葉の緑色の濃淡は中、葉耳のアントシアニン着色の有無は無、初期の止め葉の姿勢は立、出穂期は晩、柱頭の色は白、稈の太さは中、稈の長さ(浮稲品種を除く。)はかなり長、穂の主軸の長さはやや短、穂数は中、芒の有無は無、外穎の毛じは中、外頴先端の色は白、穂の主軸の湾曲度は垂れる、穂型は紡錘形、穂の抽出度は穂軸もよく抽出、成熟期はかなり晩、頴の色は黄白、護頴の長さは中、護頴の色は黄白、籾の千粒重はやや小、頴のフェノール反応の有無は無、玄米の千粒重は中、玄米の長さは中、玄米の幅は中、玄米の形は長円形、玄米の色は淡褐、胚乳の型は粳、胚乳のアミロース含量は5型、玄米の香りは無又は極弱、穂発芽性はやや難、耐倒伏性は弱、脱粒性は難である。
出願品種「コシヒカリ駿河Hd16」は、対照品種「コシヒカリつくばSDHD」と比較して、稈の長さ(浮稲品種を除く。)がかなり長であること、耐倒伏性が弱であること等で区別性が認められる。
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