ほう芽期は早、花性は両性、成葉の大きさは大、成葉の裂片数は5、成葉の鋸歯の形は両側直線形、成熟始期は早、果房の大きさは極大、果房の着粒密度は粗、穂梗の長さはかなり長、穂梗の色は淡緑、果粒の大きさは極大、果粒の形1は球形、果皮の色は青黒、果粉の多少は多、果皮の厚さは厚、果皮と果肉の分離性は中、肉質は中間、果汁の甘味は中、果汁の多少は多、果実の香りはフォクシー、熟しょうの色は暗褐、花振るいの多少は多である。
出願品種「甲斐ベリー3」は、対照品種「甲斐のくろまる」と比較して、成葉の大きさが大であること、果粒の大きさが極大であること等で区別性が認められる。対照品種「ピオーネ」と比較して、成葉の大きさが大であること、果粒の形1が球形であること等で区別性が認められる。
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