登録品種データベース

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詳細情報  
作物区分 観賞樹
農林水産植物の種類 Prunus L.
(和名:サクラ属
登録品種の名称 横浜緋桜
(よみ:ヨコハマヒザクラ  )
出願公表時の品種名称
出願番号 640
出願年月日 1982/09/20
出願公表の年月日 -
登録番号 777
登録年月日 1985/01/23
育成者権の存続期間 18
育成者権の消滅日 1997/01/24
品種登録者の名称及び住所
白井勲 (223-0063 神奈川県横浜市港北区高田町2549番地)
登録品種の育成をした者の氏名
白井勲
輸出する行為の制限
指定国
生産する行為の制限
指定地域
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「兼六園熊谷」に「寒緋桜」を交配して育成されたものであり、花は一重の平開咲で紫ピンク色の大輪花である。樹形は箒状で、亜高木性である。葉形は倒卵状楕円形で基部は円形で、葉の鋸歯は中である。葉柄の長さ、托葉の大きさ、葉の長さ、幅はいずれも中である。花序の形は散房状で花数は2~4である。蕾の色は濃ピンク色で、花の向きは横向きである。花形は一重の平開咲で4cm程度の大輪花である。花色は紫ピンク色(JHS-カラーチャート9211)である。花弁は楕円形で先端の切れ込みは少なく、基部は鈍形で旗弁があり、表面の皺は少なく、脈の色は目立ない。大きさは長さ、幅が2cm程度で、厚さは中で、花弁数は5~6枚程度である。雌ずいの長さは2cm程度で数は1本である。雄ずいの長さは2cm程度で数は46本程度である。がく筒の毛はなく、がく裂片の形は長卵状三角形で及び毛は無く色は穏赤色である。花柄の長さは3cm程度、小花柄の長さ、太さは2cm程度で毛は無い。育成地(神奈川県横浜市)における開花期は4月上旬で、染井吉野より5日程度早い。「寒緋桜」と比較して、葉形は倒卵状楕円形であること、花序の形は散房状であること、花が紫ピンクの大輪花であること、花弁が楕円形であること等で区別性が認められる。

出願品種の画像