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樹姿は中間、枝梢の密度はやや密、樹の大きさは中、樹勢はやや強、枝梢の太さはやや太、枝梢の長さは中、節間長は長、枝梢のとげの多少は多、葉身の形は紡錘形、葉身波状の程度は無、葉身の大きさはやや小、葉身長はやや短、葉身幅は狭、葉形指数は中、網脈の鮮明度はやや明瞭、翼葉の形は痕跡、葉柄の長さは短、葉柄の太さはやや太、花序の形成は単生、花(蕾)の重さはやや軽、花弁の形は紡錘形、花弁の長さは中、花弁の幅は広、花弁（花蕾の外側）の色は白、花弁の数は５枚、花糸の分離の程度は分離、花粉の多少は少、果実の形は扁球、果頂部の形は平坦、果頂部放射条溝の有無は無、果頂部の凹環の有無は有、果梗部の形は切平面、果梗部放射条溝の多少は少、果心の充実度は中、果心の大きさは極小、果実の重さはやや重、果皮の色は赤橙、油胞の大きさは中、油胞の密度はかなり密、油胞の凹凸は平、果面の粗滑は滑、果皮の厚さは薄、果皮歩合は小、剥皮の難易はやや易、じょうのう膜の硬さは軟、さじょうの形は中、さじょうの大きさは中、さじょう（果肉）の色は橙、果汁の多少はやや多、甘味はかなり高、酸味は低、香気の多少は中、種子数はやや多、発芽期は中、開花期は中、成熟期はかなり早、隔年結果性は低、浮皮果の発生は無、裂果の発生は無である
出願品種「熊本EC12」は、対照品種「はれひめ」と比較して、果心の充実度が中であること、果皮の厚さが薄であること、果皮歩合が小であること等で区別性が認められる。対照品種「熊本EC10」と比較して、枝梢のとげの多少が多であること、果実の形が扁球であること、種子数がやや多であること等で区別性が認められる。
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