ほう芽期は早、花性は雌性、成葉の大きさは大、成葉の裂片数は5、成葉の鋸歯の形は両側直線形、成熟始期はやや早、果房の大きさは大、果房の着粒密度は粗、穂梗の長さは極長、穂梗の色は淡紅、果粒の大きさは大、果粒の形1は広楕円体、果皮の色は赤、果粉の多少は中、果皮の厚さは中、果皮と果肉の分離性は難、肉質は崩壊性、果汁の甘味は高、果汁の多少は多、果実の香りはマスカット、熟しょうの色は黄褐、花振るいの多少は中である。
出願品種「甲斐ベリー7」は、対照品種「赤嶺」と比較して、花性が雌性であること、果実の香りがマスカットであること等で区別性が認められる。対照品種「サニードルチェ」と比較して、穂梗の長さが極長であること、果実の香りがマスカットであること等で区別性が認められる。
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