登録品種データベース

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詳細情報  
作物区分 果樹
農林水産植物の種類 Eriobotrya Lindl.
(和名:ビワ属
登録品種の名称 涼峰
(よみ:リョウホウ  )
出願公表時の品種名称
出願番号 18609
出願年月日 2005/08/04
出願公表の年月日 2006/03/07
登録番号 15019
登録年月日 2007/03/15
育成者権の存続期間 30
育成者権の消滅日 2016/03/16
品種登録者の名称及び住所
長崎県 (850-8570 長崎県長崎市江戸町2番13号)
登録品種の育成をした者の氏名
一瀬至
森田昭
橋本基之
寺井理治
浅田謙介
中尾敬
吉田俊雄
富永由紀子
長門潤
稗圃直史
佐藤義彦
福田伸二
根角博久
輸出する行為の制限
指定国
生産する行為の制限
指定地域
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「楠」に「茂木」を交配して育成されたものであり、果実縦断面が短卵、果実の大きさがやや大、果皮色が橙黄の育成地(長崎県大村市)では5月中旬に成熟する早生種である。樹姿はやや開張、樹の大きさはやや大、樹勢はやや強である。葉身の形は細長、葉の横断面はやや内、厚さはやや厚、大きさは小、葉色はやや淡緑、成葉裏面の毛じは中である。花房の形はやや三角、長さは長、小花梗の着生方向はやや下、花の大きさは中、花数は多である。果実の縦断面は短卵、横断面は円、果梗部の形は鋭、果実の大きさはやや大である。果皮の色は橙黄、果実の紫斑は中、緑斑は無、そばかすはやや多、果粉の多少は多である。果頂部の開孔はやや開、突出度は平、がく片の長さは中、基部の幅は狭、がく筒果しん部の幅及び深さは中である。果皮の厚さは厚、はく皮の難易及び果肉の厚さは中、色は橙黄、粗密はやや密、硬度は軟、甘味は中、酸味は少、果汁の多少はやや多、香気は少である。種子数は多、背面の形は短楕円、大きさは小、色は褐、種皮小斑点の多少は無である。発芽期は中、開花期はやや早、成熟期は早で育成地においては5月中旬、果房内の着色の揃いは良である。「茂木」と比較して、果実縦断面が短卵であること、成熟期が早いこと等で、「長崎早生」と比較して、果実が大きいこと、種皮小斑点がないこと等で区別性が認められる。

出願品種の画像