ほう芽期は晩、花性は両性、成葉の大きさは大、成葉の裂片数は5、成葉の鋸歯の形は両側直線形、成熟始期は早、果房の大きさは極大、果房の着粒密度は中、穂梗の長さは中、穂梗の色は淡緑、果粒の大きさはかなり大、果粒の形1は丸卵形体、果皮の色は濃紫赤、果粉の多少は中、果皮の厚さは薄、果皮と果肉の分離性は難、肉質は崩壊性、果汁の甘味はかなり高、果汁の多少は多、果実の香りはマスカット、熟しょうの色は橙褐、花振るいの多少は中である。
出願品種「長果G11」は、対照品種「クイーンニーナ」と比較して、果粒の形1が丸卵形体であること、果皮の色が濃紫赤であること等で区別性が認められる。対照品種「甲斐路」と比較して、若葉裏面の葉脈間の綿毛の密度が密であること、果皮の色が濃紫赤であること等で区別性が認められる。
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