弁表面の色はピンク白(JHS カラーチャート0101)で淡ピンク(同0102)のぼかしが入り、裏面の色はピンク白(同0101)で 紫ピンク(同9503)のぼかしが入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さは薄、硬さは中、数は25〜29、一茎の花数は2〜5、花の香りは弱である。枝の長さ及び太さは中、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期はかなり晩である。
 「ケイスピミ」と比較して、花弁表面の色がピンク白で淡ピンクのぼかしが入ること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月28日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(広島県安芸郡倉橋町)において、「ケイスミホ」に「タノブマム」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11702号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ステラ コルダータ   スノーストーム
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「スノーフレーク」の枝変わりであり、草姿は水平型、花は黄白色でやや小型の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は水平型、草丈はやや低である。茎の長さ及び太さは中、アントシアニンの発現の程度は弱、茎の毛じの多少は多、節間長は中である。葉形は広卵形、葉の基部の形は円形、葉縁の形は鋭鋸歯、葉長はやや短、葉幅はやや狭、葉柄の長さはやや短、葉の色は緑、斑の有無は無である。花の咲き方は平形、花径はやや小、花筒長は中、花の地色は黄白(JHS カラーチャート2502)、花色模様の種類は単一、花冠裂片の形は長楕円形、花筒部の形は漏斗状、花冠裂片の長さはやや長、幅はやや狭、数は5、がくの形は披針形、長さはやや長、色は緑、花柄の長さはかなり短、花数は少、花の香りの有無は無である。
 「スノーフレーク」と比較して、茎の毛じが多いこと、葉縁の形が鋭鋸歯であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成11年7月29日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1994年に育成者の温室(オーストラリア国)において、「スノーフレーク」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1995年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「ブリザード」であった。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11703号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ステラ コルダータ   ドーレ プチモンド
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「スノーフレーク」の枝変わりであり、草姿は垂れ型、花は黄白色でやや小型の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は垂れ型、草丈は低である。茎の長さはやや短、太さはやや太、アントシアニンの発現の程度は中、節間長はやや短である。葉形は広卵形、基部の形は円形、葉縁の形は鋭鋸歯、葉長はやや短、葉幅はやや狭、葉柄の長さは長、葉の色は緑、斑の有無は有、斑の形は掃込み、斑の色は浅黄(JHS カラーチャート2504)である。花の咲き方は平形、花径はやや小、花筒長はやや短、花の地色は黄白(同2502)、花色模様の種類は単一、花冠裂片の形は倒卵形、花筒部の形は漏斗状、花冠裂片の長さ及び幅は中、花冠裂片数は5、がくの形は披針形、長さはやや長、色は緑、花柄の長さは短、花数は少、花の香りの有無は無である。
 「スノーストーム」と比較して、草姿が垂れ型であること葉に浅黄色の掃込みがあること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成11年8月26日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に出願者の温室(新潟県新津市)において、「スノーフレーク
」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11704号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ステラ コルダータ   ハステシ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「スノーフレーク」に育成者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、草姿は水平型、花は黄白色で中型の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は水平型、草丈は中である。茎の長さは短、太さは中、アントシアニンの発現の程度は強、節間長はやや短である。葉形は広卵形、葉の基部の形は心形、葉縁の形は鋭鋸歯、葉長はかなり短、葉幅は狭、葉柄の長さはやや短、葉の色は緑、斑の有無は無である。花の咲き方は外反形、花径は中、花筒長はやや長、花の地色は黄白(JHS カラーチャート2502)、花色模様の種類は単一、花冠裂片の形は倒卵形、花筒部の形は鐘状、花冠の波状程度は平、花冠裂片の長さはやや長、幅は広、花冠裂片数は5、がくの形は披針形、長さは長、色は緑、花柄の長さはかなり短、花数はかなり少、花の香りの有無は無である。
 「スノーストーム」と比較して、茎のアントシアニンの発現の程度が強いこと、花冠の波状程度が平であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
                        
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に出願者の温室(愛知県東加茂郡旭町)において、「スノーフレーク」に育成者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11705号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ステラ コルダータ   ハステラ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「ピンクドミノ」に「ラベンダーシャワー」を交配して育成されたものであり、草姿は斜上型、花は浅青紫色で大型の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は斜上型、草丈は高である。茎の長さは短、太さはやや太、アントシアニンの発現の程度は弱、節間長は中である。葉形は卵形、葉の基部の形は鋭形、葉縁の形は鋭鋸歯、葉長は短、葉幅は狭、葉柄の長さはやや短、葉の色は緑、斑の有無は無である。花の咲き方は平形、花径は大、花筒長はやや長、花の地色は浅青紫(JHS カラーチャート8003)、花色模様の種類は単一、花冠裂片の形は半円形、花筒部の形は鐘状、花冠裂片の長さはやや長、幅は極広、花冠裂片数は5、がくの形は披針形、長さはやや長、色は緑、花柄の長さは短、花数は少、花の香りの有無は無である。
 「ラベンダーシャワー」と比較して、草姿が斜上型であること、花径が大きいこと、花色が浅青紫であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
                        
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
7 出願公表の年月日   平成13年3月13日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成10年に出願者の温室(愛知県東加茂郡旭町)において、「ピンクドミノ」に「ラベンダーシャワー」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11706号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ディアスキア ハイブリッド   パシーチャ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「Apricot Cherub」に「Coral Belle」を交配して育成されたものであり、花弁表面は黄ピンク色に灰赤色の複色、上唇弁(上弁)中央部の目が明黄色、上唇弁(
上弁)の凹部が黄ピンク色の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は開張性、草丈は低である。茎の形は四角形、節間長及び茎の太さは中、色は緑である。葉の形は長卵形、葉長は長、葉幅は中、色は緑、葉縁の形は鈍鋸歯状、着生角度は水平である。花の長さは長、幅は広、花弁表面の色は黄ピンク(JHS カラーチャート0703)、複色の有無は有、色は灰赤(同0419)、裏面の色は黄ピンク(同0703)、花弁表面の波打の有無は有、程度は弱、上唇弁(上弁)の先端の形は円形、上唇弁(上弁
)中央部の目の色は明黄(同2505)、上唇弁(上弁)の凹部の色は黄ピンク(同0703)、下唇弁(側弁)の長さは長、幅は極広、先端の形は鈍形、下唇弁(下弁)の長さは中、幅は広、形はV型、距の長さは長、幅及び曲がりの程度は中、色は灰ピンク(同9716)、花柄の長さは長、太さは中、色は濃緑である。 
 「ヘクシド」と比較して、花弁が複色であること、上唇弁(上弁)の凹部の色が黄ピンクであること、下唇弁(下弁)の形がV型であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成14年1月24日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1998年に育成者の温室(オーストラリア)において、「Apricot Cherub」に「Coral Belle」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2000年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11707号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ディアスキア ハイブリッド   パシジェム
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「Apricot Cherub」に「Coral Belle」を交配して育成されたものであり、花弁表面は鮮紫ピンク色で、上唇弁(上弁)中央部の目が明緑黄色、上唇弁(上弁)の凹部が紫ピンク色の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿はほふく性、草丈は低である。茎の形は四角形、節間長及び茎の太さは中、色は緑である。葉の形は長卵形、葉長は中、葉幅は狭、色は緑、葉縁の形は鈍鋸歯状、着生角度は水平である。花の長さは短、幅は狭、花弁表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9204)、複色の有無は無、裏面の色は紫ピンク(同9203)、花弁表面の波打の有無は有、程度は弱、上唇弁(上弁)の先端の形は鈍形、上唇弁(上弁)中央部の目の色は明緑黄(同2705)、上唇弁(上弁)の凹部の色は紫ピンク(同9203)、下唇弁(側弁)の長さは短、幅は狭、先端の形は鈍形、下唇弁(下弁)の長さは短、幅は狭、形はV型、距の長さは短、幅は狭、曲がりの程度は弱、色は紫ピンク(同9211)、花柄の長さは短、太さは中、色は緑である。 
 「ヘクベル」と比較して、上唇弁(上弁)中央部の目の色が明緑黄であること、上唇弁(上弁)の凹部の色が紫ピンクであること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1998年に育成者の温室(オーストラリア)において、「Apricot Cherub」に「Coral Belle」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2000年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11708号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   ディアスキア ハイブリッド   パシグラ
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「Apricot Cherub」に「Coral Belle」を交配して育成されたものであり、花弁表面は鮮ピンク色で、上唇弁(上弁)中央部の目が明黄色、上唇弁(上弁)の凹部がピンク色の鉢物及び花壇向きの品種である。
 草姿は開張性、草丈は中である。茎の形は四角形、節間長及び茎の太さは中、色は緑である。葉の形は心臓形、葉長及び葉幅は中、色は緑、葉縁の形は鈍鋸歯状、着生角度は水平である。花の長さ及び幅は中、花弁表面の色は鮮ピンク(JHS カラーチャート 0104)、複色の有無は無、裏面の色はピンク(同0103)、花弁表面の波打の有無は有、程度は弱、上唇弁(上弁)の先端の形は鈍形、上唇弁(上弁)中央部の目の色は明黄(同2506)、上唇弁(上弁)の凹部の色はピンク(同0103)、下唇弁(側弁)の長さは中、幅は広、先端の形は円形、下唇弁(下弁)の長さは短、幅は中、形はU型、距の長さ及び幅は中、曲がりの程度は弱、色は灰赤(同0117)、花柄の長さは中、太さは太、色は緑である。 
 「ヘクシド」と比較して、花弁表面の色が鮮ピンクであること、距の色が灰赤であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   20年
 
5 品種登録を受ける者の名称及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成13年7月12日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、1998年に育成者の温室(オーストラリア)において、「Apricot Cherub」に「Coral Belle」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2000年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 
 
 
1 品種登録の番号及び年月日   第11709号   平成16年1月13日
 
2 登録品種の属する農林水産植物の種類及び登録品種の名称
   レケナウルティア フォルモサ   レッドオパール
 
3 登録品種の特性の概要
 この品種は、「スターブラスタ」の変異株から育成されたものであり、樹姿は中間性、樹の広がりは中、花は濃橙赤の地色に鮮黄橙色のぼかしが入る鉢物向きの品種である。
 樹姿は中間性、樹高は低、樹の広がりは中である。枝の長さ及び太さは中、色は褐、分枝性、葉の着生密度及び長さは中、幅は狭、色は緑である。つぼみの長さ、幅、花冠筒部の長さ及び幅は中、目の有無は無、花冠裂片の反転の程度はやや強、縁の切れ込みの程度は中、重なりの程度は浅、花の縦径はやや短、横径はやや広、向きは斜上である。花弁の形はT型、大きさは大、表面の地色及び中肋の色は濃橙赤(JHS カラーチャート0707)、複色は鮮黄橙(同1906 )のぼかしが基部に入る、絞り模様の有無は無、裏面の色は濃橙赤(同0707)、裏面の中肋の色は橙赤(同0713 )である。異形花弁の型はX型、長さは短、表面の地色は濃橙赤(同0707)、がくの形は線形、色は暗黄緑(同3308)、子房の長さはやや短、幅はやや広、アントシアニン着色の程度は中、花の香りは無、開花期は早、四季咲き性は無である。
 「スターブラスタ」と比較して、樹姿が中間性であること等で、「ニューモーニング」と比較して、枝の色が褐であること等で区別性が認められる。
 
4 育成者権の存続期間   25年
 
5 品種登録を受ける者の氏名及び住所又は居所
 
6 登録品種の育成をした者の氏名及び住所又は居所
 
7 出願公表の年月日   平成12年7月31日
 
8 登録品種の育成の経過の概要
 この品種は、平成9年に育成者の温室(福岡県浮羽郡田主丸町)において、「スターブラスタ」の変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。
 なお、出願時の名称は「パラダイス」であった。