止め葉のアントシアニン着色の有無は無、止め葉の長さは長、止め葉の幅はやや広、稈の上部の節間の長さは長、稈の節間の太さはやや太、出穂期は早、草高は中、稈の長さは中、穂の分枝(枝梗)の開度は極鋭、穂の姿勢はやや下垂、穂の型は寄穂型(片穂型)、穂の長さはかなり長、穂の幅はやや広、穂の粗密はかなり粗、穂の枝梗の基部の肥大構造の数は無又は極少、小穂の外形は円形、穎のアントシアニンの着色は無又は極弱、柱頭の色は紫色、穎果の大きさは大、穎果の形は広楕円形、穎果の色2は暗褐、穎果の千粒重は極大、玄穀粒の色(無精白)は黄、胚乳の型はもち性である。
出願品種「ひめこがね」は、対照品種「一戸在来(月舘)」と比較して、穂の型が寄穂型(片穂型)であること等で区別性が認められる。対照品種「釜石16」と比較して、穎果の色2が暗褐であること、穎果の千粒重が極大であること等で区別性が認められる。
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