登録品種データベース

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詳細情報  
作物区分 観賞樹
農林水産植物の種類 Prunus L.
(和名:サクラ属
登録品種の名称 もとぶ花織
(よみ:モトブハナウイ  )
出願公表時の品種名称
出願番号 3836
出願年月日 1990/03/31
出願公表の年月日 -
登録番号 3148
登録年月日 1992/06/16
育成者権の存続期間 18
育成者権の消滅日 1997/06/17
品種登録者の名称及び住所
本部町 (905-0211 沖縄県国頭郡本部町字東5番地)
登録品種の育成をした者の氏名
金城英克
輸出する行為の制限
指定国
生産する行為の制限
指定地域
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「リュウキュウカンヒザクラ」から選抜、育成されたものであり、花はー重で半開形のやや下向き、鮮紫ピンク色の大輪花である。樹形は広卵状、樹高は亜高木性である。樹幹の色は紫褐、皮目は多、樹皮の裂け方は横裂、枝の太さは太、色は褐、分枝性は中である。葉全体の形は倒卵楕円形、先端の形は尾状鋭尖形、基部の形は純形、葉縁の鋸歯の状態は浅、鋸歯の形は二重鋸歯、先端は鋭形、葉の長さ及び幅は中、厚さは厚、蜜腺の有無は有、位置は葉柄上部である。花序の形は散房状、花数は中である。蕾の色は紅、花の向きはやや下向き、形はー重咲、開き方は平開形、大きさは大輪、花色は鮮紫ピンク(JHSカラーチャート9505)、花弁全体の形は楕円形、切れ込みは少、基部の形は鈍形、花弁の枚数は約5である。雌ずいと雄ずいとの長さの比較は同長、がく筒の形は盤状形以外、盤状形以外のがく筒の形は筒形、花柄の長さは短、小花柄の毛の有無は無である。花の香りは殆ど無、育成他(沖縄県国頭郡本部町)における開花期は1月下旬の早である。「カンヒザクラ」と比較して、葉全体の形が倒卵状楕円形であること、花序の形が散房状であること、花序の花数が多いこと、花の開き方が平開形であること、花色が鮮紫ピンクであること等で、「もとぶ小町」と比較して、花の大きさが大きいこと、花弁全体の形が楕円形であること、雌ずいと雄ずいとの長さの比較が長いこと等で区別性が認られる。

出願品種の画像