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この品種は、「甲州」と「ピノー・ブラン」との交雑実生であり、果房の大きさが220g程度、果粒の大きさが2g程度、果皮が黄緑~淡紅色、育成地(山梨県山梨市)において9月中旬に成熟する中生の醸造用品種である。樹の大きさは大、樹勢は強、枝梢の太さは太である。成葉葉身の形は5角形、裂片数は5片、葉柄裂刻の一般的な形はやや重なる、上裂刻の形は僅かに重なる、深さは深、葉の大きさは中、上面及び下面の色は淡緑、葉柄の色は淡紅、長さは中位、太さは中である。花穂の大きさは中、穂梗の長さは長、花性は両性、花粉は多、果房の形は円筒~円錐、大きさは中(220g程度)、粒着の粗密は中である。果粒の形は円~短楕円、大きさは小(2g程度)、果皮の色は黄緑~淡紅、果粉は少、果皮と果肉の分離性は易である。果肉の色は不着色、肉質は塊状、甘味は高(糖度19度程度)、酸味は多、渋味及び香気は無、果汁は多である。種子の数は中、形は短、大きさは小である。成熟期は育成地において9月中旬で中、花振いは少、裂果は無、果梗の強さは強、果梗と果粒の分離性は難である。「ピノー・ブラン」と比較して、果房の大きさが大きいこと、粒着の粗密が粗であること、果皮と果肉の分離性が易であること等で、「甲州」と比較して、粒着の粗密が密であること、果粒の大きさが小さいこと、成熟期が早いこと等で区別性が認められる。 |